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アルファポリスで投稿されているBL小説のランキングです。

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R指定
フリーワード ミルク
R指定 R指定なし R15 R18
  • 31
    長編 完結 R18
    お気に入り : 183 24h.ポイント : 7
    お姫様のように儚く美しい幼なじみを守る騎士的立場にいたはずなのに、気づいたら逆転してしまっていた(主人公だけが)哀しいお話です。 主人公が気づいたときには遅く、もはや上下関係は不動なものとなっておりますのでご安心(?)下さい。リバは何が起ころうともありません。(目をつむり両手を組んで祈る仕草) 味と香りと糖度は砂糖二つ程入れたロイヤルミルクティー並み。3話完結。 ムーンライトノベルズにも掲載中。
    文字数 32,487 最終更新日 2019.11.1 登録日 2019.10.30
  • 32
    短編 完結 R18
    お気に入り : 7 24h.ポイント : 7
    老王に命じられた五人の王子は不老不死の薬となる人魚を探しに行くが第一第五王子以外は死んでしまう。後ろ盾のない第五王子は溺れかけたところを少年人魚に助けられお礼にミルクを要求されるが…… せつないのに!!って感想いただいた当作品。のに!!の理由はお読みいただければおわかりになるかと思います。 こちらの作品はTwitterで突発的に行われた2022GW覆面企画に参加した作品になります。 人魚姫の1シーン王子様を助ける人魚を入れるというお題に沿って作者名を隠した34作品が参加した覆面企画。作品投稿 → 読者による作者推測 → 作者発表 → 作者によるあとがき公開 → 勝手に表彰式 → おまけとしてイラスト公開 2022年6月8日までは掲示板が公開されていますので御覧ください。 https://huzimitsu.bbs.fc2.com/ Web小説サイトのいろいろなところで活躍されている作家さん達による狂宴(漢字はまちがってません)。 あーたのしかったぁ。
    文字数 9,308 最終更新日 2022.5.17 登録日 2022.5.17
  • 33
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 67 24h.ポイント : 7
    初めて陥ったヒートで、見ず知らずの人と番になった琥陽。 顔も名前も年齢も何もかも知らない相手を探し、彼はαとしてある学園へ入学を果たした。 そこは特殊な学園で、何とかやっていくためにルームメイトと偽の恋人として過ごす日々。 番の事を探ってはいるものの、中々情報を得られず時は流れ、2学期。 Ωだと思っていたルームメイトがαだと知り、それと同時に告白を受け!?  「あんたの番がオレだって、あんたはいつ気が付くだろうね?」 ほくそ笑み琥陽の背に投げる、その言葉の意味は一体……?
    文字数 64,691 最終更新日 2023.2.13 登録日 2022.10.31
  • 34
    短編 完結 R18
    お気に入り : 40 24h.ポイント : 7
    家事代行サービスを頼んだら、やって来たのはぷよぷよミルク色の人型エイリアン(パンツを頭に被っている)だった。 在宅勤務で家事が出来ない攻め✕不憫で真面目なぷよぷよミルク色エイリアン *エイリアンたちと地球人たちが共存している設定です *攻め視点のお話になります ついった(X)企画である #おぱんつ企画2023 参加作品です。 4話完結の短いおはなし
    文字数 13,176 最終更新日 2023.8.5 登録日 2023.8.5
  • 35
    ショートショート 完結 R18
    お気に入り : 32 24h.ポイント : 7
    ブログに掲載した短編です。
    文字数 1,291 最終更新日 2018.10.11 登録日 2018.10.11
  • 36
    ショートショート 完結 R18
    お気に入り : 22 24h.ポイント : 7
    ブログに掲載した短編です。
    文字数 1,676 最終更新日 2022.4.15 登録日 2022.4.15
  • 37
    長編 完結 R18
    お気に入り : 69 24h.ポイント : 7
    社会人×大学生。本当はものすごく甘えたがり屋なのに、それを他人に知られてしまうと引かれてしまうからとずっと自分を隠して猫を被りつづけてきた櫂。自分をとことん甘やかしてくれる裕也と付き合い始めたけれど、付き合って六ヵ月もたつのに裕也は櫂を抱こうとはしてこなくて……。  甘やかしたい人と甘えたい人の共依存てきなお話です。 ※1/6 ちょっと読みづらかったので、最初に投稿した1話を1~3話に分割しました。以降は一話をこのくらいの長さにしてみます。
    文字数 36,839 最終更新日 2017.1.7 登録日 2017.1.5
  • 38
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 110 24h.ポイント : 7
    主人公に転生しましたが、誰とも付き合いたくありません! 不慮の事故により、R18のBLゲーム「運命ときらめきの中で」 というありきたりなゲームに転生した水橋 未来(みずはし みらい)16歳 主人公に転生し、ミライ・フォスティーヌとして生きる事に。 BL世界に転生したもののストーリーは全く知らず、誰とも付き合う気はゼロ。 とてもじゃないがBLゲーム世界観に馴染めずに居たが、 幼馴染みの悪役令息のクレイ・ユレフィールもまた転生者である事が判明し、 またミライを虐める気もなく、お互いに大親友に。 クレイはゲームの内容を知っているが、ミライはストーリーは知りたくないと拒否。 魔法も使え、聖魔法を得意とするミライは第一王子であり、 腹黒で有名なルシファー・クリストフの婚約者になってしまう。 彼はクリストフ帝国の第一王子で王位継承者で、 BLゲームでは主にこの攻略対象だが、攻略するとなると難易度が高すぎるキャラでもあった。 彼、ルシファーとミライは婚約者同士になったが、ミライはルシファーが嫌い。 ルシファーというとなびかないミライに興味を持ち……… 絶対にモノのすると決めたのであった。 転生者ミライとルシファーのバトルが始まる! ※にはエロ要素があります。 主なキャラクター ミライ・フォスティーヌ 16歳 ミルクティーのような髪を持ち、金色の瞳を持つ。 性格は男の中の男っぽい性格。BLゲームの主人公というポジション。 位は侯爵令息の次男。 クレイ・ユレフィール 16歳 茶色の髪にライトブルーの瞳。かなりの美少年。 ミライとは幼馴染み。ミライと同じく転生者でミライの理解者。 位は公爵令息の三男。 ルシファー・クリストフ 17歳 薄い金髪の髪にブルーの瞳。 かなり腹黒く、なびかないミライに興味を持つ。 帝国の第一王子。
    文字数 7,913 最終更新日 2022.6.16 登録日 2022.6.5
  • 39
    短編 連載中 R18
    お気に入り : 0 24h.ポイント : 0
    父親が母親を殺した少年の辛くて淡い恋の話
    文字数 4,427 最終更新日 2023.5.13 登録日 2023.4.24
  • 40
    短編 完結 なし
    お気に入り : 19 24h.ポイント : 0
     中三になる直前の春、化石だと思った卵から孵ったのは伝説の生き物、ドラゴンだった。生まれて最初に見た者を生涯の伴侶とするドラゴンの性質に俺はなってしまったらしい。そうとは知らない俺はドラゴンにミルクを飲ませたり、親父と一緒に「ドラ」と名付けたり、ドラと一緒に学校へ行くハメになったりと俺の生活はドラ中心になった。  そしてある朝、ドラが人の姿になり、俺と結婚したいと言い出した。親友からの告白や親父が従兄弟と再婚するなど、ドラが生まれてから俺の周りでいろんなことが起こっている……。
    文字数 62,668 最終更新日 2022.12.5 登録日 2022.5.11
  • 41
    短編 完結 R18
    お気に入り : 82 24h.ポイント : 0
    イルムは欠伸を噛み殺しながらベッドから出ると歯磨きと洗顔の後、搾乳を開始した。
    文字数 11,010 最終更新日 2021.1.20 登録日 2021.1.20
  • 42
    短編 完結 R18
    お気に入り : 58 24h.ポイント : 0
    共働きの両親により、2人きりになる事が多かった柊と悠衣。 彼らは兄弟でありながらも恋人のように抱き合ったり、キスをしたりを繰り返していた。 だがある日、悠衣がヒートに陥った事により、それまで保たれていた一線が崩れて……?  たとえ兄弟では番えないとしても、この人以外はありえないと思った。 だから柊兄、どうか、僕の手を取って。
    文字数 49,188 最終更新日 2022.5.7 登録日 2022.4.23
  • 43
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 1 24h.ポイント : 0
    農家をしているレイは、ある日突然襲われた所を助けられたことをきっかけにめちゃくちゃイケメンのユウトと親しくなる。 その後、レイが強引にユウトを口説き2人は恋人に…… 2人は幸せだった。 しかしある日、ユウトの狩先輩の話を聞いてしまう。 【ユウトには彼がいるから……】と。 美顔狩人×農家から狩人に転職人 グイグイ激しい攻めと、気弱なタイプの受け。 攻めはユニフォーム大好きな変態。中盤濃厚な絡み予定です。 最近ネタ思いつかないので書いてみました。 ※世界観独特です ※2人は一応同い年の設定です。 ※ミルクプレイあり ※あらすじ等の確認の上、平気な方のみの読書をよろしくお願いします
    文字数 1,125 最終更新日 2021.8.23 登録日 2021.8.23
    BL
  • 44
    短編 完結 R18
    お気に入り : 74 24h.ポイント : 0
    週末の夜、酒場に現れる男に今日も告白をする。
    文字数 6,933 最終更新日 2021.2.18 登録日 2021.2.18
  • 45
    長編 完結 R18
    お気に入り : 15 24h.ポイント : 0
    ミルクのような色をした眩しい肌は汚れがなくて、自分がこの手で汚してやりたいと、トウヤにそう思わせた。 全寮制の男子校に通うトウヤは長い夏休みを学園内で謹慎して過ごすことになってしまった。 そんなトウヤの前に学園から頼まれてやってきたという大学生のボランティアの青年、リュカが現れる。 「君に努力や根性というものの素晴らしさを教えに来たんだ!君がこの先、真っ直ぐな人間として生きていけるよう俺にお手伝いをさせてほしい!」 こんなウザくて寒いことを言ってくるような奴と夏の間中過ごすなんてまっぴらゴメンだ。「ふざけんな」「バカじゃねーの」「くだらねえ」と何度拒絶しても、全く動じないし、それどころかますます張り切っている。 それならば、からかってやろうとちょっかいをかけたら、なぜか本気にされてしまい、ますます執着されながら、トウヤはリュカと交流を深めていく。 ツンケンした高校生の攻め×空気を読まない真面目な大学生の受け という組み合わせです。 この作品はムーンライトノベルズにも掲載しています。 性描写のある話にはサブタイトルの側に★印をつけています。
    文字数 76,404 最終更新日 2022.8.16 登録日 2020.10.18
  • 46
    短編 完結 なし
    お気に入り : 24 24h.ポイント : 0
    僕の幼馴染は、笑う時は笑い、怒る時は怒り、涙が出そうな時ははらはらと涙を流し、時に号泣し、泣き疲れればそのまま穏やかな顔で眠る(さすがに部屋にいる時だけだよ?)。 そんな感情表現豊かな彼の事を、人々はこう噂する。 その黒に近い紫の髪は、まるで黒曜石の様で、とても美しい。 その爛々と輝く魅惑的な紫の瞳は、まるでアメジストの様で、とても美しい。 その褐色の肌にしなやかな体躯は、見事な肉体美を醸し出しており、とても美しい。 全てが全て、美しい。美しい。何もかもが美しい…と沢山の人が言う。 そう、僕の幼馴染兼従者は、誰もが羨む美貌を持った、とても美しく精巧に造られた人形と称される人なのだ。…周りからすればだが。 だって、彼が感情豊かなのは僕と2人きりの時だけだからーーー… ……こほん、気を取り直して…対して僕はというと、こう噂されている。 その金色に近い薄茶の髪は、まるでまろやかなミルクティーの様で、とても美味しそうだ。 その焦茶の瞳は、まるでココアクッキーの様で、とても美味しそうだ。 そのふくよかな体躯は、まるでマシュマロの様で、とても美味しそうだ。 そして、何故あんなにも美しい人がこんな方の従者をやっているのかとも噂する。それに続けて、きっとその美味しそうな見目が気に入ったんでしょうとも。 何故あの細身で美しいお2人から産まれたのにも拘らず、こんなに太っているのかとも言われている。 …美味しそうってなんだよ、美味しそうって。食べないでくれよ?怖いから。 …まぁ、それはそうとして。 こんな感じに、僕は、僕の従者と不釣り合いだというように噂されている。 そんな噂に少しは傷付いたりする。 それでも……… 「辛そうな顔してるけど、大丈夫か?」 そう言って君が心配してくれるから。 僕は、今日も頑張れる。 この物語は、私が敬愛している、褐色&主従間の愛物語が好きなある書き手様への誕生日プレゼントとして書き出してみました。 拙過ぎますが、本人様が少しでも喜んでくれたら嬉しいなと思ってます(*´ω`*) (突発的に思い付いて急ピッチで仕上げたのに結構ギリギリになっても終わらず、急いで途中までを公開するという…ちゃんと完結させます) いずれ細かく文調整やら色んな内容を掘り下げたりやらをして、少しでもクオリティを上げたやつも別枠で作ろうかな…。 追記:よっしゃ完結は出来たぁぁぁぁぁ!!!
    文字数 5,307 最終更新日 2020.3.9 登録日 2020.3.8
  • 47
    短編 完結 なし
    お気に入り : 0 24h.ポイント : 0
    
魔塔の魔物と呼ばれた男が心に秘めた恋を成就させるために禁書目録の管理者となった話 魔塔の図書館長に就任した若き天才フェイブラリー。BL学園時代の恋人を捨てた黒歴史が追いかけてくる。 自作品「亡国のマニフェスト」の登場人物カルアミルクの君にまつわるスピンオフ作品。 廃牢の魔物とは私のことだ カルアは継母から逃れて 寄宿学園で私と出会った カルアの継母…… 呪い殺したい女だ いっそ真っ赤に焼けた 鉄の靴を履かせて 躍り狂わせて死なせたい その時、カルアは殴られたらしく鼻血を出して腕を捻り上げられていた。屈強な男たちに取り押さえられて衣服を剥ぎ取られるところだ。 カルア身にラハミーム(神の憐れみ)を願うフェイブラリーだが……
    文字数 28,347 最終更新日 2021.10.24 登録日 2021.10.15
  • 48
    長編 連載中 R15
    お気に入り : 75 24h.ポイント : 0
    腐男子でオタクの僕は普段は目立たないようにひっそりと生きていたがある日交通事故によってあっけなく死亡、、、、 すると神様が出てきて転生させてくれると言い出した! しかもそれが男しかいない世界で何でも特典つけてくれるとか! 最高かよ!
    文字数 11,541 最終更新日 2020.5.13 登録日 2020.5.3
  • 49
    短編 完結 R18
    お気に入り : 2 24h.ポイント : 0
     お兄様のミルクを採取しましょう
    文字数 327 最終更新日 2022.9.22 登録日 2022.9.22
  • 50
    ショートショート 完結 R15
    お気に入り : 3 24h.ポイント : 0
    読んで字の通りサスペンス劇場となります。 心臓の弱い方は読むのをやめてください。
    文字数 810 最終更新日 2022.8.29 登録日 2022.8.29
    BL
  • 51
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 14 24h.ポイント : 0
    天使学園にて、劣等生として知られているサリュ。 彼は天使でありながら羽を出せず、天使の力である地力をうまく扱えず、奇跡を起こせない。 そんなサリュをからかい、嘲笑や侮蔑の視線から守ってくれるユージェ。 ある満月の日、月を見ていたら部屋に入って来たユージェに、何故かサリュは発情してしまい……?
    文字数 21,655 最終更新日 2021.11.4 登録日 2021.10.31
  • 52
    ショートショート 連載中 なし
    お気に入り : 87 24h.ポイント : 0
    幼稚園の頃ずっと後ろを着いてきて、泣き虫だった男の子がいた。 「優ちゃんは絶対に僕のものにする♡」 ストーリーを分かりやすくするために少しだけ変更させて頂きましたm(_ _)m ・洸sideも投稿させて頂く予定です
    文字数 2,632 最終更新日 2021.12.6 登録日 2021.12.6
  • 53
    長編 完結 なし
    お気に入り : 10 24h.ポイント : 0
    俺は猫だが、ご主人達がうぶ過ぎて困る 男子校寮に住む仔猫とうぶな先輩後輩が織りなすほんわかBLラブコメ ----------------------- <登場人物> ミルク 三毛猫 口悪♂仔猫 主人公 ユウジ 高等部2年 先輩 タイチ 中等部2年 後輩 ----------------------- <あらすじ> 人間の言葉が分かる主人公のミルクは珍しいオスの三毛猫。 ひょんなことで、男子校の寮に住むことに。 そこでは、先輩後輩のじっれったい恋が始まろうとしていた。 さて、ミルクと二人の飼い主はどんな生活になるのか!? ----------------------- ★完全健全
    文字数 26,078 最終更新日 2023.5.27 登録日 2023.5.24
  • 54
    短編 連載中 R18
    お気に入り : 2 24h.ポイント : 0
    冬とシュトレン 仕事を辞めて数ヶ月が経つ。いつもだったら、職場で迎えていたはずのクリスマスイブ。 今年は初めて家で過ごす。付き合っていた彼も居ない。久しぶりの一人っきりのクリスマ スイブの日。 昔好きだったシュトレンを買ってきた。早速、カットして食べてみると懐かしい味がして 心があったまる。 だが、一人で食べるにしては大きすぎた、このシュトレンを食べきるのは誰かとシェアす る必要がある、と思ったが親友関係が少ない俺には埒が明かない事に気づく。 「あー俺にも親友がたくさん居たら良かったのかな?」と言ってもSNSで#シュトレン一 緒に食べませんか?なんて呟いてもバカにされてもおしまいだろう。 「馬鹿馬鹿しい」気分転換に外に出ると、あっ、そう言えば最近近くにできたカフェでお 店の店主と親しくなったのを思い出した。でも、シュトレンとか好きなんだろうか? まあ良いか、寒空の中目的地を目指すことにした。 歩くこと数分、カフェcatについた。カランコロン ドアを開けると彼はいつも通り カウンターの中で本を読んでいた。「あっいらっしゃい、この間も来てくれた子じゃない か!嬉しいなもう、僕の虜になったんだね!」クルクルくせ毛と中性的なメガネ店主、 ベンジャミンだ。日本に興味があり、少しなら話せるらしい。今のところほぼドイツ語 で話しているが。 「いや、今日はただ、これを...。」後ろに隠していたシュトレンを見せる。すると、 「これはシュトレンじゃないか!僕 好きなんだよね。あっ、コーヒー入れるけど、ミルク入れ る?」 全く、この人といるとペースが乱れる。でも、不思議と悪い気分でもない。 「じゃあ、ミルク入りでお願いします。」「わかった、たっぷりめに入れとくね、」 コーヒーのいい香りが漂って来る。初めてここに来た時もこの香りに引き寄せられて来たんだっ たか、そんな思いをふけていると「はい、コーヒー、できたよ。ここに置いとくね。」 カップを置き側に座った。「今日は、クリスマスイブだけど君がシュトレンを持って来てくれた から、お店は閉めとこう。」 「えっ、いいんですか?そんな閉めなくてもっ」いきなり、細くて長い人差し指が唇の前に出て 来た。これ以上喋るなと言うような目で。 「それに、君と少しばかりお話もしてみたいしね、」と言うといつもどおり無邪気に微笑む。 窓の外はまだ雪が降り続いている。降り止む様子もない、俺はこのままベンジャミンと過ごす 事にした。 続く
    文字数 2,158 最終更新日 2022.3.13 登録日 2021.11.22
    BL