Submitted Novels
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121長編 完結 R18お気に入り : 94 24h.ポイント : 7
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122短編 連載中 なしお気に入り : 39 24h.ポイント : 7
王太子×元娼館雑用係の男爵家使用人のお話。 表沙汰にできない仕事を任せている偏屈な昔馴染みミハエル・バイパー男爵が、ようやく使用人を雇ったと報告してきたのだから、ひと目見たいと思うのは当然だろう。 彼の屋敷へと乗り込むと、小柄な執事が女主人であるアリスに、一方的に木刀で叩かれそうになっていた。 素早い動きに対応できるはずがないだろうと眺めていたら、執事はギリギリの間でかわした。 なるほど、普段人間に興味がないはずのアリスが拾ってきただけのことはある。 菫色のポニーテールが揺れる様から、目が離せない。 身につけているものは男性のものだが、白い肌や大きな目、小さな体躯はまるで女性で、少し頭が混乱する。 つい、それを本人の前で言葉にしてしまったら、「ひと目で性別がわからないなんて、王太子殿下は人を見る目が無いのですか?」と返され、しまったと思った。 失言だ。 だが、王太子と知っても尚、嫌味を返してきた彼はとても魅力的に感じた。 訪れた静寂から、自らの言葉の意味にようやく気づいたのか、彼の顔から血の気が引いていく。 今まで何度も女性に間違われ、つい反射で返答してしまったということが、察せられた。 先ほどまで威嚇する猫のように睨みつけてきていたのに、怯え始める。 コロコロと変わる表情が新鮮で愛らしい。 わかりやすい子だ。 あぁ、私の手で振り回してもっとたくさんの表情を引き出してやりたい…。 歪む口元を手のひらで隠した。 *** 完結まで書けていないので、のんびり更新お許しください。 その為、途中色々変更する箇所があるかもしれません。ご了承ください。 主人夫妻のお話『裏稼業男爵に飼われるは元殺し屋の黒メイド』も書いています。 文字数 17,831 最終更新日 2023.12.18 登録日 2023.10.31 -
123短編 完結 R15お気に入り : 13 24h.ポイント : 7
春は君に出会い、夏は君に焦がれ、秋は君を憂い、冬は君と――――。 春夏秋冬、君を想う。 これは孤独な神と、それに触れた者の物語————。 ✿❀✿ 春の章。 桜の木の下で、誰かを待ち続ける美しい青年。桜の模様が描かれた羽織を纏うぼんやりとした美しい青年は、首に包帯を巻いており、言葉を紡ぐことができない。そんな声を失った青年の前に現れたのは、春を告げる神だった。 青年が誰を待ち、なぜ声を失ったのか。 桜の蕾が花開く時、青年の瞳に映るモノとは――――。 ❀✿❀ 夏の章。 村の悪しき風習により、龍神の贄に捧げられた少年。 恵みの雨を降らせるため、村の皆のため、少年は谷の底へと落ちていく。 次に目を覚ました時、見たこともないような美しい青年が傍にいた。 彼こそが谷に棲む龍神であり、この地に水を齎す存在であった。 しかし龍神が存在していながら、なぜ村に雨が降らないのか。 その理を知る時、少年は本当の意味で龍神の想いを知ることになる――――。 ✿❀✿ 秋の章。 とある地の領主の領土内。鎮守の森と呼ばれる、聖域があった。そこには白の神と呼ばれる守人がおり、この地を守護しているという言い伝えが、遠い昔、古の時代からあった――――。 赤や黃、混ざりあった色とりどりの色彩が豊かな季節。秋。 狩りを禁止されているはずの鎮守の森で、罠にかかって弱っている白い毛の狐がいた。従者とともに森の見回りをしていた、この地の若き領主である桂秋は、この地が崇めている森への信仰心から、その珍しい白い狐を罠から逃がしてやるのだった。 ❀✿❀ 冬の章。 山神様の花嫁。 それは、男でも女でも関係なく、極月に生まれ、ある"印"が身体に現れた子が番として選ばれる。 親以外はその顔を見てはならない。 触れてはならない。 声を聞いてはならない。 故に、屋敷から出さず、人に晒さず、その時が来るまで幽閉される決まりがあった。 そして十五歳の誕生日、少年は山神様の花嫁となるため、用意された籠に乗り、山の頂へと運ばれて行く――――。 ◆この作品は、カクヨムさん、小説家になろうさんでも掲載しております。 文字数 55,778 最終更新日 2024.2.25 登録日 2023.10.24 -
124短編 完結 R18お気に入り : 67 24h.ポイント : 7
魔の物×不幸な少年。 大きなお屋敷の使用人をしていた蜜は、嫌な仕事をおしつけられ虐げられていた。ある日、屋敷の主人が蜜に命じた。"魔の物”を捕まえたからお前が世話係になれ、と。牢に閉じ込められた魔の物は、人間の姿をしていて乱暴な男だった。魔の物は檻越しに蜜を捕まえると、ここから出さないとお前を殺すと脅迫した。しかし不幸な生い立ちの蜜はいっそ殺された方がマシだろうと無気力だった。 文字数 5,812 最終更新日 2021.9.25 登録日 2021.9.25 -
125ショートショート 完結 なしお気に入り : 71 24h.ポイント : 7
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126短編 完結 なしお気に入り : 20 24h.ポイント : 7
久々に会った幼馴染みの西尾は認知症で深夜徘徊を繰り返す祖母と二人でゴミ屋敷で暮らし、過呼吸で苦しんでいた。その理由が小学生の時の年上女性による強制わいせつに由来すると知った吉良は、西尾の心を自分に向けるために『神様』になった。 文字数 20,684 最終更新日 2020.3.18 登録日 2020.3.18 -
129長編 完結 R18お気に入り : 288 24h.ポイント : 0
貴族の屋敷で働くことになったアレクは薔薇が咲き乱れる庭で、銀の薔薇と名乗る男に出会う。 いきなり一目惚れと言われ唇まで奪われてしまうが、アレクには守りたい大切な人がいて…… それは、幼い頃に自分のせいで怪我をさせ歩けなくなってしまったご主人様のギルバート様。 なんとかしてギルバート様のお役に立ちたいと思うアレクだが、彼は心を閉ざしていてなかなかに世話をさせてもらえない。けれど、持ち前の明るさと純粋さで、徐々にギルバートの心は開かれていき……。 文字数 107,033 最終更新日 2021.7.15 登録日 2021.6.26 -
130短編 完結 R15お気に入り : 127 24h.ポイント : 0
BLゲームの悪役令息であるリアン・ヒスコックに転生してしまった俺は、婚約者である第二王子から断罪されるのを待っていた! なぜなら断罪が領地で療養という軽い処置だから。 婚約破棄をされたリアンは従者のテオと共に領地の屋敷で暮らすことになるが何気ないリアンの一言で、テオがリアンにぐいぐい迫ってきてーー?! 従者×悪役令息 文字数 9,007 最終更新日 2021.7.7 登録日 2021.7.2 -
131長編 連載中 R18お気に入り : 3 24h.ポイント : 0
借金の方に売られた少年、潤一。 地元の名士の屋敷で下働きとして奉公するうち、広大な敷地の片隅にある蔵で、自らを〝化物〟だと言う少年、智樹と出会う。 一目合った瞬間から智樹の存在が忘れられなくなった潤一は、人目を盗んでは蔵に通い、智樹との逢瀬を重ねた。 そうするうち、二人の間には微かな恋心が芽生え始めるが…… ※作中、流血等残虐な場面や虐待、また差別的な要素が多く含まれていますが、物語を描く上で必要な表現であったことご了承下さい。 ※この作品は、他サイトにて過去に同タイトルで公開していたものを、若干の加筆修正及び、登場人物名を変更した上で公開しております。 文字数 28,644 最終更新日 2023.2.5 登録日 2022.11.27 -
132長編 完結 R18お気に入り : 50 24h.ポイント : 0
外見異端児(アルビノ)x次男←長男・三男。 白髪赤瞳の貧乏人だった来は突然妾の子と判明し、街で有名な大地主の家に迎え入れられる。 三兄弟がすでにおり優しい次男に少しつつ惹かれるも、ある事件をきっかけに地下へ長い間閉じ込められてしまう。来の次男への想いは次第に憎しみと変化していき…。 次男を巡った深い執着と愛。その行く末は。 ※攻めが暴力を振るわれたり監禁される場面があります。ただし性的な要素はありません。 ※攻め視点で基本話が進みます。暗い展開が多いです。 完結はしていませんが、来の屋敷編までの掲載となります。続きはもしかしたら更新されるかもしれません。 文字数 21,056 最終更新日 2020.5.11 登録日 2020.5.3 -
134長編 連載中 R18お気に入り : 12 24h.ポイント : 0
お金持ちで広い屋敷に住む 碧海(あおい)使用人達とどこか距離があり屋敷にいてもほぼ一人ぼっちだった。 そこに 父からの手紙 【やっほー パパだよー碧海ちゃん元気ー? 今はイタリアにいるよ お土産送るから楽しみにしてね~ この後はアマゾンに行ってみようかな?と思ってる あ、それから 専用執事付けることにしたから 仲良くしてね☆】 ※ 初心者です 辻褄が合わない とか 誤字脱字があるかもしまれせん!どうか暖かく見守って頂けると助かります(´ヮ`;) 文字数 2,554 最終更新日 2017.1.20 登録日 2017.1.11 -
135短編 完結 R18お気に入り : 25 24h.ポイント : 0
少年姫として屋敷に向かう途中、テオは馬車から落下。そこに通りかかった隣国の王子に助けられるが・・・。 短編よりは少し長めです。 文字数 2,790 最終更新日 2022.12.13 登録日 2022.12.13 -
136長編 連載中 R18お気に入り : 37 24h.ポイント : 0
町中で視線を感じたら、上を見上げてはいけないよ。 赤い格子の向こう側、白兎と目が合ってしまったら、取って喰われる--。 自分の名前さえ忘れてしまった『白兎』。 狭い部屋の中で外を眺めるうさぎは、ただそこで景色の移ろいを眺めていた。 知らないことを知りたがったうさぎの手を取ったのは、うさぎに魅了されてしまった『椿』。 赤と白は交わるのか? 何故彼は白兎と呼ばれるのか? うさぎが真実を取り戻す時、其処にあるのは幸か不幸か--。 屋敷の奥座敷、たった一部屋の物語。 ※18禁/なんちゃって時代物 ※縦読み推奨 文字数 22,020 最終更新日 2018.12.16 登録日 2017.12.12 -
137長編 連載中 なしお気に入り : 30 24h.ポイント : 0
学校からの帰宅中、突然マンホールが光って知らない場所にいた神田伊織は森の中を彷徨っていた 魔獣に襲われ通りかかった騎士に助けてもらったところ、なぜだか騎士にいたく気に入られて屋敷に連れて帰られて執事となった。 そこまではよかったがなぜだか騎士に別の意味で気に入られていたのだった。 だがその騎士にも秘密があった―――。 その秘密を知り、伊織はどう決断していくのか。 文字数 2,434 最終更新日 2022.3.31 登録日 2022.3.31 -
138長編 連載中 R18お気に入り : 40 24h.ポイント : 0
第二王子シルヴァは、母親の亡きあと金色の髪が原因で王城から追い出され、あてがわれた屋敷中の人間に虐げられてきた。 しかし、ある日ルーファスを名乗る侍従が現れ、シルヴァを取り巻く環境は劇的に変わっていく。 “ ルーファスがいれば何もいらない。” ルーファスのおかげで驚くほどの平穏を手に入れたシルヴァは、古いお屋敷で世俗から離れ、彼とともに暮らしていこうと、そう心に決めていた。 腹違いの兄、王太子アーサーが留学から帰国し、シルヴァにある一言を告げるまでは。 「王になるのは、お前だ」 これは、真に“父王殺し”の彼が幸せになるまでの物語。 *表紙はAIイラストです。 文字数 26,778 最終更新日 2024.3.30 登録日 2023.8.28 -
139長編 完結 R18お気に入り : 106 24h.ポイント : 0
魔獣王✕見習い騎士 魔導帝国ミスラの誇る魔導騎士団に所属する見習い騎士のユト。 ある日怪しい露店の福引きで当たったのは魔獣の卵。半信半疑で持ち帰る途中、山賊に襲われてしまう。ユトを助けたのは、孵化した小さな魔獣だった。 だが次の日には、立派な人型の男に成長していた! 実は500年前の厄災の魔獣王ロギアで、勇者に倒され卵の中で力を蓄え復活したという。 気に入られてしまったユトは、ロギアが魔族だとバレないように匿うが迎えに来た配下の魔族からロギアは帝国四星花の伯爵家当主だと言われる。 さらに護衛騎士として屋敷で働く事になるが。 ✼••┈┈⚠┈┈••✼ ・R18オリジナルBL (R18は※表記あり) ・固定CP ・本作は【Lv1だけど魔王に挑んでいいですか?】【転生したら溺愛騎士の魔剣】と同じ世界観で時間軸は、Lv1魔王から5年後。一応シリーズですが、単体でも読めます。文章は書き終えているので途中で更新止まる事はないです。周2〜3でアップ予定。 ・本編終了後は番外編とか入れたいです。 ・訪問、閲覧、ブクマありがとうございます (*´ω`*)暖かく見守って下さると嬉しいです。 ・こちらの作品は、ムーンライトノベルズでも掲載しております 文字数 129,596 最終更新日 2022.2.28 登録日 2021.10.3 -
140ショートショート 完結 なしお気に入り : 12 24h.ポイント : 0
ある夜、イースタンの屋敷の執務室にしりが現れた。 文字数 21,739 最終更新日 2023.9.21 登録日 2023.9.14 -
141短編 完結 R18お気に入り : 17 24h.ポイント : 0
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143長編 完結 R18お気に入り : 308 24h.ポイント : 0
※オリジナル設定を含んでいます ※誤字脱字あると思います ※エブリスタの掲載作品を部分修正した作品です ※【弍】はエブリスタにて限定公開(既に完結済)です 𝐒𝐭𝐨𝐫𝐲 代々青葉家に産まれる金色の瞳を持つ者達は特別だ。 彼等は18を迎えると同時に「龍神」と呼ばれる人成らざる者の元へ「供物」として捧げられる。生きる意味を持たずして生まれた叶は死ぬ覚悟で主の元へと行くが、「供物を無惨に喰らうバケモノ」と呼ばれている主は、叶を喰らうどころかお世話係として屋敷に置き始める。死ぬ覚悟をし、絶望の淵に立っていた叶が龍神と出逢い、愛を知る、切なくて優しい物語。 𝐒𝐩𝐞𝐜𝐢𝐚𝐥 𝐓𝐡𝐚𝐧𝐤𝐬 朔羽ゆき様@sakuhayuki_ (素敵なイラストを有難う御座います) (イラストの著作権は全て朔羽ゆき様に御座います) (無断転載は断固禁止です) 文字数 56,014 最終更新日 2021.12.22 登録日 2021.10.3 -
144短編 完結 R15お気に入り : 0 24h.ポイント : 0
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148長編 完結 R18お気に入り : 33 24h.ポイント : 0
明天…明日、希望。 【ワケありの過去をもち怪物と呼ばれる優しい伴侶×自分を醜いと思い込んでいる美貌の盲目青年】 *ご覧いただきありがとうございます! *6時、12時、18時に更新 *11月20日で完結予定、予約済み あらすじ 『幸せになるのならあなたとがいい』 人の心から派生した物の怪と呪いが蔓延る世界。それらと戦う術を身につけている導術師『ユリン』を旦那さまとして慕う『ダオ』。 目の見えないダオはウォン国にある小さな村で旦那さまのユリンと慎ましく暮らしていた。しかしユリンが戦で村を留守にしているあいだに、ダオは将軍の位をもつ王族の男に見染められ、金に目がくらんだ村人たちに売りとばされる。 男の屋敷での生活を余儀なくされるなか、どうしてか、しだいに旦那さまの記憶が薄れていく。忘れてしまったことにさえ気がつけないまま、ダオは男に抱かれ、屋敷の暮らしに馴染みだしていた。 そんなとき違和感に目覚め、ダオは咄嗟に男を拒否する。すると男は豹変し、ダオを幽閉してひどい罰を与えるようになった。 不確かな過去の旦那さまを想い、ダオはひたすら辛い日々を耐えていたが、思いがけず『あること』を聞かされ、思い描いていた旦那さまが歪んでみえるように。 そして明らかになっていく国家を揺るがす怪しい影と二人の過去、その過去に関係する最悪の『物の怪』。 遠く離れてしまった二人はふたたび一緒になれるのか。 囚われのダオ、旦那さまのユリンは、ダオを救いだすために奮闘する。 ◇チャイナ《中華》風のファンタジーです。作者のこうだったらいいなをイメージで書いております。 ◇タグ注意、一部暴力表現と、NTRで無理やりいたしているシーンがあります。苦手な方はお避けください。 ◇R18要素があるシーンは * をつけています。(ストーリー重視で、エロはぬるめ少なめ…たぶん、です) ◇ダオ目線のみ一人称書き。ストーリーの構成上、受けと攻めの話が別々に進んでいきます。 お楽しみいただけましたら、ぜひぜひ応援よろしくおねがいします! 泣いて喜びます!! 文字数 170,737 最終更新日 2022.11.20 登録日 2022.10.5 -
149長編 完結 R18お気に入り : 1 24h.ポイント : 0
舞台はヨーロッパ。吸血鬼伝説の残る国。 吸血鬼に魅せられ、伝説の残る国へ旅行に来た紘(ひろ)と丈。 そこで、ツアーを離れ単独行動中にイフリムという少年と出会い、イフリムと一緒に暮らしているというバレンティンに家に招かれる。 そこで、紘の持つ特殊なもののせいで屋敷にとどまらせられることとなった。 イフリム、バレンティン、そしてエルセイウという3人の人物に翻弄される紘(ひろ)の運命はどうなるのか。 そしてこの3人の正体は…。 文字数 33,831 最終更新日 2024.2.20 登録日 2024.1.30 -
150長編 連載中 R18お気に入り : 28 24h.ポイント : 0
元ロシア人貴族の祖父をもつ羅音と、幼なじみの杏は、さくらんぼ畑のある広いお屋敷で育った。保護者を亡くした彼らは、義務教育を終えると、ママンが所有していたパリのアパルトマンで、従者の椰子とともに自堕落な生活をはじめた……。 文字数 4,562 最終更新日 2016.9.29 登録日 2016.2.28