昭和初期ごろ、野田は艶本を書いて細々と暮らしていた。
そんなある日、見つけたのが新聞に載った文豪、蟹崎尚の入水心中の記事。
蟹崎尚が心中してから、老舗和菓子屋の山國屋、編集者の高井が、野田の元によく通うようになって三つ巴の痴情のもつれが・・・。
山國屋×野田、編集者×野田の時代がかったBL短編。雰囲気がSM的です。R18。
「倒錯手紙墜落」は山國屋と高井それぞれ視点になります。
おまけの「倒錯初恋緊縛」「倒錯嫉妬仕置」を追加しました。
文字数 64,710
最終更新日 2023.6.12
登録日 2019.7.22