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1短編 連載中 R18お気に入り : 5 24h.ポイント : 0
現代のようでどこか違う世界のとある街で、バーを営むバーテンダーと。 この街に終幕をもたらす男たちの、ダークファンタジー風BL CP 俺様系エセ紳士風常連客×穏やか系バーテンダー あらすじ + + + 落ち着いた音楽が流れるレコードと、ダークブラウンで統一したバーカウンター。 棚には姉さんが揃えた、色とりどりのリキュールと、ワインとウィスキー。 バーテンダーとしては、まだまだ未熟な俺にとって、身に余るほどのものたちばかりで。 店に来るたび、もっと早く、一人前のバーテンダーにならなくてはと思ってしまう。 何故なら、今の俺はバーテンダーとしての実力よりも、この見た目の方が人気で、 俺としては、不甲斐ないことに尽きないのだが…。 どうやら、思わず触りたくなる砂茶色のボブヘアーと愛くるしいこげ茶の瞳が、 堪らなく魅力的な可愛いバーテンダーとして、何故か人気が出てしまったので。 …ほんと、どうしてこうなってしまったのかと、小一時間程考えたくなるが、 どうせ考えても、埒が開かないことなので。 自分の未熟さ故に、こうなってしまったんだなと思いながら。 一つ、ため息をつくと。 チリーンと、店の扉が開く音が聞こえてきて…。 文字数 28,173 最終更新日 2020.1.9 登録日 2019.7.20