Submitted Novels
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62長編 連載中 R15お気に入り : 19 24h.ポイント : 0
夏休みの登校日。友人と夏祭りの話をする、土沢瞬也(つちざわしゅんや)は、夏祭りの会場で、無口なクラスメイト・水品千宙(みずしなちひろ)に出会う。普段とは違う水品の姿に、惹かれ、無理やり関係を持ってしまう。 拒絶されながら、関わろうと少しずつ歩を進めるが―。想いを伝えられない優柔不断な高校生が送る青春BL。 文字数 127,364 最終更新日 2018.11.30 登録日 2017.10.31 -
63長編 完結 R15お気に入り : 26 24h.ポイント : 0
建設会社に入社した楯山は、新人研修で工事部課長の加宮と出会う。加宮は美しい銀髪や端正なルックスの持ち主だが、それらを全て台無しするような仏頂面と無愛想さで周囲の者を激しく拒絶していた。二か月後、楯山は加宮と共に遠方かつ通勤圏外の工事を担当。そこで現場事務所からほど近い、家具付きの賃貸マンションを借りる。加宮とは部屋は別だが隣同士。仕事と生活の両方で息の詰まるような毎日を楯山は送る。そんな中、加宮の不在時に工事部の上司が現場事務所へ陣中見舞いに来る。そこで楯山は加宮が以前は明るい性格で社内の人気者であったのに、二年前、唐突に今のような状態になってしまったことを知る―― ※小説家になろう様へも投稿しております。 文字数 43,426 最終更新日 2022.6.6 登録日 2022.6.6 -
64長編 完結 R18お気に入り : 78 24h.ポイント : 0
「だって約束したから」 一ノ宮蓮にとって歌は心の叫びを伝える一番の方法だ。それだけが生きる全てだった。 実の弟に想いを寄せていた蓮は、その恋心を告げることはもちろん捨てることもできず、歌にしてきた。やがてデビューし、切ないラブソングで有名シンガーとなる。しかし自分が同性愛者だということがある記事によって公になってしまう。否定するつもりも罵倒される筋合いもなかった蓮はそのまま芸能界を去ることにした。 家族からの拒絶、そして今回世間からの批判を背負いながら蓮は姿を消した。 蓮が芸能界を去って五年が経った世間は再び「同性愛」に注目していた。どこかやるせない気分でいた蓮は思わぬ失態により、弟である一ノ宮晴と一夜を過ごしてしまう──。会えなかったせいか、感情のコントロールができず加速してしまう恋心。灼けるように帯びていく熱に身体は正直だった。 一夜の過ちから「別に俺のこと好きじゃないんならいいじゃん」と晴に一緒に住ませるよう脅される。人が変わったような晴に強制的に同居させられることを許してしまって…⁉︎ 甘い誘惑に背徳感を感じながらも身も心も委しまいそうになる蓮だったが…。 文字数 141,223 最終更新日 2021.8.29 登録日 2020.4.29