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1短編 連載中 R18お気に入り : 42 24h.ポイント : 0
人間及びドーベルマンと狼の遺伝子が交配され 生まれた、獣人・シリアルナンバーA99は、逃亡の 途中、研究所の警備員に追い詰められ自ら崖下の川へ 身を投じた。 しかし、その川底ではブラックホールのような 漆黒の渦がA99を待ち構えていて ――。 A99が次に目を覚ましたのは現代の東京で、 何故か人間の姿に変化(へんげ)。 そして1人の男と出逢い……。 【核となる登場人物】 ・ユーリ(悠里) 主人公。推定年齢・15才~18才。 属性:アルビノ。 日本政府がDNA(遺伝子)研究の為、 秘密裏に直轄管理する施設で生まれ育った。 仮名・シリアル№A99。 人間及びドーベルマンと狼の遺伝子が交配され 生まれた、獣人族。 元々、繁殖用と性処理に開発された亜種なので、 雄としての外性器(陰茎・睾丸)も 陰茎を挿入するための雌の生殖孔(膣)そして、 子供を孕み育てる子宮も備えている。 雨の日、清貴に拾われ彼との共同(同棲?)生活が 始まる。 ・柊 清貴(ひいらぎ きよたか)35才。 警視庁・五日市警察署・駅前交番詰めの お巡りさん。交番所長。階級は警部補。 その年の国家公務員総合職試験をトップ通過した キャリアなので、当人さえその気があれば 立身出世も夢じゃない。 肝心の清貴自身は一生”交番勤務”で終わっても (定年を迎えても)いいとさえ思っている。 自宅マンションのゴミ置き場で眠っていた シリアル№A99と出逢い、緊急保護してしまう ような所からも分かる通り ”困った人を捨て置けない”無類のお人好し。 一緒に生活し始めた当初は”ポチ”と呼んでいたが その後【悠久の悠に里と書いて悠里】と名付けた。 実は、ユーリ(シリアル№A99)やロイが 強制収容されていた特殊遺伝子研究所を政府から 買収した医療法人”誠和会”名誉会長の妾腹。 文字数 11,723 最終更新日 2020.3.18 登録日 2019.3.19