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1短編 連載中 なしお気に入り : 53 24h.ポイント : 0
(不穏な金持ち×愛想を捨てたカフェ店員) 大通りから外れた小道に小さく収まるカフェ、『ひなげし』。 一見、こじんまりとしたお洒落とも言えないそのカフェは、しかしその穏やかな空気感が地元民の中で根強い人気を博し、常に人の絶えないーーかと言って満員になることもない、程よいカフェとしてほんの少しだけ有名だった。 『ひなげし』で働く青年、春宮 梓(はるみや あずさ)も、そんな心地よい空気感が好きで、飽きっぽい自分とは思えない程、一生懸命働いている。 『愛想を捨てた店員』として、地元民の間でほんの少しだけ有名な梓は、しかし諍いを起こすことも怒られることも無く、ゆるりと働いていたのだ。 いたのに。 「なぁ、俺の愛人にならないか」 「もしもし、警察ですか?」 ある日現れた見慣れない客によって、梓ののんびりした日常は終わりを告げた。 ※思いつきで書き始めました。 ※需要があれば続きます╰(╰ .ω.)╯コテン 文字数 13,174 最終更新日 2021.12.31 登録日 2021.12.11