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1短編 完結 R18お気に入り : 7 24h.ポイント : 0
もう何年ここにいるのだろう。実験動物のように授精させられる日々。とうに正気をなくしている僕は、それでも毎日現れる美しい科学者を求めてしまう。 「どうか僕を抱いて、あなたの子を孕ませて」 「それは無理だよ、私は君の子がみたいんだ」 僕の子種を僕に注ぎ込み、僕だけの子を創ろうとするマッドサイエンティストは、今日も美しい顔を悲しく歪める。 「どうか頼む、私は永遠に君を愛したいんだ」 春森夢花様の闇BL企画参加作品です。 ムーンライトノベルズにも掲載。 文字数 3,889 最終更新日 2024.6.7 登録日 2024.6.7