Submitted Novels
-
1短編 完結 R15お気に入り : 7 24h.ポイント : 0
その日はウンザリするくらいの熱帯夜だった。 暑さに浮かされたように覚えた劣情、それは悪戯好きな妖精の仕業だろうか、それとも―――。 「『夏の夜の夢』って、あるじゃん」 「あ? ――あー……確か『平家物語』」 「それは『春の夜の夢』だろ。『おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし』、儚いものの例えだ。――じゃなくて、オレが言ってるのは『夏の夜の夢』だよ、シェイクスピアの戯曲の方」 ※当作品は、シェイクスピア作『夏の夜の夢』とは一切の関係も関連性もございません。あくまでもフィクションですので、ご了承くださいませ。 ※BLにつき念のためR15とさせていただいてます、そこまで過激な描写はありません。 ※今後もし続編や番外編などが増えた場合、R18へのレーティング変更をする可能性があります。予めご了承いただけると幸いです。 ※当作品は、fujossyにて開催の《Summer Nights ~真夏の夜のBL短編小説~》に応募しています。 ↓詳細は下記にて。 https://fujossy.jp/contests/11 文字数 9,996 最終更新日 2018.8.27 登録日 2018.8.27 -
2長編 完結 R15お気に入り : 25 24h.ポイント : 0