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1長編 連載中 R18お気に入り : 52 24h.ポイント : 7
1000年前、竜人族と人間族の間で戦争が起こった。 貴重な動力源である魔力を得るために、魔力の源である精霊の寵愛を受ける竜人族を狩る人間族と、それに対抗する竜人族。戦争は凄惨を極め―――とはいかなかった。早々に、人間族の大魔道士ルルスインカが竜人族の王『竜王』を人間領に封印し、人間族は強大な魔力の貯蓄庫を得たために竜人族を狩る必要はなくなったのである。 戦争は収まった―――かに見えた。 王を奪われた竜人族は、人間族に復讐に出た。怒り狂った彼らは、多くの街を破壊し、いくつもの国を壊滅に追い込んだ。今度こそ、戦争は凄惨を極めた。 やがて、人間族は立ち向かう気力を失い、その人間族を滅ぼす無益さに気がついた竜人族は攻撃を止めた。戦争は、一旦、終わった。 それからも、竜人族は忠誠を誓う王を探し求めた。だが、王の足取りは見つからない。 竜人族が王を探すうちに、封印した張本人であるルルスインカはこの世からいなくなった。残されたのは彼の子孫たちだけ。だが、子孫たちもルルスインカの『護り』のおかげで王の封印場所を喋らなかった。 それから約1000年。ルルスインカの子孫であるギルヴァート大公家の人間は、いまも竜王の封印を守り続けている。 かの大戦から1000年後、ギルヴァートの子であるルキシエンスは、当主である姉の命令で竜王封印結界の修復に赴いた。 そこで見たものとは―――。 一目惚れした恋愛初心者の青年魔道士✕1000年の眠りから目覚めた記憶喪失の竜王 ※はR18指定の目印にしてください。入ってくるのは割と後の方になると思います……。 攻めのお姉さま夫婦は男女のご夫婦です。NL苦手な方はUターンをお願いします。 ストックが切れましたので、マイペース更新になります……。 文字数 57,820 最終更新日 2022.2.8 登録日 2021.10.1