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フリーワード 褐色攻め
R指定 R指定なし R15 R18
  • 1
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 9 24h.ポイント : 405
    味が分からない。空腹が分からない。痛みすら、もう分からない。 帝国最強の剣と謳われた男は、心を殺した代償に、感覚を失った。 砂漠で倒れたその男を拾ったのは、全部族を束ねる覇王。 褐色の肌に刻まれた誓紋。銀色の編み込み。黒い瞳の奥に、時折灼ける金の光。 覇王は何も語らない。ただ毎朝、食事を運び、棗を一つ増やし、天幕の入口の砂に膝の跡を残しては——朝になると消す。 何も感じないはずだった。 なのに、この男の傍でだけ、味が戻り、痛みが戻り、名前を呼んだ唇が熱を持つ。 覇王の背中には鞭の傷が九本。帝国の規定は十二。 足りない三本の答えを、自分の背中が知っているのかもしれない。 封じた記憶の向こうに、鎖に繋がれた少年がいる。 庭で交わした唇の温度がある。 全てを壊した、嘘の言葉がある。 七年。覇王はずっと待っていた。 これは、何も感じられなくなった男が、感じることを思い出すまでの物語。
    文字数 41,867 最終更新日 2026.4.13 登録日 2026.4.7