あらすじ
「本当に愛していたんだ」
男は一人、涙を流す。
佳嘉〈よしか〉はパパ活を通じて、孤独な少年真生〈まお〉と出会う。
交流を重ねる内に二人の距離は近付いていくが、佳嘉は真生と大人の関係にだけは足を踏み入れなかった。
大人の関係を持たない代わりに佳嘉は真生に手渡す金額を上げていき、ついに二人は月額50万の契約を交わす。
そんな真生の前に突然佳嘉の何かを知る二ノ宮〈にのみや〉という人物が現れ、真生に佳嘉の秘密を知りたいかと問いかける。
登場人物
樋野 佳嘉――三十代半ばのパパ。バリバリのエリート管理職だが、汚部屋。
音羽 真生――パパ活男子。小柄なのに大食い。
二ノ宮 雅人――佳嘉の「何か」を知る人物。
青木 駿夫――地雷パパ。
※流血表現にご注意ください。
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文字数 102,261
最終更新日 2025.3.6
登録日 2025.1.6