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2長編 完結 R18お気に入り : 77 24h.ポイント : 0
不満はないのに、なにかしっくりこない日々。 マンションのベランダから見える、隣家の縁側でネコたちがのんびり暮らしているのを、缶ビール片手にながめるのが、俺、泉裕太の日課だった。 あの中に混ざりたいなぁ。 なんて思っていたら、隣家でやってる習字教室のチラシがポストに入っていた。 教室の見学も兼ねたお茶会の誘いに、いそいそと出かけて行った俺。 縁側に座ってネコの眠っている隣で、おいしいお茶と饅頭をいただいて。 ずっと、ここでこうやって、のんびりと過ごしていたいな。 だからつい、つぶやいてしまったんだ。 「ネコになりたいなぁ」 って。 だけど、本気でネコになるなんて思わなかった! この家に猫又がいるなんて、わかるわけないじゃないか!! 猫又のオシロが言う。 「ネコになりたきゃ俺様に抱かれな」 人間に戻りたいなら、この家の主、里見仁志さんに抱かれろって。 いやいやいやいや! どっちも無理だろ?! 文字数 82,248 最終更新日 2018.7.6 登録日 2018.6.22 -
3短編 完結 R18お気に入り : 0 24h.ポイント : 0
タイトル通りです。 秋の夜長に縁側で月見酒をしている攻めに、つい手を伸ばしちゃった受けの話。 (お酒を飲む口は、2つありますよね、という話が描きたくなっちゃいました、すみません…) 文字数 3,221 最終更新日 2023.7.23 登録日 2023.7.23