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  • 1
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 31 24h.ポイント : 14
    愛を知らない空っぽ屍霊術師は、泥の人形に泡沫の恋をする 【毎週日曜更新(書けたら水曜日も)】 関西人サラリーマン×異世界の術師 * 「ニライ・カナイ」――幾千幾万の世界から、すべての人間の魂が集う場所。 この世界では、死者の魂で新たな人間を作る「反魂組成術」が広く行われている。 人々は、その術を使う者を「屍霊術師」と呼ぶ。 ロラン・ミストラルも、その屍霊術師の1人。 人を嫌い、森の奥深くの庵で人間を作り続けている。 拾い上げた魂を泥の人形に宿し、口づけを介して魔力を注ぐ。これを10日間繰り返せば、反魂組成は完了する。 今日もまた、1人…。 呼び寄せた男の名前は、栢木 倫理(カシワギ・トモミチ)。 「大阪弁」という奇怪な言葉で話す、妙な男だ。 奇妙なのは、言葉遣いだけではなかった。 死者特有の無気力さや陰鬱さがなく、明朗快活だ。 他者に嫌われ、自身も孤独を望むロランにさえ、馴れ馴れしく話しかけてくる。 当初は苛立ちを覚えたロランも、やがて彼と過ごす日々を楽しいと感じ、彼のために何かをしたいと願うようになる。 日を追うごとに、その思いは募っていき――。 だが、トモミチには重大な秘密があった。 彼の魂はニライ・カナイの奥底にある黒の大河から引き上げてきたものだ。 黒の大河は、命を投げ出した者――自死者の魂が集結する河。 カシワギ・トモミチは自殺をした。 だが、彼の頭からはその記憶が抜け落ちている。 命が形成されるまでの10日間、自死者は決してその事実を思い出してはならない。 思い出した瞬間、彼らは自我を保てず、泥となって崩れ去る。 記憶が戻らぬよう細心の注意でトモミチに接するロランだったが、ふとしたきっかけで、彼の記憶は蘇っていき――。 誰にも省みられず生きてきた孤独な青年と、満ち足りた人生を歩みながら自ら命を断ってしまった青年が紡ぐ、泡沫の恋の話。 *作中方言について 「そんな言い回しはない」などの指摘はご遠慮くださると助かります。 関西、大阪、多種多様な言い回しがございます……_(:3 」∠)_ *明るい場面もありますが、重く暗いです。 *Nolaノベル様・小説家になろう様でも連載中です。
    文字数 241,210 最終更新日 2025.11.9 登録日 2024.10.31