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件
  • 1
    長編 連載中 なし
    お気に入り : 5 24h.ポイント : 7
    頼まれたら断れない。 嘘をつかれても笑って流す。 大学二年の水城奏多は、三年前に兄が家を出て以来、「平気なふり」だけは誰にも見抜かれたことがなかった。 そんな彼の隣に、ある日突然、氷の王子が座る。 氷室律。入試は満点、学会賞を総なめにした天才。笑った顔を見た者は一人もいない、誰も寄せつけない男。 けれど奏多だけが気づいてしまう。 この完璧な男は、嘘をつくと、左袖のボタンに触れる。 「たまたま通りかかっただけです」(ボタン) 「俺は、もう一本ありますから」(ボタン) 顔は無表情なのに、袖が全部白状している。 そして氷室もまた、奏多にだけは見抜いていた。 「水城くんは、嘘をつくとき、いつもより綺麗に笑います」 雨の日に差し出された傘の柄には、三年前、バス停で見知らぬ誰かに渡されたものと同じ「R」の刻印と、削り取られたもう一文字があった。 氷室が奏多に近づいた本当の理由。 なぜ文字は削られたのか。 家を出た兄は、何を知っているのか。 「あいつの言うことは、全部は信じるな」 氷室の袖は、嘘を教えてくれる。 けれど、本当のことを言っているのに言えないとき、人は、どうすればいいのだろう。 嘘を見抜く側だった青年と、嘘が下手な天才が、一本の傘の下で少しずつ距離を縮めていく。 じれったくて、切なくて、ときどき笑える。 袖のボタンから始まる、同じゼミの天才×ひとり笑顔の優等生のラブストーリー。
    文字数 22,184 最終更新日 2026.10.10 登録日 2026.10.7
  • 2
    短編 完結 なし
    お気に入り : 9 24h.ポイント : 0
    【高校生青春BL】『素直になるドリンク』を飲みますか? オカルト研究部 副部長の澄尚(すなお)は、その名前に反して天邪鬼な性格であることを気にしていた。 ある日、片想い相手である同じ部活の部長である誠(まこと)が「素直になるドリンク」なるものを澄尚に差し出してきて──!? 天邪鬼な男子高校生が「素直になるドリンク」を飲んで効いているフリをした結果、片想い相手に告白して恋が動き出す──ド真面目で素直な天才攻め × 天邪鬼な常識人凡人受けの放課後もだキュンラブ! 【攻め】誠(まこと) 高3。オカルト研究部 部長。 真面目で天才だが、素直であるが故に騙されやすいところがある。 頭の良さから距離を取られることが多く、友達があまり多くない。 【受け】澄尚(すなお) 高3。オカルト研究部 副部長。 自分の名前と自身の性格にギャップを感じており、年々天邪鬼になっていってしまっている自覚がある。 至って凡人だが、常識人であり他人をフラットに見るタイプ。
    文字数 8,878 最終更新日 2026.7.21 登録日 2026.7.20