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1短編 完結 R18お気に入り : 2,078 24h.ポイント : 49
幼馴染みだったαの村上 陽司と早くに番になっていた南井 義希は、村上に運命の番が現れた事から、自然解除となり呆気なく捨てられた。 そして時が経ち、アラフォー会社員になった南井の前に現れたのは、南井の"運命"の相手・大学生の村上 和志だった。同じビルの別会社のインターン生である彼は、フェロモンの残り香から南井の存在に気づき、探していたのだという。 「僕の全ては運命の人に捧げると決めていた」 と嬉しそうに語る和志。 だが年齢差や、過去の苦い経験の事もあり、"運命"を受け入れられない南井はやんわりと和志を拒否しようと考える。 ところが、意外にも甘え上手な和志の一途さに絆され、つき合う事に。 だが実は、村上は南井にとって、あまりにも因縁のありすぎる相手だった――。 自身のトラウマから"運命"という言葉を憎むアラフォー男性オメガと、まっすぐに"運命"を求め焦がれる20歳の男性アルファが、2人の間にある因縁を越えて結ばれるまで。 ◆主人公 南井 義希 (みない よしき) 38 Ω (受) スーツの似合う細身の美形。 仕事が出来て職場での人望厚し。 番を自然解除になった過去があり、恋愛感情は枯れている。 ◆主人公に惹かれ口説き落とす歳下君 村上 和志 (むらかみ かずし)20 α (攻) 高身長 黒髪黒目の清潔感溢れる、素直で一途なイケメン大学生。 " 運命の番"に憧れを抱いている。複雑な事情を抱えており、祖父母を親代わりとして育つ。 ◆主人公の元番 村上 陽司 (むらかみ ようじ) 38 α 半端ないほどやらかしている…。 文字数 86,485 最終更新日 2022.4.15 登録日 2022.4.1