Submitted Novels
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1141短編 連載中 なしお気に入り : 9 24h.ポイント : 0
辺境の小国ハルディアで起こる革命の前兆。それは唯一の王位継承者アーティフ王子の花嫁候補を選ぶ夜会でのことだった。 何事にも興味を示すことのない無気力王子として噂されている彼は、居並ぶ女性たちの中から億劫そうに一人を選ぶ。 そしてそのまま初夜を迎えるはずだった王子の寝室。手出ししないアーティフに花嫁候補も何も言わない。何事も起こらず言葉も交わさぬまま3日目の夜。彼女はいきなり彼にナイフを突きつけ、女性にしては低すぎる声でこう言った。 「あなたは殺す価値もない」 世間から無能と言われる王子と、花嫁候補として城に潜り込んだ男。 二人の出会いでさまざまな運命が変わっていく。 ※0話は時代背景(地の文)のみです。読み飛ばしても大丈夫です。 文字数 9,582 最終更新日 2020.9.29 登録日 2020.9.23 -
1142長編 連載中 なしお気に入り : 17 24h.ポイント : 0
ひとりの女が、ひとり娘を亡くして咽ぶ王妃に言った。 『この花を差し上げましょう』 差し出されたのは、花。 紅い、何処にでもあるような花だった。 しかし、何処にもない花だった。 陽光を浴びて綺羅綺羅と輝く花。 月明かりを浴びて深深と艶めく花。 それは、花ではなく宝石だった。 生花と変わらぬ佇まいで、美しさはより一層。 王妃は問う。 『この花は、一体どうして…』 女は微笑んだ。美しく、虚ろに。 『そちらはわたくしが造りました。美しい王女への餞に』 文字数 6,091 最終更新日 2019.5.19 登録日 2019.5.18 -
1147ショートショート 完結 なしお気に入り : 0 24h.ポイント : 0
こんにちは😄 暖かな春🌸、なのに花見もできないような状況となってしまっていますね😰 今回は初めて、お酒で潰れた人を書いてみました!どんな感じなのかは具体的には知らないので色々違うところあるかもしれませんが、広い心をもってお許し願います。笑 会社でストレス溜まってしまった男性、です。読んでいただければ幸いです💓 文字数 4,170 最終更新日 2020.4.10 登録日 2020.4.10 -
1151短編 完結 なしお気に入り : 15 24h.ポイント : 0
「モフモフ野郎と俺の朝ごはん」のifストーリー(及び、その後)。 元の作品は、BLではなくブロマンスですが、そちらも読んでいただけるとより楽しめると思います。 文字数 7,843 最終更新日 2023.1.11 登録日 2023.1.6