Submitted Novels
-
1短編 完結 R18お気に入り : 164 24h.ポイント : 0
明治時代の日本帝国。子爵家に生を受けた十松成彦はΩだ。華族におけるΩの価値は政略結婚の道具。そして国にとってのΩは天皇陛下の持ちもので国の財産という位置づけであり、中央政府の許可なく望んだ相手と婚姻を結ぶことができない時代だった。特に運命の番は禁忌とされ、法に背けば即死罪という苛烈な運命が待つ。 末子の成彦はαである兄達のように家の役に立ちたいと願いながらも非情な現実を受け入れていた。そんな時に家業の商談相手として出逢った英国人のα——エリオット、偶然にも彼は成彦の運命の番だった。 運命の番である上に国際結婚などもってのほか。成彦はタブーしかない二人の関係を恐れたが、エリオットのα性とは別のところにある、真摯で気高い人柄に触れ、彼と英国に渡り番になりたいと願うようになる。 しかし悲願が叶う前に亡き母の秘密を知ってしまい、成彦は窮地に立たされる・・・。 ◇なんちゃって日本の明治時代風 ◇英国人スパダリα×大和撫子男子Ω ◇R18シーン予告なく入ります 読んでいただきありがとうございます! 支部にあげていた転載分は完結済みです。 ◆番外編といいますか続きといいますか、渡英したあとの話を少しずつアップしたいと思います。(短編予定、不定期更新💦🙇)←こちらも完結といたしました。ありがとうございました。 ◆BL大賞も応援いただけたら嬉しいです! 文字数 108,750 最終更新日 2023.11.21 登録日 2023.10.17 -
2短編 連載中 R18お気に入り : 3 24h.ポイント : 0
ある日、猟師のシゲルの元へ、伯母が山羊と生まれたての子猫を連れてきた。 「お前の仕事は、これを助けることじゃ」 見てくれはいいが酒と女にだらしないシゲルは困惑する。 ちいさなちいさな、三毛猫のオス。 しかたないので、みけと名付けた。 そして、慣れないなりに育てたある日、目の前にちょこんと座っている綺麗な少年は…。 「シゲルさん」 どうやらこいつは、シゲルが山羊の乳で育てたみけらしい。 シゲルへの愛が斜め上に飛んだ三毛猫オスのみけ、化け猫として爆誕。 ※ 明治以後くらいを想定していますが、すごくすごくすごーく緩い設定です。 漁師が銃を所持できるくらいの時代と思ってください。 ※ HP、pixiv、なろう、エブリスタに公開中。 文字数 14,005 最終更新日 2021.10.11 登録日 2021.10.11