Submitted Novels
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1ショートショート 完結 R18お気に入り : 85 24h.ポイント : 56
椿 蒼生(つばき あお)は、第二性がオメガの大学生。 同じテニスサークルに所属している院生、アルファの若宮 稀一(わかみや きいち)から、告白された。 さっそく二人は付き合い始めたが、富豪の家に生まれ育った稀一は、蒼生に従順さだけを求める。 それに合わせて、蒼生はただ稀一の言いなりだ。 だが、ある事件をきっかけに、大きくその図は変わる……。 文字数 9,055 最終更新日 2023.12.17 登録日 2023.12.16 -
2長編 連載中 R18お気に入り : 13 24h.ポイント : 7
望月陽宵(もちづきやよい)は仕事帰りに不思議な声を聴く。興味本位で声の方向へ向かうと、突然見知らぬ空間に飛ばされてしまい、目が覚めた場所はなんと昔の中国の宮殿だった!しかもどう見ても宴席の最中で宵は問答無用で捕らわれそうになるが、不審な動きをしている人間を見つけ、武官たちをすり抜け捕縛することに成功。その一連の行動が皇帝・暁朔陽(シャオシゥオヤン)に気に入られて男妾として囲われることに。その日のうちに寝台へと押し倒された陽宵だが月明かりが差し込んだ直後、陽宵と朔陽の体の痣が光りだして——!? 文字数 3,003 最終更新日 2023.11.10 登録日 2023.10.31 -
3短編 連載中 R18お気に入り : 6 24h.ポイント : 7
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4長編 完結 R15お気に入り : 16 24h.ポイント : 7
「てめ、あぶねぇところ助けてやったのに、なにさま」 「月見郁です!」 宵の刻、月明かりが作り出す影が人々を襲う──「夜ノ怪<ヨルノケ>」は伝承の産物で都市伝説のはずだった。月光を覆う化け物──「月喰い<ツキクイ>」と彼らは呼ばれ、襲われた者は日光に耐性が低くなり、昼行性動物としての特性が弱まり、衰弱していく奇病「陽退症<ようたいしょう>」を患うとして、密かに恐れられていた。 月夜のみ口が利ける「"陽退症"」を患う、月見郁<つきみかおる>はバイトからの帰り道、月喰いと戦う青年・成清葉月<なるせはつき>と出会う。 成清は国家公認の自治組織──裏月<うらづき>一門で月喰いを退治する「影斬り<かげきり>」として、特例措置により、帯刀や独自法の適用が許されていた。 「真っ暗でも目印になっていいですね、あなたの目って」 罪証である、成清の紅染の瞳を郁は恐れない。彼を月喰いとの戦いに巻き込んでしまったと自責の念から成清は、裏月第三位・弥生の立華陽惟<たちばなはるい>の元へ連れていく。 「私の目をじっと見つめていてくださいね」 重度の陽退症で病床に伏せる彼は、人の意図や未来を見通す不思議な力を持っていた。人離れした神通力を恐れ、誰も彼と目を合わせようとはしなかったのだが、郁はそんな病に侵されていく透視の瞳を「美しい」とのぞき込む。 断ち斬れぬ因縁と柵<しがらみ>の中で彼らは、這いつくばり、もがき、求める声のする方へ手を伸ばす。 月喰いを滅する宿命の血族・裏月<うらづき>十二門と月輪を覆う巨体・満月食い<フルムーンイーター>との縁切り討伐譚。 罪と因縁の満ち欠け、ダークファンタジーBL『月負いの縁士<えにし>』開幕。 文字数 244,740 最終更新日 2022.10.29 登録日 2021.2.20 -
5短編 完結 R18お気に入り : 10 24h.ポイント : 0
少年姫の色仕掛けを冷たくかわす王子・レイ。だが、側近には熱い眼差しを向ける。許されない禁断愛です。 短編より長めです。 文字数 2,927 最終更新日 2023.2.21 登録日 2023.2.21 -
6ショートショート 完結 R18お気に入り : 10 24h.ポイント : 0
ブログに掲載した短編です。 文字数 1,984 最終更新日 2021.5.18 登録日 2021.5.18 -
9長編 連載中 R18お気に入り : 39 24h.ポイント : 0
人の中には遥か昔に先祖が神々から授かった異能を、脈々と受け継いでいる血筋がいくつか存在している。贄の力もその一つだ。 贄とは様々な災厄を人々の身代わりとなって引き受ける、そういう特殊な力を持った人のことである。 己の血肉を犠牲に人々の災いを贖うことを生業とした生贄の一族。すばるはその贄の血を引く最後の子供だった。 神様に拾われたすばるは「贄の神子」となり、いつか来る災厄を恐れる人間の希望のひとつとなった。 そしてその傍らには寄り添うように立つ銀鼠の毛並みを持つ狐の神様が一人。 誰かのために己の身を削る役目を負った少年と、少年を守るために遣わされた月光の神。 二人が紡ぐ喪失と幸福の物語。 ・雰囲気和風ファンタジー ・R指定回は*表記あり ・常に距離が近いがRまでは遠いです ムーンライトノベルスにも掲載中 文字数 122,584 最終更新日 2022.8.28 登録日 2022.6.7 -
10長編 完結 R18お気に入り : 24 24h.ポイント : 0
俺は片桐さんが好きだった。 突然社長をしていた親父が死んで、俺は途方にくれた。俺を助けてくれたのが親父の代から秘書をしていた片桐さん。片桐さんのおかげで会社はなんとか存続し、ようやく落ち着いた年のクリスマスの夜。 残業上がりで社長室で2人でクリスマスを祝った。外では雪が降っていて、少し酔った片桐さんの目元が少し赤くなっていて、思わずつぶやいてしまった。 「好きです」 その返事はOKで、月明かりの下、俺は片桐さんとキスをした。 けれどもその関係はなんだかおかしくて、告白して付き合い始めて、しかも両思いのはずなのに俺と片桐さんの間には体の関係しかなかった。 はじきだされた心はどうしたらいいんだろう。そんなお話。 完結保証:全て書き終わっていますが修正しながら投稿しています。おまけを入れて全部で13万字くらいです。 文字数 127,332 最終更新日 2021.9.25 登録日 2021.8.17 -
11長編 連載中 なしお気に入り : 17 24h.ポイント : 0
ひとりの女が、ひとり娘を亡くして咽ぶ王妃に言った。 『この花を差し上げましょう』 差し出されたのは、花。 紅い、何処にでもあるような花だった。 しかし、何処にもない花だった。 陽光を浴びて綺羅綺羅と輝く花。 月明かりを浴びて深深と艶めく花。 それは、花ではなく宝石だった。 生花と変わらぬ佇まいで、美しさはより一層。 王妃は問う。 『この花は、一体どうして…』 女は微笑んだ。美しく、虚ろに。 『そちらはわたくしが造りました。美しい王女への餞に』 文字数 6,091 最終更新日 2019.5.19 登録日 2019.5.18