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1長編 連載中 R18お気に入り : 70 24h.ポイント : 142
「領主の役に立ちたいか? なら、私が力を与えてやろう」 二十年に一度、村では森の精に生贄を捧げることになっている。今年生贄に選ばれたのはこの俺であった。 しかし、生贄の儀式に反対している領主様が俺を救い出してくれた。 俺は美しくてやさしい領主様にすっかり心を奪われてしまう。 ――領主様のお役に立ちたい。 そんな願いをもつようになった俺のもとに、森の精・エラーブルが現れる。 曰く、俺はすでに生贄として森の眷属になっているのだという。 そして彼は俺に契約をもちかける。 「領主の役に立ちたいか? 私と契約するなら力を与えてやってもいい」 俺はすぐに頷いたのだが、契約で得たのは、木と会話する力だった!? さらに、その契約の対価としてエラーブルのために働くことを命じられる。 「な、なにをすればいいの……?」 「私はあの領主が森を破壊する未来を見た。森を救うために領主の傍に行き、奴の目的を探るのだ!」 「えええええ!?」 領主×平民のじれじれコメディラブストーリー! ――――――――――――――――――― 第12回BL大賞にエントリーしています。 毎日17時更新です。 応援よろしくお願いします! 文字数 83,348 最終更新日 2024.11.21 登録日 2024.10.25