Submitted Novels
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1長編 連載中 R18お気に入り : 131 24h.ポイント : 14
中村慎弥(なかむら しんや)は市役所の地域振興課で働く勤務5年目の公務員。お堅い仕事上、自分が同性愛者であることは周りにも、同僚で親友の米倉直人(よねくら なおと)にも隠している。 趣味のフットサルもできないほど忙しい日々の中で、唯一の楽しみがスポーツの試合観戦だった。ここ最近は実業団バスケットボール観戦に熱を入れている。それには理由があった。 仕事を通して知り合ったプロバスケットボール選手の須藤連(すどう れん)に憧れに近い恋心を抱いているからだった。とはいえ、相手は日本バスケットボール界のスーパースター。片や自分は平凡な地方公務員。須藤が仕事上で慎弥に対し冷たい態度だったこともあり、これが実らない恋なのは分かっていた。だからせめて、ファンとして須藤を応援できたらと思っている。 そんなある日、1本の間違い電話から「高橋」という男と知り合う。お互いの素性はほとんど知らないままだったが、趣味や話の合う「高橋」に段々と心を開き、悩みも打ち明けるようになった。週一度、電話で話すだけの付き合い。縛りのない心地よい関係がこのまま続くといいなと思っていた。 しかし、鈍感な慎弥は気づいていなかった。自分だけがなんにも知らないことに。 ※プロバスケットボール選手(イケメン)×地方公務員(平凡)です。ハッピーエンドです。短めの中編です。 ※R指定ではありませんが、キスの描写はあります。 ★★本編は完結していますが、続編の「初夜編」を更新中です。こちらはがっつりと絡みがあるので、未成年の方、苦手な方はご注意ください。レーティングもR18へ変更しました。 文字数 14,161 最終更新日 2024.9.25 登録日 2021.10.31 -
3長編 連載中 R18お気に入り : 38 24h.ポイント : 0
町中で視線を感じたら、上を見上げてはいけないよ。 赤い格子の向こう側、白兎と目が合ってしまったら、取って喰われる--。 自分の名前さえ忘れてしまった『白兎』。 狭い部屋の中で外を眺めるうさぎは、ただそこで景色の移ろいを眺めていた。 知らないことを知りたがったうさぎの手を取ったのは、うさぎに魅了されてしまった『椿』。 赤と白は交わるのか? 何故彼は白兎と呼ばれるのか? うさぎが真実を取り戻す時、其処にあるのは幸か不幸か--。 屋敷の奥座敷、たった一部屋の物語。 ※18禁/なんちゃって時代物 ※縦読み推奨 文字数 22,020 最終更新日 2018.12.16 登録日 2017.12.12 -
5短編 完結 なしお気に入り : 8 24h.ポイント : 0
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6ショートショート 完結 R15お気に入り : 0 24h.ポイント : 0
会社員の純也は毎日残業続きの日々。そんなある日、帰り道の歩道橋で謎の男たちに囲まれてしまう。 「あなた、この前人造人間とホテルに行きましたよね?」 それは自分と当の人造人間しか知らないことの筈だが……。 (人造人間の運命の人【https://www.alphapolis.co.jp/novel/519967146/541749273】の続きです。) (※リアルの社会情勢を反映しておりません) (※職業についての考察は詳細に行なっておりません) (※現実的な法律、道徳、倫理、人権、衛生の面で「誤り」「加害的」「差別的」であることも描写されますが、これらを「是」とするものではありません) (※随時修正する可能性はあります) 文字数 4,574 最終更新日 2023.7.16 登録日 2023.7.16