Submitted Novels
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572短編 完結 なしお気に入り : 8 24h.ポイント : 0
会社から電車に揺られ約二十分。駅を出て徒歩三分という立地に、その店はあった。 一見こじんまりとした店舗は、しかし綺麗に整えられていて、ガラス越しから覗く店内からは、華やかな花々が窺えた。 見舞いなのだから花は必須だろう。 そんな安直な考えで足を踏み入れた店内の、その奥にいた一人の店員。その男に声をかけたことにより、俺の人生は一変する。 「いらっしゃいませ、どんなご用事でしょうか」 その、まるで融けた蜂蜜のような黄金色の瞳を向けられたその時。俺は、生まれて初めて恋に落ちるという感覚を味わったのだった。 これは、仕事一辺倒だった社畜の鑑、紫葉宗一と小さな花屋の店主、一ノ瀬葵による、三十路前にもなって抱いた初恋に振り回される、もだもだな恋のお話。 文字数 65,759 最終更新日 2023.11.9 登録日 2023.10.1 -
573短編 連載中 なしお気に入り : 4 24h.ポイント : 0
瀬川琉火は、俳優も歌手も何でも手広くやる芸能人。 そんな彼の息抜きは、住んでいるマンションの近くのコインランドリーで、何をするわけでもなく、自分が「瀬川ルカ」としてバレないように、のんびりと一人の時間を過ごす事だった。 ゲーム感覚でその些細な時間を楽しんでいたある日、一人のスーツ姿の青年ーー梢江志音が、洗剤を貸して欲しい、と声を掛けてきたことから、日常のささやかな時間とささやかな関係が始まった。 そんな二人が、お互いを大切な存在だと自覚し、ささやかな関係が、そうでなくなるまでの話。 芸能人×一般人(デザイナー)のゆるい話。 ※気が向いたときにぽつぽつ更新していきます。 文字数 12,063 最終更新日 2022.7.18 登録日 2022.7.17 -
574長編 完結 R18お気に入り : 115 24h.ポイント : 0
和生(かずお)がアパートの外に出ると、そこは異世界の森の中だった。 森の中で出会った、話せない大男に助けてもらい、テディと名付けた彼と森の中の一軒家で一緒に暮らすようになる。 和生が森での暮らしに慣れてきた頃、高熱を出して寝込んでしまう。丸一日経っても熱の下がらない和生に、テディはいきなり土下座した後、キスしてきて……。 ◆谷村和生……異世界転移してきたフリーター。19才。受け。高3の時のトラブルから、人の声に対する恐怖症になっている。 ◆テディ……和生が迷い込んだ異世界の森で会った男。20代後半。攻め。ボサボサの茶色い髪に髭もじゃの熊のような大男。性格はおだやかで優しい。話すことはできないが、和生が話す言葉は理解している。 ◆重複投稿。☆★は性描写あり。 文字数 50,154 最終更新日 2019.1.27 登録日 2019.1.16 -
577長編 完結 R18お気に入り : 81 24h.ポイント : 0
掻き乱されて溺れる。俺の世界を作り替えた熱と衝動、抗えない奔流に 【俺様先輩とS系無表情後輩の情熱の応酬】 平坦だった感情が、突如、奔流となり、抑えきれないほどに溢れ出る。そんな瞬間が、まさか自分に訪れるとは思いもしなかった。 誰にも心を動かされることがなかった自分に、こんな荒ぶる感情を教えた人がいる。 あの人だ。何にも波立つことなく、淡々と歩むだけだった平凡な俺の『生(せい)』を塗り替えた、唯一の人物。 「失せろ。生意気なそのツラ、二度と俺に見せるんじゃねぇぞ」 けれど、それを自覚したところで、どうにもならない。俺の声も想いも決して届かない。 その人は煌めく高みで燦々と輝いている。とても眩しくて遠い人なんだ。 ※『花霞に降る、キミの唇。』と同じキャラ、土岐奏人が主人公ですが、世界線は花キミとは別です。 素敵表紙は香咲まり様作画 ◆本文、画像の無断転載禁止◆ No reproduction or republication without written permission. 文字数 63,500 最終更新日 2021.11.29 登録日 2021.10.28 -
578長編 完結 R18お気に入り : 248 24h.ポイント : 0
同じショッピングモール内にあるイタリアンレストランで働く森下に一目惚れをしてしまった青山。 こちらから話し掛ける事は無いけれど、森下の店にせっせと通い続けていた。 ある日、声を掛けられた事がきっかけであっという間に森下との距離が縮まり舞い上がるが、同時に不安も増えていく。 日々募っていくこの思いは、次第にブレーキが効かなくなって、森下を困らせてしまうのでは無いか。 好きだけど、僕は一体どうしたらいいんだろう? そんな不器用なアパレル店員、青山店長の恋のはなし。 ☆甘々注意です(∩>o<∩)♡店長が恋する乙女になっています! ☆2年前とかに書いたので、なんかちょっと恥ずかしいです…笑 ですがあえて加筆修正なく載せたいと思います…(/-\*) 途中まで話事にタイトルがついていませんが、30話あたりから急につき始めますのでご注意くださいm(*_ _)m ☆この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。 ☆素敵な表紙は木樫さま♪ 文字数 108,785 最終更新日 2022.2.14 登録日 2022.2.3 -
579短編 連載中 R18お気に入り : 7 24h.ポイント : 0
何も変わらない年末に、嵐のような男が乱入してきた。 「りぃぃん♡きちゃった♡」 鼻にかかる甘い声、甘い香水の香り。 「き、菊ちゃん!?」 静かに過ごしたい恭平とは裏腹に、途端に賑やかになった部屋で繰り広げられる言い合い……そこに新たに現れるのは、なんと菊ちゃんの恋人!?? 俺達には落ち着いた正月が来ることが無いのだろうか…… *** 久々のやば彼シリーズです。 新たに登場するのは、菊ちゃんの恋人の海月(かづき)さんです。 こちらではまだ公開していない菊ちゃん編に登場します。 とても天然ちゃんですが菊ちゃん愛だけは誰にも負けません!(笑) 最後まで楽しんで頂けたら嬉しいですヽ(´▽`)/ 文字数 6,918 最終更新日 2021.1.26 登録日 2021.1.16 -
580長編 連載中 R18お気に入り : 21 24h.ポイント : 0
人の姿に化けることの出来る狐のホタルは、昼間は「狐の里」を出て、人間世界のお墓の掃除をする日々を送っている。 ある日、お供え物のお菓子をコソコソと食べにやって来るアオイという少年に、ホタルは声をかけてしまった。 「どこにも行くところがありません」というアオイを、ホタルは仕方なく狐の里に連れて帰ることにした。 ※ニンゲンギツネは成熟した大人になるまでは、興奮すると変身が溶けて狐の姿に戻ってしまうので、 「可愛い、触ってみたい」と受けに対して思っていることがバレバレの狐攻めのお話です。 ※性描写のあるお話には★マークがつきます。 ※この作品はアルファポリスにも掲載しています。 文字数 94,535 最終更新日 2021.4.29 登録日 2021.3.27 -
582長編 連載中 R18お気に入り : 4 24h.ポイント : 0
究極純愛♡僕日 ルート3:中性美人優等生×トラウマを抱えたセレブベビーフェイス ■あらすじ■ 生活環境の違う二人は互いに惹かれあいながらも接点がなく友達にもなれなかった。セレブということから、中学の時純真無垢な久隆はある女の子に交際を申し込まれる。しかし、それは金目当てであり、誰がみてもカッコいい幼馴染みの聖に近づく策略だったと知る。そのことで自信を失ってしまった久隆は塞いでしまうことになるのだが。 真実を知ったその日、傷ついて泣いている久隆を慰めてくれたのは咲夜だった。咲夜のほうは入学式で見かけたときから久隆が好きだったが、久隆は慰めてくれたことがきっかけで彼に好意を抱き始める。どうしても教室で声のかけられなかった久隆は咲夜がAGというオンラインゲームをやっていることを知る。自然を装って彼に近づき仲良くなってゆく二人。 果たして二人の運命は━━━━? 文字数 33,830 最終更新日 2024.4.26 登録日 2021.11.3 -
583ショートショート 完結 R18お気に入り : 3 24h.ポイント : 0
Cowardシリーズと幸福的でシアワセな二人シリーズの主人公たちのあほエロ短編集 (ここから読んでも楽しめますが、黒き眠り姫を起こすのを最初に読むとさらに楽しめます) あらすじ 「アンタに、これやるよ!」 そうツンとした態度で言い放ちながらも、頬は照れで赤く染めて居るヴィクトルに。 ぐいっと、ムードもなく黒の箱に紫のリボンでラッピングされた小さな箱を渡されたアレクセイは。 とぼけた顔でこれがどういう物なのかを、100%分かっているのに分からないような声音で。 「突然なんだい? 君から僕に物をくれるなんて……珍しすぎて、びっくりだよ。ほんとびっくりさ、中身は何だろう? 君からなら何でも最高に嬉しいけどね」 文字数 5,264 最終更新日 2022.3.3 登録日 2022.3.1 -
585長編 完結 R15お気に入り : 24 24h.ポイント : 0
ごく普通の男子高校生・楠木聖(くすのき・ひじり)は、紅い月の夜に不思議な声に導かれ、祠(ほこら)の封印を解いてしまう。 目の前に現れた青年は、驚く聖にこう告げた。「自分は吸血鬼だ」――と。 冷酷な美貌の吸血鬼はヴァンと名乗り、二百年前の「血の契約」に基づき、いかなるときも好きなだけ聖の血を吸うことができると宣言した。 憑りつかれたままでは、殺されてしまう……!何とかして、この恐ろしい吸血鬼を祓ってしまわないと。 クラスメイトの笹倉由宇(ささくら・ゆう)、除霊師の月代遥(つきしろ・はるか)の協力を得て、聖はヴァンを追い払おうとするが……? ツンデレ男子高校生と、ドS吸血鬼の物語。 文字数 87,118 最終更新日 2021.11.30 登録日 2021.9.13 -
586短編 完結 R18お気に入り : 70 24h.ポイント : 0
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587長編 連載中 なしお気に入り : 8 24h.ポイント : 0
名前の通り、弟大好きな末期お兄ちゃんとその弟のお話。 「怜がいてくれれば、俺は死んでもいいよっ」 「……は、はぁ。」 成績優秀、運動神経抜群、しっかり者の弟、水篠怜(みずしの れい)、小学4年生。 怜の兄、水篠涼(みずしの りょう)もまた、成績優秀な金髪男子。 しかし涼は、度が過ぎたブラコンだった。 怜のクラスメイト、葵、紫乃、陽太、奈緒。 怜に声をかけてもらってから怜にべったりな文学少年、香月葵(かづき あおい) 腹黒アイドルな雛瀬紫乃(ひなせ しの) 常に体操着を着ている活発で褐色肌な八代陽太(やしろ ようた) 捨てられた時にもっていたぬいぐるみを手放さない男の娘、雅楽川奈緒(うたがわ なお) ブラコン兄さんとショタたちのほんわか(?)日常ものです。 ※時系列が現実世界と同じなので、初めはショタ組は皆3年生です。 文字数 12,880 最終更新日 2020.2.13 登録日 2020.1.26 -
589長編 完結 なしお気に入り : 11 24h.ポイント : 0
電車に乗りいつも通り大学へと向かう途中 気になる人と出会う男性なのか女性なのかわからないまま 電車を降りその人をなぜか追いかけてしまった 初めての出来事に驚き その人に声をかけ自分のした事に 優しく笑うその人に今まで経験した事のない感情が・・・ 文字数 216,026 最終更新日 2024.2.7 登録日 2023.8.11 -
590短編 連載中 R18お気に入り : 55 24h.ポイント : 0
19XX年… これはまだΩ性の社会的地位が低い頃の話 ──────── 「地下室には魔物がいる」 ある日、使用人の誰かが屋敷中にそう噂を広めた。 真夜中になると悲鳴混じりの叫び声が聞こえる、その魔物は人を狂わせる能力を持っている、など皆口々に言う。 酷く恐れる使用人たちに対し興味を持った俺は皆が寝静まった頃合を見計らって例の地下室へと足を運んだ。 「…ほら、脚を開いて。自分で持ってられるね?」 声の主は… ━─━─━─━─━─━─━ オメガバース物語 貴族Ver. 前作が完結していないにも関わらず新作を投稿してしまう形となりますが、限られた時間の中で少しずつ進めていきたいと思っているので長い目で見てやってください。 また性描写を多く含みますので苦手な方はブラウザバックしてください。 文字数 2,342 最終更新日 2021.1.9 登録日 2017.4.20 -
591長編 連載中 なしお気に入り : 6 24h.ポイント : 0
1977年、一人の赤ん坊が産声を上げた。名は「晴成」。晴成には二つ上の兄がいた。兄弟は星を愛し、天文にとても興味があった。幼少のころは仲のよい兄弟であったが、成長するにつれてこまかな溝が生じ、それは大きな亀裂となって、やがて二人を分けた。 その世界には、安易に踏み込んではならない三つの領域があった。コンピュータによる脳への介入、蘇生、時間移動。しかし、網の目をくぐり、密かに研究する者がいた。 運命か宿命か。その研究者は一人の少年と出会う。いまは失われた星の帝の流れを汲む一族の皇子であり、のちに、マザーコンピュータシステムの分野で権威を二分することになる存在である。 コンピュータによる脳への介入、蘇生、時間移動。そのすべてが可能になったとき、世界は創られ、そして崩壊の道へと動き出した。 青年の願いはただ一つ。自分たちの唯一であった世界を取り戻すこと。兄を助け、己が壊してしまったあの日へ還すこと。ただ、それだけだった。 文字数 69,214 最終更新日 2021.2.27 登録日 2019.10.27 -
593長編 完結 R15お気に入り : 35 24h.ポイント : 0
冬月 琉架 (ふづき るか) 高校2年生 (16歳) モデルをやっているが...彼には、ある秘密が...。いつもは、健全な男子高校生だが、モデルをしている時は...。 モデルの時の名前は、姫崎 るか (ひめざき るか) 八神 亜衣希 (やがみ あいき) 社会人 (26歳) 写真家。普段は、商業カメラマンをやっている。だが、琉架にあるものを見られ、変態呼ばわりされる。 彼の素性は、訳ありみたいだが...?? あらすじ 琉架は、モデルの仕事を終えるといつも帰り道の途中にあるコンビニで、甘いものを買って帰るのが日課なのだが...最近、雑誌コーナーに長身の男の人が立ってて...毎回、琉架の事務所の雑誌を買っては、店を出ていく。 琉架の最近のマイブームは、紙パックのミルクティー。いつものように仕事を終え、コンビニでミルクティーを買い、店を出ようとした時「ちょっと...いいですか?」と言って声をかけてきたのは、最近見かける雑誌コーナーの男だった。仕方なく店の外に出て、琉架は、目の前にいる男に目を向けると、その男はいきなり「...その...姫崎 るかさんですよね...??なぜ、男装を...??」と言って訝しげな表情で琉架を見つめた。...これは、琉架と変態カメラマンの史上最悪の出会いだった...。 文字数 238,520 最終更新日 2019.8.24 登録日 2018.11.29 -
596長編 連載中 R18お気に入り : 7 24h.ポイント : 0
片想いを拗らせたイケメン将棋棋士×ミステリアスで童顔で売れない声優←独占欲丸出しの売れっ子声優 こんな感じの話です。 将棋をしたり、恋愛したり、ご飯を食べたり、声のお仕事をしたりします。 ちょこちょこ性描写が入りますのでご注意ください。 文字数 24,040 最終更新日 2020.11.15 登録日 2020.10.12 -
597長編 完結 R18お気に入り : 19 24h.ポイント : 0
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598長編 完結 R15お気に入り : 17 24h.ポイント : 0
サッカー部の先輩・ハヤトの声が密かに大好きなミノル。 彼を誘い家に泊まってもらった翌朝、目覚ましが鳴った。 ……あ。 音声アラームを先輩の声にしているのがバレた。 しかもボイスレコーダーでこっそり録音していたことも白状することに。 やばい、どうしよう。 文字数 4,746 最終更新日 2022.2.19 登録日 2022.2.15 -
599ショートショート 完結 R18お気に入り : 10 24h.ポイント : 0
ブログに掲載した短編です。 文字数 1,549 最終更新日 2020.10.22 登録日 2020.10.22 -
600長編 連載中 R18お気に入り : 42 24h.ポイント : 0
ある日、天涯孤独になった黒川大吾は、六つ年上の幼馴染みであった澄野雪に声をかけられる。 「大吾くん、行くところがないなら僕の家に住む?」 彼は、天使かはたまた悪魔か。 二人の同居生活が始まる。 拗れて、歪んで、縺れあって。 不器用にしか愛せないーー そんな2人の物語。 ********** ※R18 ※過激な表現が出てきます。 苦手なかたはブラウザバックを。 毎日19時更新! よろしくお願いします。 twitter : @akari_takadono 文字数 39,027 最終更新日 2018.11.16 登録日 2018.10.10