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フリーワード クリスマス
R指定 R指定なし R15 R18
  • 91
    短編 完結 なし
    お気に入り : 6 24h.ポイント : 0
    空の瞳 3/クリスマス・コンチェルト 空の瞳・第3弾。悠哉と瀧川、クリスマスの夜に交錯する、それぞれの切ない想い…。 できれば「空の瞳」、「stalemate」を読んでからお楽しみください。
    文字数 14,257 最終更新日 2019.12.7 登録日 2019.12.7
  • 92
    短編 完結 なし
    お気に入り : 9 24h.ポイント : 0
    幸せの1ページ 三年前のクリスマスイブ。恋人が死んだ。 その犬の瞳は、彼の深い茶色の瞳によく似ていた。 ・死んだ恋人にそっくりな半獣人と、新たな日々を築いていく物語。 ・物語は二人の目線で進んでいきます。
    文字数 13,838 最終更新日 2023.2.16 登録日 2023.2.16
  • 93
    短編 完結 なし
    お気に入り : 2 24h.ポイント : 0
    泣かないで、あとすこし 受験も間近に迫る高校3年生のクリスマスイブ。クラスメイトの家で催されたパーティーに行った帰り道、駿矢が商店街を通ると、幼馴染みの芳弥は寒いなかケーキの売り子をしている。
    文字数 8,903 最終更新日 2023.12.24 登録日 2023.12.24
  • 94
    短編 完結 R18
    お気に入り : 3 24h.ポイント : 0
    サンタクロースとトナカイのケモホモです(R-18)。 終始下ネタなので抵抗がある方はご遠慮ください。
    文字数 3,195 最終更新日 2020.12.24 登録日 2020.12.24
  • 95
    ショートショート 完結 なし
    お気に入り : 4 24h.ポイント : 0
    これは、小さな男の子の幸せ(?)なクリスマスの話。 一人でクリスマスを過ごすことになった男の子の部屋に、突然現れた自称サンタさん。 しかし、どこからみても変態でしかなかった………。
    文字数 3,354 最終更新日 2020.12.24 登録日 2020.12.24
  • 96
    ショートショート 完結 なし
    お気に入り : 3 24h.ポイント : 0
    こちらで掲載している「龍虎の契り」「灼熱の太陽針の月」「理髪店の男」のパロディ作品です。 普段は繋がらない物語同士がCoCo壱に集ってしまった!軽くサクッと笑い飛ばしてやって下さい!
    文字数 2,361 最終更新日 2020.12.5 登録日 2020.12.5
  • 97
    短編 完結 なし
    お気に入り : 0 24h.ポイント : 0
    男子高校生達がわちゃわちゃとクリスマスケーキを作ろうとするだけの話。
    文字数 3,050 最終更新日 2023.2.16 登録日 2023.2.16
  • 98
    短編 完結 なし
    お気に入り : 1 24h.ポイント : 0
    大阪で起きた三つの物語 クリスマス・イブ。とあるゲイバーで繰り広げられる、三つの通勤電車にまつわるラブストーリー。
    文字数 10,034 最終更新日 2020.7.6 登録日 2020.7.6
  • 99
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 24 24h.ポイント : 0
    今夜は騎士(ナイト)をお持ち帰りです 番外掌篇「溶けるふたつ」up。本編完結。眼鏡真面目系年下ワンコ×ビッチ系ツンツン年上美人。 クリスマスイヴの夜、二里紘鳴(ふたさと こうめい)はケータリング業を営む友人に配達代行を頼まれ、届け先の私立大学研究室に向かう途中、院生の多田優哉(ただ ゆうや)と出会う。その一回だけの邂逅で終わるかと思いきや、しばらく経って請け負った別の仕事の現場で偶然再会する。二人はそこから曖昧で直球な仲となり――? 本業はナイショなそれなりにお人好しで快楽主義なようでそうでもないような紘鳴と、しっかりしてはいる真摯でへたれなような冷静と度胸で生きてるような多田くんの焦れったいラブコメです。
    文字数 127,991 最終更新日 2018.12.19 登録日 2016.12.19
  • 100
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 66 24h.ポイント : 0
    十七歳の誕生日を迎えた日、世界が一変する。霊感が強く、そのせいで親にも疎まれてきた月影達也。悪霊にとり殺される、そう覚悟した時、二人の青年に助けられる。一人は長い白髪の美しい青年・紫藤蘭丸。もう一人は青い瞳の清次郎。二人に助けられた達也は、自分の中に眠る巨大な力の存在を知ることになる。江戸時代から生きている二人の青年と、言った言葉が真になる言霊を持つ土井七海と、四人での生活が始まる。恋仲の紫藤と清次郎のやりとりに最初は眉をひそめていたけれど。初めての友達を得て、初めての恋を知り、人の温もりを知り、本来の明るさを取り戻していく。『妖艶幽玄絵巻』から続く物語。新章・開幕!*奇譚から読んでも大丈夫です。紫藤と清次郎が気になる方は絵巻へ。
    文字数 484,287 最終更新日 2020.12.26 登録日 2020.1.25
  • 101
    短編 完結 なし
    お気に入り : 15 24h.ポイント : 0
    同じ雪が舞い降りる 遠距離交際中の二人。 この週末はクリスマスデートをしよう。 そうお互いに思ってはいたものの……? 関西弁乙女脳わんことクーデレ塩対応の二人です。 椚田涼司(クヌギダリョウジ) 30歳ごくごく普通のサラリーマン。 イケメン、スタイル良し、人当たり良し。 佐倉文明(サクラアヤメ) 38歳リゾートホテル副支配人。 仕事は完璧だが私生活は適当、出不精・筆不精・恋愛不精。
    文字数 8,378 最終更新日 2021.12.5 登録日 2021.12.3
  • 102
    短編 完結 なし
    お気に入り : 6 24h.ポイント : 0
    【BL】完結 くつ下に愛をこめて。聖なる夜に織りこまれた想いを届けて!お願いサンタさん。 師走の京の荒れた市中を横目に【三条宮家月天宮】ではほのぼの温かい年の瀬を迎えるようです。 クリスマスの習慣のない平安の世の【月天宮】に大宰府から送られてきた外国の品物とは? みたこともないどデカい品物を巡ってあれこれ思い悩む大人達。 夢が壊れないといいのですが?
    文字数 12,408 最終更新日 2021.12.23 登録日 2021.12.15
  • 103
    ショートショート 完結 R18
    お気に入り : 10 24h.ポイント : 0
    クリスマスだからトナカイの話を。
    文字数 1,315 最終更新日 2022.12.23 登録日 2022.12.23
  • 104
    ショートショート 完結 なし
    お気に入り : 16 24h.ポイント : 0
    コンビニくんと忘れ物 『コンビニくんと忘れ物』 コンビニのバイトをしていた工藤は、会計が終わりお客さんを見送った後のレジで綺麗にラッピングされた小さな箱が台に残っている事に気が付いた。 今日はバレンタイン。商品ではないようなので忘れ物だとあたりをつけ、色々な想いを飲み込みお客さん(彼)を追おうと急いでコンビニを出ると、彼は少しだけ離れた場所に立ってこちらを見ていた――。 『白い日の告白』 都築 叶(つづき かなう)は『皆勤賞』に拘っていた。病弱だった自分が『健康』であると証明できる唯一の物であると思っていたからだ。 ある日叶は風邪をひくが無理をして学校に来てしまう。そして、そのせいでクラスメイトの工藤が風邪をひき、受験生であるその兄も――。 『コンビニくんと忘れ物』のコンビニのバイトくん、工藤と彼、叶との裏側と少しだけ未来の話です。
    文字数 13,481 最終更新日 2023.1.6 登録日 2022.11.12
  • 105
    ショートショート 完結 R15
    お気に入り : 10 24h.ポイント : 0
    クリスマスの話。
    文字数 1,087 最終更新日 2021.12.24 登録日 2021.12.24
  • 106
    短編 連載中 R15
    お気に入り : 10 24h.ポイント : 0
    さくらと竜。 ※此方は、『アゲハ舞い飛ぶ さくら舞い散る』で登場する二人のパラレル設定となっております。 ※これ単体でも楽しめます。 ⭐︎『聖なる夜』[完] 恋人達が集まる中、竜一と2人で大きなクリスマスツリーを見に行く事になり… ⭐︎『大晦日の夜』[完] 僕と竜一、そして幼馴染の夏生の3人で、初詣の列に並んでいると… ──『除夜の鐘』夏生ver.[完] ⭐︎『さくら色のバレンタイン』[完] 偶然、見てしまった。竜一が、バレンタインチョコを受け取っている所を…… ──『violenceなValentine』夏生ver.[完] ⭐『6年越しの雛祭り』[完] 夏生のお姉さんに誘われて、6年ぶりに雛祭りのパーティーに参加する。幼い僕を引き連れて…… ──『越えられない一線』夏生ver.[完] ⭐『夜に咲く花 散る桜』[完] 雛祭りパーティー以降、何となく感じていた竜一との距離。春休みに入って、久し振りに夜桜を見に行った先で……
    文字数 25,150 最終更新日 2023.5.20 登録日 2023.2.6
  • 107
    短編 連載中 なし
    お気に入り : 1 24h.ポイント : 0
    クリスマスケーキを、いつか君と 中学生の男の子二人がクリスマスケーキカタログを見るお話 Pixivのブックサンタ2023用に書き下ろした掌編です
    文字数 2,707 最終更新日 2023.12.15 登録日 2023.12.15
  • 108
    長編 完結 R18
    お気に入り : 62 24h.ポイント : 0
    手をつないで(BL) 恋って、もっとキラキラして楽しいものだと思ってた――。 恋人に浮気されてばかりの淳と、彼を見守る親友の巽。 二人の関係が変わったのは、クリスマスイブの夜だった。 クール×ちょっとおバカな高校生の季節物短編連作。
    文字数 64,316 最終更新日 2018.1.4 登録日 2017.1.22
  • 109
    ショートショート 完結 R18
    お気に入り : 11 24h.ポイント : 0
    ブログに掲載した短編です。
    文字数 2,141 最終更新日 2019.1.14 登録日 2019.1.14
  • 110
    長編 連載中 R15
    お気に入り : 15 24h.ポイント : 0
    最後の君へ 目的を失い全てにイラつく高校3年の夏、直斗の元に現れた教育実習生の紡木澪。 最悪の出会いに反抗する直斗。 しかし強引に関わられる中、少しづつ惹かれていく。 やがて実習期間も終わり、澪の家に通う程慕い始める。 そんな中突然姿を消した澪を、家の前で待ち続ける……。 澪の誕生日のクリスマスイブは一緒に過ごそう…って約束したのに……。
    文字数 103,702 最終更新日 2023.4.23 登録日 2022.6.18
  • 111
    長編 完結 なし
    お気に入り : 7 24h.ポイント : 0
    本編あり。「高校球児、公爵令嬢になる。」の外伝です。 クリスマスの近づく日、健人はクリスに欲しいものを訊ねるが……。異世界から来た皇子は、どうやら「クリスマス」を知らないらしい! 「オレがあげられるものってなんだろう???」思い悩む健人に、クリスは……。 らぶらぶほのぼの外伝です。 ※「小説家になろう」「カクヨム」と同時連載
    文字数 12,111 最終更新日 2022.12.25 登録日 2022.12.21
  • 112
    長編 完結 R18
    お気に入り : 24 24h.ポイント : 0
    [R18]トロンプ・ルイユ(旧Ver 俺は片桐さんが好きだった。 突然社長をしていた親父が死んで、俺は途方にくれた。俺を助けてくれたのが親父の代から秘書をしていた片桐さん。片桐さんのおかげで会社はなんとか存続し、ようやく落ち着いた年のクリスマスの夜。 残業上がりで社長室で2人でクリスマスを祝った。外では雪が降っていて、少し酔った片桐さんの目元が少し赤くなっていて、思わずつぶやいてしまった。 「好きです」 その返事はOKで、月明かりの下、俺は片桐さんとキスをした。 けれどもその関係はなんだかおかしくて、告白して付き合い始めて、しかも両思いのはずなのに俺と片桐さんの間には体の関係しかなかった。 はじきだされた心はどうしたらいいんだろう。そんなお話。 完結保証:全て書き終わっていますが修正しながら投稿しています。おまけを入れて全部で13万字くらいです。
    文字数 127,332 最終更新日 2021.9.25 登録日 2021.8.17
  • 113
    短編 完結 R18
    お気に入り : 14 24h.ポイント : 0
    Yuta's first episode.~きみを見つけた0話~ 執着系悪いお兄さん×コミュ障純情大学生。 「今頃後輩くんは、彼女とこうしてる頃かもね」 クリスマスイブ。サークルの飲み会で自分の失恋を知ったさつきは、失意のあまりほぼ行きずりの男ユタと関係を持ってしまう。 ※素敵な表紙イラストはキサラ先生(Twitter@shiro_bello)に描いて頂いています。
    文字数 8,223 最終更新日 2021.10.12 登録日 2021.10.10
  • 114
    短編 完結 R18
    お気に入り : 63 24h.ポイント : 0
    クリスマスから新年にかけての時期が嫌いな院家さんの話 :注意: 創作活動などをしていない素人作品とご了承ください 人外です タグを一読ください、苦手な方はすいません 性描写有りは題名に※あります 同名でお月様に出没しております お月様では、公式ミニ企画に参加しており、本編後に1万字ほど追加しております
    文字数 74,550 最終更新日 2020.1.16 登録日 2019.12.25
  • 115
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 3 24h.ポイント : 0
    幻燈町の恋模様 幻燈町(ゲントウチョウ)には、どんな記憶にも出会えるという迷信があった。 町には、そこで生まれ育った者もいれば、外部からやって来た者もいる。 そこで織り成される三組の物語。 ○実光編 高校二年生の瀬野実光は、転入生の日向耀太に突然愛の告白を受ける。 一目惚れで実光のことを知りたいという耀太を訝しがるも、実光は耀太のペースに振り回されながら、段々と心をひらいていく。 あるとき、耀太が泉澤錠棚管理舎を知っていることから、実光は自分の秘密を打ち明けることにする。 実光は、人の記憶を取り出すことができるという泉澤静漉と知り合いなのだった。 ○番外編 耀太が幻燈一高に転校するために家族と話し合うお話。 ○大和編 高校二年生の藤苗大和は、時々未来が見えてしまう能力があった。 そのことを、親友の一色尊と和佐宗司だけは知っている。 二人に恋にまつわる話が持ち上がったことを機に二人への恋心を自覚する大和だったが、想いを封じて二人を応援しようとする。 ところが、尊と宗司が好きなのは大和であり、三人の想いはすれ違ってしまう。 ○斗眞編 つばめ喫茶のウェイターである早月斗眞は、常連客の多賀幸航平に恋をしていた。 斗眞はあるとき、多賀幸が元恋人の女性に失恋をして幻燈町にやって来たことを知る。 多賀幸の恋愛対象が女性であることを重く受け止める斗眞だったが、斗眞もまた、訳があって幻燈町へと引っ越してきていた。 お互いにフリーである二人は、斗眞の告白により付き合ってみることになる。 *本編は全年齢向け、おまけはR18となっています。 現在おまけは斗眞編のみです。
    文字数 121,198 最終更新日 2022.12.20 登録日 2022.12.4
  • 116
    短編 連載中 R18
    お気に入り : 33 24h.ポイント : 0
    義弟×義兄 義兄のダイキさんはイタズラが大好きな5歳児(21歳)。 ずっと父さんと2人きりだった俺にとっては、ダイキさんにちょっかいをかけられる毎日が、楽しくて、そして、ちょっぴりウザイ。 今日はダイキさんと2人きりで過ごす初めてのクリスマス。 学校帰りにケーキを買って。ふふ、ダイキさん喜んでくれるかな·····。 ··········なんて、呑気なこと思ってたんだけど、、 ────おバカでアホな義兄が、えっちに乱れまくっちゃうお話。
    文字数 2,269 最終更新日 2021.8.1 登録日 2021.8.1
  • 117
    長編 完結 R18
    お気に入り : 8 24h.ポイント : 0
    冬の夜空をみあげて。2⃣ーベツヘルムの甘い星ー  潤太にはふたりの彼氏がいる。理知的で穏やかな俊明、そして厳しいけど頼りになる大智。どっちも大好き! 吉野潤太は高校一年生。身長は伸び悩んでいたとしても心だけはすくすくと成長しまくっていた。好奇心旺盛で元気いっぱいだ。クリスマスの日、できたばかりの恋人・俊明と大智がさっそく潤太を家に招いてくれた。どうやら恋人たちはキスの先に進みたいらしい。 恋人をつくるにしても、プレゼントを選ぶにしても、ちょっぴり他人とはズレた感覚をしている潤太におきた、クリスマス・イブの悲劇? 『冬の夜空をみあげて。1⃣ー真冬のトライアングルー』の続編です。1⃣を読んでいなくても、問題なく読めると思います。
    文字数 78,319 最終更新日 2022.5.2 登録日 2022.3.18
  • 118
    短編 完結 R18
    お気に入り : 6 24h.ポイント : 0
    聖夜の光りシリーズ [人懐っこい年下×素直じゃない年上] ○聖夜の光り 百貨店勤務の日坂悠志(27歳)と谷浦郁人(26歳)は、付き合って二年のカップル。 忙しくクリスマスに出かける暇もない彼らの、ささやかなクリスマス・イブ。 ○二人の年越し 悠志と郁人の、歌番組もお笑い番組も見ない穏やかな大晦日。 『聖夜の光り』の続編。
    文字数 16,157 最終更新日 2022.12.27 登録日 2022.12.18
  • 119
    短編 連載中 なし
    お気に入り : 0 24h.ポイント : 0
    クリスマスとか年末のイベントに絡めたお話を載せていきます。私の作品のキャラクター達が作品の垣根を越えてわちゃわちゃします。
    文字数 6,299 最終更新日 2023.12.31 登録日 2023.12.27
  • 120
    短編 連載中 R18
    お気に入り : 2 24h.ポイント : 0
    冬とシュトレン 仕事を辞めて数ヶ月が経つ。いつもだったら、職場で迎えていたはずのクリスマスイブ。 今年は初めて家で過ごす。付き合っていた彼も居ない。久しぶりの一人っきりのクリスマ スイブの日。 昔好きだったシュトレンを買ってきた。早速、カットして食べてみると懐かしい味がして 心があったまる。 だが、一人で食べるにしては大きすぎた、このシュトレンを食べきるのは誰かとシェアす る必要がある、と思ったが親友関係が少ない俺には埒が明かない事に気づく。 「あー俺にも親友がたくさん居たら良かったのかな?」と言ってもSNSで#シュトレン一 緒に食べませんか?なんて呟いてもバカにされてもおしまいだろう。 「馬鹿馬鹿しい」気分転換に外に出ると、あっ、そう言えば最近近くにできたカフェでお 店の店主と親しくなったのを思い出した。でも、シュトレンとか好きなんだろうか? まあ良いか、寒空の中目的地を目指すことにした。 歩くこと数分、カフェcatについた。カランコロン ドアを開けると彼はいつも通り カウンターの中で本を読んでいた。「あっいらっしゃい、この間も来てくれた子じゃない か!嬉しいなもう、僕の虜になったんだね!」クルクルくせ毛と中性的なメガネ店主、 ベンジャミンだ。日本に興味があり、少しなら話せるらしい。今のところほぼドイツ語 で話しているが。 「いや、今日はただ、これを...。」後ろに隠していたシュトレンを見せる。すると、 「これはシュトレンじゃないか!僕 好きなんだよね。あっ、コーヒー入れるけど、ミルク入れ る?」 全く、この人といるとペースが乱れる。でも、不思議と悪い気分でもない。 「じゃあ、ミルク入りでお願いします。」「わかった、たっぷりめに入れとくね、」 コーヒーのいい香りが漂って来る。初めてここに来た時もこの香りに引き寄せられて来たんだっ たか、そんな思いをふけていると「はい、コーヒー、できたよ。ここに置いとくね。」 カップを置き側に座った。「今日は、クリスマスイブだけど君がシュトレンを持って来てくれた から、お店は閉めとこう。」 「えっ、いいんですか?そんな閉めなくてもっ」いきなり、細くて長い人差し指が唇の前に出て 来た。これ以上喋るなと言うような目で。 「それに、君と少しばかりお話もしてみたいしね、」と言うといつもどおり無邪気に微笑む。 窓の外はまだ雪が降り続いている。降り止む様子もない、俺はこのままベンジャミンと過ごす 事にした。 続く
    文字数 2,158 最終更新日 2022.3.13 登録日 2021.11.22
    BL