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アルファポリスで投稿されているBL小説のランキングです。
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1長編 完結 なしお気に入り : 90 24h.ポイント : 127
異世界に転生したが、かなり不遇な第二の人生待ったなし。 オレの前世は地球は日本国、先進国の裕福な場所に産まれたおかげで何不自由なく育った。確かその終わりは何かの事故だった気がするが、よく覚えていない。若くして死んだはずが……気付けばそこはビックリ、異世界だった。 第二生は前世とは正反対。魔法というとんでもない歴史によって構築され、貧富の差がアホみたいに激しい世界。オレを産んだせいで母は体調を崩して亡くなったらしくその後は孤児院にいたが、あまりに酷い暮らしに嫌気がさして逃亡。スラムで前世では絶対やらなかったような悪さもしながら、なんとか生きていた。 そんな暮らしの終わりは、とある富裕層らしき連中の騒ぎに関わってしまったこと。不敬罪でとっ捕まらないために背を向けて逃げ出したオレに、彼はこう叫んだ。 『待て、そこの下民っ!! そうだ、そこの少し小綺麗な黒い容姿の、お前だお前!』 金髪縦ロールにド派手な紫色の服。装飾品をジャラジャラと身に付け、靴なんて全然汚れてないし擦り減ってもいない。まさにお貴族様……そう、貴族やら王族がこの世界にも存在した。 『貴様のような虫ケラ、本来なら僕に背を向けるなどと斬首ものだ。しかし、僕は寛大だ!! 許す。喜べ、貴様を今日から王族である僕の傍に置いてやろう!』 そいつはバカだった。しかし、なんと王族でもあった。 王族という権力を振り翳し、盾にするヤバい奴。嫌味ったらしい口調に人をすぐにバカにする。気に入らない奴は全員斬首。 『ぼ、僕に向かってなんたる失礼な態度っ……!! 今すぐ首をっ』 『殿下ったら大変です、向こうで殿下のお好きな竜種が飛んでいた気がします。すぐに外に出て見に行きませんとー』 『なにっ!? 本当か、タタラ! こうしては居られぬ、すぐに連れて行け!』 しかし、オレは彼に拾われた。 どんなに嫌な奴でも、どんなに周りに嫌われていっても、彼はどうしようもない恩人だった。だからせめて多少の恩を返してから逃げ出そうと思っていたのに、事態はどんどん最悪な展開を迎えて行く。 気に入らなければ即断罪。意中の騎士に全く好かれずよく暴走するバカ王子。果ては王都にまで及ぶ危険。命の危機など日常的に! しかし、一緒にいればいるほど惹かれてしまう気持ちは……ただの忠誠心なのか? スラム出身、第十一王子の守護魔導師。 これは運命によってもたらされた出会い。唯一の魔法を駆使しながら、タタラは今日も今日とてワガママ王子の手綱を引きながら平凡な生活に焦がれている。 ※BL作品 恋愛要素は前半皆無。戦闘描写等多数。健全すぎる、健全すぎて怪しいけどこれはBLです。 . 文字数 263,694 最終更新日 2021.11.30 登録日 2021.10.21 -
2長編 連載中 R18お気に入り : 1,343 24h.ポイント : 35
僕は僕が嫌いだ。公爵家に生まれた三男。長男のように期待される必要もなく、次男のように長男にもしものときがあった場合の代わりとしてもいらない。ただ貴族として恥ずべき行いさえしなければいいと何故生まれたのかすらわからない存在だ。 みんなみんな僕に冷たい。無視こそされないが一番の優先は父で、次に兄で、最後に次男である兄。母はいない。僕が生まれたその日に亡くなった。 公爵家の女神と言われていた母は僕のせいで亡くなったと、だからみんな僕に冷たいのだといつしか次男である兄に聞いた。僕は嫌われて当然の存在なのだ。 それでも僕は誰かに僕だけを見てくれる人がほしかったのだろう。きっとこんなの怒られるかもしれないが、父たちが普段バカにするスラム街へ入りそこで見つけた同じ年くらいの倒れたひとりの子供を僕は拾った。もしこの子が親のいない子だったなら、父たちが嫌うスラムの子であるこの子ならば僕だけのものにしていいかなと安直な考えで。 結果お前にはお似合いだと初めて僕専属の従者ができ、喜んだが目を覚ましたこのスラムの子は不思議な子だった。 「あ、起きた?」 「………エンド様?」 え?なんで三男の僕の名前をスラムの子が知ってるの? BL小説大賞用作品第二段。『兄を悪役にさせないために全力を出した結果~ヤンデレブラコン化は悪役よりマシですか?~』が第一段となります。 優先は第一段ですが、もちろんこちらもがんばります。どちらかでも応援いただけたらと思います。 やばい、こちらもヤンデレ被り始めましたのでタグにヤンデレとしときます。 文字数 42,773 最終更新日 2020.4.20 登録日 2019.10.30 -
3長編 連載中 R18お気に入り : 88 24h.ポイント : 28
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4長編 連載中 R15お気に入り : 8 24h.ポイント : 0
日本の沖縄に住む主人公天堂志瑞也(てんどうしずや)二十三歳は、幼い頃から霊が見えたり妖怪と話したりできる能力がある。ある日、一粒のキャラメルから、いつも通りの日常が変わり始める。時を同じく異世界の中央宮でも急に嵐が起き、二十三年前に亡くなった黄怜(きれん)の墓石が稲妻によって砕かれ、止まっていた時が動き出した。 志瑞也を異世界へ呼び込む男蒼万(そうま)。蒼万と接して行く内に、時折見せる蒼万の優しい感情に志瑞也の心が戸惑い始める。しかし、それは本当に志瑞也の感情なのか。蒼万もまた、人以外も惹きつける志瑞也の事が気になり始めるが、責任感・忠誠心からくる感情なのかわからない。 志瑞也の命が狙われる理由、それは本当に開けていい箱(真実)なのか。各々の感情が複雑に絡み合う人間関係。黄怜の本心・蒼万の本心、そして志瑞也の本心の行方は・・・。 文字数 125,162 最終更新日 2022.6.22 登録日 2022.5.4 -
5長編 連載中 R18お気に入り : 5 24h.ポイント : 0
鳳仆翼殺忍峠(ほうほくよくさつにんとうげ) 内容 忍法エロバトル(全員美形!!) ・・北城・・ 《若君》北上 翼之進 ほくじょう よくのしん 幼い頃に母を亡くし、小さい頃から共に歩んできた護忍衆はかけがえのない友や家族のようなもの。 父親の北上紀之介は北城の城主でもあり、参・婆左羅の一人でもあった。 天鵞絨の軍勢に攻め入られ、同盟国の元へ逃げなければならない。 =北上護忍衆=ほくじょうごにんしゅう 左楼丸 さろうまる 若君の世話係。気性が穏やか。 長髪を後ろで結いている。動きやすい軽装。一番忍っぽい。 頂沙羅 うなしゃら 茶髪長髪の先を結えている。参・婆佐羅の一人。着物の上に甲冑、手甲というシンプルな出で立ち。クール。強い。反りの無い直刀を使う。 九朗 くろう やんちゃ。一番年下。勝気。小柄。うなじで結いている長髪黒髪。黒の忍らしい格好。 傾世 椿ノ助 けいせい つばきのすけ 派手な彩り鮮やかな武者姿。明るい。強気。ポニーテールのように後頭部で長い髪を縛った髪型。得物は刀。銘を「虎向」こなた。 渼久邇 びくに 美女のような外見に赤茶けた長い髪。人を思うがまま淫靡な気分にさせるフェロモン体質。特に武具をつけていない崩した着物姿。外見が類稀な美女に見えるため、くのいちのような閨房謀り仕事をさせられている。 ・・天鵞絨城・・ びろうど城 天鵞絨 洸鵞 様 びろうど こうが さま 若君を奪うため北城の殿紀之介を卑劣な罠に招いて殺す。翼之進を自分の奥御殿に加えたいが、大の拷問好きのため、そこは死より辛い場所と呼ばれている……。 =天鵞絨虙蛮衆=びろうどひばんしゅう 几 鳥近郎 おしまずき うこんろう 洸鵞さまに忠誠的な側近。 家老のようなポジションであり、ひばん衆の中では規律的な性格。 悪僧・明日 あくそう みょうじつ 虚無僧姿の腐れ坊主。身の丈大きい。巨根。 畿内 丕琉子 きない ひるこ 猟奇的な性格。女も容赦なく斬る無慈悲。大太刀を使う。 利兵 りへい 清い性格。ひばん衆(天鵞絨 洸鵞、明日、畿内)の慰み者。刃物使い。椿之助の前では青丸(あおまる)と名乗り、身元を隠して椿之助とプラトニックな相思相愛関係を結んでいた。 藤真 吏衞門 とうま つかさえもん 落ち着いた性格。参・婆左羅の一人。強い。 罪人として濡れ衣処刑されそうになったが、天鵞絨に救われひばん衆の一員として登用された過去がある。黒髪長髪。長巻を使う。 文字数 629 最終更新日 2021.7.29 登録日 2021.7.29 -
6長編 連載中 なしお気に入り : 10 24h.ポイント : 0
「あの時、君と出逢えたのは人生中最悪で最高の出来事だよ。クソ野郎。」 口の悪い王子×圧倒的忠誠心の執事 「坊ちゃん…何時も口を正して下さいと言っているでしょう?」 「これが俺だァー!変わる気はねぇぞー!」 こんな2人だけど…成長につれてとある事実が!? それを知らずに事を重ねる2人… この恋、どうなるの!? 文字数 1,753 最終更新日 2018.8.6 登録日 2018.7.13