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- 1長編 連載中 なしお気に入り : 4,986 24h.ポイント : 12,823鏡に映る自分の顔を見ていきなり頭の中に前世の記憶が蘇った。 「あ。俺、悪役令息だわ!」 うん、この顔、腐女子だった姉貴に頼まれて無理やりクリアさせられたBLゲーム「ボクの王子さま」の悪役令息ことスノーデン公爵家長男、ミルリースだ。 確か、プライドが高く、主役である人気者の次男レオリースを妬み虐げまくるザ・悪役。 ということになっている。 そう。ぶっちゃけ俺は何もしていない。なのに一方的に「人気者の次男を妬んで虐める性格の悪い長男」という役所にされてきたのだ。 いかんせん俺はクールな美少年すぎた。 伶俐な美貌と目の下のクマのせいで、黙っているだけで近寄りがたく見えてしまう。疲れてため息を吐けば「気だるい怠惰な空気を滲ませ」ているように見え、「腹減ったなー」と考えていれば「何を思うのか、その瞳を忌々しげに燻らせていた」となるわけだ。 ぶっちゃけ何をしても妬まれる。 中学でも、成績が上がった弟に「お前も頑張ったな」と微笑みかけただけで「首席だからと弟を見下し、蔑むような笑みを口元に浮かべた」と言われた。さすがにその日は夜ベッドでこっそり泣いた。 成績だって学年トップを維持してる。なのに首席でも「公爵家の権力を利用して裏から手を回し成績を操作している」と思われてるしな。 なんでだよ!なんなら寝る間も惜しんで頑張ってるっての! こんな感じで誤解が誤解を生み、全てが「悪役ムーブ」に変換されてしまう。 弟が可愛らしいタイプで人懐こい愛されキャラなのもまた俺を悪役に見せるのに一役かっていた。 あー、もうやってらんねー! このまんまいったら主人公を虐げた冷酷な兄として断罪され、僻地で無念の死を遂げることになるんだろ?マジでおかしいわ! そのどれもこれも俺が「悪役令息」だから。 そういう役回りだからか。 俺の心は折れた。 これまでは皆に誤解され遠巻きにされてきた。 親には「可愛げがない」と言われ、弟は何をしても褒めて可愛がるくせに、俺は主席になろうが「長男なのだから当たり前」だと褒められたことはない。 それでも「頑張っていたらいつか分かってくれる」と自分を磨く努力を怠らなかった。 不平不満もいわずに我慢してきた。 だけど、意味ある? 何したって「悪役令息」なんだから、意味なくね? どうせ悪役にされるんなら、いっそ好き勝手に生きてやろう。 悪役上等!これからは我慢なんてしねえ。 言いたい放題言ってやる! 家の為だとか長男だとか知ったことか! こんな家、レオリースにくれてやる! 俺は俺で独立して裕福な平民として生きる。 幸い前世の知識も思い出したから、生活能力はあると思う。平民暮らしもなんの問題もない。 前世の知識を活かしてチートしまくってやるぜ! 自分の道は自分で切り開くのだ。 ※※※※※※※※ イイネやコメント頂けましたら作者が喜びます♡文字数 359,387 最終更新日 2025.4.6 登録日 2025.1.6
- 2短編 完結 R15お気に入り : 542 24h.ポイント : 9,641文字数 192,886 最終更新日 2025.3.30 登録日 2025.1.12
- 3長編 連載中 R18お気に入り : 758 24h.ポイント : 8,038
- 4短編 連載中 R18お気に入り : 1,117 24h.ポイント : 7,412文字数 21,856 最終更新日 2025.4.5 登録日 2025.3.8
- 5長編 連載中 R15お気に入り : 273 24h.ポイント : 6,014
- 7短編 完結 R18お気に入り : 520 24h.ポイント : 4,746
- 8長編 連載中 R18お気に入り : 5,995 24h.ポイント : 4,566
- 9長編 連載中 R15お気に入り : 263 24h.ポイント : 4,561文字数 94,228 最終更新日 2025.4.5 登録日 2025.2.22
- 10長編 連載中 R15お気に入り : 303 24h.ポイント : 4,460文字数 26,556 最終更新日 2025.4.5 登録日 2025.3.31
- 11短編 連載中 R18お気に入り : 1,314 24h.ポイント : 2,726
- 12長編 連載中 R15お気に入り : 3,359 24h.ポイント : 1,952文字数 678,333 最終更新日 2025.4.3 登録日 2023.1.28
- 13長編 完結 R18お気に入り : 6,258 24h.ポイント : 1,824文字数 443,934 最終更新日 2024.6.30 登録日 2024.4.5
- 14長編 連載中 R15お気に入り : 282 24h.ポイント : 1,414文字数 2,282 最終更新日 2020.12.17 登録日 2020.11.5
- 15長編 連載中 R15お気に入り : 209 24h.ポイント : 1,236文字数 63,530 最終更新日 2025.4.5 登録日 2024.12.28
- 16長編 完結 R18お気に入り : 5,340 24h.ポイント : 1,057
- 17長編 連載中 なしお気に入り : 5 24h.ポイント : 1,032文字数 33,971 最終更新日 2025.4.6 登録日 2025.4.5
- 18長編 連載中 R18お気に入り : 862 24h.ポイント : 1,029
- 19長編 完結 R18お気に入り : 8,542 24h.ポイント : 958
- 20短編 完結 なしお気に入り : 91 24h.ポイント : 846
- 21長編 連載中 R18お気に入り : 5,359 24h.ポイント : 830文字数 642,638 最終更新日 2025.2.28 登録日 2023.5.13
- 22長編 連載中 R18お気に入り : 72 24h.ポイント : 803文字数 63,078 最終更新日 2025.4.5 登録日 2025.1.1
- 23ショートショート 完結 R18お気に入り : 224 24h.ポイント : 797
- 24長編 連載中 なしお気に入り : 1,593 24h.ポイント : 788文字数 33,234 最終更新日 2025.2.21 登録日 2025.1.21
- 25長編 完結 R18お気に入り : 5,122 24h.ポイント : 766
- 26長編 完結 なしお気に入り : 449 24h.ポイント : 759異世界に転生したが、かなり不遇な第二の人生待ったなし。 オレの前世は地球は日本国、先進国の裕福な場所に産まれたおかげで何不自由なく育った。確かその終わりは何かの事故だった気がするが、よく覚えていない。若くして死んだはずが……気付けばそこはビックリ、異世界だった。 第二生は前世とは正反対。魔法というとんでもない歴史によって構築され、貧富の差がアホみたいに激しい世界。オレを産んだせいで母は体調を崩して亡くなったらしくその後は孤児院にいたが、あまりに酷い暮らしに嫌気がさして逃亡。スラムで前世では絶対やらなかったような悪さもしながら、なんとか生きていた。 そんな暮らしの終わりは、とある富裕層らしき連中の騒ぎに関わってしまったこと。不敬罪でとっ捕まらないために背を向けて逃げ出したオレに、彼はこう叫んだ。 『待て、そこの下民っ!! そうだ、そこの少し小綺麗な黒い容姿の、お前だお前!』 金髪縦ロールにド派手な紫色の服。装飾品をジャラジャラと身に付け、靴なんて全然汚れてないし擦り減ってもいない。まさにお貴族様……そう、貴族やら王族がこの世界にも存在した。 『貴様のような虫ケラ、本来なら僕に背を向けるなどと斬首ものだ。しかし、僕は寛大だ!! 許す。喜べ、貴様を今日から王族である僕の傍に置いてやろう!』 そいつはバカだった。しかし、なんと王族でもあった。 王族という権力を振り翳し、盾にするヤバい奴。嫌味ったらしい口調に人をすぐにバカにする。気に入らない奴は全員斬首。 『ぼ、僕に向かってなんたる失礼な態度っ……!! 今すぐ首をっ』 『殿下ったら大変です、向こうで殿下のお好きな竜種が飛んでいた気がします。すぐに外に出て見に行きませんとー』 『なにっ!? 本当か、タタラ! こうしては居られぬ、すぐに連れて行け!』 しかし、オレは彼に拾われた。 どんなに嫌な奴でも、どんなに周りに嫌われていっても、彼はどうしようもない恩人だった。だからせめて多少の恩を返してから逃げ出そうと思っていたのに、事態はどんどん最悪な展開を迎えて行く。 気に入らなければ即断罪。意中の騎士に全く好かれずよく暴走するバカ王子。果ては王都にまで及ぶ危険。命の危機など日常的に! しかし、一緒にいればいるほど惹かれてしまう気持ちは……ただの忠誠心なのか? スラム出身、第十一王子の守護魔導師。 これは運命によってもたらされた出会い。唯一の魔法を駆使しながら、タタラは今日も今日とてワガママ王子の手綱を引きながら平凡な生活に焦がれている。 ※BL作品 恋愛要素は前半皆無。戦闘描写等多数。健全すぎる、健全すぎて怪しいけどこれはBLです。 .文字数 263,694 最終更新日 2021.11.30 登録日 2021.10.21
- 27長編 連載中 R18お気に入り : 10,386 24h.ポイント : 745
- 28長編 完結 R18お気に入り : 7,033 24h.ポイント : 718