Submitted Novels
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121短編 完結 R15お気に入り : 23 24h.ポイント : 0
ひと晩の寝床を求めて街をさ迷う二十歳の良平は危うくて、素直で純情だった。初恋を引きずっていた貴広はそんな良平に出会い―― 祖父の喫茶店を継ぐため、それまで勤めた会社を辞め札幌にやってきた貴広は、8月のある夜追われていた良平を助ける。毎夜の寝床を探して街を歩いているのだと言う良平は、とても危うくて、痛々しいように貴広には見える。ひと晩店に泊めてやった良平は、朝にはいなくなっていた。 良平に出会ってから、「あいつ」を思い出すことが増えた。好きだったのに、一線を踏みこえることができず失ったかつての恋。再び街へ繰りだした貴広は、いつもの店でまた良平と出くわしてしまい。 お楽しみいただければ幸いです。 表紙画像は、青丸さまの、 「青丸素材館」 http://aomarujp.blog.fc2.com/ からいただきました。 文字数 49,582 最終更新日 2023.3.29 登録日 2023.3.11 -
122短編 連載中 なしお気に入り : 4 24h.ポイント : 0
幼なじみに恋していた。グラウンドが見える自販機にある、ピンクグレープフルーツのジュースがすきだった。あいつと共有する時間と味がすきだった。 幼い頃から好きだった幼なじみに、高校時代に失恋した小林蓮斗。あれからもうすぐ5年。偶然の再会で、止まっていたはずの歯車が動き出していく。 甘酸っぱさとほろ苦さ、切ない恋の行方。 キーワードは後々追加予定。この作品はムーンライトノベルズにも掲載しています。のんびり更新です。 文字数 1,270 最終更新日 2022.11.8 登録日 2022.11.8 -
123長編 連載中 なしお気に入り : 31 24h.ポイント : 0
好きな人に告白する前に失恋してしまった英優一。早く忘れようと仕事に没頭する。 雑貨店兼カフェの店長である優一は昔自分の教育係だった先輩である榊槙人に苦手意識も持っていたが、ある日、二号店の店長である榊に思いもよらない告白をされる。 ずっと嫌われていると思っていた榊の本当の気持ちを知った優一にも心に変化が訪れる――。 * * * かなり昔に書いていた作品です。 他サイトにも載せていますがこちらは校正したものを順次掲載して参ります。 未完結でしたので、ここで仕上げられたらと思います。 文字数 120,191 最終更新日 2023.11.25 登録日 2023.7.3 -
124短編 連載中 R15お気に入り : 1 24h.ポイント : 0
ケインを飼い始めて1年が経ったある日、三住啓太(みすみ けいた)の暮らすアパートが火事に遭ってしまう。 さらにバイト先が閉店してしまい収入もなくなってしまった。 とりあえず、ネットカフェで過ごそうとした啓太だが、ケインを連れての入店ができなかった。 啓太は幼馴染でカフェのオーナーである橘真頼(たちばな まより)を訪ねることにした。 真頼と啓太は利害の一致もあり、一緒に暮らすことになった。 啓太は真頼の優しさに惹かれていくが……。 不幸体質が玉にキズな大学生と 優しく包んでくれる聖母系男子とのラブストーリー そして2匹の猫も恋に落ちていく 文字数 525 最終更新日 2018.10.30 登録日 2018.10.30 -
127長編 完結 R18お気に入り : 146 24h.ポイント : 0
アンダーグラウンドで活躍している顔良しスタイル良しの天才ラッパー、雅。しかしいつもお決まりの台詞で彼女にフラれてしまっていたのだが、ある日何の気なしに訪れた近くのカフェで、まさかのまさか、一人の男性店員に一目惚れをしてしまうのだった。 ラッパー×カフェ店員の、特に何も起こらないもだもだほっこり話です。 ※マークは性表現がありますのでお気をつけください。 2022.10.01に本編完結。 今後はラブラブ恋人編が始まります。 2022.10.29タイトル変更しました。 文字数 109,797 最終更新日 2023.3.23 登録日 2022.9.24 -
129短編 連載中 R18お気に入り : 2 24h.ポイント : 0
仕事を辞めて数ヶ月が経つ。いつもだったら、職場で迎えていたはずのクリスマスイブ。 今年は初めて家で過ごす。付き合っていた彼も居ない。久しぶりの一人っきりのクリスマ スイブの日。 昔好きだったシュトレンを買ってきた。早速、カットして食べてみると懐かしい味がして 心があったまる。 だが、一人で食べるにしては大きすぎた、このシュトレンを食べきるのは誰かとシェアす る必要がある、と思ったが親友関係が少ない俺には埒が明かない事に気づく。 「あー俺にも親友がたくさん居たら良かったのかな?」と言ってもSNSで#シュトレン一 緒に食べませんか?なんて呟いてもバカにされてもおしまいだろう。 「馬鹿馬鹿しい」気分転換に外に出ると、あっ、そう言えば最近近くにできたカフェでお 店の店主と親しくなったのを思い出した。でも、シュトレンとか好きなんだろうか? まあ良いか、寒空の中目的地を目指すことにした。 歩くこと数分、カフェcatについた。カランコロン ドアを開けると彼はいつも通り カウンターの中で本を読んでいた。「あっいらっしゃい、この間も来てくれた子じゃない か!嬉しいなもう、僕の虜になったんだね!」クルクルくせ毛と中性的なメガネ店主、 ベンジャミンだ。日本に興味があり、少しなら話せるらしい。今のところほぼドイツ語 で話しているが。 「いや、今日はただ、これを...。」後ろに隠していたシュトレンを見せる。すると、 「これはシュトレンじゃないか!僕 好きなんだよね。あっ、コーヒー入れるけど、ミルク入れ る?」 全く、この人といるとペースが乱れる。でも、不思議と悪い気分でもない。 「じゃあ、ミルク入りでお願いします。」「わかった、たっぷりめに入れとくね、」 コーヒーのいい香りが漂って来る。初めてここに来た時もこの香りに引き寄せられて来たんだっ たか、そんな思いをふけていると「はい、コーヒー、できたよ。ここに置いとくね。」 カップを置き側に座った。「今日は、クリスマスイブだけど君がシュトレンを持って来てくれた から、お店は閉めとこう。」 「えっ、いいんですか?そんな閉めなくてもっ」いきなり、細くて長い人差し指が唇の前に出て 来た。これ以上喋るなと言うような目で。 「それに、君と少しばかりお話もしてみたいしね、」と言うといつもどおり無邪気に微笑む。 窓の外はまだ雪が降り続いている。降り止む様子もない、俺はこのままベンジャミンと過ごす 事にした。 続く 文字数 2,158 最終更新日 2022.3.13 登録日 2021.11.22 -
131長編 完結 R18お気に入り : 41 24h.ポイント : 0
昔、クラスで散々揶揄われたのがトラウマとなり、すっかり女嫌いになってしまった主人公、颯太(21)。 颯太は女嫌いを克服するべく、オンラインサロン ″大人の飲み会″ に入会する。 オンラインサロンでは様々な話題が繰り広げられており、颯太は恋愛について語るエリアに参加する。と、そこでKという男性が声をかけてきて、Kと颯太はすっかりサロン仲間に。 そんなある日、颯太は立ち寄ったカフェで高校の同級生である蒼井に再会する。しかし、颯太にとって蒼井はいじめっ子的な存在。バレないように逃げようとする颯太だけれど、まんまと見つかってしまい……!? ネットと現実が絡み合う、いじめっ子といじめられっ子のドキドキなストーリーです。 ・R15〜R18と思われる話はタイトルに※が付きます。 ・イラストありの話には ″⭐︎イラストあり″ と表示してあります。 文字数 87,458 最終更新日 2023.10.18 登録日 2023.9.7 -
133長編 連載中 なしお気に入り : 4 24h.ポイント : 0
毎週土曜日の15時に必ず訪れる客のひとりである花岡真哉を、宇上樹は気に入っていた。ある日、真哉が店内に忘れ物をして帰ったことをきっかけに少しずつ距離を縮めていく。仲が深まる最中、蓋をしていたある想いと直面することになり、ふたりは傷ついていく。苦みを知りながらも、離れがたい関係。ふたりが選ぶ答えは――。 文字数 19,079 最終更新日 2022.11.20 登録日 2022.9.30 -
135長編 連載中 R18お気に入り : 12 24h.ポイント : 0