Submitted Novels
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1長編 連載中 R18お気に入り : 1,428 24h.ポイント : 92
白碧玉(はく・へきぎょく)はうめいていた。 一週間ほど前に、前世の記憶がよみがえり、自分が『白天祐の凱旋』という小説の悪役だと思い出したせいだった。 その書物では碧玉は、腹違いの弟・天祐(てんゆう)からうらまれ、生きたまま邪霊の餌にされて魂ごと消滅させられる。 最悪の事態を回避するため、厳格な兄に方向転換をこころみる。 いまさら優しくなどできないから、冷たい兄のまま、威厳と正しさを武器にしようと思ったのだが……。 兄弟仲が破滅するのを回避すればいいだけなのに、なぜか天祐は碧玉になつきはじめ……? ※弟→兄ものです。(カップリング固定〜) ※なんちゃって中華風ファンタジー小説です。 ※自分できづいた時に修正するので、誤字脱字の報告は不要です。 ◆2022年5月に、アンダルシュのほうで書籍化しました。 本編5万字+番外編5万字の、約10万字加筆しておりますので、既読の方もお楽しみいただけるかと思います。 ※書籍verでは、規約により兄弟の恋愛がNGのため、天祐が叔父の子――従兄弟であり、養子になったという設定に変わっています。 文字数 501,134 最終更新日 2024.7.11 登録日 2021.8.27 -
2長編 完結 R18お気に入り : 325 24h.ポイント : 85
夜勤バイト明けに倒れ込んだベッドの上で、スマホ片手に過労死した俺こと煤ヶ谷鍮太郎は、気がつけばきらびやかな七人の騎士サマたちが居並ぶ広間で立ちすくんでいた。 どうやらここは、死ぬ直前にコラボ報酬目当てでダウンロードしたBL恋愛ソーシャルゲーム『宝石の騎士と七つの耀燈(ランプ)』の世界のようだ。俺の立ち位置はどうやら主人公に対する悪役ライバル、しかも不人気ゆえ途中でフェードアウトするキャラらしい。 だが、俺は知ってしまった。最初のチュートリアルバトルにて、イケメンに守られチヤホヤされて、優しい言葉をかけてもらえる喜びを。 こんなやさしい世界を目の前にして、前世みたいに隅っこで丸まってるだけのダンゴムシとして生きてくなんてできっこない。過去の陰縁焼き捨てて、コンプラ無視のキラキラ王子を傍らに、同じく転生者の廃課金主人公とバチバチしつつ、俺は俺だけが全力でチヤホヤされる世界を目指す! ※頭の悪いギャグ・ソシャゲあるあると・メタネタ多めです。 ※逆ハー要素もありますがカップリングは固定です。 ※R18は最後にあります。 ※愛され→嫌われ→愛されの要素がちょっとだけ入ります。 ※表紙の背景は祭屋暦様よりお借りしております。 https://www.pixiv.net/artworks/54224680 文字数 271,383 最終更新日 2023.5.5 登録日 2022.10.22 -
3長編 連載中 なしお気に入り : 157 24h.ポイント : 35
学校帰りの志水真紘は目を覚ますと無人の教会にいた。 知らない土地に変化した身体、怯える真紘の元に駆けつけたのは同級生の九条院重盛だった。 甲冑集団に王都に連行されるも、異世界人としてのお役目はさっくり終了。 異世界に来たけど、もうやることがない。 そんなのんびりライフの予定が、次々と事件に巻き込まれていく。 受験も、人付き合いも、思春期のしがらみは全部地球に置いてきた。 眠気に勝てない銀髪真面目エルフと一途な金髪チャラ妖狐の男二人の、長い、永い余生。 イチャラブ+なんちゃってミステリ風味。 カップリング固定 重盛(妖狐)×真紘(エルフ) ※カテゴリーをファンタジーからBLに変えました ※ムーライトノベルズ様にて同小説を公開 文字数 473,965 最終更新日 2024.10.21 登録日 2023.4.9 -
4長編 完結 R18お気に入り : 61 24h.ポイント : 7
【完結】 一部記憶を失って、遺体の前に居た、主人公。 プロのヒモ男に拾われて、記憶を思い出すまで警察から逃げる事に。 はじまった 不思議な生活は、スリリングで、ときどき アホエロ。 チンピラ風のヒモ男攻め × 主人公受け。 一棒一穴。カップリング固定。受け主人公視点が中心です。ハッピーエンド。 不思議な能力を持つ人もいる、サイキックな現代社会のお話。 暴力表現あります。人が死んでます。でも、意外と暗くない、ゆるっとしたストーリー展開。エロは変態的になりがち。 感想を下さい。一言でも良いです。作者は、数少ない同志を求めておりますwww 文字数 102,401 最終更新日 2023.7.14 登録日 2023.4.28 -
5長編 連載中 R18お気に入り : 16 24h.ポイント : 7
「お前の犬になんか、死んでもなってたまるか」 性的興奮を喰らい人間を犬にする能力を持つ美形軽薄クズ異星人侵略者理系攻めと、不運にも彼に二つの意味で喰われてしまったもののなぜか能力に屈しなかった偏屈苦労症芸術家肌いらんこと背負い込みがち三十路受けが、監視と給餌を兼ねた同居生活を送りつつ、性的なチャレンジに溺れたり友情とも愛情ともつかない微妙な関係を育んだりしていく話。という設定のもと、主にエロを書く話。一話に一回はエロを入れます(ノルマ)。不定期にエロを書きたくなったときに更新する予定。濃いめの性描写・無理矢理・ハート喘ぎ・濁点喘ぎ・メスイキ・結腸攻め等の描写を含みます。開始時点では無理やりですが合意になります。 ☆キャラ紹介☆ ◆藤堂南十星(とうどうなとせ) ・受け ・30歳、182cm、伊達メガネ、茶色髪、藍眼、長髪後ろ結び ・(あんまり売れてない)画家兼非常勤美術講師 ・真面目で面倒見がよく常識を重んじるが他人から見るとズレている部分も多い ・自分から貧乏くじを引きに行きがちな節があり本人もそれを自覚しているが直すつもりはない ・両親の遺産であるおんぼろ屋敷にて画業と週3回の美術講師で生計を立てている ・落ちていたシンをうっかり拾ってしまったがゆえに性的かつ肉体的に食われてしまうが、色々あって体を提供する代わりに地球に手を出させないことを約束させる ・シンの境遇には同情しなくもないし野垂れ死にさせるのも忍びないがそれより何よりとにかく今は他人に害をなさせたくない一心で関係に応じている ◆シンシャマール・イル・エイジ・ニヌファ・ルクスラエ(シン) ・攻め ・185cm、アッシュグレー髪にライトブルーのメッシュ、感情によって赤みを帯びる瞳、ごつめのピアスとか指輪とか、顔面偏差値ハイクラス ・牙を突き立てることで人間(≒母星で『犬』として飼われている生物)を意のままに操る能力を持つ宇宙人 ・異端の罪で母星を追放されたが星一個手土産にしたら戻っていいよと言われている ・普段の食事とは別に知的生命体の『生命の根幹に関わる感情』を喰らわないと精神に変調をきたす ・美形ではあるものの軽薄な見た目で、実際にもドSで情の薄い快楽主義者ではあるものの、専門分野においてはインテリ学者肌で探求心と知的好奇心が最優先という面もある ・南十星に対しては一発目で面倒なのに当たっちゃったなと思っているが元々大して戻る気もないのと南十星の感情がこの上なく美味しいのでとりあえずは現状に甘んじている 文字数 29,255 最終更新日 2023.6.12 登録日 2023.6.1 -
6長編 完結 R18お気に入り : 66 24h.ポイント : 0
人見知りで口下手な俺でも、故郷の皆はいつも優しく接してくれていた。 そんな故郷の宝が、竜の血が混じる最強種族と呼ばれる、イグニス族に盗まれる事件がおきる。犯人を取り逃がした俺は、故郷の為にと村を出て犯人を追い、長い戦いの旅の末なんとか宝とともに故郷へ帰ってくることができた。 だが、帰ってくると、故郷は地殻変動に飲まれ、……無くなっていた。 信じられず、何日間も崩れた森をさ迷う俺を見つけたのは、まさにそのイグニス族の戦士達を率いる男、ゼブだった。 「お前が助けた村に、行くぞ」 戦いの末、死にかけていた所を蘇生したからだろうか。それとも俺と同じように故郷の為に戦っていたことを聞き、ゼブの故郷を助ける手伝いをしてしまったからだろうか。 わからないが、ゼブは硬く俺の手を握りしめて、俺をイグニス族の住む村まで連れ帰り……この奇妙な同居生活が、始まった。 ◆面倒見の良い最強種族のボス×黙って耐えがちなコミュ症主人公 最強とありますが、戦闘シーンはほぼありません。 故郷を失って鬱状態の主人公を、過保護なまでに介抱するボスの話です。 主人公が立ち直るにつれてだんだん日常物になります。ハッピーエンドです。 双方向からの視点での描写がしたいので、章ごとに視点が入れ替わります。 ◆普段からラスボス×主人公系のBLを読むことが多い腐女子が書いています。 カップリング固定で、リバ要素は書けません。 ◆「・」がついている回はR18回です。 1話目のみ挿絵つきとなります。 カクヨム(R15版)・小説家になろう(ムーンライトノベルズ)にも投稿しています。 アイディアの元となった関係者各位の許可を得ています。 文字数 239,087 最終更新日 2023.7.12 登録日 2023.5.5