Submitted Novels
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1長編 連載中 なしお気に入り : 686 24h.ポイント : 134
男爵家出身のレーヴェは、婚約者と共に魔物討伐に駆り出されていた。 婚約者のディルクは小隊長となり、同年代の者たちを統率。 元子爵令嬢で幼馴染のエリンは、『医療班の女神』と呼ばれるようになる。 だが、一方のレーヴェは、荒くれ者の集まる炊事班で、いつまでも下っ端の炊事兵のままだった。 先輩たちにしごかれる毎日だが、それでも魔物と戦う騎士たちのために、懸命に鍋を振っていた。 だがその間に、ディルクとエリンは深い関係になっていた――。 ディルクとエリンだけでなく、友人だと思っていたディルクの隊の者たちの裏切りに傷ついたレーヴェは、炊事兵の仕事を放棄し、逃げ出していた。 (……僕ひとりいなくなったところで、誰も困らないよね) 家族に迷惑をかけないためにも、国を出ようとしたレーヴェ。 だが、魔物の被害に遭い、家と仕事を失った人々を放ってはおけず、レーヴェは炊き出しをすることにした。 そこへ、レーヴェを追いかけてきた者がいた。 『な、なんでわざわざ総大将がっ!?』 同性婚が可能な世界です。 女性も登場しますが、恋愛には発展しません。 文字数 2,810 最終更新日 2023.11.15 登録日 2023.10.31 -
2長編 連載中 R18お気に入り : 605 24h.ポイント : 78
「この地味な男が神子だと?」 大学帰りにコンビニのドアをくぐったはずの早川 風真は、真っ白な部屋で三人の男に囲まれていた。 横暴な王子と、女好きの騎士、穏やかな神父。 そこは姉がプレイしていた、とんでもない育成型BLゲーム『サフィール王国の贄神子』の世界だった。 溺愛エンドはあるものの、殆どが執着かメリバエンド。バッドエンドは三人の玩具になる、そんな世界だ。 それに、たった一人の家族、姉にはもう会えない。そのはずが……。 「その声っ、風真!?」 「えっ!? 姉ちゃん!?」 クエストクリア報酬は、まさかの姉との通話だった。 定期的に発生する魔物討伐イベントをクリアしつつ、姉のアドバイスでバッドエンド回避を目指す。 「姉ちゃん……なんか、ゲームと違ってきた……」 徐々にズレていく世界。 多発する年齢指定のイベントが、甘いものに変わっていく。 友情エンドも目指せるかも? 淡い期待を抱く風真の行き着く先は――。 ※今作は、複数人との交際エンドはありません。 文字数 735,215 最終更新日 2024.1.30 登録日 2022.10.31 -
3長編 完結 R18お気に入り : 262 24h.ポイント : 21
『この気持ちは墓まで持っていかなければならない。』クエンティンは自分の思いを心の奥に閉じ込める。この気持ちは決して叶わないものだから、と。 アルデリア王国で英雄が誕生した。異世界から召喚された勇者が率いるパーティーが、王国に被害を出していた魔物討伐の旅から帰ってきたのだ。神龍の守護を王国に授け、竜騎士団を作るきっかけとなった。 魔の森との境に出ていた魔物の被害は激減し、国民の生活には平穏が戻りつつあった。 アルデリア王国の第5王子クエンティンはそんな勇者に憧れ、竜騎士を目指す。やがて、成長したクエンティンは青みがかった長い銀髪のせいか、蒼銀の竜騎士と呼ばれるようになる。幼馴染のドナートともに隣国の帝国との戦争に巻き込まれていく。※「見習い騎士と大賢者はダンジョンで運命と出会う」のスピンオフ。単品でも大丈夫です。メイル(攻め)とフィメル(受け)と呼ばれる性があり、女性はいません。男性妊娠の表現があります。子供は卵で産まれます。R18が含まれる部分については※をタイトルの後につけます。(キスまではつけません) 文字数 83,189 最終更新日 2020.11.27 登録日 2020.10.31 -
5長編 完結 R15お気に入り : 95 24h.ポイント : 14
【名無しの龍は愛されたい スピンオフ】 深海で生きていた変わりものの魔物ラト×群れから追い出された魔族の少年シューロ シュマギナール皇国の陰謀を暴き、男性でありながらエルマーの子供を孕んだ神の御使いであるナナシと共に、永遠の愛を誓ってから一週間。 美しい海を誇る南の国カストールでの甘やかなハネムーンは、相変わらずのエルマーのおかげで穏やかには終わらなかった。 「海上での魔物討伐、お前も巻き添えで。」 エルマーが持ってきた依頼。レイガンが巻き込まれたのは、海で暴れる巨大な魚型魔物、羅頭蛇の討伐であった。それに加えて行方不明だったニアも、何やら面倒ごとを引き連れて戻ってきた! エルマー達五人と一匹の前に現れた、孤独な海の魔族。ネレイスのシューロ。彼が大切に抱きかかえていたのは、死んだ番いの卵であった。 海を舞台に大きな波乱が巻き起こる。愛を知らないもの同士の、純粋な家族の形がそこにあった。 ニアの、神様としての本当の姿。そして紫の瞳が映す真実とは。全ての答えは、海の魔族である少年シューロが握っていた。 これは、一つの海の物語。魂の邂逅、そして美しくも残酷な恋の物語。 ※名無しの龍は愛されたい読了後推奨 ※BLですが、性描写はなしです ※魚型魔物×孤独な魔族 ※死ネタ含む 文字数 225,566 最終更新日 2023.8.6 登録日 2023.7.1 -
6短編 完結 R18お気に入り : 68 24h.ポイント : 7
【キーワード】 勇者×魔王 シリアス 執着攻 美人受 切ない 触手姦 【あらすじ】(中世ヨーロッパ風ファンタジー) ある悲劇により人間から魔王となったイルフィは、勇者ハヴェルに生け捕りにされる。 「やっと会えたね、イルフィ」 ハヴェルはかつてイルフィが「捨てた」最愛の子。執着と愛欲のままに自分を陵辱してくるハヴェルに、イルフィは罪悪感と葛藤を抱える。 想い合いながらも心がすれ違う二人。魔物と人間に別れてしまったからこその苦しみ。そして――――。 【登場人物】 ・イルフィ(受) 肉体年齢18歳 魔王イルフィニアン。赤い瞳と銀髪の美貌の持ち主。ある悲劇により魔物化し、魔王となった。 勇者として再会したハヴェルに魔力を封じられ、生け捕りにされる。 ・ハヴェル(攻) 二十代後半 魔物討伐により名をあげた勇者。ウエーブかかった黒髪の美青年。 幼い頃からイルフィを激しく思慕しており、人生をかけた執着愛の末に彼を捕らえる。 ※別のサイトにも同じ作品を投稿しています。 文字数 36,310 最終更新日 2023.2.18 登録日 2023.2.3 -
8長編 完結 なしお気に入り : 51 24h.ポイント : 0
魔物討伐の折に大ケガをしたラウ・ファン・アスは、快癒を機に久しぶりに酒場に姿を現した。氷雪の魔物退治に出て死んだとされていた彼の登場に酒場は沸き、ラウも久しぶりの酒の味を味わった。 しばらくすると、酒場に似つかわしくない子どもが一人、ひょこりと入り込んでラウのそばで止まった。訝しむラウに、子どもはようやく見つけたと破顔した。 氷雪の魔物から助けてもらったと言う子どもに、ラウは覚えがなかったが、記憶を巡らせようやく思い出す。 豊かな銀の毛並みを逆立て、低く哭くように唸っていた。火がついたような色なのに、怯えと哀しみと驚愕が混在した翠の目をした子狼を。 思い出したラウに、子どもは言う。 ラウのケガは、氷雪の魔物の毒が抜けないと治らない。恩返しにラウに埋まる毒を中和する、と。 そう気合に満ちた顔を向け、子どもはそれで……、と笑顔で続けた。 「体が治ったら、僕を殺してください」 文字数 68,145 最終更新日 2020.9.30 登録日 2020.8.16