Submitted Novels
アルファポリスで投稿されているBL小説のランキングです。
-
1長編 完結 R18お気に入り : 649 24h.ポイント : 2,264
-
2短編 完結 R18お気に入り : 184 24h.ポイント : 1,718
両親の不実を見聞きしてきたせいで、他人を、愛を信じないゲイである主人公と、人一倍注目を浴びる事で傲慢にも真っ直ぐに生きてきた男の巡り合わせ。 個人情報を明かさずに《ロウ》としてモデルをしてる太郎は、普段は冴えない格好で地味な友人達と連む、どこか冷めたところのある普通の大学生だ。 ベンチャー企業を立ち上げた同じ大学の有名人、響の起業PRでのモデル仕事で二人は偶然にも接点を持つ事になる。魅力を感じるものの素性がバレたく無い太郎は、近づいて来る響をスルーしてしまう。一方響は、掴みどころがなく印象的なモデルの《ロウ》に興味が尽きない。 そんな交わらない二人だったが、大学で太郎の後ろ姿を見た響が引っ掛かりを感じて急接近する様になる。面倒な事を嫌う太郎だったが、強引な響から逃げきれない。 家庭の事情で何処か拗らせた太郎と、強引な御曹司の響との手探りの恋物語。 文字数 69,895 最終更新日 2025.11.17 登録日 2025.5.23 -
3短編 完結 なしお気に入り : 456 24h.ポイント : 1,711
「君は、今日から俺のものだ」 辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。 ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。 「お前のその特異な力を、帝国のために使え」 強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。 しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。 運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。 偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ! 文字数 32,036 最終更新日 2025.11.1 登録日 2025.11.1 -
4長編 連載中 R18お気に入り : 395 24h.ポイント : 1,634
魔法も魔力も平均よりちょっと下。要領も悪くて失敗ばかり。何もうまくいかない僕は、貴族の家に生まれたけれど、屋敷の中では邪魔者。だから家を出て、王都を守る魔法使いとして、部隊に入り戦っていた。 そこでは、役立たずは邪魔をするな! とよく怒鳴られて、何度か嵌められて処分されたりもして、すっかり僕は疲弊していた。 そんな僕でも、心の支えはあった。 それは他の部隊と魔物退治に行くこと。その部隊の一つが、侯爵家の次期当主である魔法使いが隊長をしている部隊だった。 隊長は苛烈な性格で有名で、逆らう奴には容赦しない。侯爵家は拷問好き、なんて貴族の間で囁かれているくらいだ。 あんな冷酷な外道には近づきたくないと言って、貴族たちは彼を避けた。 だけど僕は、隊長の魔法と剣技に憧れていた。獰猛でありながら冷静、圧倒的な力を持つそれに魅了された。 もちろん彼には、部隊の端で彼らの補佐をして戦う僕なんか見えてない。 僕に向かって言うことはほんの少し。 「任務を遂行しろ」 「邪魔だ」 「失せろ」 「消されたいか?」 ……このどれかか、命令だけ。 彼の部隊として魔物討伐をする最後の日、彼は、「もっと鍛錬を積むなら、今後も俺の部隊に入れてやってもいい」と誘ってくれた。 僕は喜んだけど、僕を誘った理由は、使いやすそうだから、らしい。 ちょっと寂しくなった。 それなら僕じゃなくても、命令に従う人ならいいってことかな…… 彼は、従っていればいいと言ったけど、僕に彼の命じることをこなせるとは思えない。 僕は、その話を断った。彼には「後悔するぞ」って言われたけど、彼に迷惑をかけるよりいい。 それから僕は元の部隊に戻り、彼と会うことはなかった。 それからしばらくして、彼は、第二王子が率いる王家の部隊と共に大きな功績を上げ、侯爵家の当主になることが決まった。 僕は陰ながらお祝いするつもりだったけど、突然彼に呼び出されてしまう。 文字数 155,263 最終更新日 2025.11.19 登録日 2025.10.12 -
5長編 連載中 R18お気に入り : 55 24h.ポイント : 768
あやかしと人間が共存する現代。 政治や芸能などあらゆるところであやかしが力を持っている。 高校三年生の糸峰理斗(いとみねりと)は両親を幼い頃に亡くし、叔父家族に引き取られた。 けれど使用人のように扱われ、食事も満足に食べられず、従兄の光には暴力を振るわれて虐げられていた。 言いたいことも言えずに「大丈夫、平気」を口癖に、同じ毎日を繰り返している。 家にお金をいれるために清掃のバイトをしていた理斗は、突然中学時代の同級生である春に呼び止められた。 あやかしと一緒にいた春に、強引に高級ホテルにあるレストランの個室に連れていかれてしまった。 疎遠になっていたときのことを訊きたがる春にたじろいでいると、突然部屋に男が入ってくる。 狐塚屋遠伊(こづかやとおい)と名乗った銀髪に白皙の美貌のその人物は、まっすぐ理斗に向かってきて「私の花嫁」と口にした。 文字数 99,117 最終更新日 2025.11.18 登録日 2025.10.2 -
6長編 完結 なしお気に入り : 3,226 24h.ポイント : 688
旧題:恋愛感情抹消魔法で元夫への恋を消去する ☆11/28完結しました。 ☆第11回BL小説大賞奨励賞受賞しました。ありがとうございます! 冷酷大元帥×元娼夫の忘れられた夫 ——「また俺を好きになるって言ったのに、嘘つき」 元娼夫で現魔術師であるエディことサラは五年ぶりに祖国・ファルンに帰国した。しかし暫しの帰郷を味わう間も無く、直後、ファルン王国軍の大元帥であるロイ・オークランスの使者が元帥命令を掲げてサラの元へやってくる。 ロイ・オークランスの名を知らぬ者は世界でもそうそういない。魔族の血を引くロイは人間から畏怖を大いに集めながらも、大将として国防戦争に打ち勝ち、たった二十九歳で大元帥として全軍のトップに立っている。 その元帥命令の内容というのは、五年前に最愛の妻を亡くしたロイを、魔族への本能的な恐怖を感じないサラが慰めろというものだった。 ロイは妻であるリネ・オークランスを亡くし、悲しみに苛まれている。あまりの辛さで『奥様』に関する記憶すら忘却してしまったらしい。半ば強引にロイの元へ連れていかれるサラは、彼に己を『サラ』と名乗る。だが、 ——「失せろ。お前のような娼夫など必要としていない」 噂通り冷酷なロイの口からは罵詈雑言が放たれた。ロイは穢らわしい娼夫を睨みつけ去ってしまう。使者らは最愛の妻を亡くしたロイを憐れむばかりで、まるでサラの様子を気にしていない。 誰も、サラこそが五年前に亡くなった『奥様』であり、最愛のその人であるとは気付いていないようだった。 しかし、最大の問題は元夫に存在を忘れられていることではない。 サラが未だにロイを愛しているという事実だ。 仕方なく、『恋愛感情抹消魔法』を己にかけることにするサラだが——…… ☆お読みくださりありがとうございます。良ければ感想などいただけるとパワーになります! 文字数 184,109 最終更新日 2025.8.6 登録日 2023.10.27 -
7長編 完結 R18お気に入り : 3,643 24h.ポイント : 647
「あの、俺でよければ……、あなたを癒やさせてください!!」 王宮の舞踏会の夜、第3食堂で働くイーサンは、長年忠誠を誓っていた王女からスッパリ振られてしまった王宮騎士団のイケメンエース・シヴァと偶然鉢合わせしてしまった。 隣国の王子との婚姻が整った王女に護衛騎士の職を解かれ、打ちひしがれる様子のシヴァに、ずっと密かに想いを寄せていたイーサンは思った。 ――これはチャンスだ!! と。 性経験など一度もないことをひた隠しにし、後腐れのない相手であるとシヴァに信じ込ませることに成功したイーサンは、傷心のシヴァと夢のような一夜を過ごす。 一生の思い出となったと思ったのもつかの間、なぜかシヴァに気に入られてしまった様子のイーサンは、強引に次の約束をさせられてしまった。 身分違いのシヴァに相手にされるはずはないと思いながらも、その後もずるずると秘密の関係は続き、シヴァとセフレのような関係となったイーサンはしかし、それでも十分自分の身に余るほどの幸せだと満足していた。 だが、ある日、イーサンはとある噂を耳にしてしまった。 「隣国に嫁ぐはずの王女が、とある事情で結婚を延期した!」 きっと、もちろんそれは、王女の護衛騎士だったシヴァのために違いなく……! 今までの思い出を胸に、シヴァとの別れを決意したイーサンだったが、なぜかシヴァはイーサンから離れようとしなくて……! 同時に王女が結婚式で身につけるはずの国の秘宝「月光のアミュレット」が世間を賑わせている怪盗に狙われるという事件にも、イーサンはなし崩し的に巻き込まれてしまうことになって……! 【王宮騎士団イケメンエース×食堂勤務の無自覚人たらし】 ※R18シーンの予告はありません。 タグをご確認して地雷回避をお願いします。 文字数 112,911 最終更新日 2024.11.30 登録日 2024.10.27 -
8長編 完結 R18お気に入り : 1,901 24h.ポイント : 461
~オメガバースの世界~ アルファの小野耀一郞は、大のオメガ嫌いだ。 オメガなんてこの世からいなくなればいいとすら考えている。 だが社長就任の条件が「結婚」だったため、仕方なく取引先の社長令息でオメガの樟を娶った。 時期が来たら離婚すればいい。 ――誰にでも股を開くオメガなんて、相手をしなければ浮気するだろうから、離婚理由に事欠かないはずだ。 その後、配偶者に裏切られた憐れな男を演じればいいと思っていた。 蝶よ花よと育てられた奔放なオメガならば離婚したところですぐに次の相手を見つけるだろう。 使い捨ての配偶者に耀一郞は辛く当たるのだった。 しかし、実の父親にすら冷遇されると知ったその日、家に帰ると樟は自室で高熱を出し倒れていた。 クレジットカードを渡しておけば好き勝手するだろうと思っていたのに、彼の部屋には持ってきた段ボールとペラペラの布団しかなかった。 耀一郞は自分がしたことに初めて戦慄を覚えた。 どこまでも不遇なオメガと、傲慢にならざるを得なかったアルファが、ゆっくりと心を寄せ合い家族になる話です。 ※他サイトでも掲載中 ※すでにカクヨムサイト内で全話配信してますが、こちらではRシーンを追加予定 文字数 194,421 最終更新日 2025.6.17 登録日 2025.5.27 -
9長編 完結 R18お気に入り : 2,025 24h.ポイント : 392
泥沼化していた魔族の国との戦争。その最中に突然魔族側から申し出た停戦協定の条件が、なぜかいち魔導士である僕、ユーリオ・ヴァロットの身柄だった。 異世界で生きていた前世の記憶をこっそり活用していたことを除けば、本当に普通のただの魔導士なのになんで? 主君のため国のために命懸けで戦ってきたのに、あっさり売り払われることになった僕はやさぐれながら凄惨な終わりを覚悟したけれど――「余のユーリオたん確保ぉお!!」「やりましたね陛下ッ!」「魔王陛下万歳!ユーリオたんこっち向いてぇぇえ!!」……なんだか思っていたのとは違うセカンドライフが、始まるらしい。 強引傲慢俺様魔王様×元不憫系少年(異世界転生者)の固定CPがお送りするファンタジーギャグ(たまにシリアスあるよ)物語。 「総受け」ではなく「総愛され」傾向(予定)です。なお主人公の前世人格は登場しません。 ※R18はサブタイトルに*マーク有(残酷描写は予告なし) ※一部【無理矢理】気味な描写有 ※小説家になろう「ムーンライトノベル」様でも掲載中です 文字数 239,440 最終更新日 2021.7.26 登録日 2020.8.28 -
10長編 連載中 R18お気に入り : 38 24h.ポイント : 384
【年下ライダー×社畜】 甘くて危険な監禁同棲ファンタジー 人付き合いが苦手で、過労に押し潰されそうになっていた社畜。 そんな彼を救ったのは――ヒーローのように現れた年下の宅配ライダーだった。 半ば強引に休暇を取らされ、そのまま彼の部屋で過ごすことになる。 出される食事は温かく、ベッドは清潔でやわらかい。 差し伸べられる人肌は優しく、固く凍りついていた心を少しずつ溶かしていく。 穏やかな日々の中、二人の距離は近づいていく。 けれど、期限が迫ったある日――彼は静かに囁く。 「ごめん、泣かないで。俺はあなたをもう手放せない。 だから、もう一度、もっと遠くへ攫うことに決めた」 ――「異世界へようこそ」。 年下攻め×社畜受け。 よしよし甘やかされて、寂しさごと抱きしめられる―― 癒やしと独占欲が交錯する監禁同棲ファンタジー。 文字数 62,735 最終更新日 2025.11.18 登録日 2025.10.30 -
11長編 連載中 R18お気に入り : 20 24h.ポイント : 356
【第13回BL大賞】【濃密BL】参加作品。 毎日18時に更新予定です。 お気に入り追加、♡、しおり、すべて本当に嬉しいです! ありがとうございます。 応援よろしくお願いします。 <イケメンのバスケのスター男子高校生×優等生美少年。セフレから始まった関係が真実の愛に変わる、切ない青春ラブストーリー> あらすじ:電車で痴漢に遭っているところを、高身長イケメンの早川紺(はやかわ こん)に助けてもらった、有名進学校に通う美少年、浅海里李(あさみ さとり)。里李は紺に、痴漢にあったことをばらされたくなかったらセフレになれと脅される。ホテルでセックスをする関係になったふたり。そのうち、里李は紺に恋愛感情を抱きはじめる。だが、なかなか思いを伝えられない。一方、紺も里李の魅力にどんどん惹かれていく。が、素直になれず、すれちがいや嫉妬から強引に抱いてしまい、里李を傷つける。長い両片思いの果て、ようやく思いを伝えあったふたり。幸せもつかの間、その先には、大きな試練が待ちうけていた……。 〈攻め〉早川 紺(はやかわ こん) 高校2年生(17歳)。身長196センチ。金髪。沖縄出身の日米ハーフ。高校バスケ界のスター選手。女抱き放題の陽キャのモテ人生を歩んでいたが、電車で痴漢に遭う里李の可愛さに一目ぼれする。ドS。 〈受け〉浅海 里李(あさみ さとり) 高校2年生(17歳)。身長165センチ。天然パーマのブラウンヘアー。超進学校に通うIQ167のおぼっちゃま。並の女子より数億倍可愛いため、男に狙われやすい。強引な男に惹かれてしまう、わりと流されやすい性格。ドM。 文字数 38,901 最終更新日 2025.11.18 登録日 2025.10.18 -
12長編 連載中 R15お気に入り : 9 24h.ポイント : 334
周囲の過度な期待に耐えられなくなったアルファーー暁月凛(あかつき りん)は、知らない電車に乗り込み、逃避行を計った。 見知らぬ風景。 見知らぬ土地。 見知らぬ海で出会ったのは、宵月蜜希(よいつき みつき)――番持ちの、オメガだった。 「あははは、暁月くんは面白いなぁ」 「ありがとうね、暁月くん」 「生意気だなぁ」 オメガとは思えないほど真っすぐ立つ蜜希。 大人としての余裕を持つ彼に、凛は自分がアルファであることを忘れるほど、穏やかな気持ちで日々を過ごしていく。 しかし、蜜希の初めての発情期を見た凛は、全身を駆け巡る欲に自分がアルファであることを思い出す。 蜜希と自分が”運命の番”だと知った凛は、恋を自覚した瞬間失恋していたことを知る。 「あの人の番は、どんな人なんだろう」 愛された蜜希は、きっと甘くて可愛らしい。 凛は蜜希への秘めた想いを抱えながら、蜜希を支えることを決意する。 しかし、蜜希の番が訳ありだと知った凛は、怒り、震え――同時に、自分がアルファである事を現実は無情にも突き付けて来る。 「凛さん。遊びは終わりです。帰りますよ」 強引に蜜希と引き剥がされる凛。 その凛の姿と、彼の想いを聞いていた蜜希の心は揺れ――。 オメガバースの世界で生きる、運命の二人の逃避行。 文字数 41,201 最終更新日 2025.11.18 登録日 2025.10.31 -
14長編 完結 R18お気に入り : 444 24h.ポイント : 269
恋人男性からのモラハラとDVに耐えきれず、夜の街へ飛び出した会社員・一ノ瀬 遥(いちのせ はる)。 行き場もなく、人気のないベンチでうたた寝をしていた遥に、突然声をかけてきたのは――明るい髪に、お洒落なスーツ姿が妙にキマってる謎のイケメン。 風変わりだけど優しくて、初対面なのに親身に話を聞いてくれた彼に、遥は少しずつ心をほどいていく。 だが、家に戻ればまた恋人からのモラハラの繰り返し。 しばらくして精神的に限界を迎えた遥は再び家を飛び出し、逃げるように街をさまようことに。 そんな中、あることがきっかけで、遥はあのイケメンと再会する。 彼はまさかの大企業の若き社長・神谷 拓実(かみや たくみ)――!? 遥の社内のパワハラ上司、執着してくる元恋人、全部まとめて「俺が片付ける」と微笑む社長に、遥はいつしか心まで預けるようになっていて…。 策略家で強引、けれど誰より甘いイケメン社長・拓実が、心も身体もボロボロになった遥を溺愛していく――。 ※本編はこれで完結ですが、二人の物語は 『リスタート・ショコラ―拾われた俺、溺愛されてます―世界でいちばん甘い場所は、あなたの隣。』 として、続編・新章が始まっています。 新たな人物が加わり、復讐、再生、そして溺愛が交錯する甘くドキドキの時間が続きます。 文字数 193,132 最終更新日 2025.10.26 登録日 2025.8.5 -
15短編 完結 なしお気に入り : 523 24h.ポイント : 184
前世は、どこにでもいる普通の大学生だった。車に轢かれ、次に目覚めた時、俺はミルクティー色の髪を持つ少年『サナ』として、剣と魔法の異世界にいた。 そこで知らされたのは、衝撃の事実。この世界には男女の他に『アルファ』『ベータ』『オメガ』という第二の性が存在し、俺はその中で最も希少で、男性でありながら子を宿すことができる『オメガ』だという。 アルファに守られ、番になるのが幸せ? そんな決められた道は歩きたくない。俺は、俺自身の力で生きていく。そう決意し、平凡な『ベータ』と身分を偽った俺の前に現れたのは、太陽のように眩しい聖騎士カイル。彼は俺のささやかな機転を「稀代の戦術眼」と絶賛し、半ば強引に魔王討伐隊へと引き入れた。 しかし、そこは最強のアルファたちの巣窟だった! リーダーのカイルに加え、皮肉屋の天才魔法使いリアム、寡黙な獣人暗殺者ジン。三人の強烈なアルファフェロモンに日々当てられ、俺の身体は甘く疼き始める。 隠し通したい秘密と、抗いがたい本能。偽りのベータとして、俺はこの英雄たちの中で生き残れるのか? これは運命に抗う一人のオメガが、本当の居場所と愛を見つけるまでの物語。 文字数 27,911 最終更新日 2025.9.5 登録日 2025.9.5 -
16長編 完結 なしお気に入り : 20 24h.ポイント : 149
凪が生まれ育った湯滝村は、温泉地として栄えた地域だ。凪は湯滝村で一番老舗とされている温泉宿、「椿屋」の一人息子。幼い頃から両親の手伝いをして、椿屋を支えている。そんな湯滝村にある湯花神社には、湯の神「湯玄」が祀られ、村人たちから信仰されてきた。 湯滝村には湯玄に花嫁を捧げるという風習ある。湯玄は花嫁から生気を貰い、湯滝村に温泉をもたらすのだ。凪は自ら志願し、花嫁となって湯滝神社へと出向いたが「子供には用がない」と追い返されてしまった。村に戻った凪は「出来損ないの花嫁」と村人たちから後ろ指をさされ、次第に湯玄を恨むようになる。 凪が十七歳になり、美しい青年へと成長した頃、湯玄より「もう一度凪を花嫁として捧げよ」という申し渡しがあった。しかし凪は、湯玄からの申し渡しを受け入れることができずにいる。そんな凪に痺れを切らした湯玄は、椿屋に押しかけてきてしまったのだった。 湯玄が椿屋に来てからというもの、貧乏神、アカシャグマ、商売繁盛の神に五穀豊穣の神……色々な神が椿屋を訪れるようになる。椿屋を訪れる神々は実に個性豊かで、椿屋は次第に以前のような活気を取り戻していく。 はじめのうちは突然椿屋にやってきた湯玄に反発していた凪。しかし、強引に迫ってくるだけではなく、自分を溺愛してくる湯玄に少しずつ心を許し、二人の距離は次第に縮まっていく。 出来損ないの花嫁凪と、温泉の神湯玄。そして八百万の神々が送る温泉宿物語。 文字数 118,757 最終更新日 2025.11.15 登録日 2025.10.25 -
17長編 完結 R18お気に入り : 2,511 24h.ポイント : 149
伯爵家の次男、レオナルド・カルミアは人嫌いで有名である。学院の入学を拒否し、家庭教師を雇わせて卒業資格だけ手に入れた。その後は伯爵領に籠り仕事をしているだけで社交界には年に一度、家族の付き添いがなければ顔を出さない変わり者。――という印象を与えることを長兄セドリックにより提案され、実行したことにより、レオナルドは知らぬ間に「BLゲームの悪役令息」の破滅ルートを回避していた。 兄の提案により「BLゲーム」に関わることを回避したレオナルドは、この世界がBLゲームであるということを知らされないまま、のんきに生きていた。 そして、長兄が海外出張の為、伯爵領を離れている時に事件は起きた。弟のアルフレッドがサザンクロス侯爵家の嫡男、ジェイド・サザンクロスの婚約者を寝取り、妊娠させたという手紙が届き、条件に応じなければ伯爵家は莫大な借金を背負うことになってしまう。借金を回避する為にジェイドを説得しようとするが……。 ※ムーンライトノベルズにも投稿をしています。 ※R指定の要素には一部強引な言動等の描写を含むことがあります。(11/3 注意事項 追記) ※11/30 本編完結しました。 ※第二部→外伝4に変更しました。 文字数 183,102 最終更新日 2024.12.29 登録日 2021.10.27 -
18短編 完結 R18お気に入り : 597 24h.ポイント : 142
-
19短編 完結 なしお気に入り : 914 24h.ポイント : 134
母を亡くしたクレムは王都を見下ろす丘の森に一人で暮らしていた。 ある日、森の中で傷を負った犬を見つけて介抱する。犬との生活は穏やかで温かく、クレムの孤独を癒していった。 しかし、犬は突然いなくなり、ふたたび孤独な日々に寂しさを覚えていると、城から迎えが現れた。 強引に連れて行かれた王城でクレムの出生の秘密が明かされ…… ※完結まで毎日投稿します 文字数 21,281 最終更新日 2025.1.2 登録日 2024.12.28 -
20短編 完結 なしお気に入り : 110 24h.ポイント : 134
魔力制御ができず、常に暴発させては「劣等生」と蔑まれるアキト。彼の唯一の取り柄は、自分でも気づいていない規格外の魔力量だけだった。孤独と無力感に苛まれる日々のなか、彼の前に一人の男が現れる。学院一の秀才にして、全生徒の憧れの的であるカイだ。カイは衆目の前でアキトを「婚約者」だと宣言し、強引な同居生活を始める。 「君のすべては、俺が管理する」 戸惑いながらも、カイによる徹底的な管理生活の中で、アキトは自身の力が正しく使われる喜びと、誰かに必要とされる温かさを知っていく。しかし、なぜカイは自分にそこまで尽くすのか。彼の過保護な愛情の裏には、未来の世界の崩壊と、アキトを救えなかったという、痛切な後悔が隠されていた。 これは、絶望の運命に抗うため、未来から来た青年と、彼に愛されることで真の力に目覚める少年の、時を超えた愛と再生の物語。 文字数 22,858 最終更新日 2025.10.23 登録日 2025.10.23 -
22短編 完結 R18お気に入り : 2,055 24h.ポイント : 120
【フェロモン過多の記憶喪失アルファ×自己肯定感低め深窓の令息オメガ】 オスカー・ブラントは皇太子との縁談が立ち消えになり別の相手――帝国陸軍近衛騎兵隊長ヘルムート・クラッセン侯爵へ嫁ぐことになる。 以前一度助けてもらった彼にオスカーは好感を持っており、新婚生活に期待を抱く。 しかし結婚早々夫から「つがいにはならない」と宣言されてしまった。 予想外の冷遇に落ち込むオスカーだったが、ある日夫が頭に怪我をして記憶喪失に。 すると今まで抑えられていたαのフェロモンが溢れ、夫に触れると「愛しい」という感情まで漏れ聞こえるように…。 彼の突然の変化に戸惑うが、徐々にヘルムートに惹かれて心を開いていくオスカー。しかし彼の記憶が戻ってまた冷たくされるのが怖くなる。 ある日寝ぼけた夫の口から知らぬ女性の名前が出る。彼には心に秘めた相手がいるのだと悟り、記憶喪失の彼から与えられていたのが偽りの愛だと悟る。 夫とすれ違う中、皇太子がオスカーに強引に復縁を迫ってきて…? 夫ヘルムートが隠している秘密とはなんなのか。傷ついたオスカーは皇太子と夫どちらを選ぶのか? ※以前ショートで書いた話を改変しオメガバースにして公募に出したものになります。(結末や設定は全然違います) ※3万8千字程度の短編です 文字数 39,317 最終更新日 2023.12.25 登録日 2023.12.23 -
23長編 完結 なしお気に入り : 197 24h.ポイント : 113
発情期を抑えるために薬に手を出し、酒と薬に溺れて生きる意味を失ったオメガ・奏。 ある夜、バーでケツを掛けたトランプに負けてしまい冷酷で完璧主義な軍人アルファ・ノアに拾われ、強引に囲われることになる 最初は支配だと思った。 だがノアは、壊れた奏のすべてを受け止め、愛し抜こうとする。 それがただの興味なのか、欲望か、それとも――。 やがて二人は、裏社会で暗躍する抑制剤“ゼロ”と、奏の母親が絡む巨大な陰謀に巻き込まれていく――。 堕ちたオメガが最強軍人アルファに愛されながら、過去の闇と運命に立ち向かう物語 大変読みにくい乱文かとは思いますが応援していただけると嬉しいです。 文字数 288,659 最終更新日 2025.8.23 登録日 2025.7.25 -
24ショートショート 完結 R18お気に入り : 187 24h.ポイント : 113
-
25短編 完結 なしお気に入り : 445 24h.ポイント : 113
借金に追われていた俺が再会したのは、昔、突然姿を消した幼なじみ――今はヤクザの若頭になってた。 「お前だけは、俺が守る」 そう言って、強引に連れて行かれた先は……ヤクザの本拠地!? 冷たい雨の中で始まったのは、過保護すぎる溺愛生活。 一途な想いを隠しきれない攻め×ひねくれツンデレ受け―― 幼なじみで、ヤクザで、過保護。逃げ場のない甘さに、心がじわじわとほどけていく―― ヤクザ×ツンデレな幼なじみ、溺愛すぎて逃げられない恋、始まります。 主な登場人物 攻め|鷹瀬 鷹臣《たかせ たかおみ》/30歳 ・若頭として冷静に振る舞うが、実は情に厚い人情派 ・昔から悠真を想っていたが、それを知られるのが怖い(逃げられそうで) ・「恩を売った」体で悠真を保護しているが、本音は“ずっと会いたかった” 受け|相良 悠真《さがら ゆうま》/25歳 ・父の残した借金に追われ、逃亡生活の中で鷹臣と再会 ・「昔の縁に甘えていいのか」と自分を責める不器用な性格 ・「どうせ義理でしょ?」とツン発言しつつ、鷹臣の優しさに少しずつ心がほだされていく 「現実にはないからこそ、妄想を全部詰め込みました!」 2人の新生活編も完結しました。 「若頭の溺愛は、今日も平常運転です」 泣いたり、笑ったり……とにかく輪をかけた溺愛ぶり、そして舎弟たちのコミカルな小話を楽しんでください。 文字数 28,740 最終更新日 2025.5.2 登録日 2025.4.22 -
26長編 完結 R18お気に入り : 301 24h.ポイント : 106
★のんびり加筆修正中です。 旧題 横暴領主に捕まった、とある狩人の話 子供の頃に辺境を去った、親友ラズが忘れられない狩人シタン。ある日、釣りをするために訪れた小川で出会った美丈夫の貴族に、理不尽な罪を着せられてしまう。 「腕を斬り落とすか、別の対価を払え」 「……あの、対価というのは」 「貴様の体だ」 「はっ?」 強引執着攻め→無自覚鈍感受け。強姦から始まる割には悲壮感がありません。18禁が含まれる話には※が付きます。 ★番外編完結しました。領主視点の重い展開。本編とは別物テンションです。序盤に女装、虐待の描写があります。苦手な方はご注意ください。 文字数 180,268 最終更新日 2025.11.8 登録日 2022.10.21 -
27長編 完結 R18お気に入り : 1,224 24h.ポイント : 92
実家の借金と自身の内定取消で途方に暮れる冬麻のもとに、突然久我がやってきた。久我は有名企業の社長で「この店に融資する代わりに息子の冬麻さんを僕にください」と冬麻に初対面プロポーズ!? 久我朔夜(30)攻め。社長。長身イケメン。 二ノ坂冬麻(20)受け。専門学校生。 ※※過激表現あります※※ ストーカー表現あり。 強引な描写あり。 軽くショタ表現あります。 ヤンデレなのにハッピーエンド予定です。ご容赦ください。 R18表現ありにはタイトルに※をつけます。 表紙絵は、絵師のおか様twitter @erknmkmtrに描いていただきました。ありがとうございます! 文字数 353,894 最終更新日 2025.2.15 登録日 2022.10.31 -
28短編 完結 なしお気に入り : 196 24h.ポイント : 92
「もう、あんな風に死ぬのはごめんだ」 ブラック企業で過労死した薬剤師、佐々木亮。 彼が次に目覚めたのは、衛生観念ゼロの異世界だった! リオと名を変え、貧しい村で生きることになった彼だが、そこは病が蔓延し、人々がまともな治療も受けられずに命を落とす過酷な場所。 『この知識があれば、助けられる命があるはずだ!』 前世の薬学知識を武器に、リオは異世界での医療改革に乗り出す。 そんな彼の前に現れたのは、冷徹にして最強と謳われる騎士団長、アレク。 圧倒的なアルファである彼に、オメガであることを隠すリオは運命を狂わされていく。 「お前の知識は、この国に必要だ」 強引で、けれど時折見せる不器用な優しさに、リオの心は揺れ動く。 これは、知識チートで成り上がる青年と孤高の騎士団長が紡ぐ、運命の恋物語。 薬剤師の処方箋は、異世界と堅物騎士の心をも溶かすことができるのか!? 文字数 36,075 最終更新日 2025.10.3 登録日 2025.10.3 -
29長編 連載中 R18お気に入り : 1,508 24h.ポイント : 85
【第一部完結しました。 第二部開始までお待ちください。】 俺は二宮柊司(にのみやしゅうじ)。 生まれた時から体が弱く、普通の学校生活は諦めていたのだが、双子の弟である二宮祥吾(にのみやしょうご)に強引に話を進められて、弟と共に全寮制の男子校――北斗学園に入学することになった。 しかしこの北斗学園、色々特殊な上に、全校生徒の殆どがホモかバイとは知らずに入ってしまった俺は、この学校の特殊な環境に否が応でも巻き込まれていくことになる。 ――そしてこの学園で出会った一人の男子生徒。 彼は学校内では多くの生徒から恐れられている不良で、いつも一人で居た。 でも、彼はいつも困ったときに俺を助けてくれる。 そんな彼との出会いが、俺の運命を変えていくのだった。 *** 相変わらず病弱受けが性癖な作者が、病弱な子が所謂BL王道学園に入ったらどうなるかを妄想した結果の上の産物です。 カプは固定。双子の弟×兄要素ありますがあくまで添え物、メインは厄介な事情を抱えた不良×病弱です。 R18は保険で付けているのでそのシーンはほぼ出てきません。 文字数 85,456 最終更新日 2023.7.14 登録日 2023.6.20 -
30長編 完結 R18お気に入り : 123 24h.ポイント : 85
悪逆の限りを尽くした公爵令息を断罪しろ! そんな貴族たちの声が高まった頃、僕の元に、冷酷と恐れられる王子がやって来た。 その男は、かつて貴族たちに疎まれ、王城から遠ざけられた王子だ。昔はよく城の雑用を言いつけられては、魔法使いの僕の元を度々訪れていた。 ひどく無愛想な王子で、僕が挨拶した時も最初は睨むだけだったのに、今は優しく微笑んで、まるで別人だ。 出会ったばかりの頃は、僕の従者まで怯えるような残酷ぶりで、鞭を振り回したこともあったじゃないか。それでも度々僕のところを訪れるたびに、少しずつ、打ち解けたような気がしていた。彼が民を思い、この国を守ろうとしていることは分かっていたし、応援したいと思ったこともある。 しかし、あいつはすでに王位を継がないことが決まっていて、次第に僕の元に来るのはあいつの従者になった。 あいつが僕のもとを訪れなくなってから、貴族たちの噂で聞いた。殿下は、王城で兄たちと協力し、立派に治世に携わっていると。 嬉しかったが、王都の貴族は僕を遠ざけたクズばかり。無事にやっているのかと、少し心配だった。 そんなある日、知らせが来た。僕の屋敷はすでに取り壊されることが決まっていて、僕がしていた結界の魔法の管理は、他の貴族が受け継ぐのだと。 は? 一方的にも程がある。 その直後、あの王子は僕の前に現れた。何と思えば、僕を王城に連れて行くと言う。王族の会議で決まったらしい。 舐めるな。そんな話、勝手に進めるな。 貴族たちの間では、みくびられたら終わりだ。 腕を組んでその男を睨みつける僕は、近づいてくる王子のことが憎らしい反面、見違えるほど楽しそうで、従者からも敬われていて、こんな時だと言うのに、嬉しかった。 だが、それとこれとは話が別だ! 僕を甘く見るなよ。僕にはこれから、やりたいことがたくさんある。 僕は、屋敷で働いてくれていたみんなを知り合いの魔法使いに預け、王族と、それに纏わり付いて甘い汁を吸う貴族たちと戦うことを決意した。 手始めに…… 王族など、僕が追い返してやろう! そう思って対峙したはずなのに、僕を連れ出した王子は、なんだか様子がおかしい。「この馬車は気に入ってもらえなかったか?」だの、「酒は何が好きだ?」だの……それは今、関係ないだろう……それに、少し距離が近すぎるぞ。そうか、喧嘩がしたいのか。おい、待て。なぜ手を握るんだ? あまり近づくな!! 僕は距離を詰められるのがどうしようもなく嫌いなんだぞ! 文字数 62,527 最終更新日 2025.9.5 登録日 2025.8.22