Submitted Novels
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1長編 完結 R18お気に入り : 2,824 24h.ポイント : 2,089
母は僕、テオ・アナベルを産んですぐ亡くなった。その後家にやってきた継母と異母妹は僕のことを嫌っていて、父は僕に興味がない。暴力も振るわれ、つらい毎日を過ごす。1日何も起きませんように、静かに、早く1日が終わりますようにと願いながら過ごす日々。そんなある日、王家で開かれたお茶会に参加したことで、僕は運命の出会いをするー。 愛されることを知らない主人公が隣国の第2王子と出会い、愛されることとは、を知っていくお話です。前半は主人公がかわいそうな扱いを受けますが、攻めくんが助けるし溺愛します。ハッピーエンドです。 ※男同士で結婚も妊娠もできますが、オメガバースではありません。そういう世界です。 ※軽めな表現ではありますが、暴力を受けているシーンがあります。 文字数 148,204 最終更新日 2024.4.4 登録日 2024.1.5 -
2長編 完結 R18お気に入り : 2,141 24h.ポイント : 134
騎士候補生内での事件により、苦労して切り開いてきた初のΩの騎士という道を閉ざされてしまったエヴァン。 王妃候補が後宮に上がるのをきっかけに、後宮の護衛を任じられる事になった。 三人の王妃候補達は皆同じΩという事もあるのかエヴァンと気軽に接してくれ、護衛であるはずなのに何故か定例お茶会に毎回招待されてしまう日々が続いていた。 ある日、王が長い間運命を探しているという話が出て────。 王(α)×後宮護衛官(Ω) ファンタジー世界のオメガバース。 最後までお付き合い下さると嬉しいです。 お気に入り・感想等頂けましたら、今後の励みになります。 よろしくお願い致します。 文字数 62,268 最終更新日 2022.10.17 登録日 2022.9.30 -
3長編 連載中 R15お気に入り : 394 24h.ポイント : 127
リュールが転生した世界は女性が少なく男性同士の結婚が当たりまえ。そのうえ全ての人間には魔力があり、魔力量が少ないと嫁側男子にされてしまう。10歳の誕生日に魔力検査をすると魔力量はレベル3。滅茶苦茶少ない! このままでは嫁側男子にされてしまう。家出してでも嫁側男子になんかなりたくない。それなのにリュールは公爵家の息子だから第2王子のお茶会に婚約者候補として呼ばれてしまう……どうする俺! 魔力量が少ないけど女性と結婚したいと頑張るリュールと、リュールが好きすぎて自分の婚約者にどうしてもしたい第1王子と第2王子のお話。頑張って長編予定。他にも投稿しています。 文字数 167,758 最終更新日 2024.1.28 登録日 2023.11.17 -
4短編 完結 R18お気に入り : 1,449 24h.ポイント : 63
前世で元ヤンキーだった橘茉優(たちばなまひろ)は、異世界に転生して数ヶ月が経っていた。初めこそ戸惑った異世界も、なんとか知り合った人の伝でホテルの料理人(とは言っても雑用係)として働くようになった。 この世界の人はとにかくパーティーが好きだ。どの会場も予約で連日埋まっている。昼でも夜でも誰かしらが綺麗に着飾ってこのホテルへと足を運んでいた。 その日は騎士団員が一般客を招いて行われる、ダンスパーティーという名の婚活パーティーが行われた。 騎士という花型の職業の上、全員αが確約されている。目をぎらつかせた女性がこぞってホテルへと押しかけていた。 中でもリアム・ラミレスという騎士団長は、訪れた女性の殆どが狙っている人気のα様だ。 茉優はリアム様が参加される日に補充員としてホールの手伝いをするよう頼まれた。 転生前はヤンキーだった茉優はまともな敬語も喋れない。 それでもトンチンカンな敬語で接客しながら、なんとか仕事をこなしていた。 リアムという男は一目でどの人物か分かった。そこにだけ人集りができている。 Ωを隠して働いている茉優は、仕事面で迷惑かけないようにとなるべく誰とも関わらずに、黙々と料理やドリンクを運んでいた。しかし、リアムが近寄って来ただけで発情してしまった。 リアムは茉優に『運命の番だ!』と言われ、ホテルの部屋に強引に連れて行かれる。襲われると思っていたが、意外にも茉優が番になると言うまでリアムからは触れてもこなかった。 いよいよ番なった二人はラミレス邸へと移動する。そこで見たのは見知らぬ美しい女性と仲睦まじく過ごすリアムだった。ショックを受けた茉優は塞ぎ込んでしまう。 しかし、その正体はなんとリアムの双子の兄弟だった。パーティーに参加していたのは弟のリアムに扮装した兄のエリアであった。 エリアの正体は公爵家の嫡男であり、後継者だった。侯爵令嬢との縁談を断る為に自分だけの番を探していたのだと言う。 弟のリアムの婚約発表のお茶会で、エリアにも番が出来たと報告しようという話になったが、当日、エリアの目を盗んで侯爵令嬢ベイリーの本性が剥き出しとなる。 お茶会の会場で下民扱いを受けた茉優だったが……。 ♡読者様1300over!本当にありがとうございます♡ ※独自のオメガバース設定があります。 ※予告なく性描写が入ります。 文字数 105,775 最終更新日 2022.11.30 登録日 2022.9.24 -
5長編 完結 R18お気に入り : 77 24h.ポイント : 0
不満はないのに、なにかしっくりこない日々。 マンションのベランダから見える、隣家の縁側でネコたちがのんびり暮らしているのを、缶ビール片手にながめるのが、俺、泉裕太の日課だった。 あの中に混ざりたいなぁ。 なんて思っていたら、隣家でやってる習字教室のチラシがポストに入っていた。 教室の見学も兼ねたお茶会の誘いに、いそいそと出かけて行った俺。 縁側に座ってネコの眠っている隣で、おいしいお茶と饅頭をいただいて。 ずっと、ここでこうやって、のんびりと過ごしていたいな。 だからつい、つぶやいてしまったんだ。 「ネコになりたいなぁ」 って。 だけど、本気でネコになるなんて思わなかった! この家に猫又がいるなんて、わかるわけないじゃないか!! 猫又のオシロが言う。 「ネコになりたきゃ俺様に抱かれな」 人間に戻りたいなら、この家の主、里見仁志さんに抱かれろって。 いやいやいやいや! どっちも無理だろ?! 文字数 82,248 最終更新日 2018.7.6 登録日 2018.6.22