Submitted Novels
アルファポリスで投稿されているBL小説のランキングです。
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1短編 連載中 R18お気に入り : 96 24h.ポイント : 568
図書館司書のミコトは、ある日突然、異世界に『聖女』として召喚される。しかし、聖女に必須の魔力がゼロだったため、『役立たず』の烙印を押され、人間国と同盟関係にある隣国・獣人国へ『贈り物』として厄介払いされてしまう。 武力至上主義の国で待ち受けていたのは、冷徹な若き獅子王カイゼル。「我が国に益をもたらさぬ者は不要だ」と言い放つ彼に、ミコトは生き残りをかけて唯一の武器である『知識』で国を改革することを誓う。 食文化、衛生、農業――次々と問題を解決していくミコトを、民は『賢者様』と呼び、冷たいはずの王の瞳にも次第に熱が宿り始める。 「お前は私の側にいればいい」 これは、捨てられた青年が自らの価値を証明し、孤高の獅子王の唯一無二の番となって、その激しい独占欲と溺愛に蕩かされる物語。 文字数 18,650 最終更新日 2025.12.1 登録日 2025.11.25 -
2短編 完結 R15お気に入り : 229 24h.ポイント : 333
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3長編 連載中 R18お気に入り : 39 24h.ポイント : 42
「先生、好きです」 そう言ってきたのは、入学してまだ一ヶ月の新入生、桐枝伝馬だった。 教師の副島一成は驚くが、返事はまさかのストレートパンチだった…… 「……絶対許すもんか……あの暴力教師」 クセ強な教師たちに、元気な生徒たちがわちゃわちゃと入り乱れ、男子校の日常は今日も賑やかに展開する。 体育会系で一直線な生徒 ×三白眼が冴える男前な教師。 ライトなコメディテイストの男子校BL小説をめざして書いています。 ※「承前」を全面改稿しました、2024、10、31。 登場する人たち 副島一成 日本史教師。一年三組の担任。20代。三白眼が怖いが男前。どうして教師になったのかと生徒たちから不思議がられているくらいに教師という職業が似合わないらしい。 桐枝伝馬 高校一年生。一年三組。剣道部所属。何事にも直球タイプで、猪突猛進に担任の副島に告白したらストレートパンチを受けて振られた。 綾野勇太 高校一年生。一年三組。サッカー部所属。伝馬とは幼馴染み。食べ物=人生。人生の全てが食べること中心になっている。 藤島圭 高校一年生。一年三組。学級委員長。伝馬と勇太の友達。ちょっとナナメに賢い。時々キモいことを口にするが自分がキモい自覚はあるのでよし。 松本古矢 体育教師。一年三組副担任。ウザいくらいにポジティブでうるさい。ほんとにうるさい。 橋爪理博 数学教師。古矢とは同窓生で友人。「五月蠅い」が口癖。数字がトモダチ。 筒井順慶 三学年担当の数学教師。柔道部顧問。ガタイが良く、暢気そうに見えて鋭い。恋人を抱くために体を鍛えている。 副島冴人 吾妻学園理事長。一成の叔父。マンガに登場しそうな高慢キャラ。全身が尊大という名の細胞の塊でできている。 貴水原七生 司書。一成の同窓生で友人。バーテンダーのような色気のある雰囲気を漂わせているが、ディープな本好きオタク系。 上戸麻樹 三年生。剣道部主将。面倒見が良く人も好い。なので、なんだかんだで宇佐美の無二の親友をやれている。 蘭堂宇佐美 三年生。空手部主将。麻樹とは無二の親友と二言目には豪語している。「!」が乱立するほど声がデカすぎて話も長い。 倉本颯天 一年生。剣道部所属。伝馬の部活仲間。「ヤバい」が口癖で、全て「ヤバい」の一言を駆使して毎日暮らしている。 深水榮 推理作家。元、吾妻学園教師。祖父はイギリス人。皮肉家。 文字数 127,538 最終更新日 2025.12.4 登録日 2023.10.30 -
4短編 完結 R18お気に入り : 736 24h.ポイント : 35
王宮図書館で働く司書のユンには可愛くて社交的な親友のレーテルがいる。ユンに近付く人はみんなレーテルを好きになるため、期待することも少なくなった中、騎士団部隊の隊長であるカイトと接する機会を経て惹かれてしまう。しかし、ユンには気を遣って優しい口調で話し掛けてくれるのに対して、レーテルには砕けた口調で軽口を叩き合う姿を見て……。 騎士団第1部隊隊長カイト×無自覚司書ユン 文字数 25,427 最終更新日 2024.10.10 登録日 2024.10.2 -
5長編 連載中 R18お気に入り : 437 24h.ポイント : 35
双子の弟・良太は要領が良くて、周りはいつも弟の良太を可愛がり、自分は不要ではないかと感じる兄・優馬。 高校卒業後、弟の目を欺いて地方の大学へ行くことを希望に卒業までの残り半年ほどを過ごしていた。 道端で車に轢かれそうなところを良太が手を引いて事なきを得たかと思えば、白いモヤが目の前に広がり異世界へと転生してしまった。 異世界へ召喚されたものの必要とされていたのは救世主としての弟の良太だけで、しかも優馬は異世界の言葉が分からず、こちらの世界でも居場所が無く、頼りたくない弟に頼るしかなかった。 弟の良太はずっと兄の優馬が好きでこの世界では自分しか頼る人がいないと分かり歓喜し、良太は優馬を夜な夜な犯してしまう。実の弟から向けられる感情に次第に優馬は壊れていく。 ある日、良太が優馬を妊娠させたいと言い始め、軟禁されるくらいならと図書館で自分が妊娠する方法を調べると言う。図書館で知り合った司書・スハンにある日会わせたい人がいると伝えられ、ついていくと過去に召喚された薬師・大輝と出会う。言葉が通じない世界で大輝との出会いに喜び、生きる希望を優馬は見つけていくが…… 初の投稿なので至らないところもあるかもしれません。 無理矢理、暴力、自死(未遂)、死の描写の表現などもあり苦手な方はお気をつけ下さい。 兄の優馬視点、途中で良太や王子視点など入り話のペースがゆっくりです。 話の前半は 弟・良太 × 兄・優馬(実の双子の兄弟)無理やり、執着、兄を調教、弟闇落ち 話の後半に 薬師・大輝 × 兄・優馬 無自覚→両片想い→両想い 妊娠できない世界で主人公も妊娠しません。(でも、弟が兄を妊娠させたい描写はあります) 第二章は弟の調教メインですが、最後は本命攻めが兄の過去を含めて包み込みます。 R-18はタイトルに※入ってます。 ※弟も間違った方向ではあるものの兄のことが好きで、その変わりゆく様を書きたくて弟との話が長くなっています。 ※役職、情勢など分かっていません。寛大に読んで。 【2023/10/11追記】 BL小説大賞に応募のため、優馬と良太の年齢を修正しました。 誕生日の話があるため、開始時の年齢17歳というのは変えず、転生翌日に誕生日だったけど転生してバタバタで忘れてたから遅めの誕生日をお祝いしよう…の流れに変えました。 それに伴い、他の場面も修正している箇所があります。 ※11月完結予定→間に合いませんでした。ごめんなさい。 【2023/2/3追記】 第二章で大輝を登場させる予定でしたが、第二章は弟・良太との話がメインです。 本命攻めの登場は第三章からと遅い登場です。 文字数 663,265 最終更新日 2024.11.21 登録日 2023.1.31 -
6長編 完結 R18お気に入り : 605 24h.ポイント : 28
王宮の片隅に立つ図書塔。そこに勤める司書のハロルドは、変わった能力を持っていることを隠して生活していた。 ある日、片想いをしていた騎士ルーファスから呼び出され、告白を受ける。本来なら嬉しいはずの出来事だが、ハロルドは能力によって「ルーファスが罰ゲームで自分に告白してきた」ということを知ってしまう。 想う相手に嘘の告白をされたことへの意趣返しとして、了承の返事をしたハロルドは、なぜかルーファスと本物の恋人同士になってしまい───。 文字数 36,225 最終更新日 2022.6.28 登録日 2022.6.20 -
7短編 完結 R18お気に入り : 25 24h.ポイント : 21
俺はティム。王室図書館で司書をやっている。もうすぐ16歳。16歳の誕生日に挙式する予定。婚約者は、ノワール様。頭脳明晰、文武両道、運動神経抜群、おまけに顔も良いときている。大抵の美辞麗句が似合う男前だ。今日も女性に騒がれていた。そんな折、大輪の薔薇を抱えて現れたノワール様は、薔薇を俺に贈ってくれる。※ムーンライトノベルズにも公開しています。 文字数 5,536 最終更新日 2025.7.31 登録日 2025.7.31 -
8長編 完結 R18お気に入り : 30 24h.ポイント : 14
陸国の中心にある広場のそばに、その図書塔はある。 数々の本がおさめられている図書塔で司書を務める『樫』は、特殊な体質をもつ『蔦』と同じ家に住んでいて、朝から晩まで一緒の夫婦同然の暮らしをしている。 外では仕事仲間、家では夫夫。 甘えて、甘えられ、襲って、襲われて。 そんな「樫」と「蔦」が陸国の後世に残すものとは…? 「…あれ?もしかしてお前、むしろ叩かれたくてわざと理性とばしたフリをしてるわけじゃないよな?」 ※作品中の医療知識は現実とは異なる場合がございます。 文字数 119,190 最終更新日 2023.12.30 登録日 2022.11.5 -
9長編 完結 R18お気に入り : 309 24h.ポイント : 7
トリーシャ・ラスヘルグは大の魔法使い嫌いである。 というのも、元婚約者の蛮行で、転移門から寒地スノーホワイトへ置き去りにされて死にかけたせいだった。 王城の司書としてひっそり暮らしているトリーシャは、ヴィタリ・ノイマンという青年と知り合いになる。心穏やかな付き合いに、次第に友人として親しくできることを喜び始める。 一方、ヴィタリ・ノイマンは焦っていた。 新任の魔法師団団長として王城に異動し、図書室でトリーシャと出会って、一目ぼれをしたのだ。問題は赴任したてで制服を着ておらず、〈枝〉も持っていなかったせいで、トリーシャがヴィタリを政務官と勘違いしたことだ。 まさかトリーシャが大の魔法使い嫌いだとは知らず、ばれてはならないと偽る覚悟を決める。 そして関係を重ねていたのに、元婚約者が現れて……? 若手の大魔法使い×トラウマ持ちの魔法使い嫌いの恋愛の行方は? 文字数 35,877 最終更新日 2024.6.6 登録日 2024.4.22 -
10長編 完結 R18お気に入り : 50 24h.ポイント : 7
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11長編 完結 R18お気に入り : 28 24h.ポイント : 7
魔術師を目指す少年シュカと、シュカが通い詰めている倍ほども歳の離れた司書ルクシウスとの歳の差BL。 とにかく甘くゆっくりと、時には喧嘩もしたりしながら『子供の恋』から『大人の愛』に移り行く二人の日常を書いています。 脇役キャラ同士のCP要素もありますが、そちらもハッピーエンドです。 R-18表現は物語の終盤のみです(苦笑) 一次創作として初めてまともに書き上げた思い入れのある作品なので、少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。 ※この作品はpixiv、ムーンライトノベルズにも投稿しています。 素敵な表紙画像お借りしました→ https://www.pixiv.net/artworks/66254607 文字数 252,900 最終更新日 2021.12.25 登録日 2021.12.25 -
12短編 完結 R18お気に入り : 80 24h.ポイント : 7
地元の図書館に司書補佐として勤めるソラは、同性愛者だ。恋人は出来たことがないが、地味な自分に自信が持てず、一生独り身でいることを密かに覚悟していた。そんなある日図書館に訪れた美形の男、キサキに二回目の逢瀬で告白される。最初は恋愛対象として見ていなかったが、毎日囁かれる愛の言葉に胸が疼くようになり、気づいたら恋に落ちていた。そうして付き合い始めた二人だったが、一週間後、キサキの浮気が発覚する。絶望に堕とされたソラはそれでも好きでいることを辞められず、形だけの恋人関係を続けていた。しかしソラの精神は段々と病んでいき…… ※地雷が多い方はご注意ください。 文字数 12,669 最終更新日 2025.7.24 登録日 2023.12.17 -
13長編 連載中 なしお気に入り : 4 24h.ポイント : 0
王立図書館を預かる司書、フィン。 静謐を愛し、訪れる者を冷ややかにあしらうその姿は、戦の国イグナリアにあって異質な存在だった。 そんな彼の前に現れたのは、火竜騎士団を率いる隻眼の王子レオルド。 剣の申し子とも呼ばれる男は、しかし本を読もうとしない。 問い詰めれば、文字をほとんど知らぬことが露わになる。 皮肉を浴びせながらも、フィンはしぶしぶ彼に読み書きを教えることにした。 炎のように豪快な王子と、灰のように熱を失った司書。 交わらぬはずの二人のやり取りは、やがて互いの心に揺らぎを生み、王国の未来さえも左右していく。 文字数 8,647 最終更新日 2025.11.8 登録日 2025.10.31 -
14短編 完結 なしお気に入り : 4 24h.ポイント : 0
静かな田舎町で、家族が営む小さな喫茶店「陽だまり」を手伝う主人公・夏生(なつき)。 都会に出て仕事をしていたが、両親の体調を気遣い、戻ってきたのは半年前のことだった。 日々忙しく働く彼の前に現れたのは、町の図書館で司書を務める青年・一樹(かずき)。 彼は決まって土曜日の午後に「陽だまり」にやってきて、いつも静かに本を読みながら、決まったメニュー「手作りケーキセット」を頼む。一見無口だが、ふとした瞬間に見せる優しい笑顔や、本に詳しい知識に次第に惹かれていく夏生。 小さな町で繰り広げられる、些細だけれど温かい交流。 二人が少しずつ距離を縮める中で、夏生は自分の「本当にやりたいこと」に気づいていく。 文字数 45,306 最終更新日 2024.12.22 登録日 2024.12.22 -
15長編 連載中 R18お気に入り : 24 24h.ポイント : 0
国立図書館につとめる若き司書、ネロは悩んでいた。 近頃「君の話を聞かせて欲しい」と、柔らかい物腰でネロに話しかけてくる男、ベルテ。裕福層や貴族女性の間でも噂らしい衣料品店のオーナー兼デザイナーである彼を、どこかで見たことがある気がするのだ。 己を見つめるベルテの瞳に何処か仄暗さを感じつつも、ネロはベルテを邪険に扱うことが出来ない。 それが数年前に病で亡くなった、羽振りの良さと比例して黒い噂が絶えなかった商人アルノアと、同じ物だと気づかないまま―― ------------ ちょっと薄暗いけど、基本的にハピエンです。 受けを手に入れるために身分を作り直したド執着おじさん(30歳)×移民の司書少年(18歳) 文字数 95,430 最終更新日 2025.1.6 登録日 2023.10.31 -
17短編 連載中 R18お気に入り : 24 24h.ポイント : 0
工芸地域にほど近い とある一軒家に住む番、アルファの『樫』と男性オメガの『蔦』。 樫は図書塔で本の複製や修復・管理等をする司書として、蔦は主に本の挿絵等を複製する担当としてそれぞれ陸国でも珍しい専門的な活躍をしている。 共に家からも見える距離にある図書塔とその隣にある小屋で、ほぼほぼ片時も離れることなく肩を並べて作業する2人。 そんな2人の間には6歳になる一人息子の『笹』がいる。 笹はなにかと忙しい両親をよく手伝おうとするような、アルファの中でも活発さよりは面倒見の良さが目立つ性格の子だ。 司書の樫と絵描きの蔦、そして両親の血をよく受け継いだ息子『笹』。 『騒いで賑やか』というわけではないが、いつも穏やかな一時を過ごしている3人。 だが、オメガの蔦はある日、番の樫にとある想いを打ち明ける…。 ※こちらは『図書塔の2人』のオメガバース編であり、設定上、本編とは多少異なる部分があります。 ※3つほどのエピソード更新を予定しています。 文字数 56,965 最終更新日 2024.8.31 登録日 2023.12.2 -
19長編 連載中 なしお気に入り : 6 24h.ポイント : 0
旧題:「須応さんの諸事情。」 二組のカップルが、過去と向き合ったりトラウマを乗り越えたりするお話です。ハッピーエンドになるはず…! 「須応さんと斑目くんの場合。」 素顔を見せたくない朗らか図書館司書と、恋愛を諦めた寡黙な大学生のお話。 「貞光さんと磯貝くんの場合。」 訳ありなクール系御曹司と笑顔に陰のある快活青年のお話。 ※作者は司書さんの仕事について詳しいわけではないので、実際とは違うところがあると思います。また、恋愛物はあまり書いたことがないので、暖かく見守ってください。 2023年11月1日より、第二部「貞光さんと磯貝くんの場合。」を毎日更新します。お待たせしました…! 2023年12月1日以降は、不定期になりますが、ネタが降りてきたらおまけの方に書いていこうと思います。 文字数 136,632 最終更新日 2024.4.30 登録日 2022.10.31 -
20短編 連載中 R15お気に入り : 3 24h.ポイント : 0
10/6更新しました。 以前からアップしていました、國の土地を守る 守護職のさらに上に立つものとして、あらゆる出来事の糸引き役を担う、 多くの事象に関わって来た葵の物語。 登場人物 日元 葵(旧姓、橘) 時間にも性別にもとらわれない存在。 守護職の上司的な存在。神出鬼没であり、 糸引き役をしたり、嫌な役回りもこなす。 血も涙も無いわけではなく、誰よりも感受性は強い。 世情が落ち着き始めた頃に、やっと心許せる相手が 現れたので、近年は平穏に暮らしている。 神と人間との間に生まれた。神格を持ち合わせているため、ほぼ不死。 髪は、カラスの濡れ羽色。瞳は、紫色(感情の高まりによって色の変化あり) 軍に属していたり、地獄にも出入りしたり、図書館の司書をしたり。人望もあるが、史実に関わった事がバレ無いように暮らしている。 エスカデとの出逢いで、人生が大きく変わってしまった。 エスカデ=ホワイト 葵のパートナー。過去に、葵の写真をとある人物から 見せてもらって一目ぼれした。海の向こう側で医師をしていた。 葵の元にやって来るのはこれで2度目。 葵の性別には、何のこだわりもなくただその存在を 愛でている。金髪碧眼。年齢は20代後半。 ※妊娠表現に近いものがあったりするので、苦手な方は ご注意くださいませ。 文字数 14,993 最終更新日 2021.10.10 登録日 2021.10.2 -
21長編 連載中 なしお気に入り : 12 24h.ポイント : 0
内気な図書委員の二年生の結城誠は、司書教諭との「ありもしない噂」を立てられ、唯一の居場所だった図書室にも居づらくなってしまう。 追い詰められた結城は、噂を打ち消すため、とっさに「ある行動」に出た。 頼ったのは、最近いつも、校舎裏でひとり過ごしているフェンシング部の元エース。 三年の榊一馬。 「放課後、僕と一緒に歩いてくれませんか」 勇気を振り絞った結城のひと言に、榊は、ごくあっさりと応じた。 「いいよ、付き合ってあげる。俺か君が、飽きるまで」 榊は結城と違い、いつも人の輪の中心にいる生徒だった。 しかし、ある理由から部活を辞め、今はひとりで過ごすようになっていた。 そんな榊の心を支え励ましていたのは、SNSに「AKARI」という詩人が投稿している詩だった。 だが、その「AKARI」の正体とは―― 王子様のような先輩と内気な図書部員が、ゆっくりとふたり一緒に歩くための練習のような、恋の話。 イラスト:イトノコさま 文字数 26,206 最終更新日 2025.8.17 登録日 2025.8.4 -
23短編 連載中 なしお気に入り : 17 24h.ポイント : 0
とりあえずの、登場人物紹介があります。 日元 葵 時間にも性別にもとらわれない存在。 守護職の上司的な存在。神出鬼没であり、 糸引き役をしたり、嫌な役回りもこなす。 血も涙も無いわけではなく、誰よりも感受性は強い。 世情が落ち着き始めた頃に、やっと心許せる相手が 現れたので、近年は平穏に暮らしている。 神と人間との間に生まれた。神格を持ち合わせているため、ほぼ不死。 髪は、カラスの濡れ羽色。瞳は、紫色(感情の高まりによって色の変化あり) 軍に属していたり、地獄にも出入りしたり、図書館の司書をしたり。人望もあるが、史実に関わった事がバレ無いように暮らしている。 エスカデとの出逢いで、人生が大きく変わってしまった。 エスカデ 葵が唯一心を許した医師。 身長181cm程あり、 ブロンドヘアに碧眼、眼鏡を掛けている。 見た目は残念で無いのに中身が残念な、ただのイケメン医師。葵に一目惚れしてしまい、うっかり道を誤りかけた。たった一枚の写真だけを頼りに移住を決意をした。押し掛け夫。 橘家 國有数の財閥。 元は、華族。 造船技術はトップクラス。 製薬会社も所有している。 表向きの化学技術ばかりでなく、オカルト傾倒な裏面も持った研究施設がある。 1度葵が婿養子に入った家でもある。 葵は、橘 葵を名乗っていた時期も数年あるが 離縁後に妻は地方に嫁いでいる。 橘 蓮(20) 葵の義理の弟。 とても繊細で、動物の心がわかる不思議な能力を持った橘財閥の次期当主。 天真爛漫で、自由。 葵ともいまだに仲がよく、船の話で盛り上ったりする。 血の繋がらない、兄(養子)がいる。 橘 焔(20代半ば) 橘財閥の次期当主として、とある研究所から連れ出された蓮の兄。 程無くして、橘家にも蓮が誕生したため、自らを蓮の身の回りの世話役として欲しいと蓮の父に直訴した。橘財閥の化学研究所で、新薬の臨床実験を受けていた。 生家が貧しかった為、研究所の近くに乳飲み子であるにも関わらず置き去りにされていた所を数人の研究員に保護された。 薬の影響で髪が所々白髪混じり。 利発で、行動力がある。 蓮を大切にしており、実の弟と思っている。 この話での主人公は橘兄弟です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ピクルーさんのHP内 ちまころめ~か~さんの機能をお借りして キャライメージを作成いたしております<(_ _)> シンプルで可愛いのですごく素敵です٩( ''ω'' )و 文字数 15,045 最終更新日 2024.5.28 登録日 2021.8.29 -
24長編 連載中 なしお気に入り : 2 24h.ポイント : 0
【これはファンタジーで正解ですか?】翡翠編より数年後。 主人公、国立女神川学園高校特殊戦闘学部、2年混合戦闘科A組・石田燈と女神川学園高校電算部の物語。【これはファンタジーで正解ですか?】燈編です。 女神川学園高校は日本に数校ほどしかないスレイヤーを養成する特殊戦闘科がある国立高校。そこには、戦闘技術や戦術の向上を目的とした部活動も存在している。かつてはその実力が校内でも三本の指に入ると言われていた名門『電算部』は、いまや弱小扱いをされるほど落ちぶれていた。 天真爛漫な年下ワンコ系・紅二×偉大な祖父にコンプレックスを持つ微ツンデレ・燈のDK幼馴染カップルの少年週刊誌風バトル漫画テイストBL学園ラブコメディ(?)。燈編本格始動です。 文字数 165,115 最終更新日 2024.12.25 登録日 2024.3.17