Submitted Novels
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31短編 完結 R18お気に入り : 80 24h.ポイント : 7
★ピュアラブ未体験のヤリチンクズ男×快楽に弱い能天気流され受け★ これまで女の子としか付き合って来なかったのに、バイト先で優しくてイケメンな先輩を好きになっちゃって付き合い始めた大学二年の俺。でもまだ一度も彼氏とのセックスでイケなくて焦ってる。そんなある日、肉焼き係で参加したサークルのバーベキューで、ゲイだって噂されてたイケメンに会った。こいつなら、色々知ってそうじゃね?そう思って、勇気出して相談することにしたのが間違いだった。 「ちょっ!?や、やめろよ!」 「大丈夫大丈夫。これちょっとエロいだけのマッサージだから」 う、嘘だ。何だよ、これ!? 先輩を裏切りたくないのに、めちゃくちゃ気持ち良くて・・・あれから自分でする時もあいつのこと思い出したりして・・・俺、どうしちゃったんだよ! ※エロ表現ある時はタイトルに☆を付けます。 ※攻めは真正のクズ男ではないです。クズ度は星5でいったら2か3くらい。受け君の最初の彼氏とは別れますが、別れるまでは浮気ってことになります。全話書けてますのでエタりません。基本、毎日12時に投稿。初回~数話まで一日二回、18時にも投稿します。1話の表紙絵の子は受けの田中璃央クンです。 ムーンライトノベルズ・pixivにも投稿してます。 文字数 74,804 最終更新日 2022.5.25 登録日 2022.1.26 -
33長編 完結 R18お気に入り : 146 24h.ポイント : 7
寡黙で無愛想な同僚、トルスにずっと片想いしている僕は、ヤツが猫好きと知り古の魔術を研究しまくってついに猫の姿をゲットした! 喜んだのも束の間、戻る呪文をみつけ切れずに途方に暮れた僕は、勇気を出してトルスの元へ行ってみるが……。 ******************* 2000字程度の更新。 『小説家になろう』でも投稿しています。 文字数 44,702 最終更新日 2021.11.16 登録日 2021.10.28 -
34短編 完結 R18お気に入り : 15 24h.ポイント : 7
狼族のマイロは、ヤギ族が可愛くて大好きで、友人からは「変態」「いつか捕まるぞ」と呆れられている。 ヤギ族の友達が俺にも欲しいなあ……と思っていたある日、近所に黒ヤギのイトが引っ越してきた。 「俺は悪い狼じゃありません! どうか仲良くしてください!」と勇気を出してイトの家へ向かうマイロ。 怖がらせないよう爪は短く切った。なるべく綺麗な優しい声で話しかける。誰よりも仲良くなれますように。 おっとりしたヤギ獣人攻め×流され狼獣人受けです。 ※食肉はありませんが、流血はあります。苦手な方は閲覧にご注意ください。 ※この作品はムーンライトノベルズにも掲載しています。 文字数 26,617 最終更新日 2024.2.10 登録日 2024.2.10 -
35長編 完結 R15お気に入り : 185 24h.ポイント : 7
タイトル通りの軽いノリの話です 酔った勢いで知らないハーフと将来を約束してしまった勇気君視点のお話になります 攻 井之上 勇気 まだまだ若手のサラリーマン 元ヤンの過去を隠しているが、酒が入ると本性が出てしまうらしい でも翌朝には完全に記憶がない 受 牧野・ハロルド・エリス 天才・イケメン・天然ボケなカタコトハーフの御曹司 金髪ロング、勇気より背が高い 勇気にベタ惚れの仔犬ちゃん ユウキにオヨメサンにしてもらいたい 同作者作品の「一夜の関係」の登場人物も絡んできます 文字数 98,982 最終更新日 2020.8.8 登録日 2020.6.6 -
36長編 完結 R18お気に入り : 116 24h.ポイント : 7
ごく普通のサラリーマン・篠田俊介32歳の悩みは、『恋人いない歴32年』。妹の結婚をきっかけに真剣に悩み始めた彼の頭の中には、『人類総ホモ化現象』が渦巻いていた。 そんなおり、お隣に住んでいるのが巷で噂の超絶美形若手作家・澤 清順であることが判明。なんと澤はゲイをカミングアウトしながらも女子にモテモテの、篠田が気を失いそうになるほど羨ましい男だったのだ! 篠田は勇気を出して澤に恋の指南をしてもらえるよう懇願しにいくのだが・・・。 基本コメディ。でもほんのり、しみじみ。 ダーリンは、スパダリ系です (*´∀`*) なお、本文中に未成年時の飲酒についての表現が出てきますが、この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。ご注意ください。 文字数 253,678 最終更新日 2019.7.31 登録日 2019.6.28 -
37長編 完結 R18お気に入り : 17 24h.ポイント : 7
建設会社勤務の隆山が担当する工事現場へ、永塚が下請業者として参入したのが二人の出会い。 歳が近いこともあり、あっという間に意気投合。 そんなある日、永塚が住むマンションに上司の古林が入居する。永塚へ一方的に好意を寄せているからだ。 身の危険を感じた永塚は隆山の部屋へ避難。そのまま二人の共同生活が始まった。 永塚は次第に隆山へ恋愛感情を抱くようになる。だが相手が男ゆえ、その感情に抵抗する。 一方、隆山は容姿から趣味まで亡き祖父と生き写し。そのうえ男色までをも引き継いでいたので、ごく自然に永塚を愛してしまう。けれど隆山は、この気質を呪うばかりで行動には移さなかった。 そんな中、隆山の見合い話が浮上する。縁組みをしたのは祖母である。 この祖母は、自分を不幸のどん底へと追いやった夫と瓜二つの隆山を忌み嫌い、陰湿な嫌がらせをし続けてきた。なのでまともな縁談ではないのは明確だ。 よってこの話を断る為に実家へ行く必要があるのだが、祖母に会いたくない隆山の腰は重い。 そこで永塚は自分も運転手という名目で同行するからと勇気づけ、どうにか出発へとこぎ着けた。 こうして二人が実家へ行くと、なぜか隆山の母と祖母は、永塚の顔を見るなり顔色を変え、悲鳴をあげた―― 隆山家と永塚家の双方に残る、二枚の古い写真。 隆山の祖母が抱える深い闇。 名前も場所も分らぬ、永塚家の遠縁の墓。 そして、隆山へは異常としか思えぬ言動で婚活し、その一方で永塚に牙をむく、訳ありの女事務員。 さらに、永塚へ迫る古林の魔の手。 過去と現在がぶつかり合い、激しく渦巻く濁流に、二人の心と躰は右往左往―― 文字数 118,977 最終更新日 2022.10.2 登録日 2022.10.2 -
38短編 完結 なしお気に入り : 7 24h.ポイント : 7
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39長編 完結 R18お気に入り : 88 24h.ポイント : 7
若い傭兵・クエルチアは、凄腕の傭兵・ディヒトバイと戦って負け、その強さに憧れた。 クエルチアは戦場から姿を消したディヒトバイを探し続け、数年後に見つけた彼は闘技場の剣闘士になっていた。 初めてディヒトバイの素顔を見たクエルチアは一目惚れし、彼と戦うために剣闘士になる。 そして、勢いで体を重ねてしまう。 それ以来戦いのあとはディヒトバイと寝ることになったが、自分の気持ちを伝えるのが怖くて体だけの関係を続けていた。 このままでいいのかと悩むクエルチアは護衛の依頼を持ちかけられる。これを機にクエルチアは勇気を出してディヒトバイと想いを伝えようとするが――。 ※2人の関係ではありませんが、近親相姦描写が含まれるため苦手な方はご注意ください。 ※年下わんこ攻め×人生に疲れたおじさん受け ※毎日更新・午後8時投稿・全32話 文字数 78,728 最終更新日 2022.5.16 登録日 2022.4.15 -
41ショートショート 完結 なしお気に入り : 2 24h.ポイント : 0
両親が死んでしまった今、頼れる家族もいない私はバイトを掛け持ちして1人暮らししている。 短大の学費も稼ぐためアルバイトしている私の前に現れた男性に、一目惚れしてしまった。 勇気を振り絞って告白してみれば「ごめん、女の子には興味がないんだ」そう断られてしまった。 すごく男らしい顔に筋肉質な男性なのに、彼は同性にしか興味がないなんて。 家に帰って泣いた。 泣きはらしたその夜。 夜中にぱっと目を覚ますと、そこには死んだはずの 文字数 954 最終更新日 2023.12.2 登録日 2023.12.2 -
42長編 完結 R15お気に入り : 10 24h.ポイント : 0
仕事だから仕方なく立っていた定位置が、守りたい大事な場所になるまでのお話。 文字数 45,041 最終更新日 2022.6.11 登録日 2022.5.18 -
43長編 完結 R18お気に入り : 30 24h.ポイント : 0
対バン相手として出会った、ステージで激しくも美しく歌う「彼」に、ギタリストとしてプロを目指していた絢也はひと目で心を奪われた。ライブ後に勇気を出して「彼」に声をかけた時から、絢也の人生は大きく動き出す。 本気でプロを目指すメンバーが集結し、上京して右も左もわからぬ東京での生活の中、メンバー内ではトラブルが発生。立ちはだかる壁を乗り越え、インディーズからメジャー、そして夢の武道館へ—。そんな中で、絢也は人知れずボーカルとして美しさを増していく「彼」、士郎への想いを募らせ、知られてはならない気持ちに蓋をするのが難しくなっていく… ※この作品は、ムーンライトノベルズでも掲載しています。 文字数 108,380 最終更新日 2021.11.17 登録日 2021.10.20 -
44ショートショート 完結 なしお気に入り : 1 24h.ポイント : 0
あらすじ: 異なる魔法の力を持つ二人の男性、アルデンとケイレブ。彼らの運命は邪悪な力によって結ばれ、世界を脅かす謎めいた敵に立ち向かうこととなる。出会った仲間たちと共に、彼らは愛と勇気、友情と裏切りの中で絡み合う冒険に挑む。 特徴: • ファンタジーとサイエンスフィクションの要素を融合した壮大な世界観。 • 優れた知識と技術を持つ魔法工学者、風を操る戦士、そして謎めいたダークウィザードなど、多彩なキャラクターたちの交わる物語。 • 愛と友情、忠誠と裏切りの要素を含む感動的な人間ドラマ。 • 未知の力や次元、結社の陰謀など、読者を引き込む複雑なプロット。 “闇と光の魔法”は、結社の枠を超え、愛によって結ばれた勇者たちが冒険と困難に立ち向かう壮大な物語。果たして彼らは世界を救うことができるのか? 文字数 5,539 最終更新日 2023.11.13 登録日 2023.11.13 -
45長編 連載中 なしお気に入り : 2 24h.ポイント : 0
心の中ではデレまくり気持ちは強いが中々伝える勇気が出ないクーデレイケメンモテ男一条玲王x一条に毎日見つめられ気持ちが大きくなっていくのが怖いツンデレ美人如月風紗 一条の事が気になってドキドキして仕方が無いこの気持ちは偽物だから俺を見ないで。 如月のことが気になって仕方が無いもっと知りたいもっと見たい。 可愛い好きだ俺の初恋。如月もっと見せて。毎日毎朝電車の中で如月のことを見つめる一条。学校で女子達は一条が通り過ぎるたびに騒ぐほどのイケメン男がなぜ男である如月を見つめるのか。 中々進展しない二人が如月の大切なキーホルダーを落とした所から絵々に縮まる距離。近づけば近づくほど好きになりどんどん自分の感情や気持ちを伝える一条と一条を好きだと思うのが怖い如月。 二人の家族に対する違いや心の中にある思いの違い。正反対な二人の結末は一体.... ....お互いの視点で感情や気持ち、どんなことがそ れぞれ見れるのが拘りです!そして表紙の如月の大切な宝物であるキーホルダーのデザインも考え描きました! 文字数 12,562 最終更新日 2023.12.22 登録日 2023.12.19 -
46短編 連載中 R15お気に入り : 7 24h.ポイント : 0
クラス1の地味男子、黒崎 穂波は幼馴染である学年一のイケメン、佐貫 優馬の事が小さい頃から好き。しかし小さい頃と比べて背が大きいうえに陽キャなためあまり話しかけられない。勇気を出して中学の卒業式に告白したが“男はちょっと”と断られてしまった。しかしどうしても諦められない穂波のラブストーリー。 文字数 2,093 最終更新日 2020.3.27 登録日 2020.3.27 -
48短編 連載中 R15お気に入り : 28 24h.ポイント : 0
「好き」がこんなにつらいなんて、思いもしなかった― キュレーター( 伊原郁)と陶芸家兼テキスタイルデザイナー(ラース•ニールセン)のおはなし。 大学生時代、郁は留学生のラースに一目惚れ。ラースに勇気を出して話しかけて親しくなるが、ラースから恋愛相談をされてしまう。相手がノンケであることを知り、郁は即失恋。その後、ラースの帰国とともに2人は疎遠になる。郁はのちに何人かと付き合うが、ラースを忘れられないでいた。 そして月日は流れて、郁は28歳のキュレーターになっていた。日々若手キュレーターとして仕事に邁進する中で、ラースの活躍を知る。 そんな中、上司からラースの日本初の個展開催を担当するようにと言われて…!? ※本作品のスピンオフに『ペンダントライトのきらめき』がございます。どうぞ、こちらもあわせてご覧くださいませ。 文字数 31,405 最終更新日 2023.9.20 登録日 2022.4.12 -
50ショートショート 完結 なしお気に入り : 5 24h.ポイント : 0
伝えなきゃだめなんだ。声に出さなきゃだめなんだ。どんなに思ったって届きはしない。どんなに思っても。わかってるんだ、それぐらい。わからされてきたんだ、ずっと。 だけど。怖い。怖くて仕方が無い。どんな言葉で、どんな内容で、どんな声で、どんな顔で、どんな思いで伝えたらいいのかわからない。どんな返事が返ってくるかなんてわかりゃしない。 僕の気持ちは伝わらないし。 君の思いなんてわからない。 なんて不便な人生だろうか。 勇気の無い自分が悪いのか。 わかってくれない君が悪いのか。 そんなのわかってる。 わかってる。 馬鹿らしくなってきた。 アホらしくなってきた。 自分の無力さが。 自己中な自分が。 こんな恋よ早く終われ。 終わってくれよ! どんなに悩んだと思ってる! どんなに苦しんだと思ってる! どんなにもがいたって叶わぬ恋なんて終わってくれ! もう嫌だ。 終わらせよう。 それで終わろう。 今までありがとう。 さようなら。 文字数 2,197 最終更新日 2016.8.18 登録日 2016.8.4 -
51長編 連載中 R15お気に入り : 1 24h.ポイント : 0
私の初恋相手は、同じマンションに住む幼馴染みの斉藤 健でした。 好きな想いが募り、中学3年生の頃に勇気を持って告白をしました。 結果は、振られました。 振られた理由は 「だって、お前男じゃん!」 そう私は神上 心は男です。 見た目は、中世的な顔立ちで、身長156センチ体重は仲良くなってからの私は、生物学上、男と言う理由で初恋が実らなかったのです。 いえ、でも諦めません。高校生活は離れても、大学で再開を果たします! その時までには、健に好きだと言われる様に頑張ります。 根回しも完璧です。 この初恋諦めてなるものか!! 文字数 4,124 最終更新日 2021.11.14 登録日 2021.11.3 -
52短編 連載中 なしお気に入り : 2 24h.ポイント : 0
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54長編 完結 R18お気に入り : 13 24h.ポイント : 0
互いに惹かれ合うも言い出せずにいた建設会社勤務の杉野と青山。けれど杉野が支店へ転勤することになり、青山は勇気を振り絞って告白。離ればなれになる寸前に恋人同士となる。しかし後に会社は原因不明の経営不振によって倒産。表向きの理由は経営陣の使い込み。だが他にも何かあるらしい。この倒産までの間、杉野は支店長から「経営不振は本社の責任」などと一方的に罵られて社内で孤立し、青山も売上減少による激務で体調を崩した。転勤先で無職となった杉野は青山の療養も兼ねて自分の住む街へ連れて来る。だがそこには杉野へ執拗につきまとう支店長の息子、奥田がいて、青山へ露骨に敵意を剥き出しにし、そのうえ激しい殺意までをも抱くのであった―― 文字数 80,108 最終更新日 2022.6.10 登録日 2022.6.10 -
55短編 完結 なしお気に入り : 25 24h.ポイント : 0
【八年の密かな片想いをこじらせたコーラス部のアイドルと、生真面目な駅伝ランナーのお話です】 「先輩には好きな人がいる? そんなこと知ってる。知ってるけど、どうしても諦められないんだ!」 恋心というものは、ひどく厄介な代物だ。 「高城くん、好きです。付き合ってくださいっ」 顔も名前も知らなかった女子から頻繁に告白される。誰かに好かれるのは悪い気はしない。好きになってもらえて、その気持ちを告げてくれる勇気を出してもらったという事実は嬉しいし、ありがたいと思う。 けれど、それは僕の恋心を計算に入れてない場合の話。僕だって、ずっと片想いしてる人がいるんだ。片想いのつらさを痛いほど知っている僕が、真剣な告白を断り続けなければいけない矛盾。 「はあぁ……恋心って、本当に厄介だなぁ」 厄介も厄介。何しろ、僕が好きなあの人にも、好きな人がいる。だから、この想いは届かない。そんなこと、ちゃんと知ってる。 でもさー。好きなんだから、どうしようもないよなぁ。 好き。好きだ。君しか見えない。見ていない。 「秀次くん、大好き」 【どうやったら、君の特別になれる? 何度『好き』を伝えたら、僕は合格点をもらえるんだろう】 ☆.。.*・☆.。.*・☆.。.*・☆.。.*☆.。.*・☆.。.*・☆ 表紙はミカスケさん@oekakimikasuke作画です ◆本文、画像の無断転載禁止◆ Reproducing all or any part of the contents is prohibited without the author's permission. 文字数 33,546 最終更新日 2023.8.10 登録日 2023.7.17 -
56短編 完結 なしお気に入り : 10 24h.ポイント : 0
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57短編 連載中 R18お気に入り : 14 24h.ポイント : 0
中高一貫の男子校に通う兼村幸人。ある時、学園祭で舞台に上がり剣舞を披露する3年の先輩、金川祐樹に惚れてしまう。 先輩の所属する剣道部に入る勇気のなかった幸人は、なんとか接点を持つために試験の過去問を借してほしいと祐樹に話し掛ける。 文字数 22,134 最終更新日 2020.11.6 登録日 2020.11.4 -
59短編 連載中 R15お気に入り : 1 24h.ポイント : 0
ふわふわの綿あめのようなむらさきいろは、今にも消え入りそうに揺れているのに、それに触れる勇気は俺にはない。 自然豊かな田舎から都会の高校に引っ越してきた清水健斗(シミズケント)が痴漢から助けたのは、ふわふわのパステルパープルのカールヘアに、華奢な身体をぶかぶかな水色のパーカーで包んだともすれば美少女にも見える、所謂ジェンダーレス男子、篁絢人(タカムラケント)だった。 「お前、男!?」 「やっぱり変なの、ふふ」 どこか掴みどころのない絢人は「俺の彼氏になってよ」と笑いながら告げる。 可憐で軽薄なその言葉は、健斗の心を妙にざわつかせた。 文字数 26,304 最終更新日 2024.3.7 登録日 2024.3.7 -
60長編 連載中 R18お気に入り : 33 24h.ポイント : 0
郭十月は獣人と人間の国セリスロピィに留学した。だが、留学した直後に両親が殺人罪で逮捕されたことを知る。日本に帰国したいが、自分の身に降りかかる災難を想像して帰国できないでいた。支援してくれていたはずの祖母とも連絡が取れなくなり異国の地で十月は孤独になる。そんなある日、忍び込んだ廃墟でアルビノライオンと出会った。そこで、セリスロピィでは信仰や薬のために生きたまま手足を切り落とす事件があることを知る。 十月はその犯人を見つけ捕らえて自分の価値を上げようとした。そうしなければ、日本に帰国する勇気を持つことができなかったからだ。犯人への手がかりを見つけた矢先、アルビノライオンであるレベリオの右腕を所持している館があると情報が入る。その情報を聞いたレベリオが姿を消した途端、翌日に館の住人が惨殺された。 不穏な空気が立ちこめ、獣人と人間の戦争が再び起きようとしていた。十月は仲間の犬獣人ブラットに帰国するよう促されるが、レベリオと再会するまで帰国しないと決める。 文字数 54,331 最終更新日 2022.12.4 登録日 2020.10.5