Submitted Novels
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631長編 完結 R18お気に入り : 85 24h.ポイント : 0
独身で30歳を迎えると獣人を養わなけらばならない。獣人保護法の一節である。志津木は面倒臭さに偽装結婚さえも放置し、まんまと独身のまま30歳を迎え、獣人と暮らす事になった。 見た目が好みの獣人と暮らす? 人と獣人の婚姻が認められないこの世の中で。っていうか俺だって現実から逃げたいんだけど? 異世界転移だったら羨ましいんだけど? ※注意 R18 箇所指定なし。 援交、怪我、虐待痕などあります。 職業、物の名前、戦い方などフィクションとして読んで頂けたら助かります。不快な部分があるかも。すみません。 よろしくお願いします。 文字数 84,056 最終更新日 2022.4.30 登録日 2022.2.24 -
633ショートショート 完結 R15お気に入り : 1 24h.ポイント : 0
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634短編 完結 R18お気に入り : 27 24h.ポイント : 0
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635長編 完結 R18お気に入り : 22 24h.ポイント : 0
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636短編 完結 なしお気に入り : 4 24h.ポイント : 0
「好きだよ」と告げれば「君が好き」と答えられる。「愛してるよ」と伝えれば「君を愛してる」と返事がある。そのことにクロードは満足していたが、彼には恋人エヴァレットに決して言えない秘密があった。 本当はただ寂しかっただけだなどとは、エヴァレットは知らないままでいい。 後味の悪い話(バドエン、バッドエンド)です。 嘘と狂気がぼんやりとテーマなので、人名元ネタは戯曲「ハムレット」のクローディアス王と、同戯曲を元にした絵画『オフィーリア』を描いた画家さんたちのお一人のお名前です。 文字数 20,409 最終更新日 2022.10.23 登録日 2022.10.22 -
637長編 連載中 R18お気に入り : 11 24h.ポイント : 0
各地で甚大な被害をもたらし世界を恐慌に蔑める魔王を倒した「勇者」であるはずの者の名は誰にも明かされる事なく数年が過ぎ去り地域毎に復興が進められていた。そんな中、一番被害の大きかった王都エンデワールではある男が噂になっていた。復興に必要な資材や手に入りにくい材料…どんな物であれ必ず入手し狙った獲物はどこまでも追いかけ必ず仕留める男、名はモロク・ファームズ。長いサラサラの髪や服装全てが黒く、その姿と名前をもじって付いた呼び名は「地獄の猟犬(ヘルハウンド)」。しかし、彼の本当の正体は… 文字数 127,033 最終更新日 2022.7.20 登録日 2022.3.18 -
638長編 連載中 R18お気に入り : 14 24h.ポイント : 0
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639長編 連載中 R18お気に入り : 16 24h.ポイント : 0
斉藤要のもとに、姉の婚約者の西園寺清から体験型ゲームVRが送られてきた。 ゲームなんぞ興味はない要だったが、ゲームの名前は、『敏感♡ナース♡凌辱物語♡♡』と書かれていることに、要は目をとめ、やり始めることにしたのだが、ゲーム内で要の姿は少女になっていた。 頬に触れる指も頬もリアルで、ゲームないだととても思えない。ゲームの設定のせいか、異様に敏感な体になってしまった要は、ゲーム中の患者になど凌辱され輪姦されながらも、ゲームクリアを模索する。 なおこの作品は小説家になろうと、アルファポリスの二つに記載させていただいています。 文字数 19,678 最終更新日 2022.9.2 登録日 2022.8.26 -
641短編 完結 なしお気に入り : 7 24h.ポイント : 0
「あるだろう、優等生サマ。誰にも言えない……それでもお前を苛み続ける、秘密とやらがさ」 学校一の秀才。成績優秀、容姿端麗、T大合格の最有力候補――そんな風に騒がれる倉持涼貴には、秘密があった。それは、D組の人気者、涼貴がマネージャーを務めるサッカー部のエースストライカーである倉持勇次郎。同性であるはずの彼に、ひそかに想いを寄せてしまっていることである。 そんな涼貴の前に、ある日突然現れた筋骨隆々な美丈夫。彼は自分自身を悪魔と呼んだ。 涼貴をずっと見ていたという彼は、涼貴にピンクの薬の入った小瓶を渡して言う。 『お前の好む人間の写真と名前を用意して、その液体をふりかけるだけでいい。そうすれば……そいつはお前の虜になる。……優等生サマには、その心がどうしても欲しい人間がいるはずだ。お前をずーっと見ていた俺様は知っているぞ、ぷくくく……』 悪魔の惚れ薬――そんなろくでもないものを手にしてしまった涼貴。 同性の、王道のやり方では絶対に叶うことのない恋の相手を前にして、涼貴が選んだ選択とは。 文字数 13,895 最終更新日 2020.10.8 登録日 2020.10.6 -
642ショートショート 完結 なしお気に入り : 138 24h.ポイント : 0
「やっぱり・・・椎名!やっと見つけた!」 「え?え?」 ってか俺、椎名って名前じゃねぇし! 中学3年受験を控える年になり、始業式を終え、帰宅してすぐ出掛けたコンビニで出会った、高そうなスーツを着て、無駄にキラキラ輝いた王子のような男と目が合い、コンビニの似合わない人っているんだなと初めて思った瞬間に手を握られ顔を近づけられる。 同じ男でも、こうも無駄に美形だと嫌悪感ひとつ湧かない。女ならばコロッとこいつに惚れてしまうことだろう。 なんて冷静ぶってはいるが、俺は男でありながら美形男性に弱い。最初こそ自分もこうなりたいと憧れだったが、ついつい流行に乗ろうと雑誌を見て行く内に憧れからただの面食いになり、女の美人よりも男の美人に悶えられるほどに弱くなった。 なぜこうなったのかは自分でもわからない。 目の前のキラキラと俺を見つめる美形はモデルとして見たことはないが、今まで見てきた雑誌の中のアイドルやモデルたちよりも断然上も上の超美形。 混乱して口が思うように動かずしゃべれない。頭は冷静なのにこんな美形に話しかけられれば緊張するに決まっている。 例え人違いだとしても。 「男に生まれているとは思わなかった。名前は?」 「い、一ノ瀬」 「名字じゃない、名前を聞いているんだよ」 「うっ姫星」 イケメンボイスとも言える声で言われ、あまり好きではない女のような名前を隠さずにはいられない。せめて顔を離してくれればまだ冷静になれるのに。 「僕は横臥騎士、会えて嬉しいよ。今回は名前だけ知れたら十分だ。きあら、次こそはキミを幸せにするよ」 「はい・・・おうが、ないと様」 「フルネーム?様もいらない。騎士と呼んで」 「騎士・・・?」 「そう、いいこだ。じゃあ、明日からよろしくね」 そう言って去る美形は去り際までかっこいい姿に見惚れて見えなくなってから気づいた。美形男のおかしな発言。それと明日?? まさかこれが俺の前世による必然的出会いで、翌日から生活に多大な変化をもたらすとは誰が思っただろう。 執着系ストーカーでありながら完璧すぎる男と平凡を歩んできた面食い(男限定)故、美形であればあるほど引くぐらいに弱い平凡男の物語。 文字数 10,453 最終更新日 2018.10.24 登録日 2018.10.24 -
644ショートショート 連載中 なしお気に入り : 1 24h.ポイント : 0
こんばんはー🎉 皆さん元気ですかー!?私はとても元気です☆色々なところでイベント中心等々、色々大変ですね💦 さてさて、内容紹介に入りましょうか。 今回は三兄弟の次男と三男が体調を崩したお話です。次男は胃腸炎?的な。三男は寝不足からの貧血です。嘔吐の表現は今回うすめかなと思います。 書けなかった設定一つだけここで言わせてください。 長男の名前は「光(ひかる)」です。次男が「ひか兄」って呼んでるのはそういう事です。 長々とすみません。1番言いたいこと→読んでいただければ幸いです🙇 文字数 6,725 最終更新日 2020.3.4 登録日 2020.3.4 -
645短編 完結 R18お気に入り : 28 24h.ポイント : 0
※最初から最後まで蛇です。途中で人間に変化するとかないです。苦手な人は回れ右!※ 闇に妖が住む平安の世。武官として働く久科≪くしな≫は、ときおり訪れる白蛇に「百丸≪ひゃくまる≫」と名前をつけてかわいがっていた。戯れに寝所に百丸を招き入れ、共寝した夜。久科は不思議な夢を見る。 ※小説家になろうにもあげている作品です。 文字数 9,246 最終更新日 2023.10.28 登録日 2023.10.28 -
646長編 連載中 R18お気に入り : 14 24h.ポイント : 0
都内某所にある桜木学園は小、中、高と一貫してる男子校。 有名なスポーツ選手や学者、角界の著名人の息子など通い都内屈指のエリートを輩出する学園。 登校中のその生徒たちを見るとスレた着こなしをする生徒は誰一人もおらず、髪も黒で短髪、清楚な男子生徒ばかりだ。 そんな学校の高等部に通う自称不良高校生、桜木学(サクラギガク)16歳。 学は桜木学園の理事長である桜木龍児の息子である。 元は勉強熱心で真面目で大人しい生徒だったが生まれ持った尖った獣ような歯、鋭い眼光、すでに瞳孔が開いているような悪い目付き、その凶悪な人相と2メートル近い巨大な身長で生徒達から恐れられ言われようのない 『地獄からやって来た魔王』 等と異名をつけられ気づけば学園の生徒どころか先生にまで 『学(がく)様』と呼ばれ、友達が欲しいのになかなか出来ず、それにつけくわえ恐れられ、ある日不良に絡まれてる同じ学園の生徒を勇気を出して助けようとしたのにも関わらずその生まれ持った人相の悪さからその助けた生徒にまで怖れられ逃げられてしまう。 学は深く傷つき中等部から高等部に進学すると黒かった髪を染め金髪にし、制服もネクタイを絞めなくなり、腰パンというズボンのはきかたになり、こうなったら本当にグレてやろうと決意。 もう、俺なんて…… そんな高校進学の初日、同じクラスで隣の席になった学(ガク)とは正反対の見たことのないそれはまるで天使のようでビスクドールような少女と間違えてしまいそうな絶世の美少年、名前は桜木優那(さくらぎゆな) 実はその少年は桜木龍児が新たに養子に迎えた新しい弟だったのだ! さらに家に帰れば彼シャツスタイル?の自称弟がそこにいて……! さらにさらに 『学、おもしろい……ねえ、僕のものになりなよ』 と言って自分よりふたまわりも小さい体の優那に学は押し倒されて… 優那が現れたその日から、学の慌ただしい日常がはじまる 突然現れた美少年は天使か悪魔か 文字数 104,147 最終更新日 2019.6.13 登録日 2018.9.9 -
647短編 完結 R15お気に入り : 35 24h.ポイント : 0
冷酷公爵と呼ばれるシルビア・ヴァイオレット。 ある日を境に、彼は一人の青年の監禁を始めた。 青年の名前はジーク。 魅了使いの平民だ。 感情のなかったシルビアは、魅了によって紛い物ではあるが愛を知る。 それは甘く幸せな感情。 シルビアはその紛い物の愛を絶対に失わないと心に決めた。 文字数 5,124 最終更新日 2022.6.10 登録日 2022.5.26 -
648長編 完結 R18お気に入り : 59 24h.ポイント : 0
6/18 本編完結しました。 また、しばらくは番外編にお付き合いください。 ーーーーーーーーーー 僕の名前はリン。今日、契約精霊のネル(ユキヒョウ)とともに五歳から十年通った魔族学校を卒業する。 だが、こんな日にまで同級生のコウが絡んで来た。コウはウンピョウのジンを契約精霊に持ち、潜在的な力はそこまで変わらないなはずなのに、脳筋故、頭を使って攻撃する僕にはなかなか勝てない。十回、いや二十回勝負して一回勝てたら良い方。 なのに、事あるごとに僕に勝負を挑んで来る。 しかも最悪な事に、連勝したらオレと付き合えとかほざきやがる。 バカなの???!! つい「十回勝負で半分以上勝ち越したら考えてやる」なんて言ってしまった僕。それを聞いた魔族最強のカグヤ様がコウを鍛えると言い出して・・・ これは、残念な脳筋ワンコ(ウンピョウなのにw)系少年が成長して強くなり、クールな優等生の冷血王子ちゃんを恋人にする物語。 ーーーーーーーー ☆前作「腹黒王子ちゃんは異世界でも完璧魔王に溺愛される」の一年後、別主人公視点での物語になります。前作のキャラが普通に登場します。「はじめに」の説明をお読みください(ちょくちょく追記しています)。 ☆設定等ゆっるゆるです。寛大な心でお読み頂けると幸いです。 ☆独自のファンタジー的設定が多々あります。 ☆今回はバトル要素も多少あり、ファンタジー色が強いかも?けど最初だけですw ☆猫科動物が憑依して、お互いに獣人?となった状態でのR18シーンがあります。 ☆R18には*を付けます。が、今回、R18まで長いです・・・すまぬ。って言っても8話目で出ますwその後はピュアラブです。 文字数 75,777 最終更新日 2021.6.27 登録日 2021.6.4 -
649ショートショート 完結 なしお気に入り : 10 24h.ポイント : 0
ホラーではないです。軽く読めます。一度ツイノべというのをやってみたかったので。 受:啓 攻には名前がないです(イケメン) 文字数 2,215 最終更新日 2023.8.4 登録日 2023.8.4 -
650短編 完結 R18お気に入り : 6 24h.ポイント : 0
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651短編 完結 R18お気に入り : 102 24h.ポイント : 0
現代に普及した眼鏡型デバイスでは、最近、片思い解析アプリというものが流行っている。アプリによると、僕の片思いの相手は、大学のレトロゲーム研究サークルでつるんでいる虎目らしい。 今日も変わらず二人でゲームをしていると、「自分と似たような名前の攻略キャラ、何周も攻略されたら、気持ち悪くないか?晶」 彼はそう言った。 たくさんご飯を食べさせたい系攻め×大人しめかわいい系受け/ゲーム好き×ゲーム好き/インドア同士/ ※小説の文章をコピーして無断で使用したり、登場人物名を版権キャラクターに置き換えた二次創作小説への転用は一部分であってもお断りします。 無断使用を発見した場合には、警告をおこなった上で、悪質な場合は法的措置をとる場合があります。 自サイト: https://sakkkkkkkkk.lsv.jp/ 誤字脱字報告フォーム: https://form1ssl.fc2.com/form/?id=fcdb8998a698847f ※無断転載、人物名を既存の有名キャラクター名へ変更して二次創作小説へ転用することは固くお断りします。 文字数 21,299 最終更新日 2021.4.19 登録日 2021.4.19 -
652短編 完結 なしお気に入り : 1 24h.ポイント : 0
「私」は最期の時を終えて蓬莱(ほうらい)の地へやってきた。鳥に変身する「飛鳥の術」を使って、村から南の海へ向かう。 広大な海の真ん中で空高く羽ばたいていくと、突然目の前から黒い塊(かたまり)がすっ飛んできた! 新しい異邦人の名前はエクリプス。「蝕(しょく)」という意味で、生前は災いの子として扱われていた。少年は両腕に烏(からす)の翼を持っている。彼はいつもその姿のまま、決して術を解こうとはしなかった……。 エブリスタ他でも掲載中 文字数 11,972 最終更新日 2023.10.8 登録日 2023.10.1 -
653長編 連載中 R18お気に入り : 72 24h.ポイント : 0
成績普通、運動神経普通しかし顔は少しイケメンなゲイである山田 智也(やまだ ともや)がある日事故にあい異世界に転生したら勇者になった話。 キャラの名前変えました。すいません。 見直した時に変なところを直すことがあり少し文章が変わることがあるかもしれないのでその時はすいません。 文字数 25,593 最終更新日 2022.5.26 登録日 2018.4.21 -
655短編 連載中 なしお気に入り : 1 24h.ポイント : 0
もう一生会うことのできないかもしれない相手に一目惚れをした。住所も連絡先もわからない。ただ知っているのは"ハル"という名前のみ。しかし12年の時が流れたある日、駅前に佇んでいたのは… 文字数 2,197 最終更新日 2022.2.28 登録日 2022.2.14 -
657短編 連載中 R18お気に入り : 2 24h.ポイント : 0
「後藤カズマ警部補、本年10月1日付けをもってヨコハマ市警みなと分署管理課へ配属する」 こうして僕の警察官人生がスタートした。 この国に暮らす人なら誰でも名前だけは知っているであろう港町ヨコハマ。 古くから国際港として栄え今では海外の客船がひっきりなしに寄港する客船ターミナル、おびただしい数のコンテナが到着する貿易の玄関口、いくつもの移民街が点在するエスニックな地域、埋め立て地の再開発で近未来的なビルが建ち並ぶ観光地と色とりどりの顔を見せる。 しかしその本質は港を行き交う合法・非合法を問わない人とモノが複雑なモザイクを形作る欲望の街。 そんなヨコハマを守るべく自治体警察では特例中の特例として独立した市警察本部が設立されたのが80年前。 僕はそのヨコハマ市警で警察官として生きることを望み、その願いを叶え続けるためにここにいる。 《登場人物》 後藤カズマ …みなと分署管理課総務係長。警部補。 坂本康弘 …管理課長。警視。 桐生一太 …みなと分署生活安全課。巡査部長。 新城大輔 …みなと分署組織犯罪対策課長。警部。 橘祐希 …みなと分署緊急対処部隊。巡査。 王煌月 …年齢不詳。日本語を流暢に話す外国籍と思われる男。 文字数 16,391 最終更新日 2022.6.16 登録日 2022.6.13 -
659ショートショート 完結 なしお気に入り : 3 24h.ポイント : 0
名前の感じが、似ていて何となく知っている風な始まりの佑月 (ユヅキ) と瑞生(ミズキ)の2人。 最初に一目惚れしたのは、瑞生の方で… 最初に気になり出したのは、佑月の方で… でも、佑月には彼女が居たりして… 少しストーカーっぽくなる瑞生だったり。 瑞生の存在を同級生として、認識して綺麗な顔の子が…と、思った瞬間、今の彼女に悪いと後悔した佑月。 今にして思えば、その頃から好きって想っていたのかも? でも、現状。2人は付き合っているし… まぁ…それなりにしてる事も、しているけど… 瑞生からは、好きっ言われてもないし。 キスもしてこない? こちらから。しようとすると、かわされてしまう…… それに対して、思わず佑月は、 「なぁ…俺って、そんなに魅力ない?」 と、聞いてしまう。 でも、それには瑞生なりに理由があった。 表紙のイラストは、Days AIさんで作らせていただきました。 文字数 15,202 最終更新日 2024.3.6 登録日 2024.3.6 -
660短編 連載中 なしお気に入り : 4 24h.ポイント : 0
桜を見ると思い出す、叔父と過ごした穏やかで、温かくて、幸せだった日々を 叔父から譲り受けたロールピアノと共に僕は生きていく 彼が教えてくれた宇宙の音を今度は僕が世界に落していくのだ 「大好きだったよ、叔父さん」 今は亡き愛しい人の名前は春風に消された かつて叔父の身体を蝕んだ花吐き病、桜 憎らしい桜、だが美しい 僕は桜散る街道を1人、歩いていく 「草々不一、だね」 伝えられなかった言葉は音にて贈られるのだと、彼はそう言った 草々不一、後悔の念 伝えられずに消えた言葉は桜と共に そう。これは僕と叔父の気づくことの出来なかった恋の物語 文字数 3,246 最終更新日 2019.9.9 登録日 2019.9.8