Submitted Novels
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1長編 完結 R18お気に入り : 1,295 24h.ポイント : 42
ジェフリー・レブルはオメガにして最高の魔法使い。次期王妃とうわされている魔法宮長官だ。 しかしある日のこと、辞表を残してジェフリー・レブルは忽然と姿を消した。 そして同じころ、ジェフ・アドルという名の青年(姿を変えたジェフリー)が、騎士見習いとして騎士団の任命書を受け取った。 そんなジェフリーの騎士団員独身寮の同室は、よりにもよってアルファの同期、リチャード・ブレスコットだった。 文字数 76,785 最終更新日 2017.11.30 登録日 2017.6.29 -
2長編 完結 R18お気に入り : 399 24h.ポイント : 35
男性でありながら妊娠できる体。神が作り出した愛し子であるティティアは、その命を返さんとする生贄としての運命に抗うべく、側仕えである鬼族の青年、ロクとともにアキレイアスへ亡命した。 そこは、神話でしか存在しないといわれた獣人達の国。 「どうせ生贄になるなら、生きている神様の生贄になりたい。」 はじめて己の意思で切り開いた亡命は、獣人の王カエレスの番いという形で居場所を得る。 この国では何をしても構わない。獣頭の神、アテルニクスと同じ姿をもつカエレスは、穏やかな声色でティティアに一つの約束をさせた。 それは、必ずカエレスの子を産むこと。 神話でしか存在しないと言われていた獣人の国で、王の番いとして生きることを許された。 環境の違いに戸惑い疲弊しながらも、ティティアの心を気にかける。穏やかな優しさに、次第にカエレスへと心が惹かれていく。 この人の為に、俺は生きたい。 気がつけば、そう望んで横顔を見つめていた。 しかし、神の番いであるティティアへと、悪意は人知れずその背後まで忍び寄っていた。 神の呪いを身に受ける狼獣人カエレス×生贄として育てられてきた神の愛し子ティティア お互いを大切にしすぎるせいで視野が狭くなった二人が、周りを巻き込んで幸せな家族になるお話。 ※男性妊娠描写有り ※獣頭攻め ※流血、残酷描写有り ⭐︎20240124 番外編含め本編完結しました⭐︎ 文字数 284,773 最終更新日 2024.1.24 登録日 2023.9.25 -
3長編 連載中 R18お気に入り : 380 24h.ポイント : 7
*一部の番外編を新章として分けることにしました。今後ともよろしくお願いします ヴィンセントはこの物語(ゲーム)の悪役令息だ。 悪役令息は婚約者に忍び寄る主人公の魔の手から婚約者を守るため、主人公を虐め、貶し、脅して排除する役目を持っていた。そして最後は真実の愛で結ばれた婚約者と主人公に断罪され、国を追い出され親より年上の初老の男に嫁がされる運命にある。 ヴィンセントは思った。そんな運命は嫌だと。自分は愛する人と結ばれて、幸せになるのだと。 決められた運命から逃れるため、全てを知ったヴィンセントは『ある人物』と結託することにした。 全ては大好きなあの人とのハッピーエンドのため。 『彼ら』は運命に抗う罠を張る。 *R指定回は番外編に。タイトルに表記します *コメディ路線なのでなんだかんだみんなちょっとポンコツチョロ助です ムーンライトノベルスにも投稿中 文字数 184,099 最終更新日 2024.7.7 登録日 2022.8.23 -
4長編 連載中 なしお気に入り : 30 24h.ポイント : 7
「璃玖が発情期を迎える時、必ず璃玖の前に戻ってきて、もう一度告白する。璃玖とデビューして番になるために」 「なに言って……」 「璃玖と番になるのは俺だ」 好きだけでは一緒にいられない。 運命に抗うか、それとも従うことしかできないのか……。 世代の違う二組が運命の番の力に翻弄され、糸は複雑に絡み合う。 発情期抑制剤は発達したが、まだまだΩ差別が残るこの世界。 アイドルデビューを目指そうと約束した璃玖と一樹だったが、璃玖がΩで抑制剤が効かない可能性が……。 それを知った一樹は、璃玖に想いを伝えるが……。 迷う璃玖の前に元人気アイドルの聖が現れ、そっと手を差し出す。 「ねぇ、璃玖君は……変わりたいと思わないの?」 好きな人を運命の相手に奪われてしまった聖が、璃玖に近づいた本当の狙いとは……。 illustration:玖森様 文字数 137,870 最終更新日 2023.11.25 登録日 2023.10.1 -
5長編 完結 R18お気に入り : 34 24h.ポイント : 0
◆◇カタブツ異端審問官×一途な砂漠の魔女(♂)◇◆ 《あらすじ》 束の間の自由を手に入れるため、故郷アシュモールを逃れてダイラに密航した魔女マタルと、審問官ホラス。ある事件の最中に二人は出会い、手を組んだ。ホラスの幼馴染み・マギーを奪った20年前の魔女狩り──その実行犯を狩るために。 7年の歳月を共に過ごし、身体だけの関係を続けながら、狂おしいまでの思慕を募らせてゆくマタルと、気付かぬふりをするホラス。 「お前が羨ましいよ、マタル」小さくため息をつく。「お前と同じくらい、俺も……自分のことを信じられたらいいんだが」 すると、マタルはそっと微笑んだ。 「あなたはそのままでいい」彼は言った。「あなたの分まで、俺があなたを信じるから」 いまようやく黒幕の正体に迫ろうとする彼らの前に、王都で発生した失踪事件が立ちはだかる。行方不明となった貴族の娘──彼女は魔女に変異していた。少女は自ら姿を消したのか? 彼女を狙う者の正体は? 謎を追うほどに、深まってゆく過去との共通点と陰謀の影──そして、無視できないほどに燃え上がる思い。 そんななか、新生エイルにはマタルの命を狙う刺客が現われ、ヴェルギルに助けを請う。 「〈呪い〉が生まれようとしているのです」 次第に浮き彫りになってゆく現実に打ちのめされながらも、真実を追い求めるマタルとホラスに、忍び寄る〈呪い〉の宿命。命を懸けて運命に抗うふたりがたどり着く先とは──!? 『腥血と遠吠え』に続く、ダークファンタジーBL《日月の歌語り》シリーズ第2巻。 一作目はこちら→https://www.alphapolis.co.jp/novel/319250361/529681879 ※『腥血と遠吠え』のクヴァルドとヴェルギルのリバがあります。お楽しみください。 文字数 226,112 最終更新日 2022.11.30 登録日 2022.10.21 -
6長編 連載中 なしお気に入り : 43 24h.ポイント : 0
終わりの無い砂漠の地には、帝国が誕生する前から人々に語り継がれる伝説があった。 ────────────── 貧民街を生き抜く少年ラヤのもう1つの顔は、義賊・ユスティーツィアを率いる若き頭。 ラヤはスラムの実情を変えるため、仲間と共に革命を起こす。·····が、待っていたのは予想もしない裏切りだった。 逃げ込んだ迷宮の地下で、謎の少年ゼハンと出会うラヤ。ゼハンは自身を神だと言い、純粋なマナを持つラヤに強く興味を示した。 決意を固めたラヤは運命に抗う。悪戦苦闘の冒険の先で、過去に決別した兄弟との再会を果たすが·····。 文字数 8,733 最終更新日 2022.8.15 登録日 2022.8.14