Submitted Novels
アルファポリスで投稿されているBL小説のランキングです。
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1短編 完結 R18お気に入り : 52 24h.ポイント : 6,130
※本作には成人向けの性的描写が含まれております。18歳未満の方の購読はご遠慮ください。 「きなこ棒と、10円ガム。それと……君を全部ください」 都心の片隅で、ひっそりと営業を続ける古びた駄菓子屋「こが屋」。 店主の古賀湊(こが みなと)は、自分が「できそこないのオメガ」だと思い込み、恋愛も結婚も諦めて、子供たちの笑顔と10円玉に囲まれる静かな日々を送っていた。 そんなある日、店に現れたのは、どう見ても場違いな高級スーツに身を包んだ男。 大企業の次期社長・西園寺蓮(さいおんじ れん)だった。 冷徹な仕事人間と噂される蓮だが、なぜか湊の店に通い詰め、さらには店の経営コンサルまで勝手に始めて!? しかも、彼の熱っぽい視線と甘い言葉は、駄菓子よりもずっと刺激的で……。 「こんな安っぽい店の匂い、嫌いじゃありませんか?」 「いいや。世界中のどんな高級な香水より、君の匂いが俺を狂わせる」 【自己肯定感低めな健気店主(オメガ)】×【執着系ハイスペックスパダリ(アルファ)】 甘くて懐かしい駄菓子屋を舞台に繰り広げられる、運命と本能の溺愛オメガバース! 文字数 19,314 最終更新日 2025.12.13 登録日 2025.12.13 -
2短編 完結 R18お気に入り : 12 24h.ポイント : 456
大学祭の模擬店「リラックスサロン」。鍛え抜かれた男子体操部員たちは、全裸になって先輩に「熱いマッサージ」を提供するーー。 使い捨てシーツの寝台が並ぶブースに、柑橘系のローションの香りが漂い、陽光がカーテンの隙間から差し込む。3年生の真邊佑司は、汗ばんだTシャツ姿で2年生の高瀬恒征や坂口太河たちとの軽口に笑う。店内は客の男子学生たちで賑わうが、佑司のブースには客が来ない。そんな時、インカレを終えて引退した4年生、韮川悠人と松谷貴晃が入店。懐かしい空気に部員たちの目が輝く。韮川は佑司のブースへ、松谷は高瀬のブースへ。カーテンを閉め、BGMのピアノが流れる中、リラクゼーションが始まる。佑司の指が韮川の肩に沈むと、硬い筋肉の溝から汗の塩辛い匂いが立ち上り、インカレの夜――旅館での罰ゲームがエスカレートした熱い記憶がフラッシュバックする。韮川の息が乱れ、「もっと深く押せよ」と囁く。隣のブースから松谷の「んっ、そこいいよ」という声が漏れ、坂口のサポートが入る中、空気が熱を帯びる。ローションのぬるぬるとした感触が肌を滑り、肩から背中、腰へ。短パンの裾を掠め、内ももの膨らみに触れると、韮川の体がビクッと反応。坂口の提案で「スペシャル前立腺ケア」が始まり、全裸の韮川の太い陰茎が露わになる。佑司の指がアナルに沈み、前立腺を押す感触に、韮川の16cmの陰茎が脈打つ。「佑司、そこだ……ヤバいぞ」と喘ぎ、坂口の唇がそれを包む。隣のブースでも部内一の巨根の持ち主・高瀬の手技が松谷を刺激し、喘ぎが重なる。順番待ちの客の声が廊下から聞こえる中、グチュグチュの水音がスリルを煽る。エスカレートは止まらず、全員が全裸に。佑司の色白の体が陽光に晒され、12cmの陰茎が硬くなる中、韮川の舌が佑司の乳首を這い、熱いキスが交わされる。15cmの上反り陰茎の持ち主・坂口は、韮川の太マラを扱き、佑司をサポートする。高瀬のブースから「恒征、ふざけんな……んっ、そこ!」という声が聞こえ、佑司の心は好奇心と羞恥でざわつく。「男の体なのに……なんでこんなに疼くんだよ」。反対隣りのブースから客の笑いが漏れる中、フェラチオの水音、アナルファックの快感で漏れる喘ぎ声がBGMに混ざって部屋に響く。ノンケの佑司は、松谷の16cmの陰茎をフェラし、指で前立腺を刺激されながら、バージンアナルを3本の指でほぐされる。「先輩の指の動きでビクビク……恥ずかしいのに、チンポから汁が」。ブースの薄いカーテンを隔てた日常の喧騒が、秘密の熱気を煽り立てる。インカレの夜から続く、学園祭の熱いマッサージ――それは、汗とローションの渦の中で、ノンケの限界を試す禁断の誘惑として、佑司の胸をざわつかせていた。 (過激な描写を含むため、18歳以上の読者に限定) 【シリーズ第1作「男子体操部 深夜の団体戦」の続編です。】 文字数 23,466 最終更新日 2025.10.10 登録日 2025.10.4 -
3短編 完結 R18お気に入り : 23 24h.ポイント : 71
有栖川 琴亜は、ふたなりとして産まれた。有栖川本家の愛人の子で、とても愛らしい。琴亜こと僕も高校を卒業し、18歳になった。成人だ。お祝いに僕は有栖川本家の長男と次男が所有しているマンションに引っ越す事になった。懐かしい初恋の記憶。僕はタツ兄ちゃんとチヨ兄ちゃんが大好きだった。再会した二人はとんでもなく格好良くなっていて、おまけに僕を好きだと言い出した。※ムーンライトノベルズさんにも公開しています。 文字数 10,652 最終更新日 2025.8.8 登録日 2025.8.8 -
4短編 完結 R18お気に入り : 138 24h.ポイント : 63
フランは街の花屋。もともとは貴族の出身だけど、跡目争いに負けて家から放逐されてしまった。とはいえフランは気弱な性格で、とても当主の器ではないと自分でも分かっていて、今の暮らしには満足していた。心残りといえば、自分の身の回りを世話をしていた使用人のフィリップへ片思いをしていたのに、別れも告げられなかったことくらい。 そんなある日、フランの店に騎士がやってくる。どこか懐かしい雰囲気の彼はフィリップと名乗り、かつてフランの側で仕えていた過去を告白する。彼こそが、フランの長年の片想い相手だったのだ。 思いもよらない再会で、フランの秘めた恋心は燃え上がる。フィリップもまた、フランへの尋常ならぬ重たい執着を抱えていて……。 そして今、白昼堂々セックス! 十年来の初恋が実る瞬間を見逃すな! ※アルファポリス、pixiv、ムーンライトノベルズへ掲載されています 文字数 10,296 最終更新日 2025.10.22 登録日 2025.10.21 -
6長編 連載中 R15お気に入り : 1,752 24h.ポイント : 56
【帝華学園】の生徒会会計を務め、無事卒業した俺。 こんな恐ろしい学園とっとと離れてやる、とばかりに一般入試を受けて遠く遠くの公立高校に入学し、無事、魔の学園から逃げ果すことが出来た。 卒業式から入学式前日まで、誘拐やらなんやらされて無理くり連れ戻されでもしないか戦々恐々としながら前後左右全ての気配を探って生き抜いた毎日が今では懐かしい。 俺は無事高校に入学を果たし、無事毎日登学して講義を受け、無事部活に入って友人を作り、無事彼女まで手に入れることが出来たのだ。 なのに。 「逃げられると思ったか?颯夏」 「ーーな、んで」 目の前に立つ恐ろしい男を前にして、こうも身体が動かないなんて。 文字数 121,785 最終更新日 2022.9.16 登録日 2022.9.6 -
7短編 完結 R18お気に入り : 19 24h.ポイント : 56
次期国王に選ばれるはずだった第一王子アルフォンス。 だが、即位の夜、弟フランツは王座を奪い、兄を「妃」としてその腕に閉じ込めた。 尊厳を踏みにじられたはずなのに、弟の指先はなぜか懐かしい温もりを宿していた。 ※はr18です。 文字数 11,631 最終更新日 2025.10.24 登録日 2025.10.23 -
9長編 連載中 R18お気に入り : 2,137 24h.ポイント : 14
【不器用な雪豹α王イデオン×見た目は美人Ω中身は田舎者なサーシャの転生オメガバース】 公爵子息のサーシャは借金返済のため縁談を持ち掛けられる。そのタイミングで起きた火事により前世の記憶が蘇った。 「僕、ホッカイドウの牧場主の息子だった……!」 動物好きの記憶を思い出したサーシャの嫁ぎ先は雪豹α王のいる北の国。 人間を食べると噂される獣人の国へ道民特有の能天気とおおらかさを発揮して嫁いで行く。 一方雪豹王イデオンは人間の国で両親が暗殺されたことから人間を疑っていた。 そして人質代わりに送られてくる花嫁に警戒心を抱く。 「人間とは一年中発情して子作り出来る種族――色仕掛けで腑抜けにするつもりだろうがその手には乗らぬ!」 しかし嫁いできたサーシャは美人な上懐かしい匂いがするし、予想外に純朴な性格で戸惑う。 さらに、歳の離れた弟のミカル(4歳)が自分よりも先に花嫁に懐いてしまい――? 雪豹王との子を身籠れば報奨金が出る。借金返済に必死なウブΩサーシャは雪豹王イデオンの心を溶かして子を授かることができるのか? また、雪豹王の両親暗殺の真相とは? 【受】サーシャ・レーヴェニヒ(19歳)Ωの公爵令息。見た目は華やかだが中身は素朴な北海道民。動物に好かれる。 【攻】イデオン・ヘレニウス(20歳)αの雪豹獣人で、現グエルブ国王。気性が荒く不器用な超美形。 ※舞台は北欧っぽいイメージです。ふんわりご都合主義ファンタジーなので温かい目で見守っていただけるとはっちゃきこいて頑張ります。 文字数 133,058 最終更新日 2022.11.30 登録日 2022.10.31 -
11長編 完結 R18お気に入り : 519 24h.ポイント : 7
エルヴィン・アルスランは、冷たい牢の中で大切だった家族を思い、打ちひしがれていた。 妹はさんざんつらい思いをした上に出産後亡くなり、弟は反逆罪で斬首刑となった。母親は悲しみのあまり亡くなり、父親は自害した。 エルヴィンも身に覚えのない反逆罪で牢に入れられていた。 せめてかわいい甥だけはどうにか救われて欲しいと願っていた。 そして結局牢の中で毒薬を飲まされ、死んだはず、だった。 だが気づけば生きている。 9歳だった頃の姿となって。 懐かしい弟妹が目の前にいる。 懐かしい両親が楽しそうに笑ってる。 記憶では、彼らは悲しい末路を辿っていたはずだ。 でも彼らも生きている。 これは神の奇跡なのだろうか? 今度は家族を救え、とチャンスを授けてくれたのだろうか? やり直せるのだろうか。 ──そう、エルヴィン・アルスランの時間は18年前に遡っていた。 (R指定の話には話数の後に※印) 文字数 428,260 最終更新日 2022.5.9 登録日 2021.10.30 -
12長編 完結 なしお気に入り : 26 24h.ポイント : 7
スパダリなカリスマ会長・長門王我と、潔癖で完璧主義な副会長・桶狭間如姫。 正反対の幼馴染が織りなす、学園の日常に潜む奇妙で不思議な物語。 スパダリ✕潔癖男子の学園BL ■ETERNAL ORIONラピスラズリの約束/前世編 導かれた星の記憶と魂の約束。 桶狭間が手にした神秘のピラミッド。それは彼を古代の王宮へと誘い、彼は黒猫「メリト」として目覚める。 若き王ウシルとの運命の絆、戦火の中で交わされた誓い、そして託されたラピスラズリ。 時空を超えて繋がる魂の道しるべが、彼を現代へと還す時、果たされるべき約束がオリオン座の煌めきとともに静かに蘇る。 ■2ndLOVE/長門記憶喪失編 記憶を失った長門王我。 目覚めた彼の傍には、秘書と名乗る桶狭間如姫が居た。 彼の存在は不思議なほど心地よく、そしてどこか懐かしい。 しかし、失われた記憶の先に、彼は「かつての自分が選んだ運命」を見つけることになる。 ■果たされなかった約束/桶狭間過去編 潔癖となった桶狭間。その過去には、ある冬の日の出来事が刻まれていた。 四年に一度しか訪れない誕生日を巡る想いと、選ばれた運命の道。 時が経てども、忘れられない記憶がある。 まで完結&投稿予約済 文字数 109,915 最終更新日 2025.7.25 登録日 2025.3.30 -
13長編 完結 なしお気に入り : 31 24h.ポイント : 7
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14長編 連載中 R18お気に入り : 372 24h.ポイント : 7
いつもの通りギリギリの毎日の中今日も疲れて目を閉じる。当たり前に始まる朝に嫌気がさしていたのに、目が覚めたらやけに綺麗な天井が見えた。 見知らぬ部屋で呆然とする俺の前に現れたのは懐かしい親友2人の姿だった。 懐かしさと嬉しさで喜ぶ俺だけどいまいち2人と話が噛み合わない。俺の記憶とお前らの記憶が違うってどう言う事だよ。 あと何で足首に鎖ついてんの? 文字数 126,287 最終更新日 2024.11.15 登録日 2021.10.31 -
15短編 完結 R18お気に入り : 42 24h.ポイント : 7
【愛弟子×師匠】 ドラテナは大陸一の魔導士だ。 そんなドラテナの家に、マルニル王国の王宮騎士が訪ねてきた。なんでもドラテナに仕事を頼みたいのでマルニル王国に来てほしいらしい。仕事の内容を聞いていたら、懐かしい名前が出てきた。その名はセラピドだ。 セラピドはかつてドラテナの弟子だった。久しぶりにセラピドに会いたいと思ったドラテナは仕事を受けることにした。嬉々としてマルニル王国に向かったドラテナ。だが、再会したセラピドは素っ気ない。 そんなのどうでも良い。とにかく再会出来たのが嬉しかったドラテナは、セラピドを飲みに誘うのだった。 ※ムーンライトノベルズ様でも投稿しています。 宜しくお願いします。 文字数 13,524 最終更新日 2025.8.1 登録日 2025.7.28 -
16長編 完結 R18お気に入り : 6 24h.ポイント : 0
再録。一番重要なシーンで文字間違いしたので詫びます。すんません。 君を知れば知るほど好きになる。そういうのっていいなあぁと。そういう人に自分は出会うのだろうかという希望。 描いた時期がかなり古いのですが、毎日連載新聞小説って感じでチャレンジしてみた。同性愛メインの少し不思議な話。シャイな私が殻を脱け出すかのように、糞恥ずかしいと思う自分の殻をぶっこわしぶちかまし、『好きだ』を表現したかった。懐かしい作品です。 あまり不必要の人物像とか、抜かしてもいいかな程度の落ちの文章とかは他所でキャプション入れているのでこちらにはそういうところをメイン小説の中にやっぱり入れるのもあれなのでやめとく。 めんどいのでカットシーンも入れておく あと、「領収書提出アプリ」だとか、「会社に必要だから残って!」のテコ入れいざこざ系も今どき過ぎて(昔はなかった)追加加筆は辞めました。 修正捕捉おしまい 2020年12月1日改訂 言葉にできなかった謎の部分を説明しました。1秒に満たないが、それが18時間という録音時間ってやつです。おちまい 文字数 51,961 最終更新日 2020.10.9 登録日 2020.10.9 -
18ショートショート 連載中 R15お気に入り : 3 24h.ポイント : 0
深い森の奥に孤独に生きる一匹の狼 人間から“恐ろしい魔獣”として 忌み嫌われていたが彼には 幼い頃から忘れられない“初恋”があった 真っ赤なフードを被った 小さな赤ずきんの子ども 甘いりんごのように可愛く 優しい笑顔を向けてくれた唯一の存在 倒れた彼を村の境界まで運んで 助けた狼は彼から「翠狼花」と「桃」を 贈られ初めて“優しさ”に触れた。 ――その日から狼はずっと 彼を探し続けていた。 月日が流れ 狼は森で赤ずきんを見かけるたびに 声をかけるが違う相手ばかり 「あの日の赤ずきん」に再び会うこと だけを生きる理由にしていた そしてある日 運命の再会が訪れる 懐かしい香りに導かれて飛び出した 狼の前に現れたのは―― **銀の銃を構えた“狩人”**だった ◯登場人物 狼 森の野蛮な狼 実際はとても賢く縄張りからは あまり出ない 豪快さもありながら圧倒的な 知力も待ち合わせている 本能的に赤ずきんを求めてしまうが 理性と本能の境でいつも揺れている 赤ずきん(ハンター) 狼が昔助けた赤ずきん 幼少の頃は祖母の家によく 遊びに来ていた 今は雇われのハンターをしている 文字数 2,385 最終更新日 2025.11.18 登録日 2025.11.18 -
19短編 完結 なしお気に入り : 10 24h.ポイント : 0
※この2人の他のお話があります。 是非、シリーズでお楽しみ下さいネ。 日常を生きている中で、突然届いた真っ白な暑中見舞いはがき。 差出人は、もう随分と会っていない悪戯が好きな 幼馴染だった。ゆっくりと、遠い記憶と共に 思い出されるのは初恋をした頃の、学生時代。 柑橘の香りが届けるのは、過去への招待状。 主人公 春久 悠里 田舎から都会に出て進学し、働き始めた青年。 感受性が強く、神経質。 人が苦手で怖い。仕事では 割り切っている。さびれたアパートで 働きながら、ほぼ無趣味に暮らしている。 髪は、赤茶けており偏食を直そうと 自炊だけはマメにしている。 文字数 22,949 最終更新日 2022.10.14 登録日 2021.7.30 -
23短編 完結 R18お気に入り : 51 24h.ポイント : 0
阿佐倉学園の新入生「遠野真咲」は、不思議な感覚にとらわれていた。 入学したばかりで何もわかならない。 来たこともない場所のはずなのに、なぜか懐かしい。 そして、真咲の同室となった津田忍。 彼にはある秘密があって……。 文字数 25,587 最終更新日 2017.9.26 登録日 2017.7.8 -
24短編 完結 なしお気に入り : 4 24h.ポイント : 0
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25長編 連載中 なしお気に入り : 16 24h.ポイント : 0
『腐男子仲間だと思っていた友人に異世界に拉致られました』 「蜜梨ちゃん、どこにいるの? 俺を置いて行かないで」 夢の中に現れる少年はいつも自分の名を呼んで探し、泣いている。子供の頃から時々見る、お決まりの夢。見たこともない少年が泣く姿が、蜜梨には悲しかった。 看護師一年目の五十鈴川蜜梨は、どこにでもいる普通の腐男子だ。平凡に仕事をこなし身バレしないように必死に隠して同人活動をしている。職場の同僚・御厨秘果は腐男子で、SNSで偶然出会ってからの腐仲間だ。週末には二人で腐談義に興じる。リアルで腐談義できるのは秘果だけだ。 ある日、有り得ない不幸の数々が波のように押し寄せた蜜梨は、気持ちを落ち着けるため神社に逃げ込む。その場所で偶然会った秘果に拉致られ軟禁された。 この世とは思えない場所で、魔法のような力を使う秘果は、実は竜神なのだという。 蜜梨が連行された国は「桃源」という神獣を産む国。蜜梨は「瑞希」という重要な存在で、元々は「桃源」の住人なのだそうだ。 幼い頃の記憶がない蜜梨に真実を語る秘果。信じられないながら、疑う気も起きない。 流されるままに蜜梨は、「桃源」で起きる事件に巻き込まれていく。 誘拐系異世界軟禁ファンタジー。ちょっとエロくて切なくて懐かしい、執着愛の先にあるのは、蜜梨が知らない、切れない絆だった。 文字数 64,881 最終更新日 2025.10.28 登録日 2025.9.29 -
26ショートショート 完結 R18お気に入り : 52 24h.ポイント : 0
世界が新年を迎える前後、とある国の天上ではその年を司る干支神の引き継ぎが行われる。干支神は“年またぎ社”と呼ばれる社で行われるが、そこには先代当代様々な干支神が酒と懐かしい顔を求めて集まっていた。そんな中、逢瀬を楽しむ干支神もいて……。 [午神(馬) × 巳神(蛇) / BL / R18] 文字数 8,130 最終更新日 2025.1.2 登録日 2025.1.2 -
27ショートショート 完結 なしお気に入り : 7 24h.ポイント : 0
就職難により、人生を彷徨い未来に絶望気味なジュンキは心を癒すために、幼い頃よく訪れていた妖精が住むという懐かしい森を訪れる。あの頃となにも変わらない森に癒されていたいると、ジュンキは妖精のように妖艶で美男子のタオの姿を見つけてしまう。あまりの美しさにこっそりとタオに見惚れてしまうジュンキ。タオはそんなジュンキに気付き、焦ったジュンキが逃げようとすると、タオはジュンキが怪我をしてる事に気付き手当してあげるのだが…… 文字数 5,105 最終更新日 2023.12.11 登録日 2023.12.11 -
29長編 完結 R18お気に入り : 66 24h.ポイント : 0
僕は高級娼館「サクディーダ」に在籍するもうすぐ二十歳。大好きな事を仕事にしているから問題はない。 この娼館は「元貴族」の子しかいない。それが売りだからだ。オーナーもね。 僕の担当は「抱きたい」ではなく「抱かれたい」客。 娼館は抱きたい人が大半の客なんだけどね。その少ない需要を満たすためにいる。当然ヒマ。日々体の手入れを怠らず客を待つ。 そんな僕にある日懐かしい兄様が客としてやって来たんだ。 魔法はちょびっとの大国モンタネール王国。 不正、賄賂は当たり前。奴隷商が跋扈する不穏な国。 王の力を削いだくせに王になりたいものはいない。私利私欲の貴族が住まう、日々荒れていく国。既に手遅れぎみ。 だけど、そこまで酷い国とは感じていないキャルは、娼館で同じ様な境遇の男娼と楽しく生きていた。 後で住んでいる領地が落ち着いていただけど知る。 キャルは熱心な求愛にカミーユを受け入れ、貴族に戻る決心をする。 それにより国、実家、自分の出生に問題はたくさん。 目まぐるしく起きる出来事を解決していくが、キャルはどこか他人事のよう。カミーユも家族も母以外は好きなんだけど、自分が思っているより感情が死んでいた……… 文字数 328,370 最終更新日 2024.3.28 登録日 2023.11.9 -
30長編 連載中 R18お気に入り : 66 24h.ポイント : 0
昔、まだ野良猫だった頃にノエルは1人の少年と出会い約束をした。 しかしその約束は果たされることなく、生を終えたノエルが次に目を覚ますと、イケメンの膝の上。 「おはよう。ノエル」 懐かしい名前で呼ばれ、イケメンが成長した少年だと気づく。 更には自分が転生して人間になっていた。 折角第2の人生が始まったのだから楽しまなくてはとワクワクするノエルだが、イケメンは外に出るのを拒む。 子供時代と変わらない泣き虫、情緒不安定、我儘な姿にノエルは困ったものだと感じながらも、ふと見せる暗い瞳に強く拒めない。 昔出来なかった分今甘やかすかと流されるノエルはイケメンの本来の姿を知らない。 魔族のトップに立つ異色の魔王。 それがイケメンの現在の姿。 勇者なんか知らん。俺様が最優先ですることはもふもふの排除だ!! ノエルにメスが寄ることも、もふもふが近寄ることも許さない!! 俺様のライバルは人間の女でもましてや男でもなく、愛くるしい見た目をしたもふもふ達。 ノエルの前では甘えたな子供のままで、裏では冷酷非道な魔王様。 絶対バレないように二重生活を行います。 1週間に4話ずつ更新予定 更新日 火、木、土日 文字数 8,986 最終更新日 2020.11.3 登録日 2020.10.31