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フリーワード 絶望
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  • 1
    短編 完結 R15
    お気に入り : 130 24h.ポイント : 5,554
    家族に捨てられ「氷の辺境伯」に嫁いだら、手料理で胃袋を掴んで溺愛されました。不遇なオメガが最強のアルファと幸せになる逆転スローライフ ※この作品には、性的描写、暴力描写などの表現が含まれています。15歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。 「お前のような出来損ないのオメガは、我が家の汚点だ」 家族に虐げられ、唯一の希望だったはずの婚約者である公爵家のアルファからも裏切られたリヒト。異母弟に婚約者を奪われ、彼が嫁がされた先は「二度と生きては戻れない」と噂される『氷の辺境伯』カイゼルの元だった。 絶望の淵で待っていたのは、噂とは違う豊かな大地と、無愛想ながらも不器用に優しさをくれるカイゼルの姿。 「お前が作る飯は、温かい」 凍てついた心を溶かすのは、温かい手料理と、ただ一人の番からの甘い溺愛。 これは、全てを失った不遇のオメガが、最強で無口な辺境伯アルファに愛され、本当の幸せを見つけるまでの物語。 ――運命の番が、あなたでよかった。 じれったい二人のスローライフ&シンデレラストーリー、開幕!
    文字数 33,717 最終更新日 2025.12.10 登録日 2025.12.10
  • 2
    短編 完結 なし
    お気に入り : 78 24h.ポイント : 5,364
    価値なしと捨てられたオメガの僕が、こっそり作ったお菓子を狼獣人の当主様に見つかったら、なぜか溺愛されています すべてを諦めていた奴隷の僕が、気まぐれで買われた先は、王国一と名高い大商会だった。 冷徹非情と噂される狼獣人のアルファ、リオード様。彼に与えられた仕事は、厨房の片隅での雑用係。虐げられる日々に、僕の心は、静かにすり減っていく。 そんな僕の唯一の慰めは、前世の記憶を頼りに、誰にも知られずこっそりと作る、素朴な焼き菓子だった。 「お前が、これを作ったのか」 あの日、偶然僕の菓子を口にした彼の瞳に、初めて違う色の光が灯った。 絶望の底にいた灰かぶりのオメガが、その手で幸せと愛を掴み取るまでの、逆転と成り上がりの物語。
    文字数 30,879 最終更新日 2025.12.11 登録日 2025.12.11
  • 3
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 5,452 24h.ポイント : 4,942
    もう我慢なんてしません!家族からうとまれていた俺は、家を出て冒険者になります! 公爵家の3男として生まれた俺は、家族からうとまれていた。 母が俺を産んだせいで命を落としたからだそうだ。 生を受けた俺を待っていたのは、精神的な虐待。 最低限の食事や世話のみで、物置のような部屋に放置されていた。 だれでもいいから、 暖かな目で、優しい声で俺に話しかけて欲しい。 ただそれだけを願って毎日を過ごした。 そして言葉が分かるようになって、遂に自分の状況を理解してしまった。 (ぼくはかあさまをころしてうまれた。 だから、みんなぼくのことがきらい。 ぼくがあいされることはないんだ) わずかに縋っていた希望が打ち砕かれ、絶望した。 そしてそんな俺を救うため、前世の俺「須藤卓也」の記憶が蘇ったんだ。 「いやいや、サフィが悪いんじゃなくね?」 公爵や兄たちが後悔した時にはもう遅い。 俺には新たな家族ができた。俺の叔父ゲイルだ。優しくてかっこいい最高のお父様! 俺は血のつながった家族を捨て、新たな家族と幸せになる! ★注意★ 初の作品です。ご容赦くださいませ💦 ご都合主義。基本的にチート溺愛です。ざまぁは軽め。 ひたすら主人公かわいいです。苦手な方はそっ閉じを! 感想などコメント、イイネ、エール頂ければ作者モチベが上がります♡
    文字数 1,332,349 最終更新日 2025.12.14 登録日 2024.6.15
  • 4
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 575 24h.ポイント : 2,172
    【完結済】婚約破棄を望んだ悪役令息ですが、破棄して貰えないので隣国に逃走します! 【本編完結済み】番外編1.2をupしました。 【溺愛系獣人王弟】アルファ×【自己肯定感は低いし自信はないけれどときおり破天荒な行動を起こす家出令息】オメガ 初秋、僕に婚約者が出来た。穏やかで優しげな公爵令息だ。恋のトキメキはなくても、この人となら穏やかな夫夫生活が送れるかもれないと、僕は期待した。そんなものははなから僕にはないのだと、現実を見せつけられるように学園の東屋で抱きしめ合う恋人同士――婚約者とその幼なじみの令嬢の姿を見た。 やってられるか! 好きな相手がいるなら婚約を解消してその人と添えば良いと婚約者に伝えても「傷つけるつもりはなかった」だの「不甲斐ない婚約者ですまない」だのと言い訳ばかり。おまけに学園で僕が恋人同士を権力で引き裂いたと噂が流れた。よーし、婚約破棄だ! 教本にぴったりな物語を見つけた僕は「悪役令息」になってやる。 無事? 婚約破棄した後は、国を飛び出し世界を見に行こう! オメガといっても、僕のフェロモンは微弱すぎて誰にも感じ取れないし、発情期だって来たことがない。オメガの弱点がなければベータとして薬師見習いになってもいい。さあ、隣国へ出発だ! と意気込んだ僕の前に、盗賊が現れた。腕力も頭脳もなく出来る事といったら薬草を育てることと調薬くらいの僕が選べるのは、「死」か「死んだほうがマシ」の二択だけ。せっかく自由になれたのにと絶望しているその時、僕の前に現れたのは……。溺愛獣人王弟×自己肯定感は低いし自信はないけれどときおり破天荒な行動を起こす家出令息のオメガバース。 11/1から始まりました、「第13回BL大賞」に参加しています。投票、ブクマ、いいね、しおり、感想などで応援していただけると嬉しいです!最後まで頑張ります!
    文字数 130,794 最終更新日 2025.12.12 登録日 2025.10.13
  • 5
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 1,595 24h.ポイント : 2,023
    いつでも僕の帰る場所 「晶をセンター送りにするわけにいかない。それに成己は、家族が出来れば誰でもいいんだろ!?」 『男・女』の性の他に『アルファ・ベータ・オメガ』という第二の性がある世界。 オメガは、少子化対策の希望として、すべての生活を国から保障される。代わりに「二十歳までに伴侶がいなければ、オメガセンターで子供を産み続けること」を義務付けられていた。 主人公・春日成己は、赤ちゃんの頃に家族と離され、センターで育てられていた。 孤独な成己の支えは幼馴染の宏章の面会と『家族をもつ』という夢。 「自分の家族を持って、ずっと仲良く暮らしたい」 その夢は、叶うはずだった。 高校からの親友で、婚約者の陽平が、彼の初恋の人・晶と再会し、浮気をするまでは…… 成己は、二十歳の誕生日を目前に、婚約を解消されてしまう。 婚約者探しは絶望的で、最早センターに行くしかない。 失意に沈む成己に手を差し伸べたのは、幼馴染の宏章だった。 「俺の家族になってくれ」 兄のように思っていた宏章に、身も心も包まれ愛されて――? ※宏章(包容ヤンデレ)×成己(健気不憫)の幼馴染オメガバースBLです♡  ※ストレス展開が長く続きますが、最終的にはスカッとハッピーエンドになります🦾(⌒▽⌒) ※独自設定ありオメガバースです。 ☆感想コメント、誠にありがとうございます!いつも大切に読ませて頂いております♡心の励みです(#^^#) ☆とても素敵な表紙は小槻みしろさんに頂きました✨ ※24年9月2日 二百八十~三百二話までを修正の為非公開にしました。読んで下さった皆様、ありがとうございましたm(__)m ※25年4月29日 唯一の未来Ⅰを再度加筆修正いたします。ご迷惑をおかけして、申し訳ありません。 今までのお話を読んでくださった皆様、ありがとうございましたm(_ _)m ※25年5月13日 加筆完了しました!
    文字数 894,954 最終更新日 2025.12.12 登録日 2023.8.10
  • 6
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 14,309 24h.ポイント : 1,391
    余命僅かの悪役令息に転生したけど、攻略対象者達が何やら離してくれない ある日トラックに轢かれて死んだ成瀬は、前世のめり込んでいたBLゲームの悪役令息フェリアルに転生した。 フェリアルはゲーム内の悪役として15歳で断罪される運命。 前世で周囲からの愛情に恵まれなかった成瀬は、今世でも誰にも愛されない事実に絶望し、転生直後にゲーム通りの人生を受け入れようと諦観する。 声すら発さず、家族に対しても無反応を貫き人形のように接するフェリアル。そんなフェリアルに周囲の過保護と溺愛は予想外に増していき、いつの間にかゲームのシナリオとズレた展開が巻き起こっていく。 気付けば兄達は勿論、妖艶な魔塔主や最恐の暗殺者、次期大公に皇太子…ゲームの攻略対象者達がフェリアルに執着するようになり…――? 周囲の愛に疎い悪役令息の無自覚総愛されライフ。 ※最終的に固定カプ
    文字数 1,334,281 最終更新日 2025.10.31 登録日 2023.2.9
  • 7
    短編 完結 なし
    お気に入り : 434 24h.ポイント : 1,150
    旭は、7年間連れ添った相手から突然別れを告げられる。「運命の番に出会ったんだ」と語る彼の言葉は、旭の心を深く傷つけた。積み重ねた日々も未来の約束も、その一言で崩れ去り、番を解消される。残された部屋には彼の痕跡はなく、孤独と喪失感だけが残った。 理解しようと努めるも、涙は止まらず、食事も眠りもままならない。やがて「番に捨てられたΩは死ぬ」という言葉が頭を支配し、旭は絶望の中で自らの手首を切る。意識が遠のき、次に目覚めたのは病院のベッドの上だった。
    文字数 31,276 最終更新日 2025.10.14 登録日 2025.10.14
  • 8
    長編 連載中 なし
    お気に入り : 243 24h.ポイント : 1,052
    【本編は完結していますが、外伝執筆が楽しいので当面の間は連載中にします※不定期掲載】 ファンタジー世界で成人し、就職しに王城を訪れたところ異世界に転移した少年が転移先の世界で神子となり、壮絶な日々の末、自ら命を絶った前世を思い出した主人公。 死んでも戻りたかった元の世界には戻ることなく異世界で生まれ変わっていた事に絶望したが 神子が亡くなった後に取り残された王子の苦しみを知り、向き合う事を決めた。 戻れなかった事を恨み、死んだことを後悔し、傷付いた王子を助けたいと願う少年の葛藤。 王子様×元神子が転生した侍従の過去の苦しみに向き合い、悩みながら乗り越えるための物語。 ※小説家になろうに掲載していた作品を改修して投稿しています。 描写はキスまでの全年齢BL
    文字数 175,566 最終更新日 2025.12.13 登録日 2025.9.22
  • 9
    短編 完結 R15
    お気に入り : 373 24h.ポイント : 986
    婚約破棄で追放された悪役令息の俺、実はオメガだと隠していたら辺境で出会った無骨な傭兵が隣国の皇太子で運命の番でした 「今この時をもって、貴様との婚約を破棄する!」 公爵令息レオンは、王子アルベルトとその寵愛する聖女リリアによって、身に覚えのない罪で断罪され、全てを奪われた。 婚約、地位、家族からの愛――そして、痩せ衰えた最果ての辺境地へと追放される。 しかし、それは新たな人生の始まりだった。 前世の知識というチート能力を秘めたレオンは、絶望の地を希望の楽園へと変えていく。 そんな彼の前に現れたのは、ミステリアスな傭兵カイ。 共に困難を乗り越えるうち、二人の間には強い絆が芽生え始める。 だがレオンには、誰にも言えない秘密があった。 彼は、この世界で蔑まれる存在――「オメガ」なのだ。 一方、レオンを追放した王国は、彼の不在によって崩壊の一途を辿っていた。 これは、どん底から這い上がる悪役令息が、運命の番と出会い、真実の愛と幸福を手に入れるまでの物語。 痛快な逆転劇と、とろけるほど甘い溺愛が織りなす、異世界やり直しロマンス!
    文字数 35,249 最終更新日 2025.12.2 登録日 2025.11.16
  • 10
    長編 完結 R18
    お気に入り : 82 24h.ポイント : 882
    ▼【第13回BL大賞の濃密BL賞、参加作品】▼ 絶対的な支配者である王太子ヴァルグードによる、王宮が牢獄のダークファンタジー。 絶対的支配者ヤンデレ鬼畜攻め義兄 ✕ 一途で不憫受け義弟 CP固定、両想い、軟禁、倫理観なし 調教、言葉責め、乳首責め、鞭打ち、中出し、メス堕ち、ほぼ性奴隷 濡れ場シーンは「◆」マーク 処刑シーンから始まりますが、巻き戻りものではありません。エピローグは物語の結末です。 絶対悪を書きたいがために書き始めました。メリーバッドエンドです。 あらすじ: 義兄ヴァルグードが、王族の血が一滴も入っていない義弟フェレルを、犬猫を欲しがるみたいに国王に強請って譲り受け、幼児の頃から自分だけのものになるよう洗脳した。 王族の血が一滴も入っていないのに王族に加えられている卑しい血として、役立たずだと虐げられるフェレルは、唯一の味方だと信じて義兄を慕う。  義兄を密かに思うフェレルは、婚約者をあてがわれて絶望した。 捨てられる恐怖に、ヴァルグードへの依存をより強くする。  褥教育で辱めを受け、淫乱だと罵られる。  勉強部屋に拘束され鞭で叩かれ、吊るされたまま放置され絶望していたところ、ヴァルグードがやってきて無理矢理犯され、苦痛に泣き叫ぶ。  淫乱なフェレルにはぴったりな約割だとヴァルグードの男妾という役目を貰い、無能な自分も義兄の役に立てるのだと、喜んで役目を全うする。  男妾とは名ばかりの性奴隷生活だった。  異常なまでにフェレルに執着するヴァルグードに、閉じ込められ人間の尊厳を奪われて、家畜以下に落とされ、義兄専用の性具として調教されて、苦痛を伴う暴力的な快楽に溺れ、心も体も壊されていく。  ヴァルグードの謀略で国王が殺され、義兄が王になる戴冠式で公衆の面前で辱められ、魂を殺されて、自ら義兄の用意した檻に入っていく。  人間でも家畜でもない性具として調教されて淫らに狂い、義兄を盲信した。  妹の代役で花嫁を務め結婚式を終え、初夜の寝室に連れ込まれてフェレルは妹と交換され義兄の本当の花嫁になったのだと知らされる。  壊され、犯されて、死にたいと願う。ヴァルグードは狂愛が故に一緒に死のう、永遠に一緒だと約束され、死んでも終わらない地獄の中で幸せだとフェレルは啼いて悦んだ。
    文字数 79,997 最終更新日 2025.11.29 登録日 2025.10.27
  • 11
    短編 完結 R15
    お気に入り : 1,073 24h.ポイント : 782
    冷酷なアルファ(氷の将軍)に嫁いだオメガ、実はめちゃくちゃ愛されていた。 これは、愛を知らなかった二人が、本当の愛を見つけるまでの物語。 国のための「生贄」として、敵国の将軍に嫁いだオメガの王子、ユアン。 彼を待っていたのは、「氷の将軍」と恐れられるアルファ、クロヴィスとの心ない日々だった。 世継ぎを産むための「道具」として扱われ、絶望に暮れるユアン。 しかし、冷たい仮面の下に隠された、不器用な優しさと孤独な瞳。 孤独な夜にかけられた一枚の外套が、凍てついた心を少しずつ溶かし始める。 これは、政略結婚という偽りから始まった、運命の恋。 帝国に渦巻く陰謀に立ち向かう中で、二人は互いを守り、支え合う「共犯者」となる。 偽りの夫婦が、唯一無二の「番」になるまでの軌跡を、どうぞ見届けてください。
    文字数 24,589 最終更新日 2025.9.5 登録日 2025.9.5
  • 12
    短編 完結 なし
    お気に入り : 1,726 24h.ポイント : 766
    過労死転生した悪役令息Ωは、冷徹な隣国皇帝陛下の運命の番でした~婚約破棄と断罪からのざまぁ、そして始まる激甘な溺愛生活~ 過労死した平凡な会社員が目を覚ますと、そこは愛読していたBL小説の世界。よりにもよって、義理の家族に虐げられ、最後は婚約者に断罪される「悪役令息」リオンに転生してしまった! 「出来損ないのΩ」と罵られ、食事もろくに与えられない絶望的な日々。破滅フラグしかない運命に抗うため、前世の知識を頼りに生き延びる決意をするリオン。 そんな彼の前に現れたのは、隣国から訪れた「冷徹皇帝」カイゼル。誰もが恐れる圧倒的カリスマを持つ彼に、なぜかリオンは助けられてしまう。カイゼルに触れられた瞬間、走る甘い痺れ。それは、αとΩを引き合わせる「運命の番」の兆しだった。 「お前がいいんだ、リオン」――まっすぐな求婚、惜しみない溺愛。 孤独だった悪役令息が、運命の番である皇帝に見出され、破滅の運命を覆していく。巧妙な罠、仕組まれた断罪劇、そして華麗なるざまぁ。絶望の淵から始まる、極上の逆転シンデレラストーリー!
    文字数 31,236 最終更新日 2025.8.17 登録日 2025.8.17
  • 13
    短編 完結 なし
    お気に入り : 97 24h.ポイント : 690
    鋼鉄の冷徹上司がテロ事件から僕を庇って豹変! 隠されていたのは狂おしいほどの独占欲でした 帝国情報部に所属する青年リオンは、オメガでありながら類稀なる情報処理能力を持つ、隠れた逸材だ。しかし、直属の上司であるアルファ、ミカエル部長の執拗なまでの冷たい仕打ちに、その心はガラスのように脆く、いつ砕け散ってもおかしくはなかった。 「オメガは感情的で、重要な任務には不向きだ」 ミカエルの言葉は、リオンの誇りと心を、じわじわと蝕んでいく。 だが、帝国の中枢を揺るがすテロ事件が、二人の関係を一変させることとなる。 絶体絶命の窮地に陥ったリオンを、その身を挺して庇ったのは、彼を誰よりも蔑んでいたはずのミカエルだった。 「すまない、もう二度と君を危険な目には遭わせない」 翌日から、ミカエルはまるで別人のようにリオンを甘やかし、過保護なまでに守り始める。 氷の仮面の下に隠されていたのは、運命の番に対する、理性を焼き切るほどの独占欲と、狂おしいまでの愛情だったのだ。 なぜ彼は、リオンを遠ざけていたのか? 帝国の深き闇でうごめく陰謀とは? そして、ミカエルが隠し続ける衝撃の秘密とは――? これは、孤独なアルファと心優しきオメガが、偽りと絶望の中から唯一無二の真実の愛を見つけ出す、ドラマチック・ラブストーリーだ。
    文字数 28,378 最終更新日 2025.12.7 登録日 2025.12.7
  • 14
    長編 完結 R18
    お気に入り : 1,149 24h.ポイント : 681
    冤罪で追放された王子は最果ての地で美貌の公爵に愛し尽くされる 凍てついた薔薇は恋に溶かされる 旧題:凍てついた薔薇は恋に溶かされる 🌟2025年11月アンダルシュノベルズより刊行🌟 ロサーナ王国の病弱な第二王子アルベルトは、突然、無実の罪状を突きつけられて北の果ての離宮に追放された。王子を裏切ったのは幼い頃から大切に想う宮中伯筆頭ヴァンテル公爵だった。兄の王太子が亡くなり、世継ぎの身となってからは日々努力を重ねてきたのに。信頼していたものを全て失くし向かった先で待っていたのは……。 ――どうしてそんなに優しく名を呼ぶのだろう。 お前に裏切られ廃嫡されて最北の離宮に閉じ込められた。 目に映るものは雪と氷と絶望だけ。もう二度と、誰も信じないと誓ったのに。 ただ一人、お前だけが私の心を凍らせ溶かしていく。 執着攻め×不憫受け 美形公爵×病弱王子 不憫展開からの溺愛ハピエン物語。 ◎書籍掲載は、本編と本編後の四季の番外編:春『春の来訪者』です。 四季の番外編:夏以降及び小話は本サイトでお読みいただけます。 なお、※表示のある回はR18描写を含みます。 🌟第10回BL小説大賞にて奨励賞を頂戴しました。応援ありがとうございました。 🌟本作は旧Twitterの「フォロワーをイメージして同人誌のタイトルつける」タグで貴宮あすかさんがくださったタイトル『凍てついた薔薇は恋に溶かされる』から思いついて書いた物語です。ありがとうございました。
    文字数 226,769 最終更新日 2025.11.12 登録日 2022.10.1
  • 15
    短編 完結 R18
    お気に入り : 1,573 24h.ポイント : 681
    とあるしがないブラック勤めのゲーム会社SE社畜は、過労で転倒し後頭部を強打、あっけなくその生涯を終えた。しかし、ふたたび目を開けると、彼は、前世のゲーム会社で制作していたBLゲームの世界に、立ち絵すらない田舎貴族の中年モブ、ロドニー・ロロアとして転生していた。 ロドニーの立ち位置は、前世の推しだった悪役令息、シリル・ヴェリーテが、ゲームの主人公を迫害した末、王太子の怒りを買ってしまい、罰として嫁がされる夫というもの。あろうことか、推しを苦しめる象徴として転生してしまったことをロドニーは憂う。 せめてゲームのようにシリルが人生に絶望しないよう、手を尽くそうと一念発起したロドニーは、さまざまな手を尽くして、遂にその日を迎えるのだがーーーーーー。
    文字数 31,213 最終更新日 2025.4.1 登録日 2025.3.28
  • 16
    短編 連載中 なし
    お気に入り : 1,359 24h.ポイント : 674
    過労死転生した公務員、魔力がないだけで辺境に追放されたので、忠犬騎士と知識チートでざまぁしながら領地経営はじめます 過労死した元公務員の俺が転生したのは、魔法と剣が存在する異世界の、どうしようもない貧乏貴族の三男だった。 家族からは能無しと蔑まれ、与えられたのは「ゴミ捨て場」と揶揄される荒れ果てた辺境の領地。これは、事実上の追放だ。 絶望的な状況の中、俺に付き従ったのは、無口で無骨だが、その瞳に確かな忠誠を宿す一人の護衛騎士だけだった。 「大丈夫だ。俺がいる」 彼の言葉を胸に、俺は決意する。公務員として培った知識と経験、そして持ち前のしぶとさで、この最悪な領地を最高の楽園に変えてみせると。 これは、不遇な貴族と忠実な騎士が織りなす、絶望の淵から始まる領地改革ファンタジー。そして、固い絆で結ばれた二人が、やがて王国を揺るがす運命に立ち向かう物語。 無能と罵った家族に、見て見ぬふりをした者たちに、最高の「ざまぁ」をお見舞いしてやろうじゃないか!
    文字数 22,437 最終更新日 2025.9.29 登録日 2025.9.21
  • 17
    短編 完結 なし
    お気に入り : 957 24h.ポイント : 674
    ミスティ=エルフィードには前世の記憶がある。 男しかいないこの世界、横暴な王子の婚約者であることには絶望しかない。 家族も屑ばかりで、母親(男)は美しく生まれた息子に嫉妬して、徹底的にその美を隠し、『醜い』子として育てられた。 前世の記憶があるから、本当は自分が誰よりも美しいことは分かっている。 前世の記憶チートで優秀なことも。 だけど、こんな家も婚約者も捨てたいから、僕は知られないように自分を磨く。 愚かで醜い子として婚約破棄されたいから。
    文字数 21,812 最終更新日 2025.8.18 登録日 2025.8.14
  • 18
    短編 完結 なし
    お気に入り : 376 24h.ポイント : 667
    「役立たず」と追放された神官を拾ったのは、不眠に悩む最強の騎士団長。彼の唯一の癒やし手になった俺は、その重すぎる独占欲に溺愛される 聖なる力を持たず、「穢れを祓う」ことしかできない神官ルカ。治癒の奇跡も起こせない彼は、聖域から「役立たず」の烙印を押され、無一文で追放されてしまう。 絶望の淵で倒れていた彼を拾ったのは、「氷の鬼神」と恐れられる最強の竜騎士団長、エヴァン・ライオネルだった。 長年の不眠と悪夢に苦しむエヴァンは、ルカの側にいるだけで不思議な安らぎを得られることに気づく。 「お前は今日から俺専用の癒やし手だ。異論は認めん」 有無を言わさず騎士団に連れ去られたルカの、無能と蔑まれた力。それは、戦場で瘴気に蝕まれる騎士たちにとって、そして孤独な鬼神の心を救う唯一の光となる奇跡だった。 追放された役立たず神官が、最強騎士団長の独占欲と溺愛に包まれ、かけがえのない居場所を見つける異世界BLファンタジー!
    文字数 26,421 最終更新日 2025.10.22 登録日 2025.10.22
  • 19
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 14 24h.ポイント : 611
    元奴隷の治癒師ですが、竜騎士団長に溺愛されて逃げられません 黒髪黒目を持つ者は“祝福の治癒師”──「祝福」と呼ばれる高度な治癒魔法を持つ代わりに、「代償」として自身の身体を呪いが蝕む。 呪いは他者から与えられる愛によって、払うことができる。 元奴隷の青年アマネは、「黒き呪いの黒紋は、災いをもたらす」といわれ、地下室に閉じ込められ闇ギルドに酷使され続けてきた。 しかし、大魔法使いルシアンと吸血鬼ギルバートに救われ、平穏な日々を取り戻す。 ある日、毒に倒れた竜を助けたことで、アマネの正体が王都に露見する。 祝福の治癒師は本来、国に管理される存在──そして彼を巡り、王宮は「反逆の疑い」すら口にし始めた。 絶望の最中、現れたのは竜騎士団団長ロアン。 彼はアマネを守ると宣言し、竜騎士団へ迎え入れる。 恩人たちの国家反逆の疑いを晴らすため、竜騎士団で王宮に貢献すべく覚悟を決めたアマネだったが そこに待っていたのは、過剰なほど優しく甘いロアンとの日々で……? いったいなぜこんなに自分に尽くしてくれるのか? 相棒竜を助けたというだけで、ここまでするのだろうか。 「今度は俺が、お前を守る番だから」 どうやらロアンは以前からアマネのことを知っているようだが……。 長年の奴隷生活により、他人の愛を受け取る器が壊れてしまったアマネに無償の愛を注いでくれるロアン。 そんな彼に、だんだんとアマネも絆されてゆく。 溺愛わんこ攻め✖️不憫受けのファンタジーラブストーリーになる予定です。
    文字数 37,880 最終更新日 2025.12.13 登録日 2025.12.6
  • 20
    短編 完結 なし
    お気に入り : 1,655 24h.ポイント : 589
    植物チートを持つ俺は王子に捨てられたけど、実は食いしん坊な氷の公爵様に拾われ、胃袋を掴んでとことん溺愛されています 日本の社畜だった俺、ミナトは過労死した末に異世界の貧乏男爵家の三男に転生した。しかも、なぜか傲慢な第二王子エリアスの婚約者にされてしまう。 「地味で男のくせに可愛らしいだけの役立たず」 王子からそう蔑まれ、冷遇される日々にうんざりした俺は、前世の知識とチート能力【植物育成】を使い、実家の領地を豊かにすることだけを生きがいにしていた。 そんなある日、王宮の夜会で王子から公衆の面前で婚約破棄を叩きつけられる。 絶望する俺の前に現れたのは、この国で最も恐れられる『氷の公爵』アレクシス・フォン・ヴァインベルク。 「王子がご不要というのなら、その方を私が貰い受けよう」 冷たく、しかし力強い声。気づけば俺は、彼の腕の中にいた。 連れてこられた公爵邸での生活は、噂とは大違いの甘すぎる日々の始まりだった。 俺の作る料理を「世界一美味い」と幸せそうに食べ、俺の能力を「素晴らしい」と褒めてくれ、「可愛い、愛らしい」と頭を撫でてくれる公爵様。 彼の不器用だけど真っ直ぐな愛情に、俺の心は次第に絆されていく。 これは、婚約破棄から始まった、不遇な俺が世界一の幸せを手に入れるまでの物語。
    文字数 22,012 最終更新日 2025.8.28 登録日 2025.8.28
  • 21
    長編 連載中 なし
    お気に入り : 3,540 24h.ポイント : 525
    「あ…もう、駄目だ」プツリと糸が切れるように限界を迎え死に至ったブラック企業に勤める主人公は、目覚めると悪役令息になっていた。どのルートを辿っても断罪確定な悪役令息に生まれ変わったことに絶望した主人公は、頑張る意欲そして生きる気力を失い床に伏してしまう。そんな、人生の何もかもに絶望した主人公の元へ王国お抱えのエルフ様がやってきて───!? 【王国至宝のエルフ様×元社畜のお疲れ悪役令息】 ▼2025年9月17日(水)より投稿再開 ▼この作品と出会ってくださり、ありがとうございます!初投稿になります、どうか温かい目で見守っていただけますと幸いです。 ▼こちらの作品はムーンライトノベルズ様にも投稿しております。
    文字数 172,477 最終更新日 2025.9.28 登録日 2024.12.18
  • 22
    長編 連載中 R15
    お気に入り : 1,015 24h.ポイント : 489
    出来損ないと虐げられ追放されたオメガですが、辺境で運命の番である最強竜騎士様にその身も心も溺愛され、聖女以上の力を開花させ幸せになります 虐げられ、全てを奪われた公爵家のオメガ・リアム。無実の罪で辺境に追放された彼を待っていたのは、絶望ではなく、王国最強と謳われるα「氷血の竜騎士」カイルとの運命の出会いだった。「お前は、俺の番だ」――無愛想な最強騎士の不器用で深い愛情に、凍てついた心は溶かされていく。一方、リアムを追放した王都は、偽りの聖女によって滅びの危機に瀕していた。真の浄化の力を巡る、勘違いと溺愛の異世界オメガバースBL。絶望の淵から始まる、世界で一番幸せな恋の物語。
    文字数 56,734 最終更新日 2025.11.7 登録日 2025.10.12
  • 23
    長編 完結 R18
    お気に入り : 379 24h.ポイント : 461
    大嫌いな腹黒騎士から兄の代用品として抱き潰される俺の話 第二王子レグルスは王国最強の騎士アルタイルと政略結婚するよう強要されていた。 幼馴染の親友だと思い、レグルスはアルタイルを信頼していたが、裏切られたと絶望する。 婚約破棄をかけて決闘を挑むも敗北し、逃げようとして抗えば、手酷く凌辱されて抱き潰される。 アルタイルが想いを寄せているのは兄のはずなのに、なぜこんなにも執着されるのかわからなかった。 レグルスは容姿の似ている兄の代用品にされているのだと察し、兄の代わりなんて嫌だと抗い続ける――。 ※冒頭に無理矢理わからせる性描写あり。ケンカップル要素あり。 ※ムーンライトノベルズにも掲載しています(ランキング日間1位、週間1位、四半期8位を取得)。
    文字数 58,344 最終更新日 2025.11.5 登録日 2025.10.31
  • 24
    短編 完結 R18
    お気に入り : 0 24h.ポイント : 441
    ■先生の涙と湖の闇■サンプル版 💔 「お前の衝動を、まるごと俺が引き受けてやる。」 ⏱️ 【超短編だから、スキマ時間にサクッと読める!】   🌟ダウンロードはこちら↓ https://www.amazon.co.jp/dp/B0FW4TNHD3 *真珠まりで検索🔍️しても🆗です 通勤中、寝る前、わずかな時間で完結する、医師と患者の禁断のダークサイコ・ロマンス。 これは、若き患者の「狂気」と、医師の「献身」が交錯する、背徳の治療記録。 制御不能な「衝動」に苦しむ患者・羽生。 その衝動を抑えるため、医師・新城が選んだ道は、自身のすべてを差し出す「生贄(いけにえ)」となることだった。夜の帳が降りた湖畔で、二人は世の理性を捨てる。 ⛓️ 白衣を脱ぎ、支配の証を身につける新城。 羽生が求めるのは、完璧な仮面を剥がされ、快楽と苦痛に溺れた新城の「真の魂」。 新城が求めるのは、究極の受容と献身による、羽生の「衝動の完全な鎮静」。 その夜、湖水は二人の魂の解放と罪の代償を映し出す。 💧 愛か、依存か。治療か、倒錯か。 二人の運命は、夜明けと共に「永遠の証」となって刻まれる。魂の深淵に触れる、重厚な愛の儀式の結末を目撃してください。 極限の世界観を描く、ダークサイコ・ロマンス。 🔖 支配と服従 / 献身 / 医師と患者 / 生贄 / 救済 / 絶望的な愛 / 短編
    文字数 1,339 最終更新日 2025.12.13 登録日 2025.12.13
  • 25
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 122 24h.ポイント : 413
    やっと……やっと私は解放されるんだ……!! 私はこれまで生きてきた17年、誰に愛されることもなく生きてきた。母には殺されかけ、その後も死んだ方がましのような生活を送ってきた。そんな中で突然訪れたその好機に私は縋っていた。しかし、そこで私の視界は暗転し…… 絶望の縁に立たされた主人公が心の底から笑える日はくるのか、そしてその笑顔は誰のために……。 追記:外で見るのを注意して欲しい(イチャイチャ)ものには☆、★をつけておきます。☆が軽いもの、★は割とガッツリしています。
    文字数 390,250 最終更新日 2025.12.13 登録日 2025.4.25
  • 26
    長編 完結 なし
    お気に入り : 37 24h.ポイント : 371
    百年に一度、森の魔物へ生贄を捧げる村。 その年の供物に選ばれたのは、誰にも必要とされなかった孤児のアシェルだった。 死を覚悟して踏み入れた森の奥で、彼は古の守護者である獣人・ヴァルと出会う。 かつて人に裏切られ、心を閉ざしたヴァル。 そして、孤独だったアシェル。 凍てつく森での暮らしは、二人の運命を少しずつ溶かしていく。 だが、古い呪いは再び動き出し、燃え盛る炎が森と二人を飲み込もうとしていた。 生贄の少年と孤独な獣が紡ぐ、絶望の果てにある再生と愛のファンタジー
    文字数 44,190 最終更新日 2025.11.25 登録日 2025.11.5
  • 27
    短編 完結 R18
    お気に入り : 308 24h.ポイント : 355
    破滅フラグ回避のため皇太子を避けていた悪役令息の俺。だが彼は百回絶望した転生者で、俺を手に入れるためなら手段を選ばないヤンデレだった 「こんな破滅ルート、絶対に回避してやる!」 大人気BLゲームの悪役令息ルシアンに転生した俺。 メイン攻略対象の皇太子アシュレイに断罪される未来を避けるため、彼との関わりを徹底的に断つはずだった。 なのに、なぜか原作ではヒロインにしか興味を示さなかったアシュレイが、俺に異常な執着を見せてくる。 「俺から逃げるな、ルシアン。お前は俺の婚約者だ」 甘い言葉とは裏腹に、その瞳の奥には狂気的な独占欲が渦巻いていた。 実は彼もまた、すべての結末に絶望した転生者。 ゲームでは手に入らなかった唯一の存在――悪役令息である俺を、今度こそ手に入れるために。 逃げれば逃げるほど、彼の執着は加速していく。 これは、ゲームのシナリオを捻じ曲げ、運命の番(つがい)を手に入れようとするヤンデレ皇太子と、破滅フラグを回避したい悪役令息の、甘く狂おしい恋の物語。
    文字数 63,425 最終更新日 2025.11.4 登録日 2025.10.25
  • 28
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 15 24h.ポイント : 355
    ただただ普通の幸せを願っていた少年はバッドエンドのゲーム世界に転生した。 鬱展開を何度も何度もループしながら、たった一人でハッピーエンドを目指す。 ループを終わらせる鍵は親友との約束だった。 親友の幸せルートを目指している中で、だんだん見えてくる真実。 根本的に間違っていたのは…俺? ヒロインに恋して外道の限りを尽くした悪役当て馬キャラは今度こそ幸せを掴む。 『この結末がゲームというもののように変わるなら、君に変えてほしい…俺はどんな君でも味方でいるから』 美しき気高い銀髪の龍騎士✕ループ×回目の悪役当て馬転生者 人に興味がなかった龍は、たった一人の少年に恋をした。
    文字数 8,504 最終更新日 2025.12.13 登録日 2025.12.12
  • 29
    短編 完結 R15
    お気に入り : 92 24h.ポイント : 340
    残業中に異世界召喚され、男なのに妊娠できるオメガになって絶望していたら、最強無愛想アルファの運命の番として執着&溺愛されることになりました これは、絶望から始まる、至高の愛の物語。 もしある日突然、あなたのいる世界が、あなたの身体が、昨日までとは全く違うものになってしまったとしたら――? 主人公のアキトは、現代日本から理不尽にも異世界へ召喚され、男の身で子を宿す「オメガ」へと変貌させられてしまう。 彼のアイデンティティは無慈悲に砕かれ、孤独と絶望が心を支配する。 そんな彼の前に現れたのが、燃える魂を持つ最強の「アルファ」、カイエンだった。 カイエンは、圧倒的な強さの裏に深い孤独と過去の傷を隠し持っていた。 アキトは、カイエンの不器用な優しさに救われ、自身の知識と経験で彼を支えようと決意する。 惹かれ合う二つの魂。 しかし、それは決して平坦な道のりではなかった。 彼らの絆を試すかのように次々と襲い来る、悪意に満ちた策略、ギルドの存亡を賭けた戦い、そして世界の根幹を揺るがす巨大な陰謀。 互いを信じる心が揺らぎ、すれ違う痛み。 それでもなお、彼らは互いの手を離さない。 「お前は俺の運命の番だ」 その誓いは、ただの甘い言葉ではない。 過酷な運命に抗い、未来をその手で掴み取るための、魂の契約。 読み終えた時、あなたの胸にはきっと、誰かを強く愛することの尊さと、困難に立ち向かう勇気が灯っているはず。 愛が奇跡を起こす瞬間を、ぜひその目で見届けてください。
    文字数 18,221 最終更新日 2025.12.1 登録日 2025.11.21
  • 30
    長編 連載中 R15
    お気に入り : 34 24h.ポイント : 312
    愚か者。レネヴィー公爵の最大の汚点。周囲から常にそのように言われていたナーシュ・レネヴィー公爵令息は、言わずもがなの悪役令息だった。彼は、魔術学院の卒業パーティーで第二王子に婚約破棄を言い渡される。平民である〈聖女〉への虐めの首謀者としてパーティー内で告発された彼は、〈シナリオ〉通りに逆上し、〈聖女〉を殺そうとするはずだった。 「左様でございますか」 今の彼が、〈シナリオ〉を何十回も繰り返し、殺される記憶を取り戻さなければ。 彼は確信していた。もう一度死に戻れば、あの〈聖女〉の操演劇に付き合うことなく、自由な人生を送れると。 そして彼は、落下するシャンデリアの下敷きとなった。 ナーシュは3年ぶりの自室で目が覚めた。〈シナリオ〉の強制力で生まれた感情、婚約者に対する独占欲も、裏切られた時に感じた悲しみと絶望も。その全てが紛い物で、彼は舞台装置の一つでしかなかったのだ。ただ残ったのは、深い安堵。 そして、皮肉なことに〈聖女〉みずからが何十回も彼を手に掛けたことによって、今世では彼が〈聖女の魔力〉の持ち主となった。 「俺は──僕は、もう彼女のいいなりになどならない」 〈シナリオ〉の操り糸を断ち切った彼は、ようやく自由を手にする。 === ざまあx異世界BL。毎週1~2回、20:00更新。 ・(主人公にとって)ハッピーエンドに着地予定。BL要素は微量(同性婚が合法である程度、メインディッシュとしてBLが読みたい方は回れ右)。コメディー要素を追加しようとしましたが、シリアス全振りになりそうです。 ・見切り発車なので設定が都度都度変化します。ご容赦ください ・直接的な性描写は無いようにしますが、性的表現や差別的な言葉使いが飛び出る予定ですので、R15とさせていただきます。 ・n番煎じですが、こんなシチュエーションのざまあを書きたくなったので書きました。
    文字数 24,387 最終更新日 2025.12.12 登録日 2025.11.11