Submitted Novels
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691長編 連載中 R18お気に入り : 14 24h.ポイント : 7
神の廻廊と呼ばれる、人が神に昇華される際に通る道で一人の男が佇んでいた。彼の名はフェルガ・リーラス。生まれた世界で偉業を成し、その功績を讃えられ神格を得た彼は、この道を通り天界へ向かっている最中だった。生前の苦行も、功績も、愛した者たちも、全ての記憶を消し去り新しき神の雛として生まれ変わるための廻廊。彼もまた、自身のことを何一つとして思い出すことが出来ぬまま回廊を進んだ。彼は神になる。全知全能、全てのものの父にして母である貴き存在に。それはとてもす――「せんせい」声が、響いた。神となるモノ以外存在しえないはずの廻廊に、異物の声が。「先生」声はやがて闇の中で姿を作りフェルガの手を捕らえその体を掻き抱く。「先生、先生、逃がしはしません」その筋張った腕の力はとても強く、まさしく逃がしなどしないと、言外にも告げているようで。フェルガは少し呆けて、それから静かに名を呼んだ。「ライル」と。愛しき弟子の名を呼んだ。生前最強の魔術師として名を馳せた男が心残りだった弟子たちに会いに行くの話しです。CPはクソ重拗らせ弟子×計算高くて情に脆いツンデレ師匠になります。受けが攻めに会うまでがとにかく、とにかく、長くなってしまいました。※第10回BL大賞に参加させていただいています。応援して頂けますと幸いです。 文字数 46,780 最終更新日 2022.10.30 登録日 2022.10.16 -
692短編 連載中 R18お気に入り : 17 24h.ポイント : 7
木彫りの人形から人間になったピノキオは、父亡き後はたったひとりで質素に暮らしていた。 ある夜、そんなピノキオの家に旅人がやってきて「一晩泊めてくれ」と頼み込む。 あまり快く思えない男ではあったが、対価として金貨を寄越してくれたので、ピノキオは渋々ながら承諾する。 朝になると男は出立するが、ひょんなことからピノキオはまたしても旅人の男と出くわした。 そして、男はなぜかピノキオの気を引こうとしてきて、自分のことを話し始めた。 そして話を聞くうちに、ピノキオはあることに気づく。 この男が、最愛の父の死の遠因となった人物だという事実に… 童話のピノキオの後日談です ストーリーや設定は原作や児童向け絵本、某ネズミの国などいろいろな媒体を混ぜ合わせて書いてます 文字数 40,429 最終更新日 2024.3.14 登録日 2023.5.12 -
693長編 連載中 R15お気に入り : 7 24h.ポイント : 7
太平天帝国では5年ほど前から第一天子と第二天子によって帝位継承争いが勃発していた。 主人公、新田大貴子爵は第二天子派として広く活動していた亡き父の跡を継いで一年前に子爵家を継いだ。しかし、フィラデルフィア合衆国との同盟締結を取り付けた第一天子の功績が認められ次期帝位継承者は第一天子となり、派閥争いに負けた第二天子派は継承順位を下げられ、酷い場合は爵位剥奪のうえ、帝都江流波から追放された華族もいた そしても大貴その例に漏れず、邸宅にて謹慎を申し付けられ現在は華族用の豪華な護送車で大天族の居城へと向かっていた 即位したての政権が安定していない君主と没落寸前の血筋だけは立派な純血華族の複雑な結婚事情を描いた物語 文字数 49,920 最終更新日 2024.4.18 登録日 2023.2.1 -
694長編 完結 R18お気に入り : 6 24h.ポイント : 7
俺は絶対に諦めない。 雪が描いた夢を、夢で終わらせない為にーー。 本編の主人公ー望月 紫夕(もちづき しゆう)ーは、仮死状態になってしまった恋人ー真白 雪(ましろ ゆき)ーを救う為、新たな人生を歩み出したーー。 【前回までのあらすじ】 何がキッカケかなんて分からない。 俺が生まれて、物心ついた時から、この世界には魔物と言う恐ろしい怪物が居る世界だったーー。 そんな世界を救う為に国が創った特殊機関 ー守護神(ガーディアン)ー。 彼らは唯一魔物に対抗出来る武器ー魔器(マギ)ーを手に、今日も戦いに明け暮れていた。 主人公、望月 紫夕(もちづき しゆう)もその1人で特殊部隊の第1隊長。 紫夕はある日の任務で、1人の白髪の少年を保護する。その少年こそ、後に恋人となる真白 雪(ましろ ゆき)との出逢いだった。 雪は母親が亡くなってから引き取られた先で性的虐待を受けており心を閉ざしていたが、紫夕に引き取られ、愛し愛され恋を知り、また素敵な仲間達に囲まれて過ごす日々の中で、徐々に心を開き咲かせていく。 しかし、紫夕の父親の仇である橘 涼夜(たちばな りょうや)が雪の父親である事が判明。 橘は守護神(ガーディアン)の研究員で、なんと息子である雪は、その研究の成果の末に生まれた人型魔物だった。 様々な葛藤はあったものの、その事実を知っても雪への変わらない愛を確信した紫夕は、人型魔物で生まれたが故に短命である雪を救う為に、橘に対決を挑んだ。 だが、そこで現れたのは亡くなった筈の紫夕の父親である三月(みづき)。なんと橘は三月の骸を魔物に変え、親子である二人を対決させようと企んでいたのだ。 戸惑う紫夕の代わりに「オレが三月さんを救う」と、三月に戦いを挑む雪。 かつて三月と、雪の母親であるサクラは恋仲にあった。 サクラにそっくりな容姿を持つ雪の手によって、三月は人の心を取り戻し安らかな眠りへ……。 めでたし、めでたし、と思われたが。その時すでに肉体が限界を迎えていた雪は、倒れて意識不明の重体に…………。 愛おしい人、雪を失う事を恐れた紫夕は、なんと自分が最も嫌っていた仇……橘の手を取り、仮死状態の雪を救う為に動き出したのだった。 この物語は果たして純愛か狂愛かーー? 守護神(ガーディアン)第1部隊隊長 望月 紫夕(もちづき しゆう) × 虐待により心を閉ざした少年 真白 雪(ましろ ゆき) 二人の想いは、果たしてどんな結末を迎えるのかーー……? 前作「スノウ」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/704526180/374682869 【表紙絵&挿し絵担当】 弐0 Hearts 様 文字数 436,931 最終更新日 2023.10.17 登録日 2023.3.24 -
695長編 完結 R18お気に入り : 55 24h.ポイント : 7
主人公長谷部春人(はせべはると)は、車の部品工場を家族で経営していたが、 工場長であった父親が急に病気で倒れ、悩んでいるところ、あるヤクザのチンピラ、 浅木桂介(あさぎけいすけ)が彼の元へ現れ、父親が闇金融に手を出していて莫大な借金を抱えていた ことを知る。 そして工場がもう立ち行かなくなっていることがわかり、借金を返すために 働けなくなった父親の代わりに、春人がヤクザに紹介された ゲイバーで働くことになる。そこで様々な出会いや変化が起きる。 ※注意 現在の暴対法を無視して話を書いています。ご了承下さい。 文字数 138,038 最終更新日 2022.5.8 登録日 2021.12.16 -
696長編 完結 R18お気に入り : 268 24h.ポイント : 7
貴公子アミーユは、士官学校を首席卒業し、王都の伯爵邸へ戻るも、待っていたのは領地の北方への追放だった。 王都を去る道中、山賊ダンに捕まり、「お前は俺が拾う。その命、俺のために使え。父親を殺して、爵位を奪え」と解放される。 文武に秀で、αを自認していたアミーユだが、ダンとの再会で、Ωと判明する。 残酷に見えたダンは、意外にもアミーユを優しく大事に扱ってくる男だった。 アミーユは利用されていると知りながら、ダンを一途に愛するようになる。 そんななか、自分が前世で演じた『逆賊アミーユ』の人生をなぞっていると気づく。 『逆賊アミーユ』とは、一軍人から宰相まで上り詰め、王位簒奪をもくろむも、国王に倒され幽閉される悪役主人公。 アミーユには王宮での政争など興味もなく、常に王都から逃げ出したいのだが、ダンがそれを阻む。 次第に王都は革命の機運に巻き込まれ、アミーユとダンの運命は傾いていく。 ※男性妊娠表現、暴力表現、残酷表現、レイプ未遂、あり。 文字数 152,593 最終更新日 2023.3.29 登録日 2023.3.16 -
697ショートショート 完結 R15お気に入り : 95 24h.ポイント : 7
運命のつがいは年若い叔父だったーーーオメガの直央は15歳のある日、叔父の前でヒートを起こしてしまう。行為は未遂に終わるが、その後叔父は直央の前から姿を消した。 オメガの甥とアルファの叔父は再会してつがいになるが、そこに恋愛感情は無かった。 運命のつがいが余命宣告を受け死を迎えるまでを看取ったオメガが、ベータ男性との結婚を控えて過去を語るお話し。 ※こちらは『派遣Ωは社長の抱き枕〜エリートαを寝かしつけるお仕事〜』番外編”一也の新しい恋"に登場する金子直央の過去のお話しですが、単独でもショートショートとして読むことができます。 文字数 3,434 最終更新日 2021.11.30 登録日 2021.11.30 -
698長編 連載中 R18お気に入り : 26 24h.ポイント : 7
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699ショートショート 連載中 R18お気に入り : 107 24h.ポイント : 7
母親が再婚した。 新しいお義父さんは、優しそうな人だった。 その人の連れ子で1歳上のお兄さんも優しそう ずっと一人っ子だったおれは、兄弟に憧れてた。 しょうもないことで喧嘩したり、他愛もない話をしたり、一緒にお菓子を食べたり、ご飯も1人で食べなくていいし。 楽しみだな… って、思ってたんだけど!!! 確かに仲のいい兄弟に憧れはあったけど!!! え、兄弟ってこんなに距離近いの? 一緒にお風呂に入ったり、一緒に寝たり?? え、これって普通なの!? 兄弟ってこれで合ってる!?!? 文字数 3,210 最終更新日 2021.12.24 登録日 2021.12.21 -
700長編 連載中 R18お気に入り : 37 24h.ポイント : 7
父の死により亡くなった母の父、宇野咲の祖父の家に行く事になった宇野咲 空叶(ウノサキ クウト)。志望していた高校を断念し、祖父母が紹介してくれた学園に行く事になった。その学園は四天王がいる所だった。入学して数週間が経った頃、宇野咲の机に黒い封筒が置いてあった。中身を確認すると紙の真ん中にデカデカと『宇野咲 空叶 姫に決定』と書かれていた。それを見た瞬間教室の外から叫び声が聞こえ宇野咲も見に行くと四天王がこちらに向かって来ていた。自分のクラスの前を通るのかと思ったが何故か四天王は宇野先の前に来た。四天王のリーダー格が宇野咲の手を引く。四天王しか入れない部屋に入れられる。部屋に入った途端四天王の態度が一気に変わる。何故か宇野咲が四天王に気があると思われ宇野咲は泣きながら否定をし続ける。四天王に気が無いとわかると何故か全員が口を揃えて宇野咲が卒業するまでに自分達を好きになってもらうと言われる。果たして宇野咲は無事卒業出来るのか。 ※主人公総受け・3~5Pになる可能性あり・受け溺愛攻め・俺様攻め・チャラ男攻め・敬語攻め 文字数 9,921 最終更新日 2022.11.24 登録日 2022.11.23 -
701短編 連載中 R18お気に入り : 81 24h.ポイント : 7
クソな父親とクズな母親。毎日を生きていくために援交を繰り返す雅弥(みやび)。今日の相手を探していると、やたら顔の良い男に声をかけられる。「お前、声掛け待ち?」「おにーさん、どーお? カッコイイから安くするよ?」片手を広げて笑って見せた。 文字数 5,692 最終更新日 2020.12.11 登録日 2020.12.11 -
702長編 連載中 R18お気に入り : 261 24h.ポイント : 7
特殊な家系の血筋に生まれたが、その能力を受け継げなかったが故に、父親に見捨てられ、母親は夫を愛し過ぎていたいたが故に、正気を失ってしまう。 残された子供の長男である|伊槻《いつき》|悠虎《ゆうと》は、幼い妹と弟と共に児童福祉施設へと放り込まれた。 世間の冷たさを浴びたが故に、人間不信の塊となった|悠虎《ゆうと》が、ゆっくりと甘えるコトを覚える話しです。相手は、力と権力と金に満たされつつも、何かに常に餓えている|紫條《しじょう》|彪煌《あきら》。とにかく、恋を覚えた途端に偏愛が始まります。はっきり言って、|悠虎《ゆうと》の苦労譚的なところ満載です。中身はかなり予定は未定で進む予定ですが、|彪煌《あきら》がとにかく|悠虎《ゆうと》をむさぼる、まさにBLを目指してます。ゆえに、途中から容赦なしのR18に突入する予定です。 文字数 139,002 最終更新日 2020.11.25 登録日 2020.10.26 -
703長編 完結 R18お気に入り : 32 24h.ポイント : 7
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704短編 完結 R18お気に入り : 13 24h.ポイント : 7
ケーキであるヴィクトルは、ずっとフォークである叔父のアーデベルトに『食べられたい』と願っていた。 ところが、アーデベルトは適当な理由をつけてなかなか受け入れてくれない。 そんなアーデベルトに業を煮やしたヴィクトルはついに強硬手段に出る。 「ケーキの俺は異世界でスパダリ公爵様に溺愛されている」のスピンオフです。 元の読んでいなくても問題ありませんが、ご興味があればぜひ読んでみてください! ※このお話はケーキバースの設定をお借りしています 文字数 9,610 最終更新日 2023.9.16 登録日 2023.9.16 -
705短編 連載中 R18お気に入り : 571 24h.ポイント : 7
大学進学も決まり順風満帆だった高校三年生の秋、親友だと思っていた相手に変異種Ωにされたαのお話。 ヘタレαシリーズ 笹部陸の孕親と父親のスピンオフ。 一旦書き流してから加筆修正予定です。 αの中でも選ばれた人間しか通うことが出来ない優生学園に入学した穂高千里は、初等部の頃から誰も無し得なかった初中高の三冠生徒会長になるべく努力を惜しまずそれを遂行してきた生真面目α。 生徒会長の座も退き、大学推薦も決まり、そのまま官僚エリートコース一直線。今後の人生設計も安泰だったはずなのだが、それを長年支えてくれていた親友の笹部鋼に突然変異種Ωにされてしまい台無しにされてしまう。 「そこに直れっ、このバカネがぁぁっ」 「ちーちゃん、落ち着きなよ~」 表紙イラストは、大好きなもなかさん(@monaka_mfmfwnk)にリクエストした高校生の鋼です♡ 文字数 138,914 最終更新日 2022.12.2 登録日 2018.10.30 -
706短編 連載中 なしお気に入り : 6 24h.ポイント : 7
高校1年の夏を迎えた白崎郁人(しらさきいくと)は幼馴染の佐波一哉(さなみいちや)と学校からの帰宅途中、ふと彼との出会いを思い返していた。 郁人が、研究者である父親と2人で幽霊屋敷と名高い家に越してきたのは小学4年の時だった。そこで黒髪黒目の可愛らしい少年に出会う。幼さの中に見え隠れする自嘲気味な笑み。大人びた言動。どこか目を惹く少年。それが一哉だった。 友人として、より以上に近くで一緒に過ごす2人だったが、一哉には郁人に話せないある秘密があり……。 文字数 79,704 最終更新日 2024.4.21 登録日 2021.9.18 -
707ショートショート 完結 R18お気に入り : 11 24h.ポイント : 7
受け1人と攻め3人の四人組の話。 文字数 1,095 最終更新日 2023.5.28 登録日 2023.5.28 -
708長編 完結 R18お気に入り : 43 24h.ポイント : 7
トリスは幼少期から叔父のガイアに想いを寄せていた。だがガイアは親友ザグの恋人と政略結婚をし、辺境伯となる。軍人を目指し養成所で暮らしていたトリスは想いが叶わないことにイラついて何もかもに反発した。貴族に生まれ将来安泰なはずのトリスの未来が狂って行く。 ※注意事項 (箇所指定なし) R18、性表現、暴力、薬物使用、道具使用、女性と絡む行為、あります。 主人公を苦しめて行くお話なのでご注意下さい。最後には救います。 貴族とか軍のあれこれとか苦手です。いろいろ目を瞑って頂けるようお願いします。 全22話 文字数 51,331 最終更新日 2021.9.22 登録日 2021.9.1 -
709短編 完結 なしお気に入り : 13 24h.ポイント : 7
男子校で教師を務める純は新入生の蒼汰に一目惚れ。好きになってはいけないと思いながらも諦めることができない。その蒼汰にはいくつかの謎があり、それは中学時代の出来事に秘密があるようだった。そんなある日、純と蒼汰が付き合ってるという噂を聞いた生徒の父兄からクレームが入り、純は蒼汰と距離をとろうと決意するが・・・。 文字数 40,112 最終更新日 2024.3.17 登録日 2024.3.4 -
710長編 完結 R18お気に入り : 57 24h.ポイント : 7
鈍感で真面目なノンケ隊長が、向けられる純粋な好意と献身に少しずつ絆されて、 友情だったはずのものが、次第に変わってゆくお話。 軽口を叩きながらのえっちシーンがたくさん入ってます。 ※リバがあります。 1話 騎士団長の忠告 2話 蟻と王都と祝い酒 3話 青天の霹靂 4話 後悔に溺れる[R-18] 5話 花のような[R-18] 6話 こぼれた水 7話 二度目と、初めて[R-18] エピローグ 騎士の名にかけて ↓中身はこんな感じです。 魔物と、それを倒す騎士団のいる世界で、小貴族の三男坊で金髪碧眼イケメンのレインズ(13)は、騎士団で剣術指導を担当する父を持ちつつも、自分本位な性格から自身は騎士には向いてない、と気楽な学生生活を送っていた。 夢や生きる目的はなくとも、大した不満もなく過ごしていたある日、たまたま目にした剣の試合で、同い年の少年の、強く優しくひたむきな眼差しに強く惹かれてしまう。 親の勧めもあり入寮を条件に騎士団の幹部候補生を育てる学校に入学したレインズは、中等部の頃ずっと見つめていた少年ルストックに再会する。 魔物から彼を助けたのがきっかけで、ルストックと親交を深めてゆくレインズ。 自分の気持ちが恋心だと気付いても、それを告げることができないまま、ともに学生時代を過ごし、ともに騎士団に入り、ともに小隊長へとなってしばらくした頃、ルストックから「好きな子ができた」と告げられる。 親友のため、告白のアドバイスからデートの世話まで甲斐甲斐しく世話を焼くレインズ。 ルストックが幸せならそれでいい。 そう思い、自分の気持ちに蓋をするレインズだったが、ある日、ルストックの妻子は王都を襲った魔物によって、ルストックの目の前で喰われてしまう。 自棄になり敵討ちに暴走するルストックと、それを庇って大怪我を負うレインズ。 ルストックの、レインズへの恩は日々重く積み重なり、 レインズの、ルストックへの想いもまた、封ができないほどになっていた。 『囚われの勇者』シリーズのスピンオフ作品ですが、元シリーズは読んでいなくても楽しめます。 ※勇者達は、ほとんど出ません。 文字数 211,724 最終更新日 2023.11.24 登録日 2022.2.10 -
711長編 連載中 R18お気に入り : 171 24h.ポイント : 7
※この話はR18です。直接表現や残酷な描写が多いですのでお気を付け下さい。 『レベルが1上がりました』 レベルが1からずっと上がることのなかったルネ・ソエルに待望のレベルアップの声が聞こえたのは、自分の父親に犯された時だった。 ルネのレベル上げに必要だったのは男に抱かれることだったのだ。 同じ人間からは一度しかレベル上げが出来ないと知ったルネは、村を飛び出して街で男娼を始め、着実に経験人数を増やしてレベルを上げていく。 そんなある日、自分のレベルの高さが勇者と魔王にバレて……。 ※主人公総受けですが、最後には固定カプとなります。 ※肌色多めです。苦手な方はすみません。 文字数 52,221 最終更新日 2022.8.30 登録日 2021.10.23 -
712長編 完結 R18お気に入り : 223 24h.ポイント : 7
この世界は、αとβとΩで出来てる。 生まれながらにエリートのαや、人口の大多数を占める『普通』のβにはさして意識するほどの事でもないだろうけど、俺たちΩにとっては、この世界はけして優しくはなかった。 今日も寝坊した。二学期の初め、転校初日だったけど、ワクワクもドキドキも、期待に胸を膨らませる事もない。何故なら、高校三年生にして、もう七度目の転校だったから。 βの両親から生まれてしまったΩの一人息子の行く末を心配して、若かった父さんと母さんは、一つの罪を犯した。 小学校に入る時に義務付けられている血液検査日に、俺の血液と父さんの血液をすり替えるという罪を。 従って俺は戸籍上、β籍になっている。 あとは、一度吐(つ)いてしまった嘘がバレないよう、嘘を上塗りするばかりだった。 俺がΩとバレそうになる度に転校を繰り返し、流れ流れていつの間にか、東京の一大エスカレーター式私立校、小鳥遊(たかなし)学園に通う事になっていた。 今まで、俺に『好き』と言った連中は、みんなΩの発情期に当てられた奴らばかりだった。 だから『好き』と言われて、ピンときたことはない。 だけど。優しいキスに、心が動いて、いつの間にかそのひとを『好き』になっていた。 学園の事実上のトップで、生まれた時から許嫁が居て、俺のことを遊びだと言い切るあいつを。 どんなに酷いことをされても、一度愛したあのひとを、忘れることは出来なかった。 『Ωである俺』に居場所をくれたのは、貴男が初めてのひとだったから。 文字数 86,976 最終更新日 2019.11.1 登録日 2019.10.14 -
713短編 完結 R18お気に入り : 97 24h.ポイント : 7
五歳で父親が無くなり、七歳の時新しい父親が出来た。 中1の雨の日熱を出した。 義父は大工なので雨の日はほぼ休み、パートに行く母の代わりに俺の看病をしてくれた。 それだけなら良かったのだが、義父は俺を犯した、何日も。 晴れた日にやっと解放された俺は散歩に出掛けた。 連日の性交で身体は疲れていたようで道を渡っているときにふらつき、車に轢かれて、、、。 目覚めたら豪華な部屋!? 異世界転移して森に倒れていた俺を助けてくれた次期辺境伯の第四王子に愛される、そんな話、にする予定。 ⚠️最初から義父に犯されます。 嫌な方はお戻りくださいませ。 久しぶりに書きました。 続きはぼちぼち書いていきます。 不定期更新で、すみません。 文字数 21,143 最終更新日 2023.5.3 登録日 2022.11.16 -
714短編 完結 R18お気に入り : 140 24h.ポイント : 7
ある王国の次期国王である獅子獣人の青年。筋骨隆々で人望厚い彼だが異性との親密な付き合いにトラウマがあり、成人を過ぎても中々伴侶を娶ろうとしない。 ある日、彼の父親が、異性じゃなければ良いのだろう、と何処からか見つけてきたあどけないユキヒョウの男娼を連れてくる。彼の身体からは本来雌から漂うはずの匂いがして…… 自分をただの雄としてみてくれる存在を求めていた獅子獣人と、特異な体質の自分の全てを受け入れてくれる存在を求めていたユキヒョウ獣人のお話。 *ガッツリ性描写があるため、苦手な方はご注意ください。濡れ場:ストーリー = 5:5 くらい(適当) *この作品の1話完結版をpixiv、ノクターンノベルズに投稿しています。 文字数 52,529 最終更新日 2021.11.20 登録日 2021.10.31 -
715長編 完結 R18お気に入り : 53 24h.ポイント : 7
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719長編 連載中 R15お気に入り : 86 24h.ポイント : 7
※更新停止中※ 煌威は煌龍帝国皇帝を父に持つ、第一皇子で皇太子だ。父親の地位から異母兄弟が多かったが、煌威は絵に描いたような文武両道の見目もいい皇太子で、さらに皇位は世襲制の為に次期皇帝が約束されているも同然だった。 ――ただ一つだけ。初代皇帝に瓜二つの従兄弟、紅焔の存在が煌威を惑わす。 煌威は、密かに紅焔こそが次期皇帝に相応しいと考えていた。惚れている、と言ってもいい。 何としても、どんなことをしてでも紅焔を皇位につけたいと望む一方で、これは民に対する裏切りだと苦悩する煌威だったが、進められていた北方の遊牧民族・北戎との条約会談で、自分だけではないそれぞれの狂気を知ることになる。 *…BL的なシーン有り 【注】BLに分類していてR-15にしていますが、BL要素はLvを5段階で表すならLv.3あたり。性交渉の明確な描写は無いけれど、そこに至る寸前の描写、匂わせる描写があります。少し暴力・残虐表現もあるので、苦手な方はお気をつけください。 ※こちらが先行で、小説家になろうにも掲載中。 文字数 99,774 最終更新日 2021.1.25 登録日 2018.12.7