Submitted Novels
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1長編 連載中 なしお気に入り : 1,472 24h.ポイント : 8,450
アシェルはオルシア大国に並ぶバーチェラ王国の侯爵令息で、フィアナ王妃の兄だ。しかし三男であるため爵位もなく、事故で足の自由を失った自分を社交界がすべてと言っても過言ではない貴族社会で求める者もいないだろうと、早々に退職を決意して田舎でのんびり過ごすことを夢見ていた。 しかし、そんなアシェルを凱旋した精鋭部隊の連隊長が褒美として欲しいと式典で言い出して……。 静かに諦めたアシェルと、にこやかに逃がす気の無いルイとの、静かな物語が幕を開ける。 「望んだものはただ、ひとつ」に出てきたバーチェラ王国フィアナ王妃の兄のお話です。 このお話単体でも全然読めると思います! 文字数 216,344 最終更新日 2025.1.31 登録日 2024.3.2 -
2長編 連載中 R18お気に入り : 2,447 24h.ポイント : 3,579
*同性結婚が認められる世界線。 体が弱く箱入りお坊ちゃんであった侯爵家子息ウリート。これではいけないと家の為に条件の良い結婚を望み社交界へと乗り出してみる事にした。 周囲の婦人達からそうとは知らずお相手と勧められるのは国一番の最強と言われる騎士団長ヒュンダルン。 家庭教師として独り立ちしようとするウリートに手を差し伸べてくれる優しくも男らしいヒュンダルンに憧れを抱くウリート。 社交界の一員として高貴な貴婦人達に優しく緩く色々と、時にはそっと手を差し伸べられながら憧れのヒュンダルンと何故か一緒になりました… ウリート 侯爵家子息 体が弱く過保護な家族達から 家の外に出してもらえず、 立派な世間知らず。 身体は弱くとも少し線の 細い中肉中背 ヒュンダルン国最強の騎士団長 高身長、整った感じの一見 強面 結婚したら妻を溺愛したい と思っている R18に*を入れます。 後半、これでもかって言うほど甘やかせてみたいです…… 途中無理矢理表現入りますが注意つけるので苦手な方は飛ばしてください。 文字数 258,740 最終更新日 2025.2.1 登録日 2024.4.18 -
3長編 連載中 R18お気に入り : 2,424 24h.ポイント : 213
伯爵家の次男、レオナルド・カルミアは人嫌いで有名である。学院の入学を拒否し、家庭教師を雇わせて卒業資格だけ手に入れた。その後は伯爵領に籠り仕事をしているだけで社交界には年に一度、家族の付き添いがなければ顔を出さない変わり者。――という印象を与えることを長兄セドリックにより提案され、実行したことにより、レオナルドは知らぬ間に「BLゲームの悪役令息」の破滅ルートを回避していた。 兄の提案により「BLゲーム」に関わることを回避したレオナルドは、この世界がBLゲームであるということを知らされないまま、のんきに生きていた。 そして、長兄が海外出張の為、伯爵領を離れている時に事件は起きた。弟のアルフレッドがサザンクロス侯爵家の嫡男、ジェイド・サザンクロスの婚約者を寝取り、妊娠させたという手紙が届き、条件に応じなければ伯爵家は莫大な借金を背負うことになってしまう。借金を回避する為にジェイドを説得しようとするが……。 ※ムーンライトノベルズにも投稿をしています。 ※R指定の要素には一部強引な言動等の描写を含むことがあります。(11/3 注意事項 追記) ※11/30 本編完結しました。 ※第二部→外伝4に変更しました。 文字数 184,767 最終更新日 2025.1.2 登録日 2021.10.27 -
4長編 完結 R15お気に入り : 217 24h.ポイント : 198
長年王家を支えてきたホワイトローズ公爵家の三男、リリー=ホワイトローズは社交界で“氷のプリンセス”と呼ばれており、悪役令息的存在とされていた。それは誰が相手でも口を開かず冷たい視線を向けるだけで、側にはいつも二人の兄が護るように寄り添っていることから付けられた名だった。 ある日、ホワイトローズ家とライバル関係にあるブロッサム家の令嬢、フラウリーゼ=ブロッサムに心寄せる青年、アランがリリーに対し苛立ちながら学園内を歩いていると、偶然リリーが喋る場に遭遇してしまう。 『も、もぉやら・・・・・・』 『っ!!?』 果たして、リリーが隠していた彼の秘密とは――!? 文字数 98,960 最終更新日 2022.8.7 登録日 2022.5.5 -
5長編 連載中 R18お気に入り : 3,652 24h.ポイント : 177
国一番の麗人と名高い侯爵令息─エリス。彼は貴族の子女達をその甘いルックスと男前な性格で無意識に垂らし込んでしまうことから「小悪魔令息」と呼ばれていた。 そんな彼の長年の片想いの相手は大国─オリシヲンの大将軍シモン・エリュクロイ。 彼は「1人で百の兵士に値する」実力者で、人柄も良く、顔立ちも男らしいことから、国中の誰からも人気があった。 けれど、そんな彼に対してエリスはなかなか素直になれず、彼と顔を合わせた社交界では毎回彼に冷たいもの言いをしてしまう。 (駄目だ、これは絶対嫌われてる) 落ち込むエリス。そんな彼にある日見合い話が舞い込み、流れでとある令嬢とお見合いすることに。 ──あの小悪魔令息がついにお見合いをしたらしい と貴族の間でも話題になってしまい戸惑うエリス。 そんな彼にいつも余裕綽々でいるシモンだったが、何故かその日のパーティーでは、余裕のない様子で、エリスの傍から離れようとせず──…。 エロ×コメディ×恋愛物語開幕! 文字数 213,612 最終更新日 2024.6.12 登録日 2022.9.13 -
6長編 完結 R18お気に入り : 1,379 24h.ポイント : 170
【オメガバース・R18】 ◇本編完結済・5/1〜7まで、子ども世代の番外編完結章を連載します。 深谷結糸(17)は、オメガであることを隠して生きている。そんな結糸が仕えているのは、美しき盲目のアルファ・国城葵(19)。ただの男として生きていたいと思っているのに、どうしても結糸は葵に強く惹かれてしまう。ずっとこのまま、ただの使用人として葵のそばに仕えていたいと願いつつも、葵に『選ばれたい』という本能的欲求は募るばかり。そんな折、二十歳を迎える葵に、視覚再生手術の話が持ち上がる。同時に、葵の兄・蓮(25)は、社交界デビューを控えた葵に見合う、上質なオメガのパートナーを決めると言い始め……。 ◆このお話は、オメガバースの世界観を拝借しております。男性の妊娠出産を匂わせる描写がありますので、苦手な方はご注意ください。 文字数 454,291 最終更新日 2024.7.31 登録日 2017.5.7 -
7長編 完結 R18お気に入り : 1,256 24h.ポイント : 99
ニーノは真面目眼鏡と言われる公爵家の次男。質実剛健な宰相の一族に産まれ、家族全員真面目眼鏡。真面目眼鏡に嫌気がさしたニーノははっちゃける。だが、はっちゃけたいが身バレは困る。七三眼鏡で隠れた美貌を露わにし、美少女になって社交界をブイブイ!バカな男にチヤホヤされて上機嫌!王弟からまさかのプロポーズ?ヤバイ! 文字数 80,763 最終更新日 2022.12.19 登録日 2022.12.3 -
8長編 連載中 R18お気に入り : 172 24h.ポイント : 78
「何もできないΩどころか、ろくな嫁ぎ先も選べる魅力もない、Ωとしてもできそこないの無能め」 これは実の父に何度も言われてきた。母は僕が生まれてすぐ亡くなったため、子爵家の当主である父に逆らえる人はいないし、第二性別として才能溢れる所謂上位層のα(アルファ)と違い、発情期で周りを困らせるばかりか、中間層とも言われる所謂一般人のβ(ベータ)にも及ばない才能なしとして差別対象になりやすいΩ。 これが女の子だったなら寧ろ妊娠のしやすい理想の嫁として、後継ぎを望む貴族に歓迎されるだろう。でも男である僕はただαやβの女性と変わらない確率で、違いと言えば男でありながら妊娠できると言うだけでメリットはない。 とはいえ、僕に関しては女の子であってもだめだったかもしれない。何故なら僕の発情期は、僕自身ただ体が多少熱っぽくなるだけなのに、第二性別関係なく周りをフェロモンで狂わせるという普通ではないΩなのだから。そのおかげで周りとの関わりを遮断させるきっかけとなり、社交界からは逃げられ、老いを早めるデメリットのある抑制剤入らずで、長生きができそうではあるけれど。 まあ僕は結局のところ抑制剤の効かない体質らしいから、迷惑にしかならない無能Ωとしてより人との関わりを断たれて、父に暴言暴力を振るわれる毎日。もはや何のために生きてるのかすらわからない。 元々僕の父はろくでなしな人だ。気に入らないことがあれば、僕じゃなくても自分が目下と判断した人に限り、誰彼関係なく辛く当たるのだから。そんな親を持ち、自分に自信もないせいか、いつしか僕はこんな父ではない理想の父を思い描くことで日々の辛さを誤魔化していた。 そんな日に終わりを告げたのは僕が結婚可能な年になった16歳のこと。 「できそこないのお前にお似合いな、できそこないαとの婚約が決まったぞ。地位や権力だけはあるからな、初めてお前が役に立ちそうだ」 この日僕はようやくこの家を出ることができた。そして出会う。幼い頃から憧れた理想の父に。 それはぽっちゃりで目元に隈を作り疲れ切った顔をしたαで公爵家の僕の婚約者になった人。その人に第一印象とかそういうのではない心からこの人だと思う安心感のようなものを感じた僕は、ずっと夢見た存在が目の前にいると感激し、勢いよく放った最初の言葉は 「僕のパパになってください!」 その一言だった。 第12回BL大賞エントリー作品です。ぜひ応援ご感想お願いします。中傷誹謗はお控えください。 文字数 22,956 最終更新日 2024.10.24 登録日 2024.10.12 -
9長編 完結 R18お気に入り : 428 24h.ポイント : 63
オメガの騎士は性別をアルファだと偽っていた。取り巻くのは事情を知らない同僚の騎士たちや社交界の面々。協力者は、添い寝でアルファのフェロモンを付けてくれる義理の弟と、抑制剤を処方してくれるお医者様だ。オメガだとバレたら騎士として認めてもらえない。夢を追うことは、本当は許されない事なのかもしれない。迷う日々の中、運命の番の騎士が赴任してきて、体に熱がともる。 ※総受け・攻め4人(本番Hは本命のみ)。モブレ未遂アリ。サスペンス風味。 ※IFはエロ詰めです。随時追加予定。 リクエスト受付は終了させていただきます……!! ありがとうございました!! 文字数 166,708 最終更新日 2023.11.27 登録日 2023.10.26 -
10長編 完結 R18お気に入り : 43 24h.ポイント : 56
上流階級・藤原家の子息である、藤原 昴(ふじわら すばる)は、社交界の人気者だ。 美貌に教養、優れた美的センスの持ち主で、多彩な才覚を持っている。 甘やかされ、ちやほやされて育った昴は、わがまま子息として華やかに暮らしていた。 ただ一つ問題があるとすれば、それは彼がすでに故人だということだ。 第二性がオメガである昴は、親が勝手に決めた相手との結婚を強いられた。 その屋敷へと向かう道中で、自動車事故に遭い短い人生を終えたのだ。 しかし昴には、どうしても諦めきれない心残りがあった。 それが、彼の専属執事・柏 暁斗(かしわ あきと)だ。 凛々しく、寡黙で、美しく、有能。 そして、第二性がアルファの暁斗は、昴のわがままが通らない唯一の人間だった。 少年以上・青年未満の、多感な年頃の昴は、暁斗の存在が以前から気になっていた。 昴の、暁斗への想いは、タイムリープを繰り返すたびに募る。 何とかして、何としてでも、彼と結ばれたい! 強い想いは、最後の死に戻りを実現させる。 ただ、この七回目がラストチャンス。 これで暁斗との恋を成就できなければ、昴は永遠に人間へ転生できないのだ。 果たして、昴は暁斗との愛を育み、死亡ルートを回避できるのか……? 文字数 97,216 最終更新日 2024.12.10 登録日 2024.10.30 -
11長編 完結 R18お気に入り : 160 24h.ポイント : 49
「主、俺をよしよししろ」 「ポメラニアンの癖に、こいつクッソかわいげねえ~足組んでんじゃねえよ。あと、そのちんちくりんの身体で喋んな、ポメが!」 ラーシェ・クライゼルは、自分が妹の書いた容赦のないBL小説の悪役令息に転生したということを、最悪なタイミングで思い出した。最悪なタイミングとは、元傭兵の現護衛ゼロ・シュヴェールトに呪いをかけたというタイミング。 自分は、主人公に惚れてわがものにするべく主人公CPたちにちょっかいをかける当て馬悪役令息。そして、社交界での横暴な態度、家での素行の悪さや諸々が祟って勘当を言い渡されてしまう。挙句の果てには道で暴漢に襲われ、当初主人公を抱く気でいたのにもかかわらず、自分が掘られる側になってしまいモブに快楽づけにされてしまうというエンドを迎える。 このままでは、モブ姦まっしぐら! どうにかしなければと記憶を思い出したが矢先に立ちはだかるは、自分に復讐するであろう護衛に呪いをかけてしまったということ。ガタイの良かった護衛ゼロは、ラーシェの呪いのせいでなぜか非力なポメラニアンになってしまっていた。しかも、その呪いはゼロを愛さないと解けないようで…… 悪役回避のためには、虐げてきた人たちの好感度を上げることが最優先。ラーシェは無事に、悪役モブ姦エンドを回避できるのか。 そして、呪いを解くためにラーシェとゼロはだんだんとお互いの距離が近づいていって――? ※亜種ポメガバースのお話です。 ※◆印の所はR18描写が入っています ※毎日0:00に更新です!! 文字数 192,049 最終更新日 2024.11.22 登録日 2024.10.21 -
12長編 完結 R18お気に入り : 400 24h.ポイント : 21
家族を亡くしたばかりのクルシジョ子爵家のアルセΩは、学園で従弟に悪いうわさ話を流されて、婚約者と友人を失った。 味方が誰もいない学園で、アルセはうわさ話を信じる不良学園生から嫌がらせを受け、強姦されそうになる。学園を訪れていた竜の血をひくグラーシア公爵エスパーダαが、暴行を受けるアルセを見つけ止めに入った。 …暴行の傷が癒え、学園生活に復帰しようとしたアルセに『お前の嫁ぎ先が決まった』と、叔父に突然言い渡される。 だが自分が嫁ぐ相手が誰かを知り、アルセは絶望し自暴自棄になる。 そんな時に自分を救ってくれたエスパーダと再会する。 望まない相手に嫁がされそうになったアルセは、エスパーダに契約結婚を持ちかけられ承諾する。 この時アルセは知らなかった。 グラーシア公爵エスパーダは社交界で、呪われた血筋の狂戦士と呼ばれていることを……。 😘お話に都合の良い、ユルユル設定のオメガバースです。どうかご容赦を! 😨暴力的な描写、血生臭い騎士同士の戦闘、殺人の描写があります。流血場面が苦手な方はご注意を! 😍後半エロが濃厚となります!嫌いな方はご注意を! 文字数 163,208 最終更新日 2024.1.15 登録日 2023.10.28 -
13長編 完結 R18お気に入り : 273 24h.ポイント : 21
飛鳥 響也(あすか きょうや)は、大富豪の御曹司だ。 申し分のない家柄と財力に加え、頭脳明晰、華やかなルックスと、非の打ち所がない。 第二性はアルファということも手伝って、彼は30歳になるまで恋人に不自由したことがなかった。 しかし、あまたの令嬢と関係を持っても、世継ぎには恵まれない。 合理的な響也は、一年たっても相手が懐妊しなければ、婚約は破棄するのだ。 そんな非情な彼は、社交界で『青髭公』とささやかれていた。 海外の昔話にある、娶る妻を次々に殺害する『青髭公』になぞらえているのだ。 ある日、新しいパートナーを探そうと、響也はマッチング・パーティーを開く。 そこへ天使が舞い降りるように現れたのは、早乙女 麻衣(さおとめ まい)と名乗る18歳の少年だ。 麻衣は父に連れられて、経営難の早乙女家を救うべく、資産家とお近づきになろうとパーティーに参加していた。 響也は麻衣に、一目で惹かれてしまう。 明るく素直な性格も気に入り、プライベートルームに彼を誘ってみた。 第二性がオメガならば、男性でも出産が可能だ。 しかし麻衣は、恋愛経験のないウブな少年だった。 そして、その初めてを捧げる代わりに、響也と正式に婚約したいと望む。 彼は、早乙女家のもとで働く人々を救いたい一心なのだ。 そんな麻衣の熱意に打たれ、響也は自分の屋敷へ彼を婚約者として迎えることに決めた。 喜び勇んで響也の屋敷へと入った麻衣だったが、厳しい現実が待っていた。 一つ屋根の下に住んでいながら、響也に会うことすらままならないのだ。 ワーカホリックの響也は、これまで婚約した令嬢たちとは、妊娠しやすいタイミングでしか会わないような男だった。 子どもを授からなかったら、別れる運命にある響也と麻衣に、波乱万丈な一年間の幕が上がる。 二人の間に果たして、赤ちゃんはやって来るのか……。 文字数 96,651 最終更新日 2023.10.23 登録日 2023.10.1 -
14短編 完結 R18お気に入り : 233 24h.ポイント : 14
竜造寺 貴士(りゅうぞうじ たかし)は、名家の嫡男であるアルファ男性だ。 優秀な彼は、竜造寺グループのブライダルジュエリーを扱う企業を任されている。 申し分のないルックスと、品の良い立ち居振る舞いは彼を紳士に見せている。 しかし、冷静を過ぎた観察眼と、感情を表に出さない冷めた心に、社交界では『氷の貴公子』と呼ばれていた。 そんな貴士は、ある日父に見合いの席に座らされる。 相手は、九曜貴金属の子息・九曜 悠希(くよう ゆうき)だ。 しかしこの悠希、聞けば兄の代わりにここに来たと言う。 元々の見合い相手である兄は、貴士を恐れて恋人と駆け落ちしたのだ。 プライドを傷つけられた貴士だったが、その弟・悠希はこの縁談に乗り気だ。 傾きかけた御家を救うために、貴士との見合いを決意したためだった。 無邪気で無鉄砲な悠希を試す気もあり、貴士は彼を屋敷へ連れ帰る……。 文字数 35,962 最終更新日 2024.1.18 登録日 2024.1.13 -
15長編 連載中 R18お気に入り : 38 24h.ポイント : 7
『ジョン殿下暗殺未遂事件』の後、僕はマトック伯爵の庭園で血だらけで倒れていた。自分が何故ここにいるのか、自分に何があったのか全く覚えていない。 そんな記憶喪失だった正体不明の僕を、マトック伯爵夫妻が養子にしてくれて本当の息子のように育ててくれた。そして教養を学び、社交界デビュー。 その出逢いは、王室主催の夜会での事だった。初めてジョン殿下に逢い、僕は失くしていた記憶を僅かに取り戻す。 僕は『ジョン殿下暗殺未遂事件』の現場にいた。その現場にいた僕は……。 2人が出逢って、時空を越えた運命が動き出す。 ☆天使シリーズのミル編です。 第11回BL小説大賞エントリー。 よろしくお願いします! 文字数 12,217 最終更新日 2023.11.20 登録日 2023.10.31 -
16短編 完結 R18お気に入り : 437 24h.ポイント : 7
コンドゥシル男爵家のデシルΩは、婚約者のヌブラド伯爵家のフリオαと学園に入学するが… フリオに高位貴族家出身の友人ができると、デシルとの関係が悪くなる。 デシルはずっと好きだったフリオと、また仲良くなりたいと期待するが… 学園の卒業が間近になっても関係は悪化するばかりだった。 そんな時、友人の兄に王立騎士団の騎士、レセプシオン伯爵家のサリダαを紹介され… サリダの婚約者とフリオが浮気をしていることを聞かされる。 😘お話に都合の良い、ユルユル設定のオメガバースです。どうかご容赦を! 😡終盤のエロ濃厚。苦手な方はご注意を! 文字数 64,770 最終更新日 2023.9.24 登録日 2023.9.9 -
17短編 完結 R18お気に入り : 145 24h.ポイント : 7
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18ショートショート 完結 R18お気に入り : 0 24h.ポイント : 0
贅沢な社交界の陰で繰り広げられる、愛と謎めいた冒険の物語がここに。高貴なアレクサンドル・ヴァレンティンが、夜の舞踏会で謎の仮面の男性と出会い、その心を奪われる。彼の探求心と友情、そして裏社会の影の力を巡りながら、彼は愛という幻想的な世界に足を踏み入れる。 探偵レイラ・シャープの冷静な分析、裏社会の謎めいた男エリック・ドゥヴァルの協力、そして社交界の富豪ヴィクター・ロマノフの嫉妬心が絡み合い、物語は複雑な人間関係と深い感情の波に乗る。アレクサンドルと仮面の男性の愛が試練に立ち向かう中で、彼らの過去が明らかにされ、感動的な結末へと導かれる。 「仮面の幻恋」は、愛と謎に満ちた幻想的な旅へと誘う、心揺さぶる物語の傑作です。 文字数 9,465 最終更新日 2023.11.12 登録日 2023.11.12 -
19長編 連載中 R18お気に入り : 24 24h.ポイント : 0
〈主要人物〉 ルカーチュ・ヨハネスタ …魔眼を持つ一族、ヨハネスタ家の長男 銀髪緑眼を持つ絶世の美少年であり 女性からは僻まれ男性からは求愛されるという 日常を送っている ルカーチュは魔力を込めた視線を送った相手の どんな傷も癒すことのできる〝回復の魔眼〝の 持ち主である 愛称はルカ ギズモ・アンサーター …国随一の力を誇る皇室騎士団長を務める アンサーター家の次男 黒髪赤眼であり目つきが悪く炎魔法を扱うため 周囲からは悪魔と言われている 愛称はギーズ バンジャマン・ランドール …宰相を務めるランドール家の一人息子 白髪碧眼で眼鏡をかけており本の虫である 大人っぽい見た目とは裏腹に一人息子なだけあって我儘で口が悪い 愛称はジャン マルセイル・ジャジア …主に外国との貿易や国内の商業の実権を握る 商業一族の長男 金髪茶眼をもち社交界で人気があるハンサムな 顔立ちをしている ルカーチュとは幼い頃から遊んでいる幼馴染 誰に対しても優しく接する人たらしである 愛称はセル 〈あらすじ〉 代々魔眼を持つヨハネスタ家に生まれた主人公、ルカーチュは、母親譲りの端正な顔に、白くまるで絹のような肌、父親譲りの美しい銀髪を持つ中世的な絶世の美少年である。 その端正な顔立ちもあり、幼い頃から令息による求愛や過度なボディタッチ、それに嫉妬する令嬢たちによる執拗な嫌がらせを受けてきた。 そのような日常が過ぎゆくある日、ルカーチュは幼馴染であるマルセイルの誕生会に行くことになる。そこで、ルカーチュはとある辺境伯爵に体の関係を求められる。必死に断るルカーチュを、伯爵は人目のつかぬ場所で無理やり犯そうとしたその時、皇室騎士団長であるギズモが伯爵をなぎ倒し、ルカーチュを助け出したかと思えば、彼を気絶させて誕生会が行われている会場から連れ出してしまう。 ふと目を覚ますと、そこは宰相の一人息子であるバンジャマンの所有する別荘だった。手には手枷、足には足枷がはめられており困惑するルカーチュの視界にはギズモ、バンジャマン、マルセイルの3人が映り……… ルカーチュをめぐる3人の歪んだ愛、憎悪を書く ヤンデレ執着極重いラブストーリーです。 文才がないため読みにくかったり、誤字があると思いますが、温かい目でご覧ください。 文字数 5,636 最終更新日 2024.2.22 登録日 2024.2.19 -
20短編 連載中 なしお気に入り : 37 24h.ポイント : 0
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21長編 連載中 R18お気に入り : 8 24h.ポイント : 0
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23長編 連載中 なしお気に入り : 9 24h.ポイント : 0
自分勝手な公爵令息×魔力泥棒の汚名を持つ公爵家次男 ルカ・ミンターク(18)はいつも同じ夢を見る。 腕に抱いた恋人の体がどんどんと熱を失って、生気を失った唇が愛してる、と呟く夢だ。 自分の身が削られるより辛く、心臓が引き裂かれるような想いはもうしたくなかった。禁じられた魔法が記された魔術書を開くのに躊躇いはない。 ジュリアスに生きて、笑顔で青空の下を歩いてほしい。 ルカはただ一つの願いを叶えるために、自分の全てを捨てることにした。 魔力泥棒のルカと呼ばれ、友人や社交界、果ては家族にまで冷徹な瞳で見られたとしても。 今日も、ジュリアスが笑顔で生きている。 それだけで、ルカの心は満たされていた。 文字数 4,009 最終更新日 2024.10.15 登録日 2024.10.15 -
24短編 完結 なしお気に入り : 57 24h.ポイント : 0
吸血鬼は美を尊び、優秀な血を求める一族。 その中で、異端な性質を持つラミアは出来損ないと罵られてきた。 一族から逃げたラミアは優秀な血を持つ女性を探すため、女装をして貴族のお茶会へ参加するように。 そこで王城の社交界へ誘われたラミアは、運命の出会いをすることになる。 ※小説家になろう、にも投稿中 文字数 10,069 最終更新日 2024.6.30 登録日 2024.6.30 -
25短編 完結 R18お気に入り : 96 24h.ポイント : 0
ハイエナ獣人のテレスは、ライオン獣人で王族の父とハイエナ獣人で貧民街出身の母から生まれた。貴族の社交界ではハイエナ獣人というだけで悪意を持った視線に晒されていた。自分は実家で一生を過ごすのだと諦めていたテレスだが、ある日第三王子であるレーヴェから婚約を申し込まれる。自分には不相応だと思いながらも、レーヴェに惹かれていくテレス。襲い掛かる試練と犠牲の末に弱かったテレスは強さと幸せを手に入れる。 ※以前書いた『ごろつきだったハイエナ獣人の俺を救ってくれたのは、王族軍人のライオン獣人だった。』の続編で二人の子供の話ですが短編でも読める作りになっています。 ※ムーンライトノベルズにも掲載中。 文字数 29,117 最終更新日 2022.7.30 登録日 2022.7.30 -
26長編 連載中 R18お気に入り : 31 24h.ポイント : 0
ベータのキクルは「どうしようもない人間だ」と家族に言われる程、粗野で自由奔放な人間だ。そんなキクルに王様からある人物と結婚を命じられる。その人物はダンテ・グレイン。アルファではあるが、顔面の半分が崩れ、その外見故に社交界では恐怖の騎士と恐れられていた。王命には逆らえないからとキクルは嫌われて離婚しようと目論んだが、どんなに嫌われようと頑張ってもダンテは好意を貫き続けて……。 ※オメガバース設定に独自の設定を加えて使用しています。※なんでも許せる方向け。※スランプからの復帰作品です。そのためおそらく短めの作品になるかと思います。 文字数 8,093 最終更新日 2024.9.16 登録日 2024.5.16