Submitted Novels
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61長編 完結 R18お気に入り : 565 24h.ポイント : 21
瑠璃国三十番目の王子である煌は、妹の身代わり花嫁になり、ロマンシア帝国皇帝の婚約者として宮殿に入る。女装して妹のふりをするが、偶然男の格好で参加した騎士団の式で、皇子ユーリイと剣の勝負をすることに。居合わせた皇帝アレクから腕を見込まれ、皇子の特別侍従に任命されてしまう。姫と特別侍従というふたつの顔を掛け持つ煌は、次第にアレクに惹かれていくが――◆BL合戦夏の陣・幻冬舎ルチル文庫賞最終候補作品。作品は投稿時のまま公開しています。 文字数 110,606 最終更新日 2019.7.11 登録日 2019.5.29 -
62短編 完結 なしお気に入り : 473 24h.ポイント : 21
親が多額の借金を追い、自殺にて他界。借金は息子による成人したばかりの星野皇子(ほしのおうじ)が受け持つことに。 しかし、皇子は愛情遮断性低身長を患い、さらには父による虐待、母のうつ病による人間不信、最低限の食事による栄養不足に陥っていた。 そんな皇子をひとりにしなかったのは借金取りヤクザの若頭海野帝王(うみのていおう)。 躊躇わず人を殺せる極悪非道の帝王と心を閉じている小人皇子の依存ラブ。 文字数 51,964 最終更新日 2017.12.27 登録日 2017.8.31 -
63長編 連載中 R18お気に入り : 433 24h.ポイント : 21
時に愛を求め諦めて、時に尊敬の念を抱きつつ抑え込んで、時に吐き出せない感情を全て憎しみに変えて、死ぬ瞬間すら僕だけの世界の中心にいた兄。 僕はそんな兄に憎まれて殺された。理由は単純に兄の大事な人を殺そうとしたから。 「いくら俺を嫌っても構わない。だが、周りを巻き込むお前には失望した」 失望するほどのものすらなかったくせに。そう思うのに、わかっていても僕は最後まで兄に執着してしまったのが運の尽き。嫌いという感情だけならどんなによかったか。 ただ僕は兄を自分の力で笑顔にさせてみたかったのだと死ぬ間際に理解したが、もはや叶うものでもない。 僕ができたことは今までの冷たい兄とは違う苦痛な表情を引き出させたくらい。それも僕が死ぬからではなく、兄の愛した人へ手を出した怒り故なのだから救われない。 それでも本当の想いを思い出し、死ぬ前に幸せになってと願い、言葉にしたことで、苦痛の表情から驚きを見せた兄の表情の変化に、自分が変化させた兄の表情という実感に、それが笑顔ではなくともそれを見て死ねることに後悔はなかった。 なのに、僕はまた同じ人生をやり直す羽目になった。僕には無縁とも言えた愛の神とやらのせいで。 戻ったところで僕がいくら頑張っても兄を笑顔にできないのはわかっているのだから、さっさと死んでやると思っていたのにうまくはいかないし、喋る猫が気がつけば傍にいるし、英雄王とも言われた兄は一度目とは違い正反対の悪の皇帝、暴君と言われていながら逆に僕にだけは態度が違ってなんだか怖い………一体何がどうなってるの? ご都合主義なところもあります。BL大賞にも応募しますので応援いただけたら嬉しいです! 文字数 48,448 最終更新日 2022.12.8 登録日 2022.10.22 -
64短編 完結 R18お気に入り : 10 24h.ポイント : 21
「お前を強制的に妊娠させてやる。」 文字数 448 最終更新日 2022.8.8 登録日 2022.8.8 -
65短編 連載中 なしお気に入り : 120 24h.ポイント : 21
第二皇子(24)✕近衛部隊隊長(22) (1話のあらすじ) 第一皇子に幼い頃から恋情を抱いていたルーチェは、彼の、この国の役に立つ人間になろうと幼心に決意する。 時が流れ、近衛部隊隊長となったルーチェだが、彼の愛する第一皇子レオンは、義妹と婚約をし...ルーチェは、レオンを諦める決意をする。 (2話のあらすじ) 第一皇子のレオンは、幼い頃からルーチェの好意に気付いていた。それが叶わないとわかった上で、好かれていることを好ましく思い、いずれは妾にでも、と軽く考えていた。 ルーチェが自分を諦めたのだと悟った時、自身に取り返しがつかない心境の変化が起こるとは、知らずに。 (3話のあらすじ) 婚約式の日から、レオン皇子のルーチェに対する態度は、変化し始めていた。 戸惑うルーチェや周囲の者の気も知らず、レオン皇子はルーチェとの距離を詰めようとするが...。 文字数 46,089 最終更新日 2022.8.21 登録日 2022.7.2 -
66短編 完結 なしお気に入り : 357 24h.ポイント : 21
大国の第一皇子と結婚する予定だった姉ちゃんが失踪したせいで俺が身代わりに嫁ぐ羽目になった。ええええっ、俺自国でハーレム作るつもりだったのに何でこんな目に!?しかもなんかよくわからんが皇子にめっちゃ嫌われているんですけど!?このままだと自国の存続が危なそうなので仕方なしにチートスキル使いながらラザール帝国で自分の有用性アピールして人間関係を築いているんだけどその度に皇子が不機嫌になります。なにこれめんどい。 文字数 6,678 最終更新日 2016.12.16 登録日 2016.12.16 -
67短編 完結 R18お気に入り : 301 24h.ポイント : 21
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68短編 連載中 R18お気に入り : 129 24h.ポイント : 14
11.10 45話にてやっと【R18】らしくなりました。 11.08 どうやら廃嫡予定の王子は廃嫡はされなかったけど、王子ではなくなった模様です。 タイトルと主要人物の設定だけ決めて書き始めましたのでちょっとあらぬ方向に向かっています。 主人公のジュリアスってば総受けらしいです。 どうやら僕は婚約破棄された令嬢をいただく隣国のスパダリ皇子らしい。 だけど廃嫡予定の王子がいい男なのだが? R18指定となっておりますが、なかなかエロいところまでいけないかもしれません。作者としてはなんとかやらせたいのですが、そこは本人達のがんばり次第なので、エロが無いじゃないか!とお怒りになられる方がいらっしゃるかもしれませんので、最初に謝っておきます。誠に申し訳ございません! 文字数 110,652 最終更新日 2022.12.18 登録日 2022.10.9 -
69長編 連載中 R18お気に入り : 78 24h.ポイント : 14
森の中の隠れ家で摘んだ薬草を売ったお金でひっそりと一人暮らすアルブは、髪も肌も白く、日に焼けると肌が赤く腫れ上がるため、昼間はすっぽりと外套を被っている。太陽神を崇めるラーシルではそれは異端だった。 そのため、街の人達から怪しまれ、時折迫害を受けている。 ある時、森の入口で怪我を負った人物を見つけ、看病する。 ラーシルの街は山頂に太陽神を祀り神子が住まう神殿があるソレンツェ山の中腹にあり、多くの巡礼者が訪れる。 それはラーシルを巡礼に来ていた他国の使者イルジャだった。 アルブは一度彼に助けられていた。 そのことがあり、アルブはイルジャのことを好ましく思っていて、彼を助けるのだった。 しかし、イルジャにも複雑な事情があるようで、目覚めると彼は記憶を失っていた。 これは太陽の皇子と呼ばれるイルジャと、太陽から嫌われたアルブの恋の物語 イラストは有償依頼しました。 「冬眠。」様 文字数 50,257 最終更新日 2023.11.30 登録日 2023.10.12 -
70短編 完結 R18お気に入り : 26 24h.ポイント : 14
辺境伯令息マフトゥール・クスクスことマフはボメガだった。ポメガではなく、ボメガだったのである。そしてそんなボメガなマフに帝国第2皇子との縁談が持ち上がる。 ※ポメガバースの設定をお借りしているポメガバースのある世界観ですが本作はボメガバースです。 文字数 6,959 最終更新日 2023.12.13 登録日 2023.12.13 -
71長編 完結 R15お気に入り : 39 24h.ポイント : 14
帝国の皇太子エリファス・ロータスとの婚姻を神殿で誓った瞬間、ハルシオン・アスターは自分の前世を思い出す。普通の日本人主婦だったことを。 そして『白い結婚』だったはずの婚姻後、皇太子の寝室に呼ばれることになり、ハルシオンはひた隠しにして来た事実に直面する。王族の姫が19歳まで独身を貫いたこと、その真実が暴かれると、出自の小王国は滅ぼされかねない。 「それなら皇太子殿下に一服盛りますかね、主様」 「そうだね、クーちゃん。ついでに血袋で寝台を汚してなんちゃって既成事実を」 「では、盛って服を乱して、血を……主様、これ……いや、まさかやる気ですか?」 「うん、クーちゃん」 「クーちゃんではありません、クー・チャンです。あ、主様、やめてください!」 これは隣国の帝国皇太子に嫁いだ小王国の『姫君』のお話。 文字数 14,122 最終更新日 2023.5.21 登録日 2023.5.15 -
72短編 完結 R18お気に入り : 4 24h.ポイント : 14
ハメられていました! 文字数 344 最終更新日 2022.9.16 登録日 2022.9.16 -
73短編 完結 R15お気に入り : 5 24h.ポイント : 14
僕の前ではヤンデレ化…… 文字数 524 最終更新日 2022.8.28 登録日 2022.8.28 -
74長編 完結 なしお気に入り : 239 24h.ポイント : 14
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75長編 完結 R18お気に入り : 101 24h.ポイント : 14
海底皇国の皇太子・玻璃(はり)は、ある嵐の夜、海に落ちた陸の帝国第三王子・ユーリを救う。いきなりキスされ、それ以上もされそうになって慌てふためくユーリ。玻璃はなんと、伝説と思われていた人魚だった……!? 数日後、人の姿に変貌した玻璃がユーリを訪ねてきて……。 ガチムチ人魚皇子攻め、凡人・人間王子受け。 童話「人魚姫」の姫が屈強ガチムチ人魚皇子だったら……? ってな感じのお話ですが、似ているのは冒頭だけだと思われます。 コメディ部分多めですが、一応シリアスストーリー。お楽しみいただけましたら幸いです。 ※R18シーンには、サブタイトルに(※)、R15残酷シーンには(※※)をつけていきます。 文字数 465,358 最終更新日 2020.7.19 登録日 2019.10.19 -
76長編 完結 R18お気に入り : 116 24h.ポイント : 14
── 帝の美しい皇子は、早く次の世へ行きたいという願いだけを胸に生きていた ── 平安時代。帝の美しい息子「洋月の君(ようげつのきみ)」は、華やかな女性との遍歴の中に隠された、帝との秘密を抱えていた。そんな暗い世界で出会ったのは、一人の貴公子「丈の中将」(じょうのちゅうじょう)だった。 いきなり痛くて切ない展開から始まりますが、その後甘い雰囲気へとなっていきます。凌辱描写ありですが、最後は甘いハッピーエンドですので、ご安心を。 有名な平安物語のエッセンスをお借りして、別連載している『重なる月』『悲しい月』につながるお話しを書いていきます。合わせてお読みいただけると世界が広がります。 文字数 101,827 最終更新日 2018.11.12 登録日 2018.9.16 -
77短編 完結 R15お気に入り : 340 24h.ポイント : 14
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78短編 完結 R18お気に入り : 20 24h.ポイント : 14
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80長編 連載中 R18お気に入り : 49 24h.ポイント : 7
央華国には二人の皇子がいた。 人形のような”傀儡”の兄、翡翠の君。 自由奔放な”放蕩”の弟、蘇芳の君。 兄は、皇后の言いなり。 弟は、兵の鍛錬場か花街に入り浸り。 誰もが暗澹たる未来を想像していた。 そんなある日、二人の父である皇帝が崩御する。 ────俺は、兄が嫌いだ。 嫌い、だった。 そのはずなのに、なぜ、こんなにも……。 そして、皇帝は後悔する。 *『皇兄の贖罪、皇帝の切願』の皇帝、蘇芳の君視点 ※エブリスタでも連載しています 文字数 14,968 最終更新日 2021.7.3 登録日 2021.6.25 -
81長編 連載中 R18お気に入り : 43 24h.ポイント : 7
別作品 【俺が恋したオッサンは、元ヒロインの皇子様。】 の、スタート時から5年後の話となります。 小学5年生だった御剣走(みつるぎらん)は、22歳年上の神鷹真弓(かみたかまゆみ)に恋をした。 中学を卒業するまではキスはしないと条件付きで、恋人として付き合う事を許された走は約束を守り、中学を卒業した。 高校生になり、肉体的にも大人に近付いた上に触れ合う事を許可された走の、真弓に対する愛は留まるところを知らず━━ 真弓は、自分を愛する事を留まって欲しいのか欲しくないのか自分の本心が分からず葛藤中。 今はまだ唇を重ねるだけの2人の、これから。 ◆出会った頃からの2人の作品が、ここに至るまでが待ち切れなかったので、別作品としました。 この先、性的描写も出そうなので成人向けと致しました。 ◆この作品は小説家になろう様にも掲載しています。 文字数 63,764 最終更新日 2023.11.13 登録日 2023.2.23 -
82長編 連載中 R18お気に入り : 22 24h.ポイント : 7
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84短編 連載中 なしお気に入り : 52 24h.ポイント : 7
喜怒哀楽が顔に出やすいと思っている皇子様は、密かに侯爵令息に思いを寄せていた。 家柄にも容姿にも能力にも恵まれた侯爵令息は、敬うべき皇子から嫌われていると思っていた。 人形皇子と冷徹男の確執に口を出す者は、彼等の周囲にはいなかった。 ※ゆるゆる設定・明るめ設定です。 ※第一皇子以外は多少歯がゆい・切ない思いをしますが、第一皇子はそれらに無縁です。 文字数 114,790 最終更新日 2022.2.20 登録日 2021.10.31 -
85長編 連載中 なしお気に入り : 29 24h.ポイント : 7
◆◇◆◇ 紅藍玉(ホンランユー)は魔界の王、魔王の第七皇子だが、幼い頃からなにをさせても標準以下の才能しかなく、武術も剣術も魔力も何もかもが底辺という、魔界中が知る " 落ちこぼれ " であった。 しかし、ある出来事をきっかけに、それが王位継承争いに関わらないようにするために、わざと実力を隠していたのだということがバレてしまう。 紅藍玉の本当の実力を知った魔王は、懸念していた通り、王位継承の「第一位」として、本人の意志など関係なく、第七皇子の名を連ねてしまう。当然それには皇子や権力者たちが反発し、訴えを起こす始末。 魔王は、ならば、と魔王候補の三人の皇子たちにある試練を与えるのだが、藍玉(ランユー)はそもそも王になる気もなければ、他の皇子たちと争う気もないため、その日の内に、魔界から姿を消すのだった。 そんな " 落ちこぼれ " 皇子の護衛であり、従者でもある碧雲(ビーユン)と翠雪(ツェイシュエ)は、呆れつつも、まったくブレない思想の主を尊敬しつつも心配し、人界について行くことを決める。 かくして、三人は魔界を離れ、人界へと身を置くことになるのだが、町に着いて早々、お金がないという現実的な問題に直面する。そんな中、とある商家の当主と偶然出会い、彼の息子が原因不明の病で床に伏せっていることを相談される。 しかし連れて行かれた立派な邸には先客がおり、それが有名な門派の道士であること知るのだった。 名を白暁狼(バイシャオラン)。彼は将来有望と謳われていた道士のひとりであったが、今は門派を破門され、野良道士として各地を旅して回っていた。 数年前、妖魔に弟を殺されたその復讐心から、妖魔や鬼に対して容赦がなく、その行き過ぎた行動が、彼の破門に繋がったらしい。 本当の名を隠し「紅玉(ホンユー)」と名乗った紅藍玉は、一緒に行動する白暁狼に対して後ろめたさを感じつつも、彼が垣間見せる優しさに惹かれ始める。 魔族であることを隠し、人として生き、人のために生きることを決めた魔界の元皇子と、復讐のために生き、魔族を殺すためだけに生きる青年の、物語。 けして交わるはずのなかったふたつの運命が、今、交差する――――。 ◆◇◆◇ ※マークが付いているものは、暴力的、性的描写を想像させるような表現がありますので、苦手な方は注意。 ※この作品は、『カクヨム』にて公開中の作品です。『小説家になろう』にも掲載中。 お気に入り登録、よろしくお願いします! 文字数 171,197 最終更新日 2024.2.22 登録日 2023.12.28 -
86短編 完結 なしお気に入り : 156 24h.ポイント : 7
神獣フェンリルのハクです! 片思いの皇子に人化できるとバレました! 突然思いついた作品なので軽い気持ちで読んでくださると幸いです。 好評だった場合、番外編やエロエロを書こうかなと考えています! 本編二話完結。以降番外編。 文字数 6,569 最終更新日 2021.2.1 登録日 2021.2.1 -
87長編 連載中 R15お気に入り : 86 24h.ポイント : 7
※更新停止中※ 煌威は煌龍帝国皇帝を父に持つ、第一皇子で皇太子だ。父親の地位から異母兄弟が多かったが、煌威は絵に描いたような文武両道の見目もいい皇太子で、さらに皇位は世襲制の為に次期皇帝が約束されているも同然だった。 ――ただ一つだけ。初代皇帝に瓜二つの従兄弟、紅焔の存在が煌威を惑わす。 煌威は、密かに紅焔こそが次期皇帝に相応しいと考えていた。惚れている、と言ってもいい。 何としても、どんなことをしてでも紅焔を皇位につけたいと望む一方で、これは民に対する裏切りだと苦悩する煌威だったが、進められていた北方の遊牧民族・北戎との条約会談で、自分だけではないそれぞれの狂気を知ることになる。 *…BL的なシーン有り 【注】BLに分類していてR-15にしていますが、BL要素はLvを5段階で表すならLv.3あたり。性交渉の明確な描写は無いけれど、そこに至る寸前の描写、匂わせる描写があります。少し暴力・残虐表現もあるので、苦手な方はお気をつけください。 ※こちらが先行で、小説家になろうにも掲載中。 文字数 99,774 最終更新日 2021.1.25 登録日 2018.12.7 -
88長編 連載中 R18お気に入り : 15 24h.ポイント : 7
央華国には二人の皇子がいた。 人形のような”傀儡”の兄、翡翠の君。 自由奔放な”放蕩”の弟、蘇芳の君。 兄は、皇后の言いなり。 弟は、兵の鍛錬場か花街に入り浸り。 誰もが暗澹たる未来を想像していた。 そんなある日、二人の父である皇帝が崩御する。 ────私は、弟が笑っていてくれればそれで良い。 それだけで、良かった。 なのに私は……。 そして皇兄は、贖罪に生きる。 *『皇帝の後悔、皇兄の懺悔』の皇兄、翡翠の君視点 *エブリスタでも連載しています 文字数 18,023 最終更新日 2021.11.27 登録日 2021.7.4 -
89長編 完結 なしお気に入り : 29 24h.ポイント : 7
――俺のお仕えする殿下のお身体を診てあげてほしい。 治癒師のじいちゃんの弟子として暮らしていたリュカ。そのじいちゃんの患者だったオッサンから、仕事の依頼が来た。なんでも、オッサンの仕える相手は、皇太子殿下で。体が弱ってるのに、治療を嫌がってるらしい。……ガキかよ。 ――殿下と同い年のキミなら。キミにならきっと殿下もお心を開いてくれると思うんだ。 なんかさ。そう言われちゃったら、頑張るしかないじゃん? でも。 なんで、「治癒師、十三歳、男限定」なんだ??? 疑問に思いつつも、治癒師として初仕事に胸踊らせながら皇宮を訪れたリュカ。 「天女みたいだ……」 皇宮の庭園。そこにたたずむ一人の少年。少年の目はとんでもなく青くて透き通ってて、湖面のようで、夏の空のようで宝石のようで……。見惚れるリュカ。だけど。 「必要ない」 少年、ルーシュン皇子は、取り付く島もない、島影すら見えないほど冷たくリュカを突き放す。 ……なんだよ。こっちはせっかく、わざわざここまで来てやったのに! リュカの負けず魂に火がつく。 こうなったら、なにが何でも診てやらあっ! たとえそれが茨の道でも、危険な道でも、女装の道でも……って、え? 女装ぉぉぉっ!? なんでオレ、皇子の「閨事指南の姫」なんかにされてるわけっ!? 「いやなら、治療を降りてもいいんだぞ?」 居丈高にフフンと鼻を鳴らす皇子。 ええい、ままよ! こうなったら、意地だ! ヤケだ! 皇子の面倒、とことん診てやらあっ! 素直になれない皇子と、感情一直線治癒師の中華(っぽいかもしれない)物語。 文字数 84,144 最終更新日 2023.11.13 登録日 2023.10.15 -
90長編 連載中 なしお気に入り : 56 24h.ポイント : 7