Submitted Novels
アルファポリスで投稿されているBL小説のランキングです。
-
1長編 連載中 R18お気に入り : 26 24h.ポイント : 689
しがない男爵家の嫡男として生まれたアレンは、六歳の誕生日を迎えた頃、BLゲームの悪役令息に転生していることに気付いた。断罪エンドを恐れたアレンは、ゲームの主人公である双子の弟を愛でる良き兄になろうと心に決めた。 時は流れ、アレンは十八歳になる。弟と良好な関係を築いたおかげで無事に断罪ルートは回避できた。 これからは魔法学校で弟の恋をサポートしようと決めたものの、入学初日で寮長のダミアンに目を付けられてしまった。 ダミアンは、攻略対象の一人で、ゲームのラストでは主人公を地下牢に監禁する激重執着鬼畜攻めだ。 「躾のなっていない駄犬には首輪が必要だ」 ダミアンに魔法を首輪を付けられ、行動の監視・魔法の使用制限・心を読まれるという三重苦を背負ったアレン。1日も早く首輪を外してもらうためにも、善良な生徒であることをダミアンに証明することになった。 しかし、がむしゃらに頑張るうちに、ダミアンに気に入られてしまい……。 【歪んだ愛し方しか知らない孤高の寮長×無自覚愛され系の悪役令息】 ◇タイトルは不穏ですが、コミカルな学園BLです。残虐な描写はありません。 ◇性描写があるシーンには*を付けています。 文字数 37,351 最終更新日 2025.11.7 登録日 2025.10.29 -
2長編 連載中 R18お気に入り : 22 24h.ポイント : 576
【誰よりも優しい君の、その特別になりたかった。あいつにだけ向けるその瞳に、俺は映りたかったんだ───】 村を魔物に襲われ、命からがら逃げ出した少年・フレデリクを救ったのは、美しくも飄々とした貴族の少年──テオドア・ユートリスだった。 それから十二年。いろいろありつつも立派に育ったフレデリクは、訳あって左目を負傷したテオドアと共に、ギルドで依頼をこなす剣士として穏やかな生活を送っていた。 しかしそんな二人の関係は、ある日を境に、突然歪み始めてしまう。 数日間の外出から戻ったテオドアは、以前とどこか様子が違って見えた。 表情も、言葉遣いも、距離感さえも──まるで「別人」のように。 戸惑うフレデリクだったが、そんな彼を見つめるテオドアの瞳には、何故か歪んだ愛情が滲んでいた。 「──好きだ。フレデリクのことが、どうしようもなく、好きなんだ……」 震える声に、熱く抱きしめてくる体。 テオドアにずっと片思いしていたフレデリクは、彼と付き合うことになるが、不気味な違和感は拭いきれないまま。 このテオドアは、本当に自分がよく知る"テオドア"なのだろうか。 フレデリクは彼の変化に違和感を持つ内に、閉ざしていた"あの男"との記憶を、嫌でも思い出すことになっていく── 三角関係×ヤンデレ×ファンタジー 文字数 54,067 最終更新日 2025.11.7 登録日 2025.10.26 -
3長編 連載中 R18お気に入り : 1,422 24h.ポイント : 497
<あらすじ> 父:「息子を好きすぎて辛い。いつか私から離れてしまうのなんて耐えられない。だから……一生愛して支配したい」 息子:「僕がドMで変態なんて父さん知ったら嫌われちゃうよね。でも僕は母さんにしてたみたいにドSな父さんに虐めて欲しい」 父子家庭で仲良く暮らす二人は、実は長年両片思いだった。 拗らせ過ぎた愛情はやっと成就し、ご主人様と奴隷の生活が始まった。 <説明&注意点> 父×息子。近親相姦。ストーリー性0。エロ中心。ソフトSM傾向。 設定も深くありませんので、血の繋がりもそれほど気にせずとも読めるかも。 素人作品のため、作者の気分次第で視点が急に変わったり、文体が変わる傾向があります。特にエロ文章を試行錯誤中。 誤字脱字、話中の矛盾、変態プレイなど気になら方はどうぞ頭からっぽにして読んでください。 <キャラクター覚書> ●父:御主人様。40代。Sっ気あり。年齢に見合わず絶倫。妻(母)を亡くしてから息子が生きがい。歪んだ愛が蓄積し、息子を奴隷とする。 息子を育てるために、在宅で出来る仕事をし、家事全般にも優秀。 ●息子:大学生。20代。快感に弱く流されやすい。父限定で淫乱ビッチ奴隷。物心がついた頃からドMだと自覚あり。母似で、幼少は女の子とからかわれるのが嫌で、今は適度に身体を鍛えて身長も高い。通常時は父を「オヤジ」、自分を「俺」と呼ぶが、えっちな状況や気分になると「父さん」「僕」と無意識に呼び方が変わる。 ●母(故人):作中にはほぼ出ませんが、息子が小学生の頃、病気で亡くなる。父とは性癖が合い長年のセフレを経て妻になる。息子にとっては母。 文字数 347,958 最終更新日 2024.1.20 登録日 2022.12.11 -
4長編 連載中 R18お気に入り : 48 24h.ポイント : 489
これはとある異世界転生のお話――。 むかしむかし、あるところに残虐で非道冷酷な侯爵がおりました。 彼の名はクラウン・フォン・ヴァルフェルム。 ヴァルフェルム家の当主にしてまとまった領地を治めている男です。 そんな彼には息子と娘がおりました。美しい金髪をもつ妻は娘を産んですぐに亡くなり、彼は悲嘆に暮れました。 そして哀しみすぎておかしくなってしまったのでしょう。なんと年頃になった愛娘を後妻として迎えよう、つまり娘と結婚しようなどという近親憎悪変態クソ野郎ムーヴをかましたのです。 周囲は当然反対しましたし、なにより娘本人が激しく拒絶。 すったもんだの末になんと息子に従者達の目の前で刺殺されるという、なんとも自業自得な結末を迎えるのでありました。 ――という領主に転生してしまった男。 それが蔵谷 恭蔵。 ブラック企業で社畜。灰色の日々の癒しは、月に一日 (休みが辛うじて取れるのがそれくらい)に遊びにくる甥っ子(5)と姪っ子(3) しかしそんな日々も長くは続かなかった。 ある日突然、過労死してしまった恭蔵が次に目を覚ましたのは異世界である。 残虐な領主としての最期を記憶にもつ男がその悲惨な未来を回避すべく、全力で足掻こうと決意した。 それにはまず『息子と娘を親としてこよなく愛すること』 しかしそれが新しい修羅場とトラブルを引き越すのであった。 息子×父親、の歪んだ愛と執着。 そしてなぜかひたすら他の男たちにもケツを狙われる彼の受難異世界転生ファンタジー。 ※アダルティな表現が多く多様されております。 完全なる作者の趣味に走りますのでご注意ください。 文字数 54,390 最終更新日 2025.11.6 登録日 2025.10.11 -
5長編 完結 R18お気に入り : 2,507 24h.ポイント : 305
少年調教師・笠井邦彦。 その職業とは裏腹に端正な顔立ち、白い肌、長い睫、少し灰色がかった瞳。 そんな笠井が最も得意とするのは・・・調教発注者を交渉段階で性的に挑発し愛撫させ、その時受けた愛撫を忠実に再現して少年たちを調教することであった------。 調教中の笠井は少年の喘ぐ姿に自身を投影し調教する。自慰もせず我慢して調教を行い、完了時には性欲を燻らせた状態になっている。しかし、そんな笠井の調教中の行動と、調教後の昂ぶらせた色香にとある発注者が気付いてしまい・・・。 とても歪んだ愛のお話です。調教師が受け設定は許せない!という方にはお勧めできませんのでご注意ください。 ※R-18、言葉責め、乳首責め、亀頭責め、尿道責め、空イキ、アナル調教、射精管理、監禁シーン、モブ攻め、3P等が今後出てきますのでご注意ください。 ※サブタイトルに「*」が付いているものにはBL表現が含まれます。 ※少年が調教されているところだけを読みたい方は「**」にお進みください。 ※初投稿作品です。宜しくお願いします。 文字数 85,325 最終更新日 2023.5.13 登録日 2017.6.19 -
6短編 連載中 R18お気に入り : 0 24h.ポイント : 242
SSをもう少し掘り下げた話となります 文字数 4,128 最終更新日 2025.11.7 登録日 2025.10.27 -
9長編 連載中 R15お気に入り : 272 24h.ポイント : 99
-
11長編 連載中 R18お気に入り : 93 24h.ポイント : 92
フィリは森の中で静かに暮らしていた。 戦争の最中である。外は危険で死がたくさん溢れている。十八歳になるフィリにそう教えてくれたのは、戦争孤児であったフィリを拾ってここまで育ててくれたジェイクであった。 騎士として戦場に赴くジェイクは、いつ死んでもおかしくはない。 平和とは程遠い世の中において、フィリの暮らす森だけは平穏だった。贅沢はできないが、フィリは日々の暮らしに満足していた。のんびり過ごして、たまに訪れるジェイクとの時間を楽しむ。 しかしそんなある日、ジェイクがフィリの前に両膝をついた。 「私は、この命をもってさえ償いきれないほどの罪を犯してしまった」 ジェイクによるこの告白を機に、フィリの人生は一変する。 ※全体的に暗い感じのお話です。無理と思ったら引き返してください。明るいハッピーエンドにはなりません。攻めの受けに対する愛がかなり歪んでいます。 年の差。攻め40歳×受け18歳。 不定期更新 文字数 94,282 最終更新日 2025.10.26 登録日 2025.10.2 -
12短編 連載中 R18お気に入り : 406 24h.ポイント : 71
-
13短編 完結 R18お気に入り : 119 24h.ポイント : 35
家庭教師のアキ先生は、クールに見えて本当は僕を溺愛していた!? テストで赤点すれすれを取ってしまったシンは、いつもクールなアキ先生にエッチなお仕置きをされてしまい……。 クールな先生✕健気な少年。 ※全編ほぼエロです。 拘束、ローター、イキ焦らし、乳首リング、玩具プレイ、お仕置き、年の差、ソフトSM。 ※ムーンライトノベルズにも掲載。 文字数 15,932 最終更新日 2021.11.3 登録日 2021.11.3 -
14短編 完結 R18お気に入り : 49 24h.ポイント : 28
-
16短編 完結 R18お気に入り : 660 24h.ポイント : 28
潜入捜査官のユウジは マフィアのボスの愛人まで潜入していた。 だがある日、それがボスにバレて、 執着監禁されちゃって、 幸せになっちゃう話 少し歪んだ愛だが、ルカという歳下に メロメロに溺愛されちゃう。 そんなハッピー寄りなティーストです! ▶︎潜入捜査とかスパイとか設定がかなりゆるふわですが、 雰囲気だけ楽しんでいただけると幸いです! _____ ▶︎タイトルそのうち変えます 2022/05/16変更! 拘束(仮題名)→ 潜入捜査でマフィアのドンの愛人になったのに、正体バレて溺愛監禁された話 ▶︎毎日18時更新頑張ります!一万字前後のお話に収める予定です 2022/05/24の更新は1日お休みします。すみません。 ▶︎▶︎r18表現が含まれます※ ◀︎◀︎ _____ 文字数 13,020 最終更新日 2022.5.26 登録日 2022.5.15 -
17長編 完結 R18お気に入り : 131 24h.ポイント : 14
【“美しければ、幸せになれる”………………なんて……、ぬるま湯で育った奴の、クソみてぇな、戯言だよ】◆父親の歪んだ愛で、人生を狂わされた美玲。柊と暁の二人に救われた美しい少年は、愛に悲しみ、愛を知る。一方通行の三角関係。◆《相関図》 暁(一途なスパダリ攻め)→美玲(売り専No.1の性悪メンヘラ受け)→柊(セフレとしか思ってない攻め)◆【陽のあたる場所】のスピンオフです。本編を読まなくても、こちらだけでもお楽しみいただけます。本編とクロスオーバーする場面がございます。◆中編のハピエンです。受けが可哀想な描写が、途中いろいろとありますが、ハピエン保証します。◆更新頻度のバラつき、加筆修正などがあると思いますのでご了承下さい。◆エロはありますが、ストーリー重視です。◆【注意事項】総受け傾向、NTR要素、攻め以外との性行為、愛のない性行為、胸糞、鬱展開、近親相姦、無理矢理、レイプ、モブ姦、暴力、流血表現、虐待、売春、人身売買、風俗、自傷行為、未成年の飲酒や喫煙、違法行為、反社組織……などの描写があります。苦手な方は注意して下さい。◆主要人物以外の、他のカップリングも出てきます。◆虐待描写があります。苦手な方は回避して下さい。◆主に主人公(受け)視点ですが、物語の都合上、途中で視点が変わります。◆何でも許せる人向き◆⚠️この物語に登場する場所、人物、学校名、企業、組織等はすべてフィクションです。◆⚠️未成年の飲酒や喫煙は、法律で禁止されています。また、この話は違法行為を、推奨する話ではありません。◆サブタイトルの横に※印があるのは、性的な描写がある章になりますので、注意して下さい。◆専門的な知識は全くありません。妄想だけで書いているので、色々と間違いがあると思います。◆この小説はpixivでも掲載予定です。 文字数 53,522 最終更新日 2021.7.21 登録日 2021.6.26 -
18短編 完結 R18お気に入り : 436 24h.ポイント : 14
-
19短編 連載中 R18お気に入り : 9 24h.ポイント : 14
裏社会で恐れられるマフィアのボス、その寵愛を受けていたセシル。しかし、ある日突然ボスは冷酷な殺人鬼アルバートに惨殺される。 絶望に沈むセシルだったが、アルバートは彼を殺すことなく、歪んだ愛情を向けるようになる。愛を知らない殺人鬼と、愛を失った男。狂気の愛に囚われたセシルの運命は──。 ※がついてるのがR18。ただエッチしてるだけ。九割がエロ。マフィア要素ほとんどない。終わり方はバッドエンドです。あまり良い終わり方はしません 文字数 11,851 最終更新日 2025.9.20 登録日 2025.9.13 -
20長編 連載中 R15お気に入り : 764 24h.ポイント : 14
病気で何もできずに死んでしまった僕。最後まで家族に迷惑をかけ、疎まれ、ただ寝てぼーっとする日々に、何のために生きてきたのかわからない。 生まれ変わるなら健康な体で色んなことをしたい、こんな自分を愛してくれる人と出会いたいと願いながら僕は、15歳という若さで他界した。 そんな僕が次に目を覚ませば何故か赤ちゃんに。死んだはずじゃ?ここはどこ?僕、生まれ変わってる? そう気づいた頃には、何やら水晶が手に当てられて、転生先の新たな親と思われた人たちに自分の子ではないとされ、捨てられていた。生まれ変わっても僕は家族に恵まれないようだ。 このまま、餓死して、いや、寒いから凍えて赤ん坊のまま死ぬのかなと思った矢先に、一人のこの世のものとは思えない長髪で青く輝く髪と金色に光る冷たい瞳を持つ美青年が僕の前に現れる。 「赤子で捨てられるとは、お前も職業に恵まれなかったものか」 そう言って美青年は、赤ん坊で動けぬ僕にナイフを振り下ろした。 人に疎まれ同士、次第に依存し合う二人。歪んだ愛の先あるものとは。 亀更新です。 文字数 15,644 最終更新日 2021.7.7 登録日 2019.1.1 -
22短編 完結 R18お気に入り : 1 24h.ポイント : 7
ある日、猫村虎は、仕事関係で知り合った澤端隼人を家に匿うことになる。隼人は「幼馴染から逃げてきた」と言うが、虎はその幼馴染——東雲祐介がただの幼馴染で済むわけがないことを知っていた。 静かに過ぎた1週間。しかし、突然現れた祐介によって、虎の部屋は一瞬で支配される。 「俺が簡単にお前を離すとでも?」 冷たい声とともに暴かれる隼人の逃亡理由。 「なら、ここで証明しろよ——俺の目の前で」 歪んだ愛と独占欲に絡め取られた3人の関係。 逃れられない夜が、今始まる。 ——これは、終わりの見えない籠の中で繰り広げられる、甘く、苦しく、抗えない物語。 文字数 4,667 最終更新日 2025.7.11 登録日 2025.7.11 -
23長編 完結 R15お気に入り : 2 24h.ポイント : 7
俺達は歪んだ愛し方しか知らなかった。 月(るい)の隣に引っ越してきた星(ひかる) 彼との出会いが、俺の人生をかえていく。 初めて芽生えた気持ち 初めて感じた気持ち これは、運命? 俺と彼の視点で描く物語。 繋がり合おうとする度に、引き離されていく。 月(るい)と星(ひかる)の中にある二つの愛(きもち)。 それでも、手離したくない。 二つの愛。 化け物に喰われそうになる度、助けてくれたのは、いつも、君だった。 どれだけ、遠回りしても ずっと別の人を愛していても 俺には、君が必要で 僕には、君が必要で 俺は、君と生きていける? 僕は、君と生きていける? 俺は、君の隣で生きていきたい。 僕は、君の隣で生きていきたい。 歪んだ愛に翻弄されて生きていく二人の物語。 それでも、幸せになることを望んだ二人の物語。 二つの愛(きもち)を胸に抱えて生きていく二人の物語。 この物語は、フィクションです。 小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。 R18作品で書いている話も読んでいただければより楽しめると思います。 文字数 393,514 最終更新日 2022.2.25 登録日 2022.1.29 -
24短編 完結 R18お気に入り : 53 24h.ポイント : 7
-
25ショートショート 完結 R18お気に入り : 1 24h.ポイント : 7
書きたいところだけ書きました 文字数 4,005 最終更新日 2025.10.16 登録日 2025.10.16 -
26短編 完結 R18お気に入り : 3 24h.ポイント : 7
「お姉さんっ、何してんの?」 軽薄な笑みを浮かべる澤端隼人の襟を、東雲祐介は無言で掴み引きずる。隼人は誰とでも気軽に関係を持つチャラい男。一方、眼鏡を外せば隼人以上にモテる祐介は、何故かその軽薄さを見て見ぬふりができなかった。 ある夜、酔い潰れた隼人は祐介の部屋で目を覚ます。手首に違和感を覚えた瞬間、囁かれる甘く低い声――「言ったよな、俺の好きにしていいって」。 それはただの冗談だったはずだった。 けれど、祐介の眼差しに浮かぶ執着に、隼人の背筋が凍る。 「お前が振り向かないなら、こっちから全部壊してやる」 幼馴染として過ごしてきた時間の裏に隠された、祐介の歪んだ愛。 軽い遊びだったはずの関係が、逃げ場のない檻へと変わる時、隼人は初めて理解する――祐介の言う「好き」が、どれほど狂おしいものだったのかを。 これは、逃げるほど追い詰められる、歪んだ愛の物語。 文字数 8,078 最終更新日 2025.7.6 登録日 2025.7.6 -
28短編 完結 R18お気に入り : 9 24h.ポイント : 7
天才作曲家・黒瀬玲(くろせ れい)に見出された、奇跡の歌声を持つ一条樹(いちじょう いつき)。 玲の作る麻薬のような楽曲によって、樹は瞬く間にスターダムを駆け上がる。 人々は彼らを「神に祝福されたユニット」と絶賛し、その音楽に熱狂した。 だが、華やかなスポットライトの裏側で、樹は玲の歪んだ愛情と支配に囚われていた。 「お前は俺の音楽を奏でるためだけに存在する、最高の“楽器”だ」 玲にとって樹は、自らの音楽を完成させるための唯一無二の道具。 生活の全てを管理され、心身ともに追い詰められていく樹。 玲への殺意にも似た憎しみと、彼の音楽への信仰にも似た渇望との間で、樹の魂は引き裂かれていく。 「お前さえいなければ、もっと自由に歌えるのに」 「お前がいないと、俺の歌は生まれないのかもしれない」 矛盾した感情が渦巻く中、二人の関係は肉体関係を持つことでさらに深く、歪に絡み合っていく。 支配は愛情の押し付けとなり、抵抗は罰という名の調教に変わる。 逃れられない快楽と、魂を削るような屈辱。 追い詰められた樹の魂の叫びは、玲の仕掛けた残酷な罠の序曲に過ぎなかった。 全ては、最高の音楽を生み出すため。 最高の「絶望」を歌わせるために。 これは、歪んだ愛情と執着が奏でる、痛々しくも美しい破滅の物語。 天才作曲家が求める究極の音楽と、そのために全てを奪われる歌姫の魂の行方。 二人の奏でる不協和音の果てに、待つものは栄光か、それとも――。 全20話完結いたしました。 文字数 57,548 最終更新日 2025.6.17 登録日 2025.6.7 -
29長編 連載中 なしお気に入り : 18 24h.ポイント : 7
「好きだ。付き合ってほしい」 赤い暗室で告白されたのは、憧れの先輩・朝霧直哉(あさぎりなおや)。 写真部の一年・佐伯陽生(さえきはるき)が即答でOKした理由——それは三年前の"あの事件"への復讐。 でも、ファインダー越しに見る直哉の笑顔が、陽生の計算を狂わせていく。 逆恨みと分かっていても止められない復讐心。 それとも——これは、本物の恋? カメラが繋ぐ、歪んだ愛の物語。 文字数 33,171 最終更新日 2025.11.2 登録日 2025.10.21