Submitted Novels
アルファポリスで投稿されているBL小説のランキングです。
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1短編 完結 R15お気に入り : 951 24h.ポイント : 603
死に場所は、薄暗い娼館の片隅だった。奪われ、弄ばれ、捨てられた運命の果て。けれど目覚めたのは、まだ“すべてが起きる前”の過去だった。 王国の檻に囚われながらも、静かに抗い続けた日々。その中で出会った“彼”が、冷え切った運命に、初めて温もりを灯す。 運命を塗り替えるために歩み始めた、険しくも孤独な道の先。そこで待っていたのは、金の瞳を持つ竜帝—— 「お前を、誰にも渡すつもりはない」 溺愛、独占、そしてトラヴィスの宮廷に渦巻く陰謀と政敵たち。死に戻ったΩは、今度こそ自分自身を救うため、皇妃として“未来”を手繰り寄せる。 愛され、試され、それでも生き抜くために——第二章、ここに開幕。 文字数 70,057 最終更新日 2025.4.6 登録日 2025.3.23 -
2短編 完結 R18お気に入り : 10 24h.ポイント : 248
無垢な後輩のバージンアナルを、カメラの赤い光が点滅する中、巨根が容赦なく貫く――ノンケの理性が、動画のフレームに囚われながらも甘く溶けゆく瞬間、羞恥が快楽に変わる。 新学期の器械体操部ロッカールーム。汗と金属の匂いが染みつく空間で、長身の片岡浩平が、過激なエロ下着の撮影バイトの成果を無邪気に晒す。シースルー布地越しに露茎の輪郭が浮かぶ股間、モザイクすら惜しまぬ大胆なポーズに、後輩たちの視線が熱く絡む。だが、それは序曲に過ぎない。大学院進学資金の獲得を狙う片岡に、アダルト動画のオファーが舞い込む。ノンケ同士のガチ絡み、タチ役の先輩が未経験の後輩を開発するシナリオ――金欠の恥ずかしがり屋、藤政竣也を誘うと、部内の空気が一気に妖しく変わる。「男相手じゃ勃たない…」と抵抗する藤政の短パン股間が、しかし好奇心の疼きにわずかに膨らむ。高瀬恒征の企みで、真邊佑司と坂口太河が即席のデモンストレーションを強いられる。日焼けした坂口の尻肉を割り開き、佑司の仮性包茎がぬめりを塗り広げて沈む感触――坂口の甘い喘ぎが部屋に響き、藤政の理性が揺らぐ。高瀬の指が布地越しに触れ、膨らみを優しく揉みしだく。部内の体育会系ノリが、背徳の熱気を加速させる。このデモが、藤政の心に渇望の種を植え付ける。 数日後、雑居ビル内の撮影スタジオ。照明の白熱が肌を焦がす中、レスリング部員との設定で撮影が始まる。インタビューでぎこちなく笑う二人、キスで舌が絡みつくぬめり、乳首を甘噛みするざらつき――前戯の波が藤政の抵抗を少しずつ溶かす。片岡の18cm巨根が、バージンアナルの入口をゆっくり押し広げていく。正常位で前立腺を抉る感触が痛みを快楽に変える瞬間を、カメラがクローズアップで捉える。バックで尻肉を波打たせ、騎乗位で自ら腰を沈める藤政の表情が、恍惚を湛える。繰り返される寸止めに耐えかねた懇願の声が、スタジオの空気を震わせる。ついに、片岡の巨根が藤政のアナルを根元まで貫き、白濁の予感を孕んだ脈動が内壁を満たす――この瞬間、動画のフレームが二人の運命を永遠に封じ込める。 撮影の余韻が冷めやらぬ中、スタジオからの帰路で二人の視線が絡み合い、薄暗い駐車場で新たな衝動が爆発する。部室への帰還がさらなる連鎖を呼び起こし、シャワールームの湯気の中で部員たちの肉体が溶け合う気配が、渇望をさらに膨張させる。フレームの外側で、欲の渦は静かに広がっていく。 (過激な描写を含むため、18歳以上の読者に限定) 【「男子体操部シリーズ」の第6作です。これまでの5作を先に読んでいただけると、なお一層お楽しみいただけます!】 文字数 34,478 最終更新日 2025.12.7 登録日 2025.11.23 -
3短編 完結 R18お気に入り : 15 24h.ポイント : 170
夏の夜、インカレを終えた男子体操部の5人が、旅館の一室で繰り広げる熱い「団体戦」。試合後の解放感とビールの酔いが、仲間内のトランプゲームを過激な罰ゲームへと変貌させる。畳の上で汗とアルコールの匂いが混じり、蛍光灯の薄暗い光の下、男たちの欲望が暴走する。 4年生2人、3年生1人、2年生2人の5人の筋肉質な体操部員たちが、ポーカーで勝負。最初は腕立てや一発芸といった軽い罰ゲームだったが、ビールの空き缶が増えるにつれ、賭けは「10秒キス」「乳首舐め」とエスカレート。仲間たちの野次とスマホでの撮影が、羞恥と興奮を煽る。ついには「最下位がトップに犯される」という罰ゲームが登場。筋肉質な体が汗で光り、喘ぎ声と肉のぶつかる音が部屋を満たす。行為は正常位、バック、騎乗位と続き、視線とカメラに晒されながら、ノンケの彼らが快楽に溺れていく。行為の合間に交わされる軽口や、仲間同士の信頼感が、過激な場面に奇妙な親密さを添える。汗ばんだ肌、筋肉の収縮、脈打つ陰茎の描写が、読者を物語の熱気の中に引き込む。男同士の絆と欲望が交錯する中、羞恥に顔を赤らめながらも快感に抗えない5人のオスの姿。青春の熱気と背徳感が交錯する一夜を、仲間たちの汗と喘ぎ声とともに描きあげる。この狂気の一夜に、どこまで浸れるか? (過激な描写を含むため、18歳以上の読者に限定) 文字数 18,998 最終更新日 2025.10.3 登録日 2025.9.29 -
4短編 完結 なしお気に入り : 519 24h.ポイント : 92
4年前、酒の席で学生時代からの友人のオリヴァーと「30歳まで独身だったら結婚するか?」と持ちかけた冒険者のエドウィン。そして4年後のオリヴァーの誕生日、エドウィンはその約束の履行を求められてしまう。 キラキラしくて頭いいイケメン貴族×ちょっと薄暗い過去持ち平凡冒険者、の予定 文字数 5,408 最終更新日 2024.10.21 登録日 2024.10.2 -
5短編 連載中 R18お気に入り : 478 24h.ポイント : 35
とある日、一人の冒険者が寂れた人気の無い薄暗い森の奥に足を踏み入れると、奥に儚げ美人の姿をした魔性植物に遭遇する。 いざ討伐と思ったがあまりにも弱そうだったので放置しようとすると、魔性植物は一度で良いから栄養(精液)が欲しいという。 のほほん儚げ美人の魔性植物が強面冒険者を誘い受けする話です。 この世界は女性もいます。同性同士の恋愛結婚も普通にあります。 たぶん子供は魔法でご都合主義的な? 考えていないと思います(笑)。 タイトル浮かばなかったので(仮)ですが、良いのが浮かんだら変えるかも。 思い付いて書いたので内容は有って無いようなモノです。笑って流して下さい。 R18なので*印です。 ※一話目が長いのは、ショートで終わる予定だったため。何話か続きを書こうと思って、短編扱いで連載中に変更になります。 更新は気長にお待ち下さい。 文字数 73,104 最終更新日 2024.5.28 登録日 2023.11.15 -
7短編 完結 R18お気に入り : 72 24h.ポイント : 21
女癖の悪い愛されたがりな不安定美形攻め×フラれ続けても離れられない一途平凡受け 「唯が選ぶのはいつも俺以外の誰かだった」 告白されれば受け入れて、誘われれば寝て。取っ替え引っ替え手を出すくせに絶対に自分のことだけは選ばない親友に恋をしてからもうすぐで10年。他の誰かと関係が切れる度に自分の元へとやってくる男のことを諦めたい主人公と、選ばないくせに向けてくる愛だけは重い掴みどころのない親友との、執着と依存と幸せについての話(多分) っていう切ないからのハピエン保証。お互いに重いです。 ⚠️前作の反動で今回歪みまくってます。 ほんとに若干、虐待表現、流血、暴力に分類されるような描写があります。苦手な方はお気をつけください! 自分の性癖を詰め込みまくった、世界観ゴリゴリ独白多めのなんか薄暗い話。でもハピエンではあります。自分の好みでしかないので、これが刺さる人いたら嬉しすぎるなってレベル。切なくなってればいいなーという他力本願。 文字数 22,425 最終更新日 2024.11.5 登録日 2024.10.29 -
8短編 完結 R18お気に入り : 5 24h.ポイント : 14
結ばれた兄×弟のその後の話。このシリーズの兄と弟の話、https://www.alphapolis.co.jp/novel/557561084/123925254 全体的にやや薄暗いです。 1. ベリーハッピーバースデー 弟の誕生日に身体を繋ぐ兄弟にかかってきた一本の電話ーー。 2. かくれんぼは苦手なんだよね 人気バスケ選手の兄が女優と撮られる話。 3.鳥籠は開けておくから 美脚を曝け出した格好で展示会に行くモデルの弟に独占欲をぶつける兄。 ねっとりめのエロ。 4.傍観者の逡巡 デザイナーケイから見たモデル、イオ(弟)。ケイ→イオ 5.合言葉を聞かせて 4の続き。嫉妬して身勝手な愛をぶつける兄。やや無理矢理目な描写があります。 6.5の続き。三角関係、嫉妬の先の結末。こちらで一旦完結です。 文字数 42,852 最終更新日 2025.5.19 登録日 2025.3.7 -
9短編 完結 なしお気に入り : 119 24h.ポイント : 14
てんつぶさん主催『方言男子アンソロジー』参加作品をWeb横読み用に改行し、ルビを整えたものです(全四話)。ムーンライトにも掲載しています(一括掲載)。 アルファポリスっぽくない作風かと思いますが、お読みいただけると喜びます…… ◇ ◇ ◇ 就職のために田舎の古家に引っ越してきた崇文は、となりの一軒家に住む年下の青年……保と親しくなる。保は親切で田舎暮らしに困る崇文の世話をあれこれと焼き、すっかりふたりは気を許した仲になった。互いに家を行き来して食事を共にするほどに……。しかし崇文は、二十歳そこそこの青年が家族と離れて暮らすのを訝しむ。穏やかで優しい青年に垣間見える影は、崇文の心を揺らすのだった。 文字数 21,132 最終更新日 2023.5.22 登録日 2023.5.19 -
10長編 完結 R18お気に入り : 1,656 24h.ポイント : 14
【第一部完結済み→書籍化】 ー3話まで無料で読めますー 【第二部、完結済み】 α、β、Ωという第二の性がある世界。Ωの千尋は、αのフェロモンを嗅ぐことで、その人間の「運命の番」を探し出す能力を持ち、それを仕事としている。だが、千尋自身は恋人をその運命の番に奪われた過去を持つため、運命の番を嫌悪していた。そんな千尋の護衛となったのは、αのレオ。互いの心の奥底に薄暗い闇を見つけた二人は、急速に惹かれ合う。自分たちが運命の番ではないことはわかっていたが、かけがえのない存在として関係を深めていき……αとΩの本能に抗う二人がたどり着いた結末は――!? 第9回BL小説大賞 奨励賞受賞作品 文字数 377,540 最終更新日 2024.3.15 登録日 2021.8.9 -
12ショートショート 完結 R15お気に入り : 18 24h.ポイント : 7
恋人にもっとあからさまに求めてほしくて浮気を繰り返すクズ攻めと上手に想いを返せなかった受けの薄暗い小話です。「#別れ終わり最後最期バイバイさよならを使わずに別れを表現する」タグで書いたお話でした。少しだけ喘いでいるのでご注意ください。 文字数 569 最終更新日 2020.12.13 登録日 2020.12.13 -
13短編 完結 なしお気に入り : 23 24h.ポイント : 7
本ばかり読む僕といじめっ子の幼馴染と精神疾患のお兄さんの薄暗い話。 恋愛要素は薄目です。 文字数 5,962 最終更新日 2023.1.31 登録日 2023.1.31 -
14短編 完結 R18お気に入り : 243 24h.ポイント : 7
獣人と人が共に暮らすようになって20年……。 共に歩む者もいれば互いを受け入れられない者も……。 そんな世界で暮らす人嫌いの狼の獣人ダンテは日雇いの傭兵として日々の生活を過ごしている。 以前は騎士としての誇りを持ち、充実した生活を過ごしていたのだが、10年前任務中に起こった事件の責任を負わされ騎士としての資格を剥奪される。 それからは荒れた生活を送り騎士としての誇りも消え失せてしまう。 どうしようもない日々がこれからもずっと続くと思っていたある日、ダンテは何者かに襲われる。 目を覚ました時には薄暗い部屋の中……。 そして、その部屋の片隅には膝を抱えうずくまる小さな少年の姿が……。 不可解な事件に巻き込まれたダンテと謎の少年が行き着く先は……。 文字数 26,752 最終更新日 2021.8.20 登録日 2021.8.1 -
15長編 連載中 なしお気に入り : 30 24h.ポイント : 0
「ロナルークが……まさか、俺のことを“好き”だったなんて。」 サンベルッフ学園の生徒アンドリューは、無愛想で距離を取る同級生ロナルークの落とし物を届けようとしていた。これまで冷たくあしらわれてきた彼にわざわざ会いに行くことにも抵抗はあったが、偶然足を運んだ薄暗い倉庫で、アンドリューは思いもよらない光景に出くわす。 そこには、人目を忍んで涙を流すロナルークの姿が——。 泣きながらアンドリューへの想いをこぼすロナルーク。 嫌っていると思われる態度は、全部、緊張と照れ隠しだったのだ。 それを知ったアンドリューの中で、何かが弾ける。 翌日から、アンドリューの態度は一変。 笑顔で話しかけ、手を引き、隙あらば距離を詰めてくる。 突然の猛アタックにロナルークはうろたえ、顔を真っ赤にして逃げ出してしまう。 だがアンドリューは止まらない。 すれ違いから始まったふたりの関係は、 今、恋の攻防戦へと姿を変えてゆく——。 _______________ 誤字脱字等あれば気づき次第修正致します。 文字数 15,902 最終更新日 2025.11.5 登録日 2025.9.20 -
16長編 完結 R18お気に入り : 31 24h.ポイント : 0
「さっさと降伏したらどうだ、海軍!」 「それはこっちの台詞だ、陸軍!」 大陸で戦禍の火種が燻る昭和六年八月、広島県呉港の近くにて。今宵も将来を約束されたエリート海軍大尉・瀧本零士と素行不良が原因で出世コースを外された陸軍大尉・尾坂仙が大喧嘩を繰り広げていた。周囲を呆れさせるほどの罵倒と殴り合いを続ける瀧本と尾坂だったが、しかしどういうわけか二人は喧嘩の最中に忽然と姿を消してしまうことでも有名だった。そんな彼らが乱闘現場から抜け出して向かう先は尾坂の下宿先。 実は喧嘩をしているその裏で、二人は密かに逢い引きを行っていたのだ。 瀧本が上陸するその日は、二人は尾坂の下宿先で激しい交接を行い夜を明かしていた。無論、これは誰にもバレてはいけない秘密である。 犬猿の仲で有名な二人が、態々危険を冒してまで逢い引きを繰り返す理由。それは名門華族の一族出身であり、恩賜組として輝かしい出世を約束されていたはずの尾坂が抱えた薄暗い過去に原因があり…… ・殴る蹴る系の暴力描写があります。 ・サブタイトルの後ろに「※」が付いているのがR18です。 ・作中である登場人物が多数の人間から暴行を受けていたことを示唆する描写や自i傷i行為を行っていた描写がありますが、作者はそれらを称賛する意図はありません。 ・また、舞台背景が1931年であるため、現代の価値観にそぐわない表現が散見されますが、作者にはそれらを肯定する意図もありません。 ・受けが過去に多数の人間と関係を結んでいた描写や、攻めが女性と関係を持っていた事を匂わす描写があります。 ・受けも攻めもどっちとも腹黒いです。ピュアな受けを求めている方はベッキ(後方)へお下がりください ・愛と憎しみだけはたっぷり込めました ※現在第二部を更新中 ※2019年10月24日にタイトルを『鳳仙花』から今のに変えました。 ※この話は2016年11月にpixivで公開した作品の加筆修正版になっております。 ※ふじょっしーさんとムーンライトノベルズさんの所にも転載してあります。 文字数 437,113 最終更新日 2020.2.9 登録日 2019.10.21 -
17長編 連載中 R18お気に入り : 24 24h.ポイント : 0
国立図書館につとめる若き司書、ネロは悩んでいた。 近頃「君の話を聞かせて欲しい」と、柔らかい物腰でネロに話しかけてくる男、ベルテ。裕福層や貴族女性の間でも噂らしい衣料品店のオーナー兼デザイナーである彼を、どこかで見たことがある気がするのだ。 己を見つめるベルテの瞳に何処か仄暗さを感じつつも、ネロはベルテを邪険に扱うことが出来ない。 それが数年前に病で亡くなった、羽振りの良さと比例して黒い噂が絶えなかった商人アルノアと、同じ物だと気づかないまま―― ------------ ちょっと薄暗いけど、基本的にハピエンです。 受けを手に入れるために身分を作り直したド執着おじさん(30歳)×移民の司書少年(18歳) 文字数 95,430 最終更新日 2025.1.6 登録日 2023.10.31 -
18長編 連載中 R15お気に入り : 53 24h.ポイント : 0
上位トレンド入りを起こす程の人気バトル漫画≪異能大戦≫略してーイノセンー。名前の通り異能を持った人間達が何でも願いを叶えるという秘宝≪星屑の涙≫。その秘宝を求めた猛者達が繰り広げる異能バトル漫画にハマっていたこの物語の主人公である青年・目つきの悪い盆陣鵺楼(ぼんじんやろう)。彼は妹・盆陣織田姤(ぼんじんおたく)と共に平凡暮らしをしていたが白梟の仮面を被った謎の集団に襲撃される。深傷を負うもののなんとか妹だけを救出し仲間の1人に妹を託し盆陣は死を迎える筈だった。だが盆陣が意識を取り戻すとそこは見知らぬ薄暗い部屋のベッドの上だった。横から視線を感じた先には人間離れをした麗しい美貌を持つ男が優雅に足を組み座っていた。負傷した盆陣を治療しここまで連れてきたという全身が黒で統一していた怪しげな男。だが初対面であるその男に盆陣はどこか見覚えがあった。 「やぁ。お目覚めかい?怪我してる所悪いけれど少し僕とお話しようか?お兄さん?」 爽やかにそうに笑う彼の瞳は死んでいた。彼から感じていた違和感が解けた盆陣は絶望する。 (おいおい。………マジか。) この男こそがかつて自身が読みあさっていた大人気少年漫画の主人公を散々苦しめた異能大戦略して≪イノセン≫に登場する黒幕・黒磯棗(くろいなつめ)であった。つまり盆陣はここでようやく自身が≪イノセン≫の世界に飛ばされたことを理解したのだった。そして厄介なことに今。凶悪な大量殺人鬼がトリップしたばかりの盆陣の目の前にいる。 (クソ面倒せぇ。) トリップ直後でもう黒幕との接触。窮地に立たされた盆陣の運命はいかに!! ーーただこの盆陣鵺楼という男には世間にもたった1人の家族である妹にも言えない秘密があった。その秘密とは? サイコパス殺人鬼美青年(黒幕)×やる気なしの平凡?(非凡)青年。 異能バトルを舞台にした漫画の世界に飛ばされ盆陣は黒幕から逃げ切り、果たして平凡ライフを送ることができるのか。 そして現実世界で盆陣達を襲った集団の正体は!? 文字数 79,725 最終更新日 2024.11.7 登録日 2024.5.16 -
20ショートショート 連載中 なしお気に入り : 0 24h.ポイント : 0
商家の旦那←貧乏絵師。薄暗い短編です。江戸時代中~後期をイメージしていますが、いまいち似非臭いです。 文字数 2,072 最終更新日 2019.12.1 登録日 2019.12.1 -
21長編 完結 R18お気に入り : 68 24h.ポイント : 0
神降ろしは本家長男の役目である。これがいつから始まったのかは不明らしいが、そういうことになっている。 某屋敷の長男である|蛍一郎《けいいちろう》は儀式の代表として、深夜の仏間にひとり残された。儀式というのは決まった時間に祝詞を奏上し、眠るだけという簡単なもの。 甘かった。誰もいないはずの廊下から、正体不明の足音がする。急いで布団に隠れたが、足音は何の迷いもなく仏間のほうへと確実に近づいてきた。 その何者かに触られ驚き、目蓋を開いてさらに驚いた。それは大学生時代のこと。好意を寄せていた友人がいた。その彼とそっくりそのまま、同じ姿をした者がそこにいたのだ。 序盤のサービスシーンを過ぎたあたりは薄暗いですが、|駿《しゅん》が出るまで頑張ってください。『鼠が出るまで頑張れ』と同じ意味です。 感想ください!「誰やねん駿」とかだけで良いです! 文字数 108,836 最終更新日 2024.10.31 登録日 2024.10.28 -
22短編 完結 R18お気に入り : 153 24h.ポイント : 0
α調教師×Ω青年教師 Ωの青年が薄暗い雑居ビルのホールで、エレベーターを待っていた。入居者プレートには、黒に銀色で"Silver Wolf"の文字が刻まれていた。発情したフリーのΩが、その熱を鎮めるための店だ/エロティックML/R18/オメガバースについて知らなくても読めます。 『イケメン教師陵辱調教』調教師編の抜粋オメガバースバージョン。 設定から既にエロいです。設定のアレンジが耽美。めっちゃエロかったです。R様/途中の苛虐な描写に打ち震え。H様/めちゃめちゃエロかったです。Y様/ 関連作品:『イケメン教師陵辱調教』 Cover Photo by S. Hermann & F. Richter 現在一部公開。(Kindle版、書籍版で販売) 文字数 752 最終更新日 2019.5.5 登録日 2019.5.5 -
23短編 連載中 なしお気に入り : 0 24h.ポイント : 0
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25長編 連載中 R18お気に入り : 10 24h.ポイント : 0
人類にとって天敵めいた『人外』に対抗するべく人類は進化を経た世界。 『人外』との混血として生まれ、『人外』に対抗するべく異能を経た人類、『茨』。 『人外』や『茨』を惹きつけ、庇護されることで生きる『花』。 そしてそれ以外の『常緑』。 『花』と『茨』と『常緑』によって成立する人の社会に身分を偽って溶け込む『人外』の男と、ふわふわと捉えどころのない『花』の男の薄暗い恋愛奇譚。 オメガバパロ。 文字数 26,122 最終更新日 2020.3.30 登録日 2020.3.30 -
26長編 連載中 R18お気に入り : 78 24h.ポイント : 0
嫌悪、嫉妬、増悪、焦燥、恐怖、欲望、後悔、絶望――― そんなものが入り込み蜘蛛の巣となって新たに入ってくる者共を絡め取ろうと待ち構えている。 ここは学園。あらゆる場所から生徒達は送られてきてそこで学び、交流し、過ごしていく。 そこは一部の者達から王道学園と呼ばれていた。だが、そんな生易しいものではない。 華やかな欺瞞で貼り付けられた栄華の裏ではいろいろな理由で厄介払いされた者達が薄暗い感情を滾らせて貶め合う弱肉強食の世界。 そんな中で孤高に高貴に睥睨しているのは学園の生徒会会長。 崇拝と恋慕と寄せられている輝かしく華々しい彼だが、しかし頂点に立っている彼も暗く、悍ましく、闇が渦巻いていた。 そこは栄光のある素晴らしき学園 そこは闇が蔓延る嫌われ者の学園 * * * エブリスタ、小説家になろう、プリ小説にも連載中! 五の倍数の日に投稿予定☆その日以外も気分によって投稿しまっす☆ 文字数 57,684 最終更新日 2022.6.26 登録日 2022.2.8 -
27ショートショート 完結 なしお気に入り : 2 24h.ポイント : 0
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28短編 完結 R18お気に入り : 41 24h.ポイント : 0
社会人である信濃には苦手な同僚がいる。今宵の酒の席でも彼は色んな人と杯を交わす。……だけに飽き足らず、何故か自分の元までやってくる。他社員からも真面目だけが取り柄とされ、薄暗い雰囲気と喋らないことから避けられている自分の所にまで。 彼、瑛二が自分にしつこく絡んでくる理由は不明。どんなにつれない反応を取っても瑛二は変わらず自分の所まで回ってくる。 だが、ついに理由あって寡黙を貫き通す信濃が、瑛二に自分が彼とだけ喋らない事実を目の当たりにされて、沈黙していた彼らの関係に亀裂が走る。 絡みたがるお節介焼き(α)×絶対に避けたい寡黙(Ω) ※かつて別名で公開していた作品になります。 文字数 16,803 最終更新日 2022.10.21 登録日 2022.10.21 -
30長編 完結 R18お気に入り : 22 24h.ポイント : 0
「リアム…もう、大丈夫?」 「ああ……いつも悪いな…蓮」 心配そうにリアムの顔を見詰めながら、蓮は小さな少年の身体を起き上がらせた。薄暗い和室を障子越し照らすのは、夜空を支配する満月の光だ。この光が夜の空を照らす日は、リアムの中の野生が昂り抑制が利かなくなる。 「気にしないで…俺は、リアムのための雌…リアムの番なんだから…」 そう。種としての本能が彼を狂わせ、番う相手との行為を求めさせるのだ。子孫を残すために。己が血を繋ぐために。 「蓮……」 ある日、とある過疎村に住み着き始めた2人の若者、リアムと蓮には人に言われぬ秘密があった。青年リアムと少年蓮は『人狼』とその番であったのだ。正体を隠し、人目を忍んで愛し合う2人は、何にも侵されぬ平穏な暮らしを求めて極東の地を住まいと定めたが……!? 文字数 64,946 最終更新日 2024.12.4 登録日 2024.10.17