1. TOP
  2. 投稿小説
  3. 屋敷の検索結果

投稿小説


Submitted Novels

アルファポリスで投稿されているBL小説のランキングです。

小説の投稿はこちら

詳細検索
R指定
フリーワード 屋敷
R指定 R指定なし R15 R18
  • 91
    短編 完結 R18
    お気に入り : 13 24h.ポイント : 21
    苦くて甘い塩味グリモワール 魔法氏族のノウァは、美人で仕事はできるのに他人の心を斟酌する事ができない残念な男だ。皇都警備隊に属するリカオン獣人のアルスは、そんなノウァがデレるととてつもなく可愛くて、床上手で絶倫だと知っている。所詮自分はセフレでしかないとは思っているが、紫闇の森の奥深くに建つノウァの屋敷を訪れては抱かれている。そんな二人のお話です。 塩彼アンソロジーに寄稿した話しを改稿して掲載します。 ムーンライトノベルズ様にも掲載中。
    文字数 15,816 最終更新日 2023.5.13 登録日 2023.5.13
  • 92
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 28 24h.ポイント : 21
    元ロシア人貴族の祖父をもつ羅音と、幼なじみの杏は、さくらんぼ畑のある広いお屋敷で育った。保護者を亡くした彼らは、義務教育を終えると、ママンが所有していたパリのアパルトマンで、従者の椰子とともに自堕落な生活をはじめた……。
    文字数 4,562 最終更新日 2016.9.29 登録日 2016.2.28
  • 93
    短編 完結 R18
    お気に入り : 52 24h.ポイント : 21
    優しい嘘の見分け方 理由も知らされないまま長い間大きな箱(屋敷)の小さな箱(部屋)の中で育った名もなき少年。 無為に過ぎていく時間。ある日少年はメイドによって外へと連れ出されるが、それは少年にとって解放ではなく――。 少年は何もない小さな箱の中で『愛』を求めていた。 少年の危機を救ったとある男もまた『愛』を求めていた。 ふたりは出逢い、そして男は打算と得体の知れない感情から少年に嘘をついた。 嘘から始まったふたりの関係はどうなっていくのか。 ※暴力、無理矢理な性描写、虐待等の表現があるので苦手な方は自衛をお願いしますm(__)m
    文字数 42,785 最終更新日 2022.5.21 登録日 2022.5.15
  • 94
    長編 完結 R18
    お気に入り : 87 24h.ポイント : 21
    盲目の旅人、マルセルはとある山中で道に迷ってしまう。途方に暮れているところを、通りがかりの無愛想な人物に拾われた。その人物の屋敷に招かれ、成り行きからしばらく一緒に過ごすことに。そうしていると、ある日突然「目を治してやる」と言われ……。 注意 お話の大部分で主人公の目が見えません。地雷の場合はお気をつけください。 撮り溜めていた番組を消化中、某映画を今更見て、触発されてガッと一気に書きました。原型がない上に粗が目立ちますが、許してください。
    文字数 156,128 最終更新日 2021.11.21 登録日 2021.10.31
  • 95
    長編 連載中 なし
    お気に入り : 1,274 24h.ポイント : 21
    花の聖女として異世界に召喚されたオレ オレ、花屋敷コガネ、十八歳。 大学の友だち数人と旅行に行くために家の門を出たらいきなりキラキラした場所に召喚されてしまった。 なんだなんだとビックリしていたら突然、 「君との婚約を破棄させてもらう」 なんて声が聞こえた。 なんだって? ちょっとオバカな主人公が聖女として召喚され、なんだかんだ国を救う話。 ※更新は気紛れです。 ちょこちょこ手直ししながら更新します。
    文字数 52,369 最終更新日 2019.8.19 登録日 2019.7.16
  • 96
    短編 完結 R18
    お気に入り : 54 24h.ポイント : 21
    孤独な屋敷の主人について 盲目が理由で屋敷に軟禁されている兄王子のカルベルは時折「無口くん」と呼ばれる男に抱かれていた。その正体を弟王子であるフォールだと気が付かずに────。 近親相姦(弟兄)です。前半は女性視点で語られる話ですので苦手な方はお控えください。表紙はpixiv(閃揺様)からお借りしました。溺愛タグを入れていますが要素は控えめです。 ※『完結済み』ですが蛇足のような小話が続いたりします。ご了承ください。
    文字数 34,113 最終更新日 2024.2.3 登録日 2024.1.3
  • 97
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 419 24h.ポイント : 21
    闇の魔王に溺愛されています。  王都の商人マットソンの屋敷で下働きをしていたフランシス・セーデン(フラン)は、国の秘宝である「導きの石」が下した神託によって王弟ステファン・ラーゲルレーヴの住む暗黒城に連れていかれる。黒髪のアルファであるステファンは「闇の魔王」と恐れられる強大な魔力の持ち主だ。金色の髪のオメガであるフランはステファンの生贄にされたのだった。  ところが連れていかれた先でのフランの生活は穏やかなものだった。少しわかりにくいところもあるが、ステファンは優しい男で、唯一の側近であるレンナルトとともにフランを甘やかす。食べることもままならず、ろくに字も読めなかったフランに、美味しい食事を与え、教育を施し、自分で考えることの大切さを教えた。フランは徐々に賢く健康な少年に成長していった。  初めてのヒートを通過し、フランの中にステファンへの恋情が生まれる。同時に国の中央に蔓延る悪の存在が明らかになり始め、ステファンはある決意のもとに行動を起こすのだが……。  王族として生まれ、誰よりも強い力を持ちながら不遇の日々を送ってきたステファンと、最も低い身分に生まれ、弱く小さく何も持たないフラン。  豊かさの中で少しずつ腐りかけていたボーデン王国を救うのは……。  まったり溺愛系の予定がなぜか内政物になりそうです(内政物が好き)。  もしよければお付き合いよろしくお願いいたします。 ※ 表紙は「かんたん表紙メーカー」様で作りました。
    文字数 107,445 最終更新日 2021.9.29 登録日 2021.3.7
  • 98
    長編 完結 R18
    お気に入り : 260 24h.ポイント : 14
    この恋は運命  飛鳥 響也(あすか きょうや)は、大富豪の御曹司だ。  申し分のない家柄と財力に加え、頭脳明晰、華やかなルックスと、非の打ち所がない。  第二性はアルファということも手伝って、彼は30歳になるまで恋人に不自由したことがなかった。  しかし、あまたの令嬢と関係を持っても、世継ぎには恵まれない。  合理的な響也は、一年たっても相手が懐妊しなければ、婚約は破棄するのだ。  そんな非情な彼は、社交界で『青髭公』とささやかれていた。  海外の昔話にある、娶る妻を次々に殺害する『青髭公』になぞらえているのだ。  ある日、新しいパートナーを探そうと、響也はマッチング・パーティーを開く。  そこへ天使が舞い降りるように現れたのは、早乙女 麻衣(さおとめ まい)と名乗る18歳の少年だ。  麻衣は父に連れられて、経営難の早乙女家を救うべく、資産家とお近づきになろうとパーティーに参加していた。  響也は麻衣に、一目で惹かれてしまう。  明るく素直な性格も気に入り、プライベートルームに彼を誘ってみた。  第二性がオメガならば、男性でも出産が可能だ。  しかし麻衣は、恋愛経験のないウブな少年だった。  そして、その初めてを捧げる代わりに、響也と正式に婚約したいと望む。  彼は、早乙女家のもとで働く人々を救いたい一心なのだ。  そんな麻衣の熱意に打たれ、響也は自分の屋敷へ彼を婚約者として迎えることに決めた。  喜び勇んで響也の屋敷へと入った麻衣だったが、厳しい現実が待っていた。  一つ屋根の下に住んでいながら、響也に会うことすらままならないのだ。  ワーカホリックの響也は、これまで婚約した令嬢たちとは、妊娠しやすいタイミングでしか会わないような男だった。  子どもを授からなかったら、別れる運命にある響也と麻衣に、波乱万丈な一年間の幕が上がる。  二人の間に果たして、赤ちゃんはやって来るのか……。
    文字数 96,651 最終更新日 2023.10.23 登録日 2023.10.1
  • 99
    短編 完結 R15
    お気に入り : 129 24h.ポイント : 14
    BLゲームの悪役令息であるリアン・ヒスコックに転生してしまった俺は、婚約者である第二王子から断罪されるのを待っていた! なぜなら断罪が領地で療養という軽い処置だから。 婚約破棄をされたリアンは従者のテオと共に領地の屋敷で暮らすことになるが何気ないリアンの一言で、テオがリアンにぐいぐい迫ってきてーー?! 従者×悪役令息
    文字数 9,007 最終更新日 2021.7.7 登録日 2021.7.2
  • 100
    長編 完結 R18
    お気に入り : 50 24h.ポイント : 14
    外見異端児(アルビノ)x次男←長男・三男。 白髪赤瞳の貧乏人だった来は突然妾の子と判明し、街で有名な大地主の家に迎え入れられる。 三兄弟がすでにおり優しい次男に少しつつ惹かれるも、ある事件をきっかけに地下へ長い間閉じ込められてしまう。来の次男への想いは次第に憎しみと変化していき…。 次男を巡った深い執着と愛。その行く末は。 ※攻めが暴力を振るわれたり監禁される場面があります。ただし性的な要素はありません。 ※攻め視点で基本話が進みます。暗い展開が多いです。 完結はしていませんが、来の屋敷編までの掲載となります。続きはもしかしたら更新されるかもしれません。
    文字数 21,056 最終更新日 2020.5.11 登録日 2020.5.3
  • 101
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 102 24h.ポイント : 14
    指先はこいねがう 〜禁忌のケモノ少年は軍人皇子に執愛(とら)われる〜 「――あなたが欲しかったのはおれじゃない」 身分社会の最下層、混血の不可触民であるモモセは、奴隷商人に捕まったことをきっかけに貴族階級と思しき男、ウルドに買われることになる。彼はモモセを「ずっと探していた」と言い、躊躇うことなく抱きしめた。 ウルドは神から見放され、忌み嫌われてきたモモセを屋敷へ連れ帰り、盲目的に溺愛する。 貴い男を穢す罪の意識と、はじめて求められる歓びに押しつぶされるモモセ。 けれど仔どもは覚えている。運命のあの日、男が倒れ伏すモモセを見て、知らぬ誰をかの名前を呟いたことを――。 十年選手の執着男×恋を知れないケモノ少年の、すれ違い主従もの。
    文字数 120,084 最終更新日 2020.11.2 登録日 2020.5.14
  • 102
    長編 連載中 なし
    お気に入り : 51 24h.ポイント : 14
    幼なじみ王子と従者とホットチョコレート  母国を捨て旅人となった元王子ラフィと元従者ミラ。  定住を視野に、穏やかな日々を過ごす。  ある冬、住み込みで働いていた食堂から出て行かなければならなくなった。雪が降り出す前に新しい職場と住むところを探さなければ、凍死の可能性も。  豪商の屋敷に仕事を貰いに行き、雇われる事となった。元王子の主人が、人に仕えるモヤモヤがあったが、豪胆で偏屈な旦那様のお陰で杞憂に終わり、お年寄り旦那様のほぼ専属介護士の愉快な従僕ライフ。  そんなとき、自分と同じ人種――母国の人間を見たという噂を聞いた。強制的に連れ帰らされたら、二度とこんな平和な日常は来ない。  真相を確かめるべく、港の都市に向かう。そこは上流階級の集まる要塞都市。  美人な上に社交的なミラは彼らと華やかな交流をし、ラフィが嫉妬して飛びだしてしまう。 ほのぼの、日常、ほっこり、ラブラブ、喧嘩して、くっついて、ときどき飯テロ、プロポーズして―― 二人が歩む軌跡を。 全年齢対象BL小説。 元従者、過保護な闇系、美人責め(視点人物) ✕ ツンデレデレ不器用な元王子 主従コンビ。 余談: この小説の金貨、日本円にすると一枚、十万~十五万円で考えています(ザル計算) 金貨一万枚で十億~十五億円。
    文字数 228,979 最終更新日 2024.2.6 登録日 2022.11.10
  • 103
    長編 完結 R18
    お気に入り : 205 24h.ポイント : 14
    九重の姫♂は出世を所望する 家の事情で女装する近衛少将が、姫君姿を東宮に見初められてしまう平安風ファンタジー 出世街道まっしぐらの美貌の近衛府少将、九重緋立(ここのえ あけたつ)は、とある事情により自邸では女性の姿で過ごしている。 それを『妹姫』だと勘違いした東宮が屋敷に忍んできて……。 後半は中納言のその後のお話。 失踪した近衛府少将を探して、元中納言、藤原玄馬は官職を辞して吉野の地に来ていた。 消息を尋ねて訪れた屋敷で、玄馬は天女のように美しい荘園領主と出会い……。 身分違いの恋、NTR、ツンデレ要素アリです。
    文字数 82,750 最終更新日 2021.10.15 登録日 2021.10.8
  • 104
    長編 完結 R18
    お気に入り : 34 24h.ポイント : 14
    ◆□◆あらすじ◆□◆ 言霊の森と呼ばれる森の奥で暮らしていたシャールは、普段は本を読んだり、森の中を散策したり、生きていくのに必要な食糧を確保するのが日課だった。 ある日一人の男が訪ねて来る、生前に祖父から連絡をもらったと言い、彼から一緒に暮らそうと誘われる。 けれどシャールは森から出てはいけないと祖父から教えられていることもあり、男の言葉に躊躇していると「ひとりで森に居ても寂しいだろう?」そう言われ、結局ついて行くことにした。 案内された屋敷には、オーディンと言う名の男の子が預かり子として滞在しており、出会った頃は仲良くなれなくてシャールは悩んだが、ある程度の月日が流れると、互いの距離が縮まり、気持ちが変化していく、オーディンに対する自分の気持ちが何なのか、その気持ちに気付いた頃、彼が諸国の王女と婚姻することが決まり、国を離れると言われ、見送ることになる――――。
    文字数 215,062 最終更新日 2023.3.24 登録日 2022.12.13
  • 105
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 28 24h.ポイント : 14
    Luxria〜淫魔の館〜 ドSなバリタチ男の娘淫魔×元ヤリチンノンケの高飛車貴族ジジイのアホエロ。 使用人含めた複数プレイあり、淫魔くん総攻め/貴族ジジイ総受け。 一章は貴族ジジイがメス堕ちするまでの話、二章以降はメス堕ちした貴族と淫魔くんが共謀して、屋敷の使用人たちも堕としていく感じの話になります。 一話ずつでも読める短編連作、不定期更新です。
    文字数 38,111 最終更新日 2022.11.13 登録日 2022.11.12
  • 106
    短編 完結 R15
    お気に入り : 50 24h.ポイント : 14
    鬼百合懺悔 女中の清は、自分の仕える竜樹と安樹を心から愛していた。だが、あるとき美男の使用人が屋敷に入ってきてから変わっていった。 須藤という名の使用人は、どこか裏がありそうで、ある日、竜樹は彼に弱味をにぎられてしまい、逆らえなくなってしまう。それをいいことに、連日連夜、竜樹をもてあそび調教する須藤。やがて家の秘密が明らかになり、すべてが崩壊していく。 未成年の性描写があります。ご注意ください。
    文字数 47,016 最終更新日 2017.7.26 登録日 2017.7.16
  • 107
    短編 完結 R15
    お気に入り : 66 24h.ポイント : 14
    「ああ、もう限界だ......なんでこんなことに!!」 応接室の隙間から、頭を抱える夫、ルドルフの姿が見えた。リオンの帰りが遅いことを知っていたから気が緩み、屋敷で愚痴を溢してしまったのだろう。 三年前、ルドルフの家からの申し出により、リオンは彼と政略的な婚姻関係を結んだ。けれどルドルフには愛する男性がいたのだ。 『限界』という言葉に悩んだリオンはやがてひとつの決断をする。
    文字数 6,895 最終更新日 2023.5.24 登録日 2023.5.24
  • 108
    短編 連載中 なし
    お気に入り : 6 24h.ポイント : 14
    高校1年の夏を迎えた白崎郁人(しらさきいくと)は幼馴染の佐波一哉(さなみいちや)と学校からの帰宅途中、ふと彼との出会いを思い返していた。 郁人が、研究者である父親と2人で幽霊屋敷と名高い家に越してきたのは小学4年の時だった。そこで黒髪黒目の可愛らしい少年に出会う。幼さの中に見え隠れする自嘲気味な笑み。大人びた言動。どこか目を惹く少年。それが一哉だった。 友人として、より以上に近くで一緒に過ごす2人だったが、一哉には郁人に話せないある秘密があり……。
    文字数 79,704 最終更新日 2024.4.21 登録日 2021.9.18
  • 109
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 14 24h.ポイント : 14
    例えば愛しい妻の代わり、憎い兄の代わり、貴重の勇者の血統の人間。そんな風に誰も個人を見てくれない。 勇者の血統がそれなりに広がりただの家の格を誇示する、あるいは裕福さの証明、交渉材料にしか成らなくなってしまった時代に、父親の着服が発覚し、屋敷財産と同じ括り差し押さえられ、罰金と損害の補填の為に売り出されたユーリヤ。 自分を死んだ妻の代わりとしてしか扱わなかった父の次は、能力も無いのに長男というだけ家督を継いだと兄を恨む叔父の元だった。 ただただ主人公に救いが無くてかわいそうに成っちゃうエロ集めです。練習の様に何でもぶっこんで行くつもりです。 『戦いに負けた魔王はヤンデレ勇者に囲われました』に出て来る、勇者の過去話というかヤンデレ拗らせるに至るまでのお話です。 このお話の中では一切救いはありませんが、あっちの方で社畜気質魔王の胃を痛める存在に超進化し、幸せ…?になるんだとお思い下さい。
    文字数 5,158 最終更新日 2021.7.23 登録日 2021.7.20
  • 110
    短編 完結 なし
    お気に入り : 112 24h.ポイント : 14
    貴族軍人と聖夜の再会~ただ君の幸せだけを~ 「こんな姿であの人に会えるわけがない…」 大陸を2つに分けた戦争は終結した。 終戦間際に重症を負った軍人のルーカスは心から慕う上官のスノービル少佐と離れ離れになり、帝都の片隅で路上生活を送ることになる。 一方、少佐は屋敷の者の策略によってルーカスが死んだと知らされて…。 互いを思う2人が戦勝パレードが開催された聖夜祭の日に再会を果たす。 純愛のお話です。 主人公は顔の右半分に火傷を負っていて、右手が無いという状態です。 全3話完結。
    文字数 15,478 最終更新日 2021.12.20 登録日 2021.12.18
  • 111
    短編 連載中 なし
    お気に入り : 39 24h.ポイント : 14
    王太子×元娼館雑用係の男爵家使用人のお話。  表沙汰にできない仕事を任せている偏屈な昔馴染みミハエル・バイパー男爵が、ようやく使用人を雇ったと報告してきたのだから、ひと目見たいと思うのは当然だろう。  彼の屋敷へと乗り込むと、小柄な執事が女主人であるアリスに、一方的に木刀で叩かれそうになっていた。  素早い動きに対応できるはずがないだろうと眺めていたら、執事はギリギリの間でかわした。  なるほど、普段人間に興味がないはずのアリスが拾ってきただけのことはある。  菫色のポニーテールが揺れる様から、目が離せない。  身につけているものは男性のものだが、白い肌や大きな目、小さな体躯はまるで女性で、少し頭が混乱する。  つい、それを本人の前で言葉にしてしまったら、「ひと目で性別がわからないなんて、王太子殿下は人を見る目が無いのですか?」と返され、しまったと思った。  失言だ。  だが、王太子と知っても尚、嫌味を返してきた彼はとても魅力的に感じた。  訪れた静寂から、自らの言葉の意味にようやく気づいたのか、彼の顔から血の気が引いていく。  今まで何度も女性に間違われ、つい反射で返答してしまったということが、察せられた。  先ほどまで威嚇する猫のように睨みつけてきていたのに、怯え始める。  コロコロと変わる表情が新鮮で愛らしい。  わかりやすい子だ。  あぁ、私の手で振り回してもっとたくさんの表情を引き出してやりたい…。  歪む口元を手のひらで隠した。 *** 完結まで書けていないので、のんびり更新お許しください。 その為、途中色々変更する箇所があるかもしれません。ご了承ください。 主人夫妻のお話『裏稼業男爵に飼われるは元殺し屋の黒メイド』も書いています。
    文字数 17,831 最終更新日 2023.12.18 登録日 2023.10.31
  • 112
    短編 完結 R15
    お気に入り : 13 24h.ポイント : 14
    
四季折々に揺蕩う、君に恋焦がれる物語。 春は君に出会い、夏は君に焦がれ、秋は君を憂い、冬は君と――――。 春夏秋冬、君を想う。 これは孤独な神と、それに触れた者の物語————。 ✿❀✿ 春の章。 桜の木の下で、誰かを待ち続ける美しい青年。桜の模様が描かれた羽織を纏うぼんやりとした美しい青年は、首に包帯を巻いており、言葉を紡ぐことができない。そんな声を失った青年の前に現れたのは、春を告げる神だった。 青年が誰を待ち、なぜ声を失ったのか。 桜の蕾が花開く時、青年の瞳に映るモノとは――――。 ❀✿❀ 夏の章。 村の悪しき風習により、龍神の贄に捧げられた少年。 恵みの雨を降らせるため、村の皆のため、少年は谷の底へと落ちていく。 次に目を覚ました時、見たこともないような美しい青年が傍にいた。 彼こそが谷に棲む龍神であり、この地に水を齎す存在であった。 しかし龍神が存在していながら、なぜ村に雨が降らないのか。 その理を知る時、少年は本当の意味で龍神の想いを知ることになる――――。 ✿❀✿ 秋の章。 とある地の領主の領土内。鎮守の森と呼ばれる、聖域があった。そこには白の神と呼ばれる守人がおり、この地を守護しているという言い伝えが、遠い昔、古の時代からあった――――。 赤や黃、混ざりあった色とりどりの色彩が豊かな季節。秋。 狩りを禁止されているはずの鎮守の森で、罠にかかって弱っている白い毛の狐がいた。従者とともに森の見回りをしていた、この地の若き領主である桂秋は、この地が崇めている森への信仰心から、その珍しい白い狐を罠から逃がしてやるのだった。 ❀✿❀ 冬の章。 山神様の花嫁。 それは、男でも女でも関係なく、極月に生まれ、ある"印"が身体に現れた子が番として選ばれる。 親以外はその顔を見てはならない。 触れてはならない。 声を聞いてはならない。 故に、屋敷から出さず、人に晒さず、その時が来るまで幽閉される決まりがあった。 そして十五歳の誕生日、少年は山神様の花嫁となるため、用意された籠に乗り、山の頂へと運ばれて行く――――。 ◆この作品は、カクヨムさん、小説家になろうさんでも掲載しております。
    文字数 55,778 最終更新日 2024.2.25 登録日 2023.10.24
  • 113
    短編 完結 R18
    お気に入り : 68 24h.ポイント : 14
    魔の物×不幸な少年。 大きなお屋敷の使用人をしていた蜜は、嫌な仕事をおしつけられ虐げられていた。ある日、屋敷の主人が蜜に命じた。"魔の物”を捕まえたからお前が世話係になれ、と。牢に閉じ込められた魔の物は、人間の姿をしていて乱暴な男だった。魔の物は檻越しに蜜を捕まえると、ここから出さないとお前を殺すと脅迫した。しかし不幸な生い立ちの蜜はいっそ殺された方がマシだろうと無気力だった。
    文字数 5,812 最終更新日 2021.9.25 登録日 2021.9.25
  • 114
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 44 24h.ポイント : 14
    オリジナルBL小説。オメガバース設定・妊娠表現あり 「この蝶は、鬼にしか見えぬ蝶だ……」 衣音は、都の要と呼ばれる呪術師・六間に拾われ、育てられた。 ある夕闇の中、妖しい蝶を追ってたどり着いたのは六間の弟子の屋敷だった。 そこで、衣音はある美しい男に出会う。 衣音を鬼と呼び、無体を強いる男。玻璃王。 衣音は、玻璃王によって、思い知らされる。人間ではなかったのだと。 そして、知る。 快楽と、己の運命を。
    文字数 3,452 最終更新日 2020.3.22 登録日 2020.3.10
  • 115
    短編 完結 R18
    お気に入り : 81 24h.ポイント : 7
    終わりよければすべて良し 父親と後妻ではあったが本当の子供のように可愛がってくれた優しい義母が死んで、実母と弟が屋敷に戻ってきてからトマスの地獄は始まった。自分を嫌う実母に、勝手に婚姻を決められ嫁がなければいけない状況になっても、トマスにはそれを跳ねのける術はない。家は弟が継ぐことが決まっているし、トマスには他に頼れる人間もいないのだから。半ば諦めていたトマスだが、結婚式当日に一人の男に声をかけられたかと思えば攫われてしまう。聞けば男はアランと言い、隣国の公爵だという。何故公爵がと戸惑うトマスにアランは言った。――君の弟に頼まれたのだと。 ※てんつぶさんが企画された怪盗アンソロジーに寄稿したお話になります。一万字内での執筆のため、エロ部分やや薄めです。
    文字数 9,075 最終更新日 2021.8.23 登録日 2021.8.22
  • 116
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 3 24h.ポイント : 7
    雪・月・華 ー白き魂ー 借金の方に売られた少年、潤一。 地元の名士の屋敷で下働きとして奉公するうち、広大な敷地の片隅にある蔵で、自らを〝化物〟だと言う少年、智樹と出会う。 一目合った瞬間から智樹の存在が忘れられなくなった潤一は、人目を盗んでは蔵に通い、智樹との逢瀬を重ねた。 そうするうち、二人の間には微かな恋心が芽生え始めるが…… ※作中、流血等残虐な場面や虐待、また差別的な要素が多く含まれていますが、物語を描く上で必要な表現であったことご了承下さい。 ※この作品は、他サイトにて過去に同タイトルで公開していたものを、若干の加筆修正及び、登場人物名を変更した上で公開しております。
    文字数 28,644 最終更新日 2023.2.5 登録日 2022.11.27
  • 117
    長編 完結 R18
    お気に入り : 22 24h.ポイント : 7
    向こう岸の楽園 ■先祖代々による淫呪の血を引く青年は、ストリップ劇場で孤独に生きていた。 ある日、陸軍将校に身請された主人公は、屋敷で暮らすことになるが、軍人は青年の謎めいた血筋を解き明かそうと動きだす──。 ■本作はミステリアスダークロマンがテーマです。R18描写は随所に散らばっていますので、ご了承のうえ読み進めてください。 ※ 独自解釈+造語あり。エセ大正時代、一部誘い受け、凌辱(回想)シーンあります。筆者の趣味丸出しにつき成人向けです。 ※ 初出2021年[淫呪の青年を愛でる男]加筆修正 ※ 初出2022年[幼生閉口]セルフオマージュ
    文字数 136,000 最終更新日 2023.6.20 登録日 2023.3.20
  • 118
    短編 連載中 R18
    お気に入り : 7 24h.ポイント : 7
    幼少期に親に捨てられ、男性専用遊郭に未来の男娼候補として買い取られた主人公。 男娼として働き始め暫くたったころ遊郭から逃げ出したが運悪く領主の護衛によって捕まえられてしまう。 そのまま領主の屋敷にとらえられ、遊郭に戻されそうになるも「一目ぼれした」という領主により側近として働くことを提案される。 初めは領主の考えを理解できなかった主人公だが側近として働くうちにお互いに惹かれあい… 題名未定なのでこんなんですがいつか決めようと思ってます―。 初めての挑戦なので大目に見てくれると幸いです。
    文字数 1,394 最終更新日 2023.4.11 登録日 2023.4.11
  • 119
    短編 連載中 なし
    お気に入り : 5 24h.ポイント : 7
    神様の住む森に暮らす“神様”と、彼に“嫁いだ少年”。 定めだから嫁いだ少年と定めだからと少年を欲した神様が、定めだからではない“素敵な関係”を作ろうとする。 ひとつひとつ、ボタンをかけていくようにお互いの気持ちを合わせようと知って行こうとするには十分すぎる時間のある二人の新しい人生は始まったばかり。 ✔︎ 神様は頭だけ犬で後は人の半獣人 ✔︎ 嫁いだ少年は幼い時から自分の定めを知っている ✔︎ 神様の住まう屋敷はしゃべることができる動物(しもべ)がたくさん ✔︎ ほのぼの、時々切ない ▶︎ タイトルの頭に『★』があるものは、個人サイトでリクエストしていただいたものです。こちらではリクエスト内容やお礼などの後書きを省略させていただいています。
    文字数 11,417 最終更新日 2024.4.7 登録日 2024.4.5
  • 120
    長編 連載中 R18
    お気に入り : 37 24h.ポイント : 7
    町中で視線を感じたら、上を見上げてはいけないよ。 赤い格子の向こう側、白兎と目が合ってしまったら、取って喰われる--。 自分の名前さえ忘れてしまった『白兎』。 狭い部屋の中で外を眺めるうさぎは、ただそこで景色の移ろいを眺めていた。 知らないことを知りたがったうさぎの手を取ったのは、うさぎに魅了されてしまった『椿』。 赤と白は交わるのか? 何故彼は白兎と呼ばれるのか? うさぎが真実を取り戻す時、其処にあるのは幸か不幸か--。 屋敷の奥座敷、たった一部屋の物語。 ※18禁/なんちゃって時代物 ※縦読み推奨
    文字数 22,020 最終更新日 2018.12.16 登録日 2017.12.12