Submitted Novels
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121長編 連載中 なしお気に入り : 1,275 24h.ポイント : 7
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122短編 完結 なしお気に入り : 112 24h.ポイント : 7
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123短編 連載中 なしお気に入り : 39 24h.ポイント : 7
王太子×元娼館雑用係の男爵家使用人のお話。 表沙汰にできない仕事を任せている偏屈な昔馴染みミハエル・バイパー男爵が、ようやく使用人を雇ったと報告してきたのだから、ひと目見たいと思うのは当然だろう。 彼の屋敷へと乗り込むと、小柄な執事が女主人であるアリスに、一方的に木刀で叩かれそうになっていた。 素早い動きに対応できるはずがないだろうと眺めていたら、執事はギリギリの間でかわした。 なるほど、普段人間に興味がないはずのアリスが拾ってきただけのことはある。 菫色のポニーテールが揺れる様から、目が離せない。 身につけているものは男性のものだが、白い肌や大きな目、小さな体躯はまるで女性で、少し頭が混乱する。 つい、それを本人の前で言葉にしてしまったら、「ひと目で性別がわからないなんて、王太子殿下は人を見る目が無いのですか?」と返され、しまったと思った。 失言だ。 だが、王太子と知っても尚、嫌味を返してきた彼はとても魅力的に感じた。 訪れた静寂から、自らの言葉の意味にようやく気づいたのか、彼の顔から血の気が引いていく。 今まで何度も女性に間違われ、つい反射で返答してしまったということが、察せられた。 先ほどまで威嚇する猫のように睨みつけてきていたのに、怯え始める。 コロコロと変わる表情が新鮮で愛らしい。 わかりやすい子だ。 あぁ、私の手で振り回してもっとたくさんの表情を引き出してやりたい…。 歪む口元を手のひらで隠した。 *** 完結まで書けていないので、のんびり更新お許しください。 その為、途中色々変更する箇所があるかもしれません。ご了承ください。 主人夫妻のお話『裏稼業男爵に飼われるは元殺し屋の黒メイド』も書いています。 文字数 17,831 最終更新日 2023.12.18 登録日 2023.10.31 -
124短編 完結 R18お気に入り : 34 24h.ポイント : 7
田舎にある屋敷で働く執事のアンブローズ。半年程前に料理人として働き始めたニールと、度々、深夜の厨房で二人だけの試食会をしていた。ある日、ニールの申し出で、二人で酒を飲むことになった。壮年の男二人の楽しい夜が始まった。熊みたいな料理人と美しい壮年執事のちょっとしたお話。 料理人✕執事。 ※てんつぶ様主催の執事アンソロジーに寄稿させていただいた作品です。 ※ムーンライトノベルズさんでも公開しております。 文字数 12,573 最終更新日 2023.1.3 登録日 2023.1.3 -
125短編 完結 R15お気に入り : 13 24h.ポイント : 7
春は君に出会い、夏は君に焦がれ、秋は君を憂い、冬は君と――――。 春夏秋冬、君を想う。 これは孤独な神と、それに触れた者の物語————。 ✿❀✿ 春の章。 桜の木の下で、誰かを待ち続ける美しい青年。桜の模様が描かれた羽織を纏うぼんやりとした美しい青年は、首に包帯を巻いており、言葉を紡ぐことができない。そんな声を失った青年の前に現れたのは、春を告げる神だった。 青年が誰を待ち、なぜ声を失ったのか。 桜の蕾が花開く時、青年の瞳に映るモノとは――――。 ❀✿❀ 夏の章。 村の悪しき風習により、龍神の贄に捧げられた少年。 恵みの雨を降らせるため、村の皆のため、少年は谷の底へと落ちていく。 次に目を覚ました時、見たこともないような美しい青年が傍にいた。 彼こそが谷に棲む龍神であり、この地に水を齎す存在であった。 しかし龍神が存在していながら、なぜ村に雨が降らないのか。 その理を知る時、少年は本当の意味で龍神の想いを知ることになる――――。 ✿❀✿ 秋の章。 とある地の領主の領土内。鎮守の森と呼ばれる、聖域があった。そこには白の神と呼ばれる守人がおり、この地を守護しているという言い伝えが、遠い昔、古の時代からあった――――。 赤や黃、混ざりあった色とりどりの色彩が豊かな季節。秋。 狩りを禁止されているはずの鎮守の森で、罠にかかって弱っている白い毛の狐がいた。従者とともに森の見回りをしていた、この地の若き領主である桂秋は、この地が崇めている森への信仰心から、その珍しい白い狐を罠から逃がしてやるのだった。 ❀✿❀ 冬の章。 山神様の花嫁。 それは、男でも女でも関係なく、極月に生まれ、ある"印"が身体に現れた子が番として選ばれる。 親以外はその顔を見てはならない。 触れてはならない。 声を聞いてはならない。 故に、屋敷から出さず、人に晒さず、その時が来るまで幽閉される決まりがあった。 そして十五歳の誕生日、少年は山神様の花嫁となるため、用意された籠に乗り、山の頂へと運ばれて行く――――。 ◆この作品は、カクヨムさん、小説家になろうさんでも掲載しております。 文字数 55,778 最終更新日 2024.2.25 登録日 2023.10.24 -
129短編 完結 なしお気に入り : 20 24h.ポイント : 7
久々に会った幼馴染みの西尾は認知症で深夜徘徊を繰り返す祖母と二人でゴミ屋敷で暮らし、過呼吸で苦しんでいた。その理由が小学生の時の年上女性による強制わいせつに由来すると知った吉良は、西尾の心を自分に向けるために『神様』になった。 文字数 20,684 最終更新日 2020.3.18 登録日 2020.3.18 -
130短編 完結 R18お気に入り : 221 24h.ポイント : 7
女好きで遊んでばかりの三男ダレスに父は、手を焼いていた。そんなお坊ちゃんに唯一、愛想を尽かさず忠誠を誓いお世話をし続けているのは、従者ではなく専属騎士ウルソンだった。 自由奔放で女遊びの激しい主に、騎士は“だかれたい”と思うほどの淡い恋ごろを抱いていた。想いが募っていくばかりの頃、ある日、坊っちゃんは屋敷に少年を連れてきて・・・ 想いを募らせるばかりで苦しくなったウルソンの前に、ダレスにそっくりな兄、ダンレンが現れる。 遊び人貴族三男×専属騎士 金髪碧目美青年×黒髪高身長体育会系 R18シーンには※を付けています。 浣腸シーン(過激でない)あります/受けが流されやすい/エロ※/媚薬/嫉妬/潮吹き/拘束/切ない/片想い/年下×年上 文字数 37,740 最終更新日 2022.4.4 登録日 2022.2.5 -
131長編 連載中 R18お気に入り : 419 24h.ポイント : 7
王都の商人マットソンの屋敷で下働きをしていたフランシス・セーデン(フラン)は、国の秘宝である「導きの石」が下した神託によって王弟ステファン・ラーゲルレーヴの住む暗黒城に連れていかれる。黒髪のアルファであるステファンは「闇の魔王」と恐れられる強大な魔力の持ち主だ。金色の髪のオメガであるフランはステファンの生贄にされたのだった。 ところが連れていかれた先でのフランの生活は穏やかなものだった。少しわかりにくいところもあるが、ステファンは優しい男で、唯一の側近であるレンナルトとともにフランを甘やかす。食べることもままならず、ろくに字も読めなかったフランに、美味しい食事を与え、教育を施し、自分で考えることの大切さを教えた。フランは徐々に賢く健康な少年に成長していった。 初めてのヒートを通過し、フランの中にステファンへの恋情が生まれる。同時に国の中央に蔓延る悪の存在が明らかになり始め、ステファンはある決意のもとに行動を起こすのだが……。 王族として生まれ、誰よりも強い力を持ちながら不遇の日々を送ってきたステファンと、最も低い身分に生まれ、弱く小さく何も持たないフラン。 豊かさの中で少しずつ腐りかけていたボーデン王国を救うのは……。 まったり溺愛系の予定がなぜか内政物になりそうです(内政物が好き)。 もしよければお付き合いよろしくお願いいたします。 ※ 表紙は「かんたん表紙メーカー」様で作りました。 文字数 107,445 最終更新日 2021.9.29 登録日 2021.3.7 -
132ショートショート 完結 R18お気に入り : 42 24h.ポイント : 7
男たちが身体を売る裏家敷にもホワイトディの季節が来た。 屋敷内で配られたクッキーを口にする青年だったが、それも淫らな遊戯への序章に過ぎず――。 ✿成人向け。未成年のかたの閲覧はおやめください。 ✿SLAVE番外編SSです。本編のお気に入り数が一時的なものかもしれませんが80件になっていたので、勝手に祝杯を上げたいと思います。 ✿この屋敷は本編の屋敷ではありません。そのくらいぶっとんでいます。別次元枠。 ✿多分、これのみでも読めます。というか、中身内容はないよぅ。やまなしおちなしいみなしとは。 ✿本編→https://www.alphapolis.co.jp/novel/54693141/166551612 文字数 11,048 最終更新日 2022.4.12 登録日 2022.3.12 -
134長編 完結 R18お気に入り : 288 24h.ポイント : 0
貴族の屋敷で働くことになったアレクは薔薇が咲き乱れる庭で、銀の薔薇と名乗る男に出会う。 いきなり一目惚れと言われ唇まで奪われてしまうが、アレクには守りたい大切な人がいて…… それは、幼い頃に自分のせいで怪我をさせ歩けなくなってしまったご主人様のギルバート様。 なんとかしてギルバート様のお役に立ちたいと思うアレクだが、彼は心を閉ざしていてなかなかに世話をさせてもらえない。けれど、持ち前の明るさと純粋さで、徐々にギルバートの心は開かれていき……。 文字数 107,033 最終更新日 2021.7.15 登録日 2021.6.26 -
135長編 完結 R18お気に入り : 24 24h.ポイント : 0
※R18※ご神託で国を動かす神子様の、日々の『お勤め』とは…。一般リーマン×神子様! 僕の名前は、四つあった。 家人(けにん)は僕の事を『よび様』と呼ぶ。 でもお勤めの最初には『皇城充樹(すめらぎみつき)』と名乗る。 参拝者様は僕を『神子様(みこさま)』と呼ぶ。 父である先代だけが、僕の事を『珠樹(たまき)』と呼んだ。 物心ついた時にはすでにそうだったから、僕にはそれが当たり前だった。 僕にしか出来ない神聖な『お勤め』をこなし、ご神託を占い、四角い木の格子のある部屋で僕は俗世の穢れから『守られて』いた。 生まれて二十年間、変わらなかった世界は、だけど二十歳の誕生日に一変した。 政臣(まさおみ)さんという男性と娶せられる事になり、秘密の多い関係が始まった。 初めて屋敷の外に出て、初めて自動車に乗って、初めて動物園でぱんだの赤ちゃんを見て。 政臣さんの涼しげな奥二重が僕に微笑むのを見ると、何だか足元がふわふわする。 それは確かに、新聞連載の物語で読んだ事のある、『初恋』という心地のような気がするのだった。 文字数 74,199 最終更新日 2021.10.31 登録日 2021.10.2 -
136長編 連載中 なしお気に入り : 7 24h.ポイント : 0
『あらすじ』 とある依頼により地方の山奥にやってきた祓い師の御屋敷晴明。 仕事中に見知らぬ男が現れ、共に調査をすることに……。 男は浮世離れした姿をしており、結界や瘴気にも平気な顔をしていることから普通の人間ではないことを早々に見抜く。 隠すつもりがないのか妖だろうと問うても男は動じず、親し気に晴明に話しかけてくる。 「……相も変わらず律儀だな」 「今何て……?」 「いや、こちらのことだ」 男は何かを隠している。 それでも悪い妖ではないのだろうと信じた晴明は男の名を聞く。 「――雨月」 そう名乗った男は何か目的をもって動いているようだ。 遥か昔の因縁を断つため、晴明の運命が大きく動き出す――。 文字数 37,670 最終更新日 2023.11.16 登録日 2023.8.26 -
137長編 連載中 R18お気に入り : 3 24h.ポイント : 0
借金の方に売られた少年、潤一。 地元の名士の屋敷で下働きとして奉公するうち、広大な敷地の片隅にある蔵で、自らを〝化物〟だと言う少年、智樹と出会う。 一目合った瞬間から智樹の存在が忘れられなくなった潤一は、人目を盗んでは蔵に通い、智樹との逢瀬を重ねた。 そうするうち、二人の間には微かな恋心が芽生え始めるが…… ※作中、流血等残虐な場面や虐待、また差別的な要素が多く含まれていますが、物語を描く上で必要な表現であったことご了承下さい。 ※この作品は、他サイトにて過去に同タイトルで公開していたものを、若干の加筆修正及び、登場人物名を変更した上で公開しております。 文字数 28,644 最終更新日 2023.2.5 登録日 2022.11.27 -
138長編 完結 R18お気に入り : 22 24h.ポイント : 0
■先祖代々による淫呪の血を引く青年は、ストリップ劇場で孤独に生きていた。 ある日、陸軍将校に身請された主人公は、屋敷で暮らすことになるが、軍人は青年の謎めいた血筋を解き明かそうと動きだす──。 ■本作はミステリアスダークロマンがテーマです。R18描写は随所に散らばっていますので、ご了承のうえ読み進めてください。 ※ 独自解釈+造語あり。エセ大正時代、一部誘い受け、凌辱(回想)シーンあります。筆者の趣味丸出しにつき成人向けです。 ※ 初出2021年[淫呪の青年を愛でる男]加筆修正 ※ 初出2022年[幼生閉口]セルフオマージュ 文字数 136,000 最終更新日 2023.6.20 登録日 2023.3.20 -
140長編 連載中 R18お気に入り : 12 24h.ポイント : 0
お金持ちで広い屋敷に住む 碧海(あおい)使用人達とどこか距離があり屋敷にいてもほぼ一人ぼっちだった。 そこに 父からの手紙 【やっほー パパだよー碧海ちゃん元気ー? 今はイタリアにいるよ お土産送るから楽しみにしてね~ この後はアマゾンに行ってみようかな?と思ってる あ、それから 専用執事付けることにしたから 仲良くしてね☆】 ※ 初心者です 辻褄が合わない とか 誤字脱字があるかもしまれせん!どうか暖かく見守って頂けると助かります(´ヮ`;) 文字数 2,554 最終更新日 2017.1.20 登録日 2017.1.11 -
142短編 連載中 なしお気に入り : 5 24h.ポイント : 0
神様の住む森に暮らす“神様”と、彼に“嫁いだ少年”。 定めだから嫁いだ少年と定めだからと少年を欲した神様が、定めだからではない“素敵な関係”を作ろうとする。 ひとつひとつ、ボタンをかけていくようにお互いの気持ちを合わせようと知って行こうとするには十分すぎる時間のある二人の新しい人生は始まったばかり。 ✔︎ 神様は頭だけ犬で後は人の半獣人 ✔︎ 嫁いだ少年は幼い時から自分の定めを知っている ✔︎ 神様の住まう屋敷はしゃべることができる動物(しもべ)がたくさん ✔︎ ほのぼの、時々切ない ▶︎ タイトルの頭に『★』があるものは、個人サイトでリクエストしていただいたものです。こちらではリクエスト内容やお礼などの後書きを省略させていただいています。 文字数 11,417 最終更新日 2024.4.7 登録日 2024.4.5 -
143長編 連載中 なしお気に入り : 30 24h.ポイント : 0
学校からの帰宅中、突然マンホールが光って知らない場所にいた神田伊織は森の中を彷徨っていた 魔獣に襲われ通りかかった騎士に助けてもらったところ、なぜだか騎士にいたく気に入られて屋敷に連れて帰られて執事となった。 そこまではよかったがなぜだか騎士に別の意味で気に入られていたのだった。 だがその騎士にも秘密があった―――。 その秘密を知り、伊織はどう決断していくのか。 文字数 2,434 最終更新日 2022.3.31 登録日 2022.3.31 -
144長編 連載中 R18お気に入り : 40 24h.ポイント : 0
第二王子シルヴァは、母親の亡きあと金色の髪が原因で王城から追い出され、あてがわれた屋敷中の人間に虐げられてきた。 しかし、ある日ルーファスを名乗る侍従が現れ、シルヴァを取り巻く環境は劇的に変わっていく。 “ ルーファスがいれば何もいらない。” ルーファスのおかげで驚くほどの平穏を手に入れたシルヴァは、古いお屋敷で世俗から離れ、彼とともに暮らしていこうと、そう心に決めていた。 腹違いの兄、王太子アーサーが留学から帰国し、シルヴァにある一言を告げるまでは。 「王になるのは、お前だ」 これは、真に“父王殺し”の彼が幸せになるまでの物語。 *表紙はAIイラストです。 文字数 26,778 最終更新日 2024.3.30 登録日 2023.8.28 -
145長編 連載中 R18お気に入り : 34 24h.ポイント : 0
俺の初恋の子が生贄に……。 ある日、公園であった男の子に一目惚れした双子の兄である山城海斗。 ストーカーばりにベランダから男の子を見つめ続け四年経ったある日、その姿が見えなくなる。心配していた矢先、十年以上前に出て行って音沙汰無かった兄に呼び出された。幼少期を過ごした屋敷に呼ばれ、行くとそこには、愛おしい彼がいた。 誘拐された彼は無理難題のゲームをさせられようとしていた。このままでは、生贄にされてしまう。 なんとか一目惚れした男の子を助けてあげたいと、奮闘する四男のお話。 「絶望の白 〜狼の館から脱出せよ〜」の海斗目線となります。 葉山彰の目線から見て頂くと、話が分かりやすいかと思われます。 読者の皆様へ 今まで見て下った皆様には大変申し訳ありませんが、スランプに陥りました。少しの間お休みしたいと思います。申し訳ありません。 文字数 64,414 最終更新日 2020.12.25 登録日 2020.11.28 -
146ショートショート 完結 なしお気に入り : 12 24h.ポイント : 0
ある夜、イースタンの屋敷の執務室にしりが現れた。 文字数 21,739 最終更新日 2023.9.21 登録日 2023.9.14 -
147短編 完結 R18お気に入り : 17 24h.ポイント : 0
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148長編 完結 R18お気に入り : 308 24h.ポイント : 0
※オリジナル設定を含んでいます ※誤字脱字あると思います ※エブリスタの掲載作品を部分修正した作品です ※【弍】はエブリスタにて限定公開(既に完結済)です 𝐒𝐭𝐨𝐫𝐲 代々青葉家に産まれる金色の瞳を持つ者達は特別だ。 彼等は18を迎えると同時に「龍神」と呼ばれる人成らざる者の元へ「供物」として捧げられる。生きる意味を持たずして生まれた叶は死ぬ覚悟で主の元へと行くが、「供物を無惨に喰らうバケモノ」と呼ばれている主は、叶を喰らうどころかお世話係として屋敷に置き始める。死ぬ覚悟をし、絶望の淵に立っていた叶が龍神と出逢い、愛を知る、切なくて優しい物語。 𝐒𝐩𝐞𝐜𝐢𝐚𝐥 𝐓𝐡𝐚𝐧𝐤𝐬 朔羽ゆき様@sakuhayuki_ (素敵なイラストを有難う御座います) (イラストの著作権は全て朔羽ゆき様に御座います) (無断転載は断固禁止です) 文字数 56,014 最終更新日 2021.12.22 登録日 2021.10.3 -
149長編 連載中 なしお気に入り : 51 24h.ポイント : 0
母国を捨て旅人となった元王子ラフィと元従者ミラ。 定住を視野に、穏やかな日々を過ごす。 ある冬、住み込みで働いていた食堂から出て行かなければならなくなった。雪が降り出す前に新しい職場と住むところを探さなければ、凍死の可能性も。 豪商の屋敷に仕事を貰いに行き、雇われる事となった。元王子の主人が、人に仕えるモヤモヤがあったが、豪胆で偏屈な旦那様のお陰で杞憂に終わり、お年寄り旦那様のほぼ専属介護士の愉快な従僕ライフ。 そんなとき、自分と同じ人種――母国の人間を見たという噂を聞いた。強制的に連れ帰らされたら、二度とこんな平和な日常は来ない。 真相を確かめるべく、港の都市に向かう。そこは上流階級の集まる要塞都市。 美人な上に社交的なミラは彼らと華やかな交流をし、ラフィが嫉妬して飛びだしてしまう。 ほのぼの、日常、ほっこり、ラブラブ、喧嘩して、くっついて、ときどき飯テロ、プロポーズして―― 二人が歩む軌跡を。 全年齢対象BL小説。 元従者、過保護な闇系、美人責め(視点人物) ✕ ツンデレデレ不器用な元王子 主従コンビ。 余談: この小説の金貨、日本円にすると一枚、十万~十五万円で考えています(ザル計算) 金貨一万枚で十億~十五億円。 文字数 228,979 最終更新日 2024.2.6 登録日 2022.11.10